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ゼルグラン
大会受付
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結局私がやらかして性能評価は終了になった。
「今のでオーバーブーストしてなかったの?ヤバいわね…。」
「最終兵器ミナ。いや、『ミナへいきだもん!』って言ってもらおうか。」
何それソラちゃん?いつものネタだろうけど…。
「今の魔法は何だい?見たことなかったんだけど。」
「ええと…鑑定してみましたけど魔法名はありませんでした。」
「オリジナルって事かねぇ…。それなら自分で名前を付けちゃいなよ。その方が発動しやすいから。」
「はい。それじゃあ……ブラストフォールで。」
「分かりやすくていいんじゃない?」
鑑定で自分の魔法欄を確認したらブラストフォールが追加されていた。
消費が67535とか表示されているんだけど…。
「私なら使えそうね。でも扱いは精霊魔法なんでしょ?どう呼び掛けようかしら。」
精霊魔法は自分のイメージを精霊に伝えて発動させる魔法らしいから上手く伝わらないと想像通りの魔法ができないらしい。
自分の契約精霊に事前に細かく伝えておけば使えるんじゃないかな?
「そもそもミナはどうやって使うのよ。精神力が全然足らないじゃない。」
「ラッキーシュートで代用するしかないですね。」
「は?消費魔力に代用できるの?」
「やったらできちゃいました。」
「はぁ…驚くというか呆れるわ。」
そんなこと言われても。
「取り敢えず実験はこれでお終いだから、一旦ゼルグランに帰りましょう。」
オリハルコンドラゴンバスターもしまって帰ることに。
「威力も射程も飛躍的に向上したし、もうドラゴンバスターとは別物よね。名前考えを変えようか。」
「高威力…ドラゴンより上…メテオマッシャー?」
「それいいわね。分かりやすいし。ソラ採用!」
オリハルコンドラゴンバスターはメテオマッシャーに名前が変更された。
ゼルグランに帰って来て宿屋に戻ると、出場の最終確認をしたいという伝言が来ていたので急遽お城の方へ行くことに。
途中でソラちゃんの武具の作成者のロックさん、テュケ君の武具の作成者のグリエールさんと合流してみんなで向かう。
大会用ミスリルを売っていた鍛治ギルドが主催って訳ではないんだね。
お城の中庭に参加の受付が作られていた。若いドワーフが受付をしていた。
「大会出場者はこちらで最終確認を行います。順番に並んでください。」
グリーエルさんとテュケ君、ロックさんとソラちゃんが先に受付を済ませる。
次はいよいよ私の番だ。
「次の人!」
「お願いします。」
「鍛治師は?」
「私です。」
「じゃあ出場者は?」
「それも私です。」
「そうか…。こことここにサインと、武装の登録を行うので提出を頼む。」
「わかりました。」
書類に手早くサインをして、インベントリから小剣とブレストプレートと両手足のガード。手足の防具は打撃もし易い様にカスタマイズしておいた。
「これは…!本当にお前さんが作ったのかい?」
「はい。」
「念の為に鑑定しても?」
「いいですよ。」
ここで行う鑑定は装備のスペックを見る為のものではなく、作成者を確認する為のものらしい。
作成者なんて鑑定で分かるんだね。
「ふむふむ。確かにお前さんの作品だ。疑ってすまなかった。」
「いえ。気にしないでください。」
私が鍛治をできるとは誰も思わないよね。実際にやった事は無いし。
「登録完了だ。大会のルールは大丈夫か?」
「はい。知り合いからある程度聞いています。」
「そうか。一応話しておくが、この大会は武具屋の対抗戦という側面もあるからな。お前さんはどこにも所属していないみたいだから、武具屋対抗の成績には作成者の名前で掲示されるから知っておいてくれ。」
「分かりました。」
「装備は明日まで大会委員が預かる。健闘を祈る。」
「ありがとうございます!」
装備を預かるのはこの後ルールに抵触する改造をさせない為らしい。後は明日、時間通りに会場に行けばいいだけだね。
「みんな登録は終わったね。グレードンの奴が大会出場者全員と関係者を労いたいって宴を用意しているらしいからみんな城に入るよ。」
大会参加者全員って相当な数になるんじゃないの?グレードンさんって太っ腹なんだね。
「単に飲んで騒ぎたいだけさね。」
身も蓋もない事を…。
「うおぉぉぉっっ!!何てこったー!!」
受付で騒いでいるドワーフがいる。みんなそっちを見ていた。
「装備不可能なら登録は出来ません。」
「そんなバカな!?なんでだ!?」
よく見たらグリムルドさんだった。何かトラブルでもあったのかな?近くに行ってみた。
「無茶をせんでください。絶対に無理ですから!」
「いいや!ここまで来て出場できないなんてありえん!意地でも装着してやるぞ!」
「どう見ても入りませんって!」
係の人が集まって来てグリムルドさんを押さえている。尚も抵抗をしているけど騒ぎが大きくなって来た。大丈夫かな?
