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第386話

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 待ちに待った瞬間だった。

 僕は身を起こすと、ブライトの勃起ペニスが正面に来る位置に顔を持っていき、液がこぼれる前に先を咥えた。

 唇で亀頭の上下を挟み、硬くて太い肉の筒をゆっくり口腔内に送り込む。

 ブライトの精液の味がじゅわっと口いっぱいに広がった。

 若葉の汁みたいな青臭い匂いがツーンと鼻を衝く。

 おいしい・・・。

 僕は舌鼓を打つなり、夢中でブライトの勃起ペニスにむしゃぶりついた。

 鎧のようにゴツゴツした海綿体に舌を絡め、窄めた頬で挟み込み、じゅるじゅる派手な音を立てて吸ってやる。

「アアアアアアアッ」

 股を開き、腰を突き上げ、ブライトが叫んだ。

 舌先で亀頭の先っちょに開いた尿道口を刺激してやると、更にとろみのある液が漏れ出した。

 そのほろ苦くほんのり甘い体液を、わざといやらしい音を立てて尿道から吸い上げる。

 僕の吸引に合わせて、ブライトの生殖器官の中の管を、できたばかりの精液が噴き上がる。

 コリコリコリ・・・。

 モミモミモミ・・・。

 その間も、僕は睾丸責めの手を緩めない。

 精巣を搾るだけ搾って、できたての精液を搾取する。

 ぶらいとのエキスを飲むことで、全身にエネルギーが満ちていくのが分かった。

 オメガ特有の性のチャクラが活性化して、車輪のように回り出したのだ。

「ハアハアハアハア・・・」

 ブライトはもう、息も絶え絶えだ。

 その半開きの口に、僕は勃起した己のペニスの先を押しつける。

 柔らかい唇を割って亀頭をめり込ませ、無抵抗のブライトにおフェラを強要してやった。

 ちゅうちゅうちゅう・・・。

 やがてブライトが僕を吸い始めた。

 気持ち、良かった。

 負けずに僕も、吸い返す。

 お互いの股間に顔をうずめ、相手の性器を頬張り合い、オーラルセックスに耽るアルファとオメガ。

 それが僕とブライトだった。

 吸い合うだけでは飽き足らず、下方へと伸ばした片手で乳首を愛撫し、もう片方の手で肛門を弄りまくる。

 3点責めの応酬に、じきに僕らはケダモノじみた声を上げ始めた・・・。

 

 
 

 

 
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