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「好き」な人以外を、「好き」と思える事が「好き」
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みなひゃん、おひゃようございます。伊勢嶋雪兎、16歳ホモれすぅ…♡やだなぁ。取り込み中とか、そんなんじゃないですよぉ。
ただちょっと、恋をして世界が変わったってだけです。いや冗談抜きで、世界がキラキラと輝いて見えるもんですね。こんなの昔、キ○プリの応援上映を見た時以来です。
道をすれ違う人たちの顔までもが、みなさんそれぞれ美しく見えるんですよ。与謝野晶子さんが、何かそんな感じの句を残していたような。
恋をするって、人を好きになるってこんな気持ちなんだなぁ…。俺は今まで、特定の相手に惹かれる事が「好き」であり「恋」だと思っていました。だけど、それだけじゃないんですね。彼…あお君が好きだなんて、もはや当然の事で敢えて言うまでもないんですよ。
それよりも、彼を取り巻く環境が…。今まで、何ともなしに見ていた風景が。世界の全てが、何もかもを愛おしく思える。これが、恋ってやつかぁ。「好き」な人以外を、「好き」と思える事が「好き」…?何だか禅問答みたいで、言ってる自分でもよく分からなくなってきたぞ。
それより今日は、いつもより2時間ほど早起きをしました。もちろん、愛しのあお君と通学するためにですよ。彼は毎朝サッカー自主練をしてるんで、その練習に付き合ってから一緒に登校します。
本来、朝はクッソ苦手なんですが…。これも、愛の力をもってすれば余裕!むしろ、普段よりも晴れ晴れとした気分で目覚めました。何でなんでしょうね。明け方3時頃まで、BL小説の執筆するのを控えたからでしょうか。母さんにも、めっちゃからかわれましたよ。
「あのお寝坊さんな雪兎が早起きだなんて、明日は雹かしらねぇ…。ってかこないだガチで降ったんで、しばらくは勘弁してほしいわ」
とか言いながら、快くお菓子と紅茶が入った水筒を手渡してくれました。練習後、二人で食べるようにって。相手がどんな人とも言ってないけど、俺たちの仲を応援してくれるみたい。ありがとう、母さん!俺はあお君と結婚するから、伊勢嶋家の存続は兄貴のうちの誰かに任せたよ!3人もいるんだから、ホモじゃない奴が誰かはいるでしょ。
さて、自転車漕いで(最近、新品のロードバイクに乗り換えました)向かうはあお君宅。お父さんはオーストラリアなので、今は祖父母の家で厄介になってるんだとか。お母さんは、どうしてらっしゃるんだろう…。なんて、気になっても軽々しくは聞けないなぁ。ご家庭の事情とか、色々とあるんだろうしね。
思ってたよりも、めちゃくちゃ近所でした。これなら、お互いにもっと行き来したものを。うぅ。今まで、何をしてたんだろうと悔やまれる。まぁ、LIMEごしにア○ニーしてた時間も楽しいっちゃ楽しかったですけどね。
彼のお祖父さまが出られましたが、あお君はまだ部屋で支度してるんですって。ちょっと、早く来すぎたかも。外で待ってるのも、何だから。って、お宅に通されてお茶を入れて頂きました。そんな、気を使って頂かなくてよかったんですけどね。
「あんたの事は、よーく存じ上げておりますよ。伊勢嶋さんの一家を知らないなんてモグリは、この辺にゃいねぇ。病院の方にも、あんたのお祖父さんの代からお世話になってます。まったく、足向けては寝られませんや」
作者は群馬弁ネイティブではないので、老人の喋り方は作者のステレオタイプを当てはめています。ところで、地元住民から今のような事を言われるのは一回や二回じゃありません。俺自身は何もしていないけど、ちょっと鼻が高い気分になりますね。
また、今の院長と若先生…。父さんと、桜兄さんの事ですね。彼らも対応や診察が丁寧なので、とっても感謝しているのだとか。これも、当人たちに伝えればきっと喜ぶでしょう。
「昨年亡くなられた、あんたのお祖母さん…。トミさんにも、本当によくして頂いた。だからね。私たちゃ、伊勢嶋さんに敵対しようとか。悪く言おうとか。そんな気持ちは、これーーっぽっちも持ち合わせておりません。雪兎さん。当然ながら、孫のあんたに対してもです」
「それは、どうも…?」
何だろう、この人。口では丁寧な事を言っているようで、なんだか言葉の端々に棘があるような。何だかむしろ、伊勢嶋家に対して…。いや、俺に対して悪く言う事があるみたいじゃない?