「グリムルドさん、何かあったんですか?」
「おお!!ミナか!困った事になってな…そうだ!ミナ、俺の装備を使って大会に出てはくれんか?」
「私、出場者なんですよ。」
「なんと…万策尽きたか…。」
ガックリと項垂れるグリムルドさん。
受付のテーブルには長剣と大盾、軽鎧にアームガードが置いてある。
「剣と盾に力を入れすぎて防具の製作を急ぎ過ぎた…まさか寸法を大幅に間違えているなんて…。」
なるほど…グリムルドさん本人が装備して大会に出る予定だったのに鎧とアームガードのサイズが合わないと。
「一生の不覚…。」
「これは確かに、グリムルドさんの体には合いそうにないですね。」
ユキさんもついて来てくれていて、アームガードを着けてみたりしている。
「おお!ユキ!お前さん、それを着けて出てくれないか!?」
「私がですか?」
「ほれ、鎧も着けてみてくれ。ピッタリではないがお前さんなら着られる筈だ!」
言われるままに鎧を着けてみるユキさん。
「何とか着られる感じですね。あちこち緩いです。」
「そこらへんはこの場で調整する。ちょっと待ってろ!」
そう言ってユキさんに鎧とアームガードを着けさせたまま調整をする。グリムルドさん。
「よし!どうだ?」
「まあ、これなら普通に動けるかも知れないですね。」
「じゃあ頼む!この装備で出てくれないか?」
「どうしましょう…。」
ユキさんは私の方を見る。本当に困っているみたい。
「ユキさんがいいのなら出てあげたらどうかな?テュケ君の応援ができなくなっちゃうけど。」
「オレなら気にしなくていいぜ!ねーちゃん達と一度戦ってみたかったし!」
「そういう事なら、いいですよ。」
「ありがとう!本当にありがとう!!」
急遽ユキさんも大会に出場する事になった。
「今のでオーバーブーストしてなかったの?ヤバいわね…。」
「最終兵器ミナ。いや、『ミナへいきだもん!』って言ってもらおうか。」
何それソラちゃん?いつものネタだろうけど…。
「今の魔法は何だい?見たことなかったんだけど。」
「ええと…鑑定してみましたけど魔法名はありませんでした。」
「オリジナルって事かねぇ…。それなら自分で名前を付けちゃいなよ。その方が発動しやすいから。」
「はい。それじゃあ……ブラストフォールで。」
「分かりやすくていいんじゃない?」
鑑定で自分の魔法欄を確認したらブラストフォールが追加されていた。
消費が67535とか表示されているんだけど…。
「私なら使えそうね。でも扱いは精霊魔法なんでしょ?どう呼び掛けようかしら。」
精霊魔法は自分のイメージを精霊に伝えて発動させる魔法らしいから上手く伝わらないと想像通りの魔法ができないらしい。
自分の契約精霊に事前に細かく伝えておけば使えるんじゃないかな?
