バナナの皮を剥くように ~薔薇色の少年~ 

ヤミイ

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166 見世物にされて⑧

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 僕が全裸で立たされているのは広い和室の中央だ。
 
 部屋は、襖を嵌めればそこで二間に仕切れる構造になっていて、中央部の両端だけに檜造りの太い柱がある。

 その一本に背中を持たせかけて、両手を頭上に挙げ、無防備に立たされているというわけだった。

 僕を挟むようにして畳に片膝をつき、ヨミとアヤカがしゃがみこんでいる。

 銀髪アルビノの紅い目をした美少年ヨミ。

 小麦色の肌が健康美を醸し出す、野性的な美少女アヤカ。

 そのふたりが、顔をくっつけんばかりにして、怒張した僕の股間のモノを見つめている。

「いやらしいやつね。もう勃起してるよ」

 馬鹿にしたようにアヤカが言い、親指と人差し指で作った輪に僕のペニスをくぐらせた。

 そうしておいて輪の間隔を狭めて亀頭を締め付けると、ゆっくり根元のほうへと包皮を引き下ろす。

 つるん。

 卵の薄皮を剥くように飛び出たのは、パフェの頂に乗ったチェリーのように艶やかに上気した亀頭の中身である。

 かすかに湯気を上げるその部分は、早くも先端の切れ込みからにじみ出る先走り汁で濡れ始めている。

「まずは先っちょに塗っておこう」

 ヨミが人差し指につけたオイルを僕の亀頭の鼻面にそっと塗りつけた。

 小円を描くようにして指を動かし、尿道口の中まで冷たい液体をしみこませる。

「あ…」

 とたんにペニスの芯を痺れが走り、思わず声が漏れてしまった。

「ローターはどうするの?」

「さっきまでとは、つけ方を変えようと思う。亀頭の先端にくっつけて、その上からコンドームを被せるんだ」

「大丈夫? こいつ、仮性包茎だよ? そんなことしたら、快感より痛みが先に来るんじゃない?」

「だからこれを塗っておくのさ。この媚薬入りオイルは痛覚を麻痺させ、快感を増幅させるんだ。僕も経験済みだから、間違いないさ。これを塗られて触られたら、もうそれだけで逝っちゃいそうになるよ」」

 僕も経験済み?

 塗られて、触られ、逝っちゃいそうに…?

 ヨミの言葉に僕はまた傷ついた。

 どこに塗られて、誰に触られるというのか…。

 くう。

 ヨミ、君はいったいこの屋敷で、どんな生活を送ってるんだ?

「じゃ、あたしがローター支えてるから、あんたゴムを被せなさいよ」

「OK」

 ミニローターのひんやりと固い表面が火照った亀頭の先っちょに触れた。

 ミニローターは、両小型のラグビーボールみたいな形をしている。

 それをアヤカが亀頭の裏筋に密着させて固定すると、その上からヨミがコンドームを被せてきた。

「あふっ」

 大事な部位をぎゅうぎゅうに締め付けられ。僕は切なく喘いでしまう。

 ローターの重みで、さすがの勃起ペニスも、ゴムに包まれた亀頭を下向きにして、長いままうなだれてしまった。

 
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