老人はさらに言葉を続けたかったようだが、あお君が支度を終えて二階の部屋から降りてきた。「余計な事を言うなよ」と、口に出さないでもその顔に書いてある。結局、そのまま彼は口に蓋をして何も言わなくなった…。ので、何とも複雑な気分のままでお宅を後にした。
近所の河原で、あお君の練習風景を眺めながら…。彼の、お祖父さんの言葉を思い出していました。あれって、やっぱり…。男同士で付き合う事に対して、だったんですよね?悪く言うとか、言わないとか。そうとしか、考えられない。
普段BLで慣れ親しんでるし、うちの家族もそう言う偏見を持った人間が一人もいないから…。感覚がマヒしてたけど、やっぱあれが世間の目ってやつなのかな。ご年配だから、特に意識が古いってのもあるだろうけど。
俺は、ホモに生まれて悩んだ事なんて一度もないけど…。もし白い目で見る人がいるのなら、それはその人側の問題なんだし。BLでよくある「ホモで悩む展開」を見て、こんなもんフィクションだよって思ってた。だけど、さっきみたいなやり取りは…。やっぱ、ちょっとだけショックだったかも。
そんな事を考えているのが、顔に書いてあったのだろう。あお君が練習を早めに切り上げて、こちらに来てくれた。そういや意識があっちに飛んで、彼の練習姿もしっかり見てなかったな。だけどやっぱり、超がつくほど格好良かったと思う。
そのまま俺の身体を抱きしめて、そっと唇に口づけてくれた。今日は、舌突っ込んだり八重歯舐めたりとかじゃなくて優しめのキスだった。練習で火照った彼の身体が、今はさらに優しく感じる。
「あお君、こんな所で…。誰かに、見られちゃうよ」
「ごめんな。ちょっと、我慢出来なくて。それと、今日は来てくれてありがとう。だけど…無理しなくても、いいんだぜ?毎朝早くに、付き合わせるのも悪いし。雪兎、本当は朝とか超弱いくせに」
だから、何でそれを知ってるんだろう。これでも、一度も学校に遅刻した事はないんだけどね。まぁ、身体弱くて欠席するのはしょっちゅうだけどさ。それでも毎朝からっ風に吹かれながら自転車通学してるうち、多少は体力がついてきた気はする。
近くのベンチで腰を下ろして、母さんの手作りマフィンを一緒に食べる事とした。
「うめぇな。やっぱ、沙都子さんのお菓子は…あーっと。雪兎の母さんのお菓子、すげぇ美味いな。さぞかし、作った本人も美人なんだろうなー(棒)」
何を今更、白々しい。どうせ、うちの家族構成やら人柄くらいは全て把握してるんだろう。いやむしろ、うちの家族…。家族を含めて、周りのみんなもあお君の事を知っていたりして。昔、ちょっと群馬にいたって話だもんな。知らないのは…忘れているのは、俺一人って事?それも、何かやだなぁ。
ところで、明日からマジでどうしよう。あお君がああ言ったのは、ぶっちゃけ彼の祖父母と俺を会わせたくないからだろう。確かに俺も、あんな思いは二度としたくないし…。早起きするのも、すでに辛くなってきた所だ。
でも放課後は放課後で、彼は部活の方で遅くまで練習してるし…。こっちから合わせないと、いつまでも二人きりになるタイミングがないんだよなぁ。声をかけようとした所、向こうの方が先に言葉を発した。
「ごめん、遮って。由香里姉ちゃんから、電話だわ」
はい?電話?ベンチの上に置いたスマホ、うんともすんとも反応してませんけど…?と思っていたら次の瞬間、真顔のままで彼が言った。
「とおるるるるる、とうおおるるるるるるるる」
!?!?!?!?