「そもそもミナはどうやって使うのよ。精神力が全然足らないじゃない。」
「ラッキーシュートで代用するしかないですね。」
「は?消費魔力に代用できるの?」
「やったらできちゃいました。」
「はぁ…驚くというか呆れるわ。」
そんなこと言われても。
「取り敢えず実験はこれでお終いだから、一旦ゼルグランに帰りましょう。」
オリハルコンドラゴンバスターもしまって帰ることに。
「威力も射程も飛躍的に向上したし、もうドラゴンバスターとは別物よね。名前考えを変えようか。」
「高威力…ドラゴンより上…メテオマッシャー?」
「それいいわね。分かりやすいし。ソラ採用!」
オリハルコンドラゴンバスターはメテオマッシャーに名前が変更された。
ゼルグランに帰って来て宿屋に戻ると、出場の最終確認をしたいという伝言が来ていたので急遽お城の方へ行くことに。
途中でソラちゃんの武具の作成者のロックさん、テュケ君の武具の作成者のグリエールさんと合流してみんなで向かう。
大会用ミスリルを売っていた鍛治ギルドが主催って訳ではないんだね。
お城の中庭に参加の受付が作られていた。若いドワーフが受付をしていた。
「大会出場者はこちらで最終確認を行います。順番に並んでください。」
グリーエルさんとテュケ君、ロックさんとソラちゃんが先に受付を済ませる。
次はいよいよ私の番だ。
「次の人!」
「お願いします。」
「鍛治師は?」
「私です。」
「じゃあ出場者は?」
「それも私です。」
「そうか…。こことここにサインと、武装の登録を行うので提出を頼む。」
「わかりました。」
書類に手早くサインをして、インベントリから小剣とブレストプレートと両手足のガード。手足の防具は打撃もし易い様にカスタマイズしておいた。
「これは…!本当にお前さんが作ったのかい?」
「はい。」
「念の為に鑑定しても?」
「いいですよ。」
ここで行う鑑定は装備のスペックを見る為のものではなく、作成者を確認する為のものらしい。
作成者なんて鑑定で分かるんだね。
「ふむふむ。確かにお前さんの作品だ。疑ってすまなかった。」
「いえ。気にしないでください。」
私が鍛治をできるとは誰も思わないよね。実際にやった事は無いし。
「登録完了だ。大会のルールは大丈夫か?」
「はい。知り合いからある程度聞いています。」
「そうか。一応話しておくが、この大会は武具屋の対抗戦という側面もあるからな。お前さんはどこにも所属していないみたいだから、武具屋対抗の成績には作成者の名前で掲示されるから知っておいてくれ。」
「分かりました。」
「装備は明日まで大会委員が預かる。健闘を祈る。」
「ありがとうございます!」
装備を預かるのはこの後ルールに抵触する改造をさせない為らしい。後は明日、時間通りに会場に行けばいいだけだね。
「みんな登録は終わったね。グレードンの奴が大会出場者全員と関係者を労いたいって宴を用意しているらしいからみんな城に入るよ。」
大会参加者全員って相当な数になるんじゃないの?グレードンさんって太っ腹なんだね。
「単に飲んで騒ぎたいだけさね。」
身も蓋もない事を…。
「うおぉぉぉっっ!!何てこったー!!」
受付で騒いでいるドワーフがいる。みんなそっちを見ていた。
「装備不可能なら登録は出来ません。」
「そんなバカな!?なんでだ!?」
よく見たらグリムルドさんだった。何かトラブルでもあったのかな?近くに行ってみた。
「無茶をせんでください。絶対に無理ですから!」
「いいや!ここまで来て出場できないなんてありえん!意地でも装着してやるぞ!」
「どう見ても入りませんって!」
係の人が集まって来てグリムルドさんを押さえている。尚も抵抗をしているけど騒ぎが大きくなって来た。大丈夫かな?
「グリムルドさん、何かあったんですか?」
「おお!!ミナか!困った事になってな…そうだ!ミナ、俺の装備を使って大会に出てはくれんか?」
「私、出場者なんですよ。」
「なんと…万策尽きたか…。」
ガックリと項垂れるグリムルドさん。
受付のテーブルには長剣と大盾、軽鎧にアームガードが置いてある。
「剣と盾に力を入れすぎて防具の製作を急ぎ過ぎた…まさか寸法を大幅に間違えているなんて…。」
なるほど…グリムルドさん本人が装備して大会に出る予定だったのに鎧とアームガードのサイズが合わないと。
「一生の不覚…。」
「これは確かに、グリムルドさんの体には合いそうにないですね。」
ユキさんもついて来てくれていて、アームガードを着けてみたりしている。
「おお!ユキ!お前さん、それを着けて出てくれないか!?」
「私がですか?」
「ほれ、鎧も着けてみてくれ。ピッタリではないがお前さんなら着られる筈だ!」
言われるままに鎧を着けてみるユキさん。
「何とか着られる感じですね。あちこち緩いです。」
「そこらへんはこの場で調整する。ちょっと待ってろ!」
そう言ってユキさんに鎧とアームガードを着けさせたまま調整をする。グリムルドさん。
「よし!どうだ?」
「まあ、これなら普通に動けるかも知れないですね。」
「じゃあ頼む!この装備で出てくれないか?」
「どうしましょう…。」
ユキさんは私の方を見る。本当に困っているみたい。
「ユキさんがいいのなら出てあげたらどうかな?テュケ君の応援ができなくなっちゃうけど。」
「オレなら気にしなくていいぜ!ねーちゃん達と一度戦ってみたかったし!」
「そういう事なら、いいですよ。」
「ありがとう!本当にありがとう!!」
急遽ユキさんも大会に出場する事になった。
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