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157 双竜邸再び⑫
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「人聞きの悪いこと言うねえ」
ヨミが紐を引っ張って僕の乳首をくいくい上下させながら、にやにや笑った。
「それじゃまるで、僕が冷酷非情な人非人みたいじゃないか」
「だってそうでしょ。あいつの時も、そうだったじゃ…、あ」
後ろでアヤカが息をのむのがわかった。
その瞬間、ヨミの顔色が変わったのだ。
「それは蒸し返さない約束だろ? それ以上口にしたら、親父にいいつけるからね」
「ご、ごめん」
強気のアヤカがヨミに押されている。
なんだろう?
どぎまぎが止まらない。
あいつ?
あいつって、誰なんだ?
その時ふと、僕の脳裏に、いつか見た写真集の1ページがフラッシュバックした。
全裸でヨミと交わる、もうひとりの銀髪の少年。
陰と陽の印みたいにシックスナインの体位で重なり合ってー。
お互いの股間に顔を突っ込み、勃起した薔薇色のペニスを愛おしそうに頬張るあの姿…。
めきっ。
想像しただけで、股間の男根が硬さを増した。
ちゅぷっ。
先端からまたしても禁断の前駆液が滲み出し…。
緊縛されている雁首の下がぎゅっと締まって、今にも亀頭がもげそうになる。
が、それ以上の憶測は、許されなかった。
「さあ、行くよ」
少し不機嫌な声でヨミが言い、僕を無造作に引っ張り始めたのだ。
「アアアアアアアア・・・」
乳首にジーンとしびれが来て、僕は四つん這いのまま、よろよろ歩き出す。
「キ、キモチ、イイ…」
四肢を動かすたびにその振動で肛門の中のローターが動き、僕は立ち止まって射精したくなる。
できれば地面に熱く滾った男根を擦りつけ、いつもオナニーでするようにどびゅどびゅどびゅっと思いっきり…。
でも、できない。
尿道に突き刺さったスティックが、それを許してくれないからだ。
それをいいことに、ヨミよりわずかにゆっくり目に歩くことで、後ろのアヤカが僕のペニスを後方へと牽引する。
視認するまでもなく、しっぽみたいにお尻の間から突き出た僕の勃起生殖器は、今頃海綿体が伸びすぎて、関節があるなら脱臼しそうなほど細く長くなってしまっているに違いなかった。
「チンチン…」
僕はうめいた。
「チン、チンが…」
「ちんぽがどうしたの?」
そのか細いうめき声を聞きつけて、アヤカが大繩回しみたいにロープを回し出す。
グイングイングイン…。
完全勃起した肉の棒が根元から振り動かされ、凄まじい快感が僕を襲った。
「あああん、だ、だめえ…」
「早く歩けよ、この変態クズ野郎!」
すすり泣く僕の尻を、アヤカがスニーカーの底で蹴ってきた。
けれど、今の僕は、それすら快く感じてしまうのだ…。
ヨミが紐を引っ張って僕の乳首をくいくい上下させながら、にやにや笑った。
「それじゃまるで、僕が冷酷非情な人非人みたいじゃないか」
「だってそうでしょ。あいつの時も、そうだったじゃ…、あ」
後ろでアヤカが息をのむのがわかった。
その瞬間、ヨミの顔色が変わったのだ。
「それは蒸し返さない約束だろ? それ以上口にしたら、親父にいいつけるからね」
「ご、ごめん」
強気のアヤカがヨミに押されている。
なんだろう?
どぎまぎが止まらない。
あいつ?
あいつって、誰なんだ?
その時ふと、僕の脳裏に、いつか見た写真集の1ページがフラッシュバックした。
全裸でヨミと交わる、もうひとりの銀髪の少年。
陰と陽の印みたいにシックスナインの体位で重なり合ってー。
お互いの股間に顔を突っ込み、勃起した薔薇色のペニスを愛おしそうに頬張るあの姿…。
めきっ。
想像しただけで、股間の男根が硬さを増した。
ちゅぷっ。
先端からまたしても禁断の前駆液が滲み出し…。
緊縛されている雁首の下がぎゅっと締まって、今にも亀頭がもげそうになる。
が、それ以上の憶測は、許されなかった。
「さあ、行くよ」
少し不機嫌な声でヨミが言い、僕を無造作に引っ張り始めたのだ。
「アアアアアアアア・・・」
乳首にジーンとしびれが来て、僕は四つん這いのまま、よろよろ歩き出す。
「キ、キモチ、イイ…」
四肢を動かすたびにその振動で肛門の中のローターが動き、僕は立ち止まって射精したくなる。
できれば地面に熱く滾った男根を擦りつけ、いつもオナニーでするようにどびゅどびゅどびゅっと思いっきり…。
でも、できない。
尿道に突き刺さったスティックが、それを許してくれないからだ。
それをいいことに、ヨミよりわずかにゆっくり目に歩くことで、後ろのアヤカが僕のペニスを後方へと牽引する。
視認するまでもなく、しっぽみたいにお尻の間から突き出た僕の勃起生殖器は、今頃海綿体が伸びすぎて、関節があるなら脱臼しそうなほど細く長くなってしまっているに違いなかった。
「チンチン…」
僕はうめいた。
「チン、チンが…」
「ちんぽがどうしたの?」
そのか細いうめき声を聞きつけて、アヤカが大繩回しみたいにロープを回し出す。
グイングイングイン…。
完全勃起した肉の棒が根元から振り動かされ、凄まじい快感が僕を襲った。
「あああん、だ、だめえ…」
「早く歩けよ、この変態クズ野郎!」
すすり泣く僕の尻を、アヤカがスニーカーの底で蹴ってきた。
けれど、今の僕は、それすら快く感じてしまうのだ…。
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