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第5章 ついに始まった本当の戦い。
第69話 カザト起きる。だが、バトルは進んでいた。
しおりを挟むあの激闘から三日後。
カザトは、第7の試練の最上階で起きた。
カザトは、戦闘の後半が覚えていない。
いや、あの時は脳の記憶すると言う機能すら、全て戦闘に回したのだ。
だから、記憶がないのはわかっていた。
その後、どうなったのか?
その事を、トワイライト達に言った。
なるほどってトワイライトの顔は、物語っていた。
目のまえに、物凄い先進的なシステムがあった。
第7の試練 管理AI
「ようこそ。攻略者よ!
バトルフィールドの奴のイベントが入りましたので、攻略者様の従者様と先にいろいろ話しておりました。
どうかご容赦下さい。」
カザト
「わかった。
で?ここはどういう施設なのだ?」
情報の拠点。
簡単に言うと、フェイクランド、バトルフィールド世界の第一アンテナらしい。
なるほど、フェイクの奴はこのアンテナを使っていたのか。
管理AIは、愚痴る。
なんでもフェイクは、割当られた全能力の3%のうち、たったその全体の1%!つまり、0.003%しか使っていないという。
なるほど。
使ってくれなくて暇だった?
既に、フェイクの回線は隔離独立化。
そして、管理室と接続しており、カザトがメイン登録者となっていた。
あれ?
なんだあれ?
画面に、ラッド国王が激ヤセで祈祷していた。
ハイ?
悪魔退散?
そして、ダイジェストでフェイクが流した放送を見た。
この施設、魔導通信も全て傍受できるらしい。
ハァ?地球にこの放送を流した?
何を、狙っている。
そして、暗号の解読もされていた。
どこかに、援軍を求めた?
そして、フェイクの一部であった王妃の素揚げはまだまだ続行中。
カザトは、急遽新生ガス王国に行くことにした。
このままでは、ラッド国王は死ぬまでま国王の義務として祈祷するだろう。
確かに、悪魔の所業をやった奴らの1人だ。
第7の試練の管理AI
「転移でいけますよ。
機能としての意味ありげなアナウンスをつけます。」
そして、マトの街の公開牢屋に向かうカザト達。
トワイライト達が、管理AIと話して着替えていた。
聖女さん風の姿だ。
メーベル以外はその服装で統一して、カザトも包帯はしているが、正装っぽくして転移で移動した。
新生ガス王国 マトの街 公開牢屋
ラッド
「悪魔退散!悪魔退散!この人民の不幸を作りそれを喜ぶ悪魔よ!前管理者神サマとの約束を破りし悪魔よ!
退散せよ!」
王妃(元フェイクの一部)
「くがー!何が悪魔じゃー!
こんな美しい、高貴なる管理者神にふさわしい者に、きさま~!」
ぽ~ん♫
「アナウンスです。
第7の試練の終えた、カザト様がエキシビションマッチ サブの仕上げとして、護摩行を行う為に転移で、ここに運ばれます。
皆様、少しスペースをお開け下さい。」
「おお!すぐに開けろ!」
「国王陛下!もうすぐです。頑張って下さい!」
カザトがやってきた時に、王妃は油槽から飛び出て、カザトに飛びかかった!
メーベル
「そうは行くか!ホーリーチェーン!」
光る鎖で縛られる王妃。
メイド隊と、トワイライト達が両手を王妃に向ける。
メリー達が駆けつけて、加わる。
ブン!
いくつも、炎太い棒が横に出てきて組み合わさっていく。
護摩壇だ。
王妃
「ヒィ!貴様ら!」
カザト
「ファイヤーピラー」
炎で、閉じ込められた王妃の地面下から、炎の柱が立つ!
王妃
「ギャー!」
カザト
「爾、悪葉化李巣流化羅 胃魔化羅 矢異手矢流……」
カザトが、何か唱えだしてファイヤーピラーで、王妃を本格的に焼き出した。
王妃
「ボヘ~」
なんだ?
王妃の口から青白いタマらしきものが出てきて上に飛んでいく。
鑑定
人魂
リスト
現名前 勇者 ゴン太の父親
現名前 勇者 ゴン太の母親
現名前 勇者 ゴン太の第一継母
︙
︙
︙
他多数。
へ~。
生徒会長の奴の継母が、こんなにいたの?
まだいそうだな。
現名前って、鑑定では本名が出て来って事らしいから、今の本名が勇者 ゴン太の○○ってことかよ。
良かったな~。
今、あいつは魔王になったからそろそろ魔王 ゴン太の○○に変わる前で。
なんて思っていたら、
「そんな~!
俺はこれからも、遊んで~。」
「クソ~、やっとセレブに~。」
「やりたい放題できる、勝ち組に~。」
なんて、霊波の声が聞こえて来たので、聞きたくもないのでそのまま、王妃をじっくりと焼く事にした。
鑑定眼 制限解除!
王妃の魂の身体に何か、魔法陣がざっと数えただけで300以上あるのが見える。
そのうち、150は何か細い線だ。
そう、まるでレーザーで焼いたような線だ。
後は、書き方に癖があるから直接書いたのか?
平面的ではなく3D?
