185 / 428
第百八十五話 普通の人
しおりを挟む
「ぎゃあーはっはっはっ! 貴様らの負けだ馬鹿め!」
賊のかしらが、笑い出した。
なぜか勝ち誇っている。
いったい何があると言うのだろうか。
「みんな、何があるかわかりません、変身して下さい」
「はい。オイサスト! シュヴァイン!」
三人は全員アンナメーダーマンアクアに変身した。
「なっ、変身しただと、全員武器を取り攻撃しろ!!」
賊はリヤカーの段ボール箱から、銃を取り出し構えた。
どうやら、これが賊達の切り札だったようだ。
「死ねーーー!!!」
「かしらーー、弾が出ません!!」
「なにーーっ、安全装置とか有るだろう、ちゃんとやったのかーー」
それでも出ないだろうなー、弾がないから運んでいる途中だからなー。
「くそおーー」
賊が武器を投げ捨てた。
「ば、馬鹿もん、投げ捨てるんじゃねえ。拾って箱に戻さねえか」
爺さんが怒鳴った。
恐いのはどこかへ飛んで行ってしまったようだ。
「おお、す、すまん、すまん」
賊は素直に投げ捨てた銃を、拾って箱に戻した。
「ば! ばっかっもーーん!! 十一番の箱から出した物は十一番、十二番の箱から出した物は十二番に戻さんかー! 適当な仕事をするなー!!」
爺さんの声がさらに大きくなった。
いちばん、いい加減な仕事をするくせに威張っている。
「おお、そうか。すまん。お前達ちゃんと元通りに戻すんだ!」
かしらの言葉で全員が素直に元通りに戻し始めた。
もしかして、こいつら、いい奴なのか。
違うな、この人達も隕石騒ぎの前までは、普通の会社員だったのか、それとも自営業だったのか、普通の人だったのだろう。日本では普通以外の人を探す方が難しかったのだから……。
「スケ……カクさん、響さん、カノンさん。怪我をさせないように手加減をして下さい」
あぶねーー。また間違えそうになった。
どうしても、最初はスケさんを言いそうになる。
たぶん、あのドラマの影響だな。
三人が、肩を揺らしている。
「はい、わかりました」
三人の返事が合わさった。
「ふざけているのか。かまわねえ。やっちまえーー」
かしらが叫ぶと賊達は、三人に襲いかかった。
「ぎゃああーーー」
「いてえーーっ」
悲鳴が上がった。
「お、おいおい」
賊は武器を持っている者の方が少ない。
大半が素手だ。素手の男達が渾身の力で殴りつけた為に、拳が大変な事になっている。拳が血だらけの者までいる。
まだ、三人は構えてさえいないのだ。
この状態に爺さんはあきれて声をだしていた。
「うっ、うわあーー!!」
賊が逃げ出した。
「がっ」
「ぐはっ」
「げぼっ」
逃げた賊を追いかけて、三人は次々と腹にパンチを出した。
殴られた者は全員倒れ込み、腹の物をぶちまけた。
全員、腹の中が空っぽなのか、胃液だけが道路のアスファルトを汚していた。
「どうですか? 力の違いがわかりましたか」
「なにを言いやがる。てめーは何もしていないじゃねえか」
「ふふふ、シュウ様は俺達三人が同時にかかっていっても勝てねえほど強いが、誰か試して見るか!」
カクさんが言った。
「……」
賊達は静かになった。
爺さんまで、目玉をひんむいている
「皆さんは、あのリヤカーを見て襲って来ましたが、それがどういうことかわかりますか」
リヤカーには、銀色のボディーに黒のペンキで新と書いてある。
新政府軍のリヤカーと遠くからでもわかるはずだ。
「殺すのなら、さっさとやれ。覚悟は出来ている」
「皆さんは、大和の人ですか?」
「それがどうした。俺達は生まれも育ちもこの大和だ」
「そうですか。よかった。実は俺は、大和の解放軍に知り合いがいます。皆さんもこんな所で山賊などしていないで、それに参加してみてはどうですか」