何?何なの、いきなり。この人、ドッピオか何かなの?ボスから、秘密の連絡でも入ったの?
声をかけようとしたが、彼は同じ表情のままで近くに置いてあったバッグを開けた。例の、ホモランドセルのやつね。そして中から、お子様携帯と思われるガラケーを取り出した。
それ、まだ契約続いてるの…?というか、明らかに電源自体がついていないように見えるけど…?こちらがそう考えるのもお構いなしに、彼は電話を耳に当てて「通話」を始めた。
「あ、由香里姉ちゃん?今日は午後から小雨が降るけど、傘が必要な程じゃないって?昼飯の後、技術室の前あたりの廊下は人目がなくて雪兎とキスするチャンスだって?ラッキーナンバーは9で、カラーは黄色?オッケー、オッケー。それじゃ、またな」
そして、「通話」が終わったと同時にこちらを向き直って言った。
「だってさ」
だってさ、じゃねぇよ!い…今のは一体、何だったの?いつも話題に出てた「姉ちゃん」とは、そうやって話してた訳?「由香里姉ちゃん」は、実在する人物なの?それ、もしかして君の頭の中にだけいるんじゃない?
あお君。いや、一ノ瀬蒼。こいつは、この人は…。
ビョウキデース!
何かもう、彼のお祖父さんの言葉とかはどうでも良くなった。それに、彼が俺の家族を知ってる事とかそこら辺も。
だけど同時に、百年くらいの恋も冷めたかな。
スンッ…。
ただちょっと、恋をして世界が変わったってだけです。いや冗談抜きで、世界がキラキラと輝いて見えるもんですね。こんなの昔、キ○プリの応援上映を見た時以来です。
道をすれ違う人たちの顔までもが、みなさんそれぞれ美しく見えるんですよ。与謝野晶子さんが、何かそんな感じの句を残していたような。
恋をするって、人を好きになるってこんな気持ちなんだなぁ…。俺は今まで、特定の相手に惹かれる事が「好き」であり「恋」だと思っていました。だけど、それだけじゃないんですね。彼…あお君が好きだなんて、もはや当然の事で敢えて言うまでもないんですよ。
それよりも、彼を取り巻く環境が…。今まで、何ともなしに見ていた風景が。世界の全てが、何もかもを愛おしく思える。これが、恋ってやつかぁ。「好き」な人以外を、「好き」と思える事が「好き」…?何だか禅問答みたいで、言ってる自分でもよく分からなくなってきたぞ。
それより今日は、いつもより2時間ほど早起きをしました。もちろん、愛しのあお君と通学するためにですよ。彼は毎朝サッカー自主練をしてるんで、その練習に付き合ってから一緒に登校します。
本来、朝はクッソ苦手なんですが…。これも、愛の力をもってすれば余裕!むしろ、普段よりも晴れ晴れとした気分で目覚めました。何でなんでしょうね。明け方3時頃まで、BL小説の執筆するのを控えたからでしょうか。母さんにも、めっちゃからかわれましたよ。
「あのお寝坊さんな雪兎が早起きだなんて、明日は雹かしらねぇ…。ってかこないだガチで降ったんで、しばらくは勘弁してほしいわ」
とか言いながら、快くお菓子と紅茶が入った水筒を手渡してくれました。練習後、二人で食べるようにって。相手がどんな人とも言ってないけど、俺たちの仲を応援してくれるみたい。ありがとう、母さん!俺はあお君と結婚するから、伊勢嶋家の存続は兄貴のうちの誰かに任せたよ!3人もいるんだから、ホモじゃない奴が誰かはいるでしょ。
さて、自転車漕いで(最近、新品のロードバイクに乗り換えました)向かうはあお君宅。お父さんはオーストラリアなので、今は祖父母の家で厄介になってるんだとか。お母さんは、どうしてらっしゃるんだろう…。なんて、気になっても軽々しくは聞けないなぁ。ご家庭の事情とか、色々とあるんだろうしね。
