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予選52
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そして今日のギャラを受け取り、俺達は馬車に戻った。
「さっきはありがとう、烏丸P」
向かいの席に座った七海がそう言った。
「さっきって?」
「ほら。さっき領主の息子に言い寄られて困ってたら、助けてくれたじゃん。格好よかったよ、ありがと」
「そ、そうか?」
「うん!」
七海はニコッと笑って頷いた。
……やべえ。こいつ、超可愛いじゃん。最初の頃は日本で48人のアイドルグループに入ったら45番人気か46番人気になりそう、なんて思ってたのに、今はトップアイドルにしか見えない。
今なら日本に戻ってもセンターになれるはず、と思ってしまった。
「領主がヤバい人だったら、烏丸Pが打ち首になってもおかしくない場面だったから、私は生きた心地がしなかったけどね」
心愛はふてくされたような声でそう言った。
「心配してくれてたんだな。ありがとう、心愛」
俺がそう言うと、心愛は怒ったようにこう言った。
「『ありがとう』じゃなくて『ごめん』って言ってよ!」
「そのセリフ、普通は逆だよな?」
『ごめん』じゃなくて『ありがとう』って言ってよ、なら良い奴っぽいのに、逆だとただの面倒な性格の奴っぽい……。
その後、俺は途中で馬車から降ろしてもらい、木工職人のところに寄って大量の木片を受け取った。ひとまず布袋に入れて持てるだけ持ち、残りは有料で配送してもらうことになった。
孤児院に戻った俺は、青山のところに行った。
「この金属の判子で、この木片に焼き印を押して欲しいんだけど、頼めるか?」
料理で使う火を利用して判子を熱すれば、一石二鳥という作戦である。
「任せておけ」
青山は二つ返事で了承してくれた。
次に、子ども達のところに行き、河川敷の草むしりを頼んだ。小さい子にもアルバイト代を出すと言うと、院長と職員の先生達は恐縮していた。
『エンジェルズ』に戻り、いくつかの候補の中から『1の9』自身にデビュー曲を選んでもらった。彼女達が選んだのは直球勝負のアイドルソングだった。『1の9』用の衣装が届いたので試着してもらうと、全員が本当に嬉しそうだった。
俺が作家に思いつく限りの物語を話しているうちに、夜のライブの時間がやってきた。
昨日までは夜に1日3回の公演をしていたのが、今日は1回だけということもあって、行列の長さは過去最長になっていた。それは、店内に入りきれずに帰ってもらった客達の人数も過去最多ということでもあった。機会損失になってしまうが、七海達を休ませるのは大事なことだと割り切るしかない。
昼過ぎのワンマンライブには来ることができなくて、初めて新衣装を見た客も多く、「みんな可愛いよ!」という声が上がった。
無事に公演が終了し、『エンジェルズ』を出て少し歩いたところで、ヘンリーが立ち止まった。
「――お願いがあります。私も次の街に連れていってください。野外フェスの後、『1の3』がウォーターフォールを去るときに、私も同行させてください」
ヘンリーが覚悟を決めたような声でそう頼んできた。昨日その話を聞いて、一晩考えて決意したのだろう。その決意に応えてあげることができたらどんなによかっただろうと思う。
「……ごめんなさい。ヘンリーさんを同行させることはできません」
俺は心の底から申し訳なく思いながらそう答えた。
「私の演奏技術では、力不足でしょうか?」
ヘンリーは泣きそうな顔をしてそう訊いた。
「いえ、そういうわけではありません。俺達は、ヘンリーさんの演奏技術を高く評価していて、感謝しています。ただ、ヘンリーさんには……えーと、『1の9』の伴奏をお願いしたいんです」
俺はたった今思いついた言い訳を口にした。
「私は、『1の3』の楽曲の伴奏をしたいのです。『1の9』ではなく」
ヘンリーは、俺ではなく浅生律子の方を見ながらそう言った。もちろんミュージシャンとしての信念もあるのだろうが、恋心もあって、そんなことを言っているのだろう。しかし浅生律子はよく分かっていないような表情をしていた。俺も事前に有希達からヘンリーは浅生律子が好きなのだと聞かされていなかったら、彼女と同じような反応になってしまっていただろう。
「……烏丸P。本当のことを話してあげようよ」
有希がそう言い出した。
本当のことって何だ? と思ったが、何かの作戦だろうと、黙っておいた。
「本当のことって何ですか?」
ヘンリーがそう訊くと、有希は周囲を見回してから話し始めた。
「誰にも言っちゃ駄目だよ。実はね、ウチら、野外フェスを最後にグループを解散する予定なんだ。でも、正直にそう言うと大騒ぎになるだろうから、この街を去るだけっていうことにしてるんだよ」
……なるほど。確かに「本当のこと」だな。『1の3』はデスゲームの予選を勝ち残るために結成したグループだ。1回戦の内容は予選とは全く違ったものになりそうだし、野外フェスを最後に解散するのは事実だ。
「そ、そんな……! こんなに大人気なのに! みなさんなら、どの街に行ったって成功できるのに! どうして解散してしまうのですか?」
当然の疑問である。果たして有希は何と答えるのか? と思っていたら、有希が俺に向かってウインクをした。
おいおい、後は俺に丸投げかよ!