いやその空間の裏、つまり紙で例えると表と裏に別々の魔法陣が描いてある状態だな。
頭にスキルアナウンスが来た。
「全ての魔法陣が記録されました。
解析を始めます。
アラート!
アラート!
レーザーで焼かれた魔法陣のうち、いくつかが他のエリアに隔離されている邪神達にかなり細い線ですが、繋がってリンクしております。
レーザー以外で描かれた魔法陣は、この魂を魂魄)を改造して、出力ブーストして魂魄のランクを偽装する魔法陣と、それを強制的に持続させる魔法陣とかです。」
その頃、天界では…。
『よし!食った魂を吐かせたか!』
『あれでは、まるで…。
どうしましょうか?
ハハハハハハハ。」
コスモ
「カザト君、あ~なるほど。
太いレーザーで、焼く感覚で消すのか。」
「報告です。特殊第四室に異変です。
室長と、幹部達が暴れていると。」
コスモ
「奴らが刻んだ術式でしたからね。
帰っているのでしょう。
さて、特殊檻を用意しましょうか。」
バトルフィールド(フェイクランド)
新生ガス王国 王都マトの街
カザト
「く!なんだ、この魔法陣は。
ネチャっとしていて、なかなか焼けないな。
精神力の消費がすごいが使うしか無いか。
サイコ・プロミネンスビーム!」
王妃(フェイクの一部であった)
「ギャャャャャャャャャャャャャャャャャャャャャ。」
のたうち回ろうとするのを、トワイライト達の作る火の魔法の檻に焼かれながら結束されて、カザト高火力レーザーで魂に焼きつけられた魔法陣そのものを焼かれて、一つの記号、文字、念字、呪字を丁寧に焼いて消されていく。
その度に、王妃は変調をきたし暴れようとする。
だが、トワイライト達はそれを許さない!
20時間かけて、全て焼かれ魔法陣は消された。
ボン!
そこには、ただの人となった王妃がいた。
カザト
「フェイクの一部よ!
さぁ!仕上げ…
え?」
バァァァァーフォン!
カザトが、仕上げに聞くこと聞いてから焼き尽くそうとすると、まるで残像のように消えてしまった王妃…。
その場にいた者達は、謎の消え方に眼を丸くして佇んでいた。
それを、確認したかのようにバトルフィールドアナウンスが、予選第2の対戦表をだす。
エキシビションマッチ サブの時に乱入してきた天界の特殊部隊達の選抜である。
それをみて、カザトは何が起こっているのか、よくわからなかった。
フェイクが呼んだ援軍だろうと考えるのが妥当だと思われた。
実際、魔王 ゴン太や、ガス魔王、ブラック・レイダー、ブレーダー王女達は、そういう認識だった。
奴らがその後、フェイクに頭を下げたのはそれぞれ違う目的なのだったが。
フェイクを含む共通の考えは、降伏などは認められず戦闘が、続けられる。
サボタージュをすると、別世界の空間に組み替えられる。
こちらでは、1秒だがその空間では1万年という世界になるという。
では、どう安全に生きて傷つかずに戦闘を終わらせるか?
もともと臣下のものだったという事にしたのだ。
魔王 ゴン太の出自など、臣下の礼をとって一応不自然ではない。
だから、一つのチームとして認められたのだが、カザトはその事を知ってあの王妃から、ある事を聞き出したかったが、奴は消えた。
鑑定では、元の状態に戻った為に起こった。
としか、表示されていなかった。
つまりだな、奴は超能力と魔法と精霊魔法が多数使えるが、不老不死になるまでのレベルを上げるなり鍛錬をしていなかった為なのと、管理者AIからの補足情報だと、自分の夫(皇帝)が、戦争の終わりと共にあの王女共を集めて、食事をしていたワインなどに、毒が入っていたらしい。
そいつらの魂を、あの今のフェイク(フロンダーパ)が、集めて逃亡した。
つまり、既に死んでいた者。
魂に刻まれた、管理者神になる為に道理を曲げる魔法陣は消えた。
あるべき所に、速攻強制的に移動させられたのだろう。
カザト達は、マトの街に入りその日は休む事にした。
しんみりの身体にしみる、果実水を飲みながら何故、魔王 ゴン太達の家族はこんなろくでもない世界に、喜んで参戦したのだろうかと、あの人魂をみて思ったのだった。
メーベル
「イキリ散らかしたかった?
カザト様の言う、テンプレ勇者生活ができると思っていたのではないですか?」
カザトの言う、テンプレ勇者。
修行しなくても、絶大な力を管理者神が勇者に与えて楽に修行せずに、魔王を倒してハーレム作って、ウハウハ?
ふと、気がついた。
は???
フェイク(フロンダーパ)って、テンプレ勇者の(仮)管理者神(見習い)版じゃね?と、再認識した。
つい、口から出てしまった言葉。
それを聞いた、定食屋の他の客や入ってきたラッド国王やバッカー達も目が点になっていた。
「バトルフィールドアナウンスです。
テンプレ邪神、またはテンプレ・フロンダーパ。
いいワードです。
次から、使用させていただきます。」
は?
カザトも、目が点になった(笑)
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