「な、なんだって! ……だが、できねえ……」
一瞬明るい顔になったが、すぐに暗い顔になった。
「それは、何故ですか?」
「子供達をおいていけねえからだ!!」
「なっ、なんだって!!」
俺は、抱きついて心の友よと叫びたいのをぐっとこらえた。
「この山の裏に、子供達をかくまっている。だから、行けない。病気の子供もいるんだ」
「おい、アンちゃん、リヤカーの食いもんを全部渡してやるんだ。カクさん達も食糧があるなら全部出すんだ」
「おいおい、爺さん大阪までは、まだ、ずいぶんある。食糧無しじゃあ、つらいぜ」
「なにを意地汚いことを言っておる。大人は二日や三日飯を抜いても死にゃあせん。全部子供達にやるんだ。わかったな。わしは班長じゃ。班長命令じゃ」
ふふふ、全く憎めない爺さんだぜ。
初日、意地汚くズルして二回も、飯を食っていた人間の言い草とはおもえねえ。
「と言う事だ。持って行ってくれ」
俺達は、賊の前に食い物を置いた。
「何ということだ。殺そうとした俺達にこんな……」
「すぐに食わしてやるんじゃ。病気の子供には、一番栄養のある物をな!!」
なんだか、爺さんがかっこよく見える。
「ありがとう!」
そう言うと賊の子分達は、山の中に消えた。
だが、かしらだけは残っている。
「聞かせてくれ、大和の解放軍の事を」
俺は、柴井班長の事や、元気に暮らす子供達のこと、そして、守護神アンナメーダーマンシールドの事を教えてやった。
「すごーーい。すごいです。すごすぎです。シュウ様は私達が、国道の見張りをしている時に、すでに解放軍を作り、子供達を助けていたのですね」
響子さんが男のフリを忘れ女の子になっています。
それだけではありません。カノンちゃんもカクさんも、響子さんと同じ目をして見つめてきます。
「いえ、たまたま、成り行きです」
「いいえ、そんなことはありません。シュウ様は素晴らしい人なのです。もう、一生付いていきたい気持ちです」
カノンちゃんもカクさんも激しくうなずいている。
まるで愛の告白だなあ。
でも、俺はだまされない。これでうっかり、付き合ってくださいなどと言おうものなら、きもーーって言われるのが落ちなのだ。
わかっちゃいるけど、言ってみてーーー!!
そして、人生初めて「うん」と言ってもらいてーー。
ああ、本音が出てしまった。
気を取り直して、賊のかしらの方を向いた。
「かしら、俺はあんたらも、子供達も救いてえ、あんたらの住みかを見せてくれねえか」
「……」
かしらは考え込んだ。そりゃあそうだ、初対面の俺を信じられる訳がねえ。
「ふふふ、日本がこんな風になっちまうとはなあ。なあシュウさん聞いてくれるか」
賊のかしらが話し始めた。
どうせ、時間もあるし、のんびり話しを聞いてみたい。
俺が聞く姿勢になったのを見て、カクさんも響子さんもカノンちゃんも爺さんも、かしらの前に座り話しを聞く姿勢になった。
賊のかしらが、笑い出した。
なぜか勝ち誇っている。
いったい何があると言うのだろうか。
「みんな、何があるかわかりません、変身して下さい」
「はい。オイサスト! シュヴァイン!」
三人は全員アンナメーダーマンアクアに変身した。
「なっ、変身しただと、全員武器を取り攻撃しろ!!」
賊はリヤカーの段ボール箱から、銃を取り出し構えた。
どうやら、これが賊達の切り札だったようだ。
「死ねーーー!!!」
「かしらーー、弾が出ません!!」
「なにーーっ、安全装置とか有るだろう、ちゃんとやったのかーー」
それでも出ないだろうなー、弾がないから運んでいる途中だからなー。
「くそおーー」
賊が武器を投げ捨てた。
「ば、馬鹿もん、投げ捨てるんじゃねえ。拾って箱に戻さねえか」
爺さんが怒鳴った。
恐いのはどこかへ飛んで行ってしまったようだ。