と思わなくもないが、任せておけ。言い訳は俺の得意ジャンルだ。
「今は言えません。野外フェスが終わった後、ヘンリーさんだけにお話しします。解散することは秘密なので、絶対に誰にも言わないでください」
俺はそう言っておいた。
困ったときは未来の自分を信じて先延ばしするのが、俺の生き様である。
というか、野外フェスが終わった後なら、今は異世界デスゲームの真っ最中だということや、俺達が別の世界から転移してきたことや、また別の世界へ行くことなど、「本当のこと」をヘンリーに話してしまっても特に問題はないな。信じてはもらえないだろうけど、別に無理して信じてもらう必要もないし。ヘンリーの目の前で俺達が消えれば、嫌でも信じざるを得ないだろうけど。
意気消沈したヘンリーに孤児院まで送ってもらうと、まだ数人の子ども達が起きていた。いつもはもっと遅い時間に帰っていたから、夜に子ども達に出迎えられたのは初めてだった。
「クロウお兄ちゃん! 草むしり終わったよ!」
子ども達がそう言いながら俺に抱きついてきた。
「おお、凄いな! 早いぞ! ありがとう、すっごく助かる! アルバイト代は院長先生に渡しておくからな!」
俺がそう褒めると、子ども達はみんな嬉しそうだった。
その後、いつものように青山に夜食を作ってもらった。いや、いつもより早い時間だから、夜食じゃなくて夕食か。メニューは恒例の、野菜スープパスタと低脂肪乳だ。いい加減飽きてきたが、栄養的には問題ないし、文句は言えない。
6人でウィンドウ画面を確認すると、次のように表示されていた。
【 9位 230番 コロイレム星代表チーム :-267500ゼン
10位 239番 地球代表チーム :-37592519ゼン
11位 227番 ソロガリオ星代表チーム :-63000000ゼン】
「順位は変わってないけど、昨日から借金が2000万ゼンも減ったな! 順調なんじゃないか?」
俺はみんなの顔を見回しながらそう言った。
昨日よりはペースが落ちているが、昨日はリバーシとトランプのロイヤリティとして約1500万ゼンが振り込まれていたから例外みたいなものだろう。
「うーん。でも、上位陣も急激に所持金を増やしているな。4位のンジャイロ星チームが約1300万ゼンになってるから、今のペースだと追いつけないな……」
青山はそう呟いた。
「さっきはありがとう、烏丸P」
向かいの席に座った七海がそう言った。
「さっきって?」
「ほら。さっき領主の息子に言い寄られて困ってたら、助けてくれたじゃん。格好よかったよ、ありがと」
「そ、そうか?」
「うん!」
七海はニコッと笑って頷いた。
……やべえ。こいつ、超可愛いじゃん。最初の頃は日本で48人のアイドルグループに入ったら45番人気か46番人気になりそう、なんて思ってたのに、今はトップアイドルにしか見えない。
今なら日本に戻ってもセンターになれるはず、と思ってしまった。
「領主がヤバい人だったら、烏丸Pが打ち首になってもおかしくない場面だったから、私は生きた心地がしなかったけどね」
心愛はふてくされたような声でそう言った。
「心配してくれてたんだな。ありがとう、心愛」
俺がそう言うと、心愛は怒ったようにこう言った。
「『ありがとう』じゃなくて『ごめん』って言ってよ!」
「そのセリフ、普通は逆だよな?」
『ごめん』じゃなくて『ありがとう』って言ってよ、なら良い奴っぽいのに、逆だとただの面倒な性格の奴っぽい……。
その後、俺は途中で馬車から降ろしてもらい、木工職人のところに寄って大量の木片を受け取った。ひとまず布袋に入れて持てるだけ持ち、残りは有料で配送してもらうことになった。
孤児院に戻った俺は、青山のところに行った。
「この金属の判子で、この木片に焼き印を押して欲しいんだけど、頼めるか?」
料理で使う火を利用して判子を熱すれば、一石二鳥という作戦である。
「任せておけ」
青山は二つ返事で了承してくれた。
次に、子ども達のところに行き、河川敷の草むしりを頼んだ。小さい子にもアルバイト代を出すと言うと、院長と職員の先生達は恐縮していた。
『エンジェルズ』に戻り、いくつかの候補の中から『1の9』自身にデビュー曲を選んでもらった。彼女達が選んだのは直球勝負のアイドルソングだった。『1の9』用の衣装が届いたので試着してもらうと、全員が本当に嬉しそうだった。
俺が作家に思いつく限りの物語を話しているうちに、夜のライブの時間がやってきた。
昨日までは夜に1日3回の公演をしていたのが、今日は1回だけということもあって、行列の長さは過去最長になっていた。それは、店内に入りきれずに帰ってもらった客達の人数も過去最多ということでもあった。機会損失になってしまうが、七海達を休ませるのは大事なことだと割り切るしかない。
昼過ぎのワンマンライブには来ることができなくて、初めて新衣装を見た客も多く、「みんな可愛いよ!」という声が上がった。
無事に公演が終了し、『エンジェルズ』を出て少し歩いたところで、ヘンリーが立ち止まった。
「――お願いがあります。私も次の街に連れていってください。野外フェスの後、『1の3』がウォーターフォールを去るときに、私も同行させてください」
ヘンリーが覚悟を決めたような声でそう頼んできた。昨日その話を聞いて、一晩考えて決意したのだろう。その決意に応えてあげることができたらどんