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第35話 夏休みの楽しい家族計画。親が頑張れば子も頑張るもんだよ! その6
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「あのね。英語がわかんないのよぉぉ!!」
「はぁ? なんでよ? 友香ねぇさん英語できるじゃん。お仕事でも使っているんでしょ」
「で、ですよぉぉ!! でもね、違うのよ。私が日常的に使っている英語と、学校で教える英語って違うのよ。まるで別の言葉みたいなのよ!」
「なんで、そんなことないでしょ、だって私に教えてくれるのだってちゃんと……あ、も、もしかして……友香ねぇさんって国語とかって苦手だった?」
「はへぇ―? 国語? あんまり得じゃなかった」
あっ、それだ!
実を言えば、私も”あれ”って思う時があるんだよねぇ。『和訳』テストで和訳のところが間違っているていうのが気に入らない。
「もしかしてさぁ、和訳すると意味が違ちゃうなんていう感じじゃないの?」
「ん、そ、それ!! そうなのよ。私がこうだって思っていたのが、日本語にするとこのテキストじゃ違うことになっているのよ。それってどういうことなの?」
「ああ、やっぱり、私もなんか感覚が違うんじゃないのかなぁって思うこと結構あるんだぁ―」
でもさ、それを先生に訴えたにせよ、たぶん先生は相手にしてくんないと思うから黙っているけど。これって日常英語と、勉強の英語とじゃ微妙に違うっていうことなんだよねぇ。
まぁねぇ―、英語を無理に日本語に直すこと自体、一番難しいことなんだと思うんだよねぇ。だって日本語って、いやいや国語って苦手なんだもん。
「なんか、相当行き詰っていない?」
「来ている!! ああああ、もう行き詰ってるよう!」
「だったらさぁ、気分転換しない?」
「気分転換って?」
「あのさ、これから朋絵と美奈子たちと新しい水着買いに行くんだけど、……友香ねぇさんも……来る?」
「ん、水着?」
「そう、ほら、みんなで行くじゃん温泉旅館。そこの海で着る水着をね」
「ああああ、そうねぇ――――。そう言えば私も水着―――――あっ、やっぱり買わなきゃ。だってもう何年も買ってないし、着ていないよ」
「だと思った。じゃぁさぁ―、一緒に行こうよ」
「でもいいのぉ? 私なんかついていちゃって」
「いいのいいの。さっ、準備して」と言いながらそのことをあの二人に連絡した。
そうしたらなんと、美奈子のお母さんも一緒に行くことになった。
ん―――――、これはもしかして何か起こりそうな予感もするけど、でもいいんじゃない。女5人水着の品定め。ついでに体の品定めでもしますか、美奈子のお母さんの――――うしししっ!
落ち合う場所はここから一番近いショッピングモール。あそこに行けば大抵のものは揃っているはず。それに前に行ったときちょっと気になる水着チラ見していたから。まだあるといいんだけど。
それに友香ねぇさんがどんな水着を選ぶのか興味もあるしねぇ。
スタイルはいいから、十分まだビキニなんて着れるだろうしねぇ。どんな水着で悩殺させるんだろうね。
そんなことを思いながら私達は出かけた。
モールで3人と落合、さっそく水着売り場へと繰り出す。
残念ながら、私のお目当ての水着はなかったけど、意外な展開になってしまったのは自分でもびっくりだ!
「はぁ? なんでよ? 友香ねぇさん英語できるじゃん。お仕事でも使っているんでしょ」
「で、ですよぉぉ!! でもね、違うのよ。私が日常的に使っている英語と、学校で教える英語って違うのよ。まるで別の言葉みたいなのよ!」
「なんで、そんなことないでしょ、だって私に教えてくれるのだってちゃんと……あ、も、もしかして……友香ねぇさんって国語とかって苦手だった?」
「はへぇ―? 国語? あんまり得じゃなかった」
あっ、それだ!
実を言えば、私も”あれ”って思う時があるんだよねぇ。『和訳』テストで和訳のところが間違っているていうのが気に入らない。
「もしかしてさぁ、和訳すると意味が違ちゃうなんていう感じじゃないの?」
「ん、そ、それ!! そうなのよ。私がこうだって思っていたのが、日本語にするとこのテキストじゃ違うことになっているのよ。それってどういうことなの?」
「ああ、やっぱり、私もなんか感覚が違うんじゃないのかなぁって思うこと結構あるんだぁ―」
でもさ、それを先生に訴えたにせよ、たぶん先生は相手にしてくんないと思うから黙っているけど。これって日常英語と、勉強の英語とじゃ微妙に違うっていうことなんだよねぇ。
まぁねぇ―、英語を無理に日本語に直すこと自体、一番難しいことなんだと思うんだよねぇ。だって日本語って、いやいや国語って苦手なんだもん。
「なんか、相当行き詰っていない?」
「来ている!! ああああ、もう行き詰ってるよう!」
「だったらさぁ、気分転換しない?」
「気分転換って?」
「あのさ、これから朋絵と美奈子たちと新しい水着買いに行くんだけど、……友香ねぇさんも……来る?」
「ん、水着?」
「そう、ほら、みんなで行くじゃん温泉旅館。そこの海で着る水着をね」
「ああああ、そうねぇ――――。そう言えば私も水着―――――あっ、やっぱり買わなきゃ。だってもう何年も買ってないし、着ていないよ」
「だと思った。じゃぁさぁ―、一緒に行こうよ」
「でもいいのぉ? 私なんかついていちゃって」
「いいのいいの。さっ、準備して」と言いながらそのことをあの二人に連絡した。
そうしたらなんと、美奈子のお母さんも一緒に行くことになった。
ん―――――、これはもしかして何か起こりそうな予感もするけど、でもいいんじゃない。女5人水着の品定め。ついでに体の品定めでもしますか、美奈子のお母さんの――――うしししっ!
落ち合う場所はここから一番近いショッピングモール。あそこに行けば大抵のものは揃っているはず。それに前に行ったときちょっと気になる水着チラ見していたから。まだあるといいんだけど。
それに友香ねぇさんがどんな水着を選ぶのか興味もあるしねぇ。
スタイルはいいから、十分まだビキニなんて着れるだろうしねぇ。どんな水着で悩殺させるんだろうね。
そんなことを思いながら私達は出かけた。
モールで3人と落合、さっそく水着売り場へと繰り出す。
残念ながら、私のお目当ての水着はなかったけど、意外な展開になってしまったのは自分でもびっくりだ!
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