「おお、す、すまん、すまん」
賊は素直に投げ捨てた銃を、拾って箱に戻した。
「ば! ばっかっもーーん!! 十一番の箱から出した物は十一番、十二番の箱から出した物は十二番に戻さんかー! 適当な仕事をするなー!!」
爺さんの声がさらに大きくなった。
いちばん、いい加減な仕事をするくせに威張っている。
「おお、そうか。すまん。お前達ちゃんと元通りに戻すんだ!」
かしらの言葉で全員が素直に元通りに戻し始めた。
もしかして、こいつら、いい奴なのか。
違うな、この人達も隕石騒ぎの前までは、普通の会社員だったのか、それとも自営業だったのか、普通の人だったのだろう。日本では普通以外の人を探す方が難しかったのだから……。
「スケ……カクさん、響さん、カノンさん。怪我をさせないように手加減をして下さい」
あぶねーー。また間違えそうになった。
どうしても、最初はスケさんを言いそうになる。
たぶん、あのドラマの影響だな。
三人が、肩を揺らしている。
「はい、わかりました」
三人の返事が合わさった。
「ふざけているのか。かまわねえ。やっちまえーー」
かしらが叫ぶと賊達は、三人に襲いかかった。
「ぎゃああーーー」
「いてえーーっ」
悲鳴が上がった。
「お、おいおい」
賊は武器を持っている者の方が少ない。
大半が素手だ。素手の男達が渾身の力で殴りつけた為に、拳が大変な事になっている。拳が血だらけの者までいる。
まだ、三人は構えてさえいないのだ。
この状態に爺さんはあきれて声をだしていた。
「うっ、うわあーー!!」
賊が逃げ出した。
「がっ」
「ぐはっ」
「げぼっ」
逃げた賊を追いかけて、三人は次々と腹にパンチを出した。
殴られた者は全員倒れ込み、腹の物をぶちまけた。
全員、腹の中が空っぽなのか、胃液だけが道路のアスファルトを汚していた。
「どうですか? 力の違いがわかりましたか」
「なにを言いやがる。てめーは何もしていないじゃねえか」
「ふふふ、シュウ様は俺達三人が同時にかかっていっても勝てねえほど強いが、誰か試して見るか!」
カクさんが言った。
「……」
賊達は静かになった。
爺さんまで、目玉をひんむいている
「皆さんは、あのリヤカーを見て襲って来ましたが、それがどういうことかわかりますか」
リヤカーには、銀色のボディーに黒のペンキで新と書いてある。
新政府軍のリヤカーと遠くからでもわかるはずだ。
「殺すのなら、さっさとやれ。覚悟は出来ている」
「皆さんは、大和の人ですか?」
「それがどうした。俺達は生まれも育ちもこの大和だ」
「そうですか。よかった。実は俺は、大和の解放軍に知り合いがいます。皆さんもこんな所で山賊などしていないで、それに参加してみてはどうですか」
「な、なんだって! ……だが、できねえ……」
一瞬明るい顔になったが、すぐに暗い顔になった。
「それは、何故ですか?」
「子供達をおいていけねえからだ!!」
「なっ、なんだって!!」
俺は、抱きついて心の友よと叫びたいのをぐっとこらえた。
「この山の裏に、子供達をかくまっている。だから、行けない。病気の子供もいるんだ」
「おい、アンちゃん、リヤカーの食いもんを全部渡してやるんだ。カクさん達も食糧があるなら全部出すんだ」
「おいおい、爺さん大阪までは、まだ、ずいぶんある。食糧無しじゃあ、つらいぜ」
「なにを意地汚いことを言っておる。大人は二日や三日飯を抜いても死にゃあせん。全部子供達にやるんだ。わかったな。わしは班長じゃ。班長命令じゃ」
ふふふ、全く憎めない爺さんだぜ。
初日、意地汚くズルして二回も、飯を食っていた人間の言い草とはおもえねえ。
「と言う事だ。持って行ってくれ」
俺達は、賊の前に食い物を置いた。
