鬼畜オオカミと蜂蜜ハニー

吉良龍美

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鬼畜オオカミと蜂蜜ハニー

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 後方にペタンと倒れた鈴の胸に、ジンが前足を片方乗せ、首筋にスンスンと濡れた鼻を擦り寄せている。
「あ、あ、ダメっ」
 あらぬ場所がヒクンと疼いた。耳まで紅くした鈴がジンを睨む。
「何するんだよ、どいてよもうっ」
 ジンはにやりとして、Tシャツの上から鈴の乳輪を爪で引っ掻いた。
「やあぁっ!」
 ーーーな、何今っ???
「相変わらず感度がいいな」
 ジンはマズルで、鈴のTシャツを首元まで捲る。ピンク色の小さな乳首がツンと尖っている。鈴はパニックに陥った。まさかこのような展開が待っていようとは思わなかったのだ。ドクドクと早鐘のように高鳴る心音を、ジンはうっとりとして鈴の乳首をペロリと舐めた。
「はうっんん」
「鈴」
 ジンは明らかに興奮していた。ジンの前足が器用に、鈴のスラックスと肌着を足許へずり下ろし、脚から抜き取ってしまったのだ。
 ーーー僕、なんでされ放題なの?
 なんだか悔しい。鈴はムッとなった。が、余裕が持てたのはそこまでだった。
 ジンはゆっくりと顔を下肢へ下げていったのだ。前脚で鈴の右脚をくいっと開く。ぷるんと陰茎が起ち上がっていた。透明の蜜がスリットから溢れ出す。ジンは脚の付け根を舐めた。
「いやぁっそれ」
「くすぐったいのか?」
 鈴は顔を横に振った。くすぐったいのではない。感じるのだ。ジンは鈴の涙目の相貌を見詰めながら、口を開いて陰茎をすっぽりと含んだ。
「ひぃぃっ!?」
 長い舌が陰茎に巻き付き、でこぼこした上顎に陰茎を摩る。鈴にとってそれは快楽の地獄だった。
「あぁぁっあんい、いやぁっダメっでちゃう、でちゃっ!」
 ぐちゅんぐちゅっと水音を立てながら、ジンは夢中になって頭を上下左右に動かす。
「イクッあっあっ!」
 ドクンと蜜がジンの喉奥に叩き付けられる。鈴は止まらない愉悦に腰の震えを留めることができなかった。ジンは陰茎から口を離すと旨そうに白い蜜を嚥下する。
「は、ぁんっじ、んっジン」
 身体が熱い。自分はどうなってしまったのか。今まで女性と何人か付き合ってはみたが、どれも長続きしなかった。自分は淡泊なのだと思っていた。が、そうではないらしい。
 ーーー欲しい。
 そう感じた刹那、ジンを見詰める双眸は情欲に濡れていた。ジンがゴクリと息を呑む。
「うつ伏せになれ鈴」
 鈴は気怠い身体を起こして、云われるままに四つん這いになった。ヒクヒクと恥ずかしく蠢く秘孔にジンは息を呑む。ゴクリと唾を飲み込んで、「……ちっ」と舌打ちした。
 ジンは鈴をそっと抱き締めて、こちらを向かせた。ジンは狼から人に戻っていた。
「…ジン?」
「はぁ。……すまない、今すぐにお前を抱きたいが、駄目だ。お前の感情を無視できない」
「?」
 ーーー僕を愛していない?
 鈴は真っ青になって涙を零した。輪廻転生が本当なら、いくら何でも待たせすぎたのだ。もうジンは鈴を愛してくれない。身体が熱くて、どうにかなりそうなのに。
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