You Could Be Mine 【改訂版】

You Could Be Mine

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みのりさんを朝送って。

行ってらっしゃい。

の、キスをみのりさんはいつも忘れる。

俺はいつだってみのりさんとキスしたいんだから、離れる時はちゃんとして欲しい。

みのりさんがアバウトなのはわかってるけどさ。

おはようのキスと行ってらっしゃいのキスとお帰りなさいのキスとおやすみのキスは基本なんだから。

それ以外にも眼が合った時は絶対するけど。

前はみのりさんが俺を迎えに来て。

仕事終わりの俺はイラついたりムカつく事あっても。

電話してみのりさんの声聞いたら、そんなんどうでもよくなるくれえ嬉しくなって。

毎朝みのりさんの顔見れるのが嬉しくでしょうがなかった。

今でも仕事してみのりさん迎えに行く時は。

もうすぐみのりさんに会えるんだ。

って思うと嬉しくなる。

さすがに今は仕事中はみのりさんの事ばっか考えてるワケにもいかねえけど。

会社着くと忙しいからな。

前日の売上見て在庫照らし合わせて。

店舗以外に通販もあるから在庫のチェックだけで午前中かかる。

店舗間で在庫移動させたりするし。

もちろん手作業じゃなくてパソコンのシステムでやるけど。

パソコンとかネットするくれえしか使ってなかったからそれも覚えねえとなんねえ。

商品は全部インポートだから取引先のメールとか英語だし。まだ読めねえ。

自社ビル以外の店舗は百貨店だからそっちもあれこれやんねえとだし。

俺は入ったばっかで経験ないけど、買付した商品が輸入されてくる時は徹夜になるくらい忙しくなるらしい。

もう少し仕事覚えたら俺もヨーロッパの買付とか行かねえとなんねえし。

今んとこはみのりさんが心配だから行かねえけど。

あ。そろそろみのりさん迎えに行かねえと。

ランチはビュッフェにしよ。