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第5章 ついに始まった本当の戦い。
第70話 生存戦略会議。フェイクサイド
しおりを挟むバトルフィールド。
そして、邪神や天使が飛び交い、他の世界の管理者神までが戦った。
これは、カザトが勇者の試練で見た、得た、壁画情報そのままだった。
その事実を突きつけられたフェイクランドの(今のフェイクがやってきてからの)住民は、カザトの言うことなんて、話し半分どころか1割すら聞いていなく、早く奴隷化して魔王の討伐をさせる事しか考えなかったのだが、やっとあるヤバイ事に気がついて、騒ぎ出した。
もちろん、新生ガス王国や帝国、神聖皇国にブラー王国、ベイントス公国にドワーフ国王の
、いわゆるカザト側の国の住人も、カザトの言うことを聴いてはいたが実感を持てなかったのだが、目で見てショックは大きかった。
何が問題か?
カザトが勇者の試練ので得た情報。
いずれ、フェイクランド世界は地球世界に衝突する。
そして、衝突したときに文明、魂の成長度、論理の成長度、などの度合いが広がり過ぎたらどちらかの文明が、ぶっ飛ばされると言うこと。
そして今のままでは、フェイクランドの文明は、住人と共に焼き尽くされると言うことである。
カザト側の国は、いろいろその事も討論していたが、やはり議論も活性化してやれるところからやっている。
農業の技術の発展。
電気機械は無いが、魔導具は有るので秘匿技術化するのではなく、開発者権利を保護して利益を保証する事にして、普及させる。
法治国家の導入。
などを進めてきた。
全年齢対象の、学校の入学の自由と無償化はなかなかの文明の発達の底上げの推進剤となったのだ。
で?
ガス貴族タイプの国家との差は、農業生産力は5.6倍。
購買力は、3.2倍の差がでていた。
ある街では…
「どうすのだ!
領主様は、何故こんな事になっているのに、姿を見せずに何をしている!」
既に、こんな不満が住民の間に広がっていた。
執事長達は、逃げる算段をしていたがバトルフィールドのバリアで塞がれた。
領主は、恐らく殺されたとか、ガス王都に行って帰ってこないなどでいない街が多い。
住民達の、カザト奴隷化から、魔王討伐、そして自分達の生活の安泰!、カザトの不幸なんて知るか!使い捨てろ!なんて、論理が頭ごなしに全否定されて、暴動一歩寸前であった。
執事長や警備隊達は逃げられないので、救援の手紙をバリア関係なしに、通行できる行商人に託すが、全て却下された。
ここに、住人がカザト側と、フェイク側に分かれてしまったのだが、フェイク側の怒りはフェイクに注がれだした。
フェイク(フロンダーパ)
「完全に、あのクソ王妃を討伐するとは。
で?
魔王 ゴン太よ?
ガス魔王よ?
このままだと、反乱ね?
カザトに、こちらの主張を認めさせないといけないけど、案はあるのでしょうね。」
魔王 ゴン太
「話し合う方法ならある。
その方法は、最低あることをしないといけない。
それをする覚悟はあるのか?
もう、最低条件はクソバカで無いなら、わかっているだろうから、あえて言わない。
実行する覚悟が、無いななら言わない。
それだけ。」
ガス魔王
「戦力的な解決、つまり武力制圧での解決は不可能です。
そして、真実が今の状態でバレました。
[魔王ホイホイ]は、元々不可能だった事がバレました。
フェイク様、御覚悟を。」
ブラック・レイダー
「契約通り、私の全ての業務は終了した。
では、契約の実行をしてもらおう。」
ブレーダー王女
「そもそも、勇者達が強くなれないようにした時点で、今期の[魔王ホイホイ]計画は終わってました。
強くなれない勇者が、どうやって魔王を倒すのですか!
みてください!ゴン太を!
勇者ジョブが崩れてしまい、魔王になってしまったどころか、魔王としての強さすら最下級ですよ!
経験値を吸い上げた時点で、[魔王ホイホイ]は中止だったのでは?
なぜ、中止なのに我々を無理矢理戦わせたのですか!
で?この世界の終わりの異世界衝突までに、どこの世界に避難するのです?
その事をお聞かせ下さい。」
フェイクの右斜め上にからの目線の問いに、全くフェイクの望まない問いが帰って来た。
フェイク(フロンダーパ)
「ゴン太か?
貴様ら下僕は、私達の言うことを聴いて実行して、成功させるのが義務であり、運命である。
ガス魔王も、レイダーもブレーダーもだ!」
魔王 ゴン太
「オレの上様は、貴様の上司様なんだよ!
つまり、力の強弱関係なしに組織上は、フェイクと俺は同格なんだ!
言葉使いに気をつけろ!
俺は、貴様の下僕ではない!」
ガス魔王
「冒険者カザトと会談するには、前勇者達を召喚した時の年齢で蘇生して、元の時間の元の場所に帰さないと、無理でしょう。
その覚悟が無いなら、何を指令してもムダです。
それを無視して、今までのやり方を推し進めるなら、無能です。
前勇者達との契約を守る事は、最低条件だと認識して下さい。
しないと言うなら、私は私で動きます。」
ブラック・レイダー
「私との契約も、実行しろよ。
しっかりと、世界樹の管理はしてきた。
契約通り、私の魂の階梯(レベル)を上げてもらおうか!
管理者神になるためだと思って、どれだけ苦労したか。
さぁ、実行してもらおうか!」
ブレーダー王女(フェイクの姉は寝ている)
「カザトの籠絡は不可能。
カザトの懐柔は、私の役割ではありません。
そして、こんなはじめから無茶苦茶な計画をここまで、なんとか維持してきました。
私を女王または女皇帝にするのが、この計画の報酬。
もう、もらってもいいでしょう。
早く、実行して下さい。」
フェイク(フロンダーパ)
「何を言い出すかと思えば!
下僕である事を忘れてやがる。
叩きのめして、思い出させてやろう!
おい!部下天使共!やれ!」
部下天使D
「いや、それくらい自分でやってくれ!
それすらできないのか!」
フェイク(フロンダーパ)
「なんだと!」
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