思ってたよりも、めちゃくちゃ近所でした。これなら、お互いにもっと行き来したものを。うぅ。今まで、何をしてたんだろうと悔やまれる。まぁ、LIMEごしにア○ニーしてた時間も楽しいっちゃ楽しかったですけどね。
彼のお祖父さまが出られましたが、あお君はまだ部屋で支度してるんですって。ちょっと、早く来すぎたかも。外で待ってるのも、何だから。って、お宅に通されてお茶を入れて頂きました。そんな、気を使って頂かなくてよかったんですけどね。
「あんたの事は、よーく存じ上げておりますよ。伊勢嶋さんの一家を知らないなんてモグリは、この辺にゃいねぇ。病院の方にも、あんたのお祖父さんの代からお世話になってます。まったく、足向けては寝られませんや」
作者は群馬弁ネイティブではないので、老人の喋り方は作者のステレオタイプを当てはめています。ところで、地元住民から今のような事を言われるのは一回や二回じゃありません。俺自身は何もしていないけど、ちょっと鼻が高い気分になりますね。
また、今の院長と若先生…。父さんと、桜兄さんの事ですね。彼らも対応や診察が丁寧なので、とっても感謝しているのだとか。これも、当人たちに伝えればきっと喜ぶでしょう。
「昨年亡くなられた、あんたのお祖母さん…。トミさんにも、本当によくして頂いた。だからね。私たちゃ、伊勢嶋さんに敵対しようとか。悪く言おうとか。そんな気持ちは、これーーっぽっちも持ち合わせておりません。雪兎さん。当然ながら、孫のあんたに対してもです」
「それは、どうも…?」
何だろう、この人。口では丁寧な事を言っているようで、なんだか言葉の端々に棘があるような。何だかむしろ、伊勢嶋家に対して…。いや、俺に対して悪く言う事があるみたいじゃない?
老人はさらに言葉を続けたかったようだが、あお君が支度を終えて二階の部屋から降りてきた。「余計な事を言うなよ」と、口に出さないでもその顔に書いてある。結局、そのまま彼は口に蓋をして何も言わなくなった…。ので、何とも複雑な気分のままでお宅を後にした。
近所の河原で、あお君の練習風景を眺めながら…。彼の、お祖父さんの言葉を思い出していました。あれって、やっぱり…。男同士で付き合う事に対して、だったんですよね?悪く言うとか、言わないとか。そうとしか、考えられない。
普段BLで慣れ親しんでるし、うちの家族もそう言う偏見を持った人間が一人もいないから…。感覚がマヒしてたけど、やっぱあれが世間の目ってやつなのかな。ご年配だから、特に意識が古いってのもあるだろうけど。
俺は、ホモに生まれて悩んだ事なんて一度もないけど…。もし白い目で見る人がいるのなら、それはその人側の問題なんだし。BLでよくある「ホモで悩む展開」を見て、こんなもんフィクションだよって思ってた。だけど、さっきみたいなやり取りは…。やっぱ、ちょっとだけショックだったかも。
そんな事を考えているのが、顔に書いてあったのだろう。あお君が練習を早めに切り上げて、こちらに来てくれた。そういや意識があっちに飛んで、彼の練習姿もしっかり見てなかったな。だけどやっぱり、超がつくほど格好良かったと思う。
そのまま俺の身体を抱きしめて、そっと唇に口づけてくれた。今日は、舌突っ込んだり八重歯舐めたりとかじゃなくて優しめのキスだった。練習で火照った彼の身体が、今はさらに優しく感じる。
「あお君、こんな所で…。誰かに、見られちゃうよ」