「何ということだ。殺そうとした俺達にこんな……」
「すぐに食わしてやるんじゃ。病気の子供には、一番栄養のある物をな!!」
なんだか、爺さんがかっこよく見える。
「ありがとう!」
そう言うと賊の子分達は、山の中に消えた。
だが、かしらだけは残っている。
「聞かせてくれ、大和の解放軍の事を」
俺は、柴井班長の事や、元気に暮らす子供達のこと、そして、守護神アンナメーダーマンシールドの事を教えてやった。
「すごーーい。すごいです。すごすぎです。シュウ様は私達が、国道の見張りをしている時に、すでに解放軍を作り、子供達を助けていたのですね」
響子さんが男のフリを忘れ女の子になっています。
それだけではありません。カノンちゃんもカクさんも、響子さんと同じ目をして見つめてきます。
「いえ、たまたま、成り行きです」
「いいえ、そんなことはありません。シュウ様は素晴らしい人なのです。もう、一生付いていきたい気持ちです」
カノンちゃんもカクさんも激しくうなずいている。
まるで愛の告白だなあ。
でも、俺はだまされない。これでうっかり、付き合ってくださいなどと言おうものなら、きもーーって言われるのが落ちなのだ。
わかっちゃいるけど、言ってみてーーー!!
そして、人生初めて「うん」と言ってもらいてーー。
ああ、本音が出てしまった。
気を取り直して、賊のかしらの方を向いた。
「かしら、俺はあんたらも、子供達も救いてえ、あんたらの住みかを見せてくれねえか」
「……」
かしらは考え込んだ。そりゃあそうだ、初対面の俺を信じられる訳がねえ。
「ふふふ、日本がこんな風になっちまうとはなあ。なあシュウさん聞いてくれるか」
賊のかしらが話し始めた。
どうせ、時間もあるし、のんびり話しを聞いてみたい。
俺が聞く姿勢になったのを見て、カクさんも響子さんもカノンちゃんも爺さんも、かしらの前に座り話しを聞く姿勢になった。
0
お気に入りに追加
137
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
少年少女たちの日々
原口源太郎
恋愛
とある大国が隣国へ武力侵攻した。
世界の人々はその行為を大いに非難したが、争いはその二国間だけで終わると思っていた。
しかし、その数週間後に別の大国が自国の領土を主張する国へと攻め入った。それに対し、列国は武力でその行いを押さえ込もうとした。
世界の二カ所で起こった戦争の火は、やがてあちこちで燻っていた紛争を燃え上がらせ、やがて第三次世界戦争へと突入していった。
戦争は三年目を迎えたが、国連加盟国の半数以上の国で戦闘状態が続いていた。
大海を望み、二つの大国のすぐ近くに位置するとある小国は、激しい戦闘に巻き込まれていた。
その国の六人の少年少女も戦いの中に巻き込まれていく。

男女比1:10。男子の立場が弱い学園で美少女たちをわからせるためにヒロインと手を組んで攻略を始めてみたんだけど…チョロいんなのはどうして?
悠
ファンタジー
貞操逆転世界に転生してきた日浦大晴(ひうらたいせい)の通う学園には"独特の校風"がある。
それは——男子は女子より立場が弱い
学園で一番立場が上なのは女子5人のメンバーからなる生徒会。
拾ってくれた九空鹿波(くそらかなみ)と手を組み、まずは生徒会を攻略しようとするが……。
「既に攻略済みの女の子をさらに落とすなんて……面白いじゃない」
協力者の鹿波だけは知っている。
大晴が既に女の子を"攻略済み"だと。
勝利200%ラブコメ!?
既に攻略済みの美少女を本気で''分からせ"たら……さて、どうなるんでしょうねぇ?

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる