僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

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30 初めての連続絶頂⑤

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「そうか、そういやきさま、最初に訊いた時、電動バイブを使ってるようなこと、言ってやがったな」
 クチュクチュクチュ・・・。
 僕を苛みながら、調教師が意地悪な口調で問い詰める。
「だからここまで開発されてるってわけか。可愛らしい顔してるから、つい清純派かと思い込んで忘れてたが、とんでもない勘違いだったぜ」
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア・・・」
 僕はわななき、痙攣するしかない。
 なぜかって、彼の指がいまだに僕の肛門の中でGスポットを押し続けているからだ。
 そこはかなり面積が狭く、探り当てるのが難しいのだけれど、さすがプロだけあって彼の指先は的確だった。
 ドクドクドク…。
 勃起が収まらない陰茎の”口”からは、相変わらず白い体液が滲み出て、いっこうに止まる気配がない。
「キ、キモチ、イイ…」
 鏡の中の僕は潤んだ眼をして、いまにも蕩けそうな表情だ。
 あばらの浮き出た生白い胸板に、そこだけ鮮やかなピンク色の部分が二か所、目立ちに目立っている。
 それはいうまでもなく、一対のダイヤル型の大きな乳輪の中央にそれぞれ咲いた、卑猥なの僕の肥大乳首である。
「いい顔してるぜ。まったく、家畜人にしておくにはもったいないくらいだ」
 鏡の中の僕を見て、舌嘗めずりするような粘着質の口調で調教師が言う。
「み、見ないで…」
 恥辱のあまり僕が赤面すると、クチュクチュやりながら、訊いてきた。
「ところできさま、実戦の経験はあるのか?」
「じ、実戦、って?」
「本番だよ。オナニーじゃなく、男同士でやったことあるのかって、訊いてるんだ」
「そ、そんな…あり、ません…」
 目を伏せた。
 これは、本当だった。
 僕は別にゲイではない。
 ただ、自分の躰が好きなだけなのだ。
 だからオナニー以外、したことないし、こんなふうに、他人に裸を見られながら、他人の手で弄ばれてイクだなんて、これまでは、妄想の中の出来事に過ぎなかったのだ。
 でも、実際にこんなふうに色々されてみると、その快感は、いつも淫夢で思い描く以上だった。
「そうか、それはもったいない」
 その瞬間、マスクからのぞく調教師の目の色が、明らかに変わったようだった。
 ぎらつきを増し、何やらひどく好色なぬめりを帯びてきたのである。
「ならば、きさまが家畜に堕ちる前に、俺様が最初の男になってやろう」
 指で僕の肛門を嬲りものにしながら、背後に回る。
 ビキニブリーフをずらした股間から、禍々しいシルエットの巨根を屹立させたまま…。
 
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