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鬼畜オオカミと蜂蜜ハニー
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「もしかして、もう僕を愛していないの?」
ジンは双眸を見開いた。
「どうしてそうなる? 俺はお前の感情を無視できないと云ったんだ」
ジンは眉間に皺を寄せた。が、鈴の視線がジンの下肢に向けられたのだ。臨戦状態である。あれが自分に入るのかと刹那目眩がした鈴は更に真っ青だ。
「男は初めてか?」
低い声で問われた。心なしか殺気が漂っているかのようだ。
「当たり前だろ、こんな、こんなのっ!」
再びジンの陰茎を見て、ボンと次は紅くなる。ジンは溜め息を吐いた。
「あのな鈴、狼の姿で事に及んだら、お前に怪我をさせてしまう」
「なら、今人間だろ? それでもできないのかよ?」
ジンが唸る。鈴は悔しかったのだ。自分ばかり煽られて、胸がこんなにドキドキして。
「お前性格変わったな」
「? うわっ!?」
ジンは鈴の手を掴んで、自分の陰茎を握らせた。熱くて大きくて堅かった。鈴は唾を飲み込んだ。興奮と恐怖が入り混じる。
「解るか? 俺は今すぐにでもお前に突っ込みたい。だが流されて遣るのは嫌なんだ。お前と繋がるなら、ちゃんとしたい。時間を置いて最初からちゃんとお前を抱きたいんだ。解ってくれ今は。だから俺を煽るな」
「ジン……」
ーーー好きだ。僕は……彼を。
「ジン、僕ジンの事好きだよ?」
ジンがふっと笑った。
「なんで疑問形?」
「揚げ足取んなよ」
鈴はジンの首に抱き付いた。愛しい。ジンが。
「愛してる、僕を待っていてくれてありがとう、ジン」
鈴はぎこちなさ気にジンの唇に自分の唇を重ねる。触れるだけの幼い口付け。
「……鈴」
ジンは鈴の華奢な身体を抱き締めた。重ねた心臓が命の音が奏でる。どちらからともなく顔を寄せ、唇を重ねた。舌を絡めて互いの舌を吸い合い……。絨毯に寝かされた鈴はいつまでもジンとキスをしていた。熱い息を吐きながら、離れていた時間を埋めるように抱き締めあった。
翌朝鈴はジンのベッドで目を覚ました。ジンがベッドまで運んでくれたのだろう。結局ジンは鈴を最後までは抱かなかった。ぼんやりと壁掛け時計を見ると、既に九時を回っている。家にはジンから借りた携帯で、友人の家に泊まるからと、夜の内に電話をしておいた。里桜が電話の傍で何やら怒っていたが、まあそれは後だ。
「ん……」
ジンが鈴の腰に腕を回して引き寄せる。男同士のセックスでどの様にするかは、なんとなく鈴は知っている。アメリカでは同性カップルを目にするのは珍しくはない。友人にもそういったカップルは居る。
「ジンはどうやって抜いたんだろう?」
疑問が頭を過ぎる。鈴が眠った後に自身の後始末をしたのだろうか。想像したら頬が熱くなる。安心して眠るジンの寝顔が愛しくて、鼻にチュッとキスをした。
ーーー待てるかな? いつかジンが、僕を本当の意味で抱いてくれるその日まで。
なんだかくすぐったくて、鈴はにやけてジンの胸に頬を擦り寄せた。
ーーー実は起きているんだが……どうしようか。
その時、ジンは困って固まっていた。
鬼畜狼と蜂蜜ハニー 完
ジンは双眸を見開いた。
「どうしてそうなる? 俺はお前の感情を無視できないと云ったんだ」
ジンは眉間に皺を寄せた。が、鈴の視線がジンの下肢に向けられたのだ。臨戦状態である。あれが自分に入るのかと刹那目眩がした鈴は更に真っ青だ。
「男は初めてか?」
低い声で問われた。心なしか殺気が漂っているかのようだ。
「当たり前だろ、こんな、こんなのっ!」
再びジンの陰茎を見て、ボンと次は紅くなる。ジンは溜め息を吐いた。
「あのな鈴、狼の姿で事に及んだら、お前に怪我をさせてしまう」
「なら、今人間だろ? それでもできないのかよ?」
ジンが唸る。鈴は悔しかったのだ。自分ばかり煽られて、胸がこんなにドキドキして。
「お前性格変わったな」
「? うわっ!?」
ジンは鈴の手を掴んで、自分の陰茎を握らせた。熱くて大きくて堅かった。鈴は唾を飲み込んだ。興奮と恐怖が入り混じる。
「解るか? 俺は今すぐにでもお前に突っ込みたい。だが流されて遣るのは嫌なんだ。お前と繋がるなら、ちゃんとしたい。時間を置いて最初からちゃんとお前を抱きたいんだ。解ってくれ今は。だから俺を煽るな」
「ジン……」
ーーー好きだ。僕は……彼を。
「ジン、僕ジンの事好きだよ?」
ジンがふっと笑った。
「なんで疑問形?」
「揚げ足取んなよ」
鈴はジンの首に抱き付いた。愛しい。ジンが。
「愛してる、僕を待っていてくれてありがとう、ジン」
鈴はぎこちなさ気にジンの唇に自分の唇を重ねる。触れるだけの幼い口付け。
「……鈴」
ジンは鈴の華奢な身体を抱き締めた。重ねた心臓が命の音が奏でる。どちらからともなく顔を寄せ、唇を重ねた。舌を絡めて互いの舌を吸い合い……。絨毯に寝かされた鈴はいつまでもジンとキスをしていた。熱い息を吐きながら、離れていた時間を埋めるように抱き締めあった。
翌朝鈴はジンのベッドで目を覚ました。ジンがベッドまで運んでくれたのだろう。結局ジンは鈴を最後までは抱かなかった。ぼんやりと壁掛け時計を見ると、既に九時を回っている。家にはジンから借りた携帯で、友人の家に泊まるからと、夜の内に電話をしておいた。里桜が電話の傍で何やら怒っていたが、まあそれは後だ。
「ん……」
ジンが鈴の腰に腕を回して引き寄せる。男同士のセックスでどの様にするかは、なんとなく鈴は知っている。アメリカでは同性カップルを目にするのは珍しくはない。友人にもそういったカップルは居る。
「ジンはどうやって抜いたんだろう?」
疑問が頭を過ぎる。鈴が眠った後に自身の後始末をしたのだろうか。想像したら頬が熱くなる。安心して眠るジンの寝顔が愛しくて、鼻にチュッとキスをした。
ーーー待てるかな? いつかジンが、僕を本当の意味で抱いてくれるその日まで。
なんだかくすぐったくて、鈴はにやけてジンの胸に頬を擦り寄せた。
ーーー実は起きているんだが……どうしようか。
その時、ジンは困って固まっていた。
鬼畜狼と蜂蜜ハニー 完
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三分の一過ぎたくらいから読み始めましたが、作者さんの一度のUP数がすごく、1話読んでる間に更新通知が入り、慌てたりしてました💦
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