「ごめんな。ちょっと、我慢出来なくて。それと、今日は来てくれてありがとう。だけど…無理しなくても、いいんだぜ?毎朝早くに、付き合わせるのも悪いし。雪兎、本当は朝とか超弱いくせに」
だから、何でそれを知ってるんだろう。これでも、一度も学校に遅刻した事はないんだけどね。まぁ、身体弱くて欠席するのはしょっちゅうだけどさ。それでも毎朝からっ風に吹かれながら自転車通学してるうち、多少は体力がついてきた気はする。
近くのベンチで腰を下ろして、母さんの手作りマフィンを一緒に食べる事とした。
「うめぇな。やっぱ、沙都子さんのお菓子は…あーっと。雪兎の母さんのお菓子、すげぇ美味いな。さぞかし、作った本人も美人なんだろうなー(棒)」
何を今更、白々しい。どうせ、うちの家族構成やら人柄くらいは全て把握してるんだろう。いやむしろ、うちの家族…。家族を含めて、周りのみんなもあお君の事を知っていたりして。昔、ちょっと群馬にいたって話だもんな。知らないのは…忘れているのは、俺一人って事?それも、何かやだなぁ。
ところで、明日からマジでどうしよう。あお君がああ言ったのは、ぶっちゃけ彼の祖父母と俺を会わせたくないからだろう。確かに俺も、あんな思いは二度としたくないし…。早起きするのも、すでに辛くなってきた所だ。
でも放課後は放課後で、彼は部活の方で遅くまで練習してるし…。こっちから合わせないと、いつまでも二人きりになるタイミングがないんだよなぁ。声をかけようとした所、向こうの方が先に言葉を発した。
「ごめん、遮って。由香里姉ちゃんから、電話だわ」
はい?電話?ベンチの上に置いたスマホ、うんともすんとも反応してませんけど…?と思っていたら次の瞬間、真顔のままで彼が言った。
「とおるるるるる、とうおおるるるるるるるる」
!?!?!?!?
何?何なの、いきなり。この人、ドッピオか何かなの?ボスから、秘密の連絡でも入ったの?
声をかけようとしたが、彼は同じ表情のままで近くに置いてあったバッグを開けた。例の、ホモランドセルのやつね。そして中から、お子様携帯と思われるガラケーを取り出した。
それ、まだ契約続いてるの…?というか、明らかに電源自体がついていないように見えるけど…?こちらがそう考えるのもお構いなしに、彼は電話を耳に当てて「通話」を始めた。
「あ、由香里姉ちゃん?今日は午後から小雨が降るけど、傘が必要な程じゃないって?昼飯の後、技術室の前あたりの廊下は人目がなくて雪兎とキスするチャンスだって?ラッキーナンバーは9で、カラーは黄色?オッケー、オッケー。それじゃ、またな」
そして、「通話」が終わったと同時にこちらを向き直って言った。
「だってさ」
だってさ、じゃねぇよ!い…今のは一体、何だったの?いつも話題に出てた「姉ちゃん」とは、そうやって話してた訳?「由香里姉ちゃん」は、実在する人物なの?それ、もしかして君の頭の中にだけいるんじゃない?
あお君。いや、一ノ瀬蒼。こいつは、この人は…。
ビョウキデース!
何かもう、彼のお祖父さんの言葉とかはどうでも良くなった。それに、彼が俺の家族を知ってる事とかそこら辺も。
だけど同時に、百年くらいの恋も冷めたかな。
スンッ…。
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※別名義で連載していた作品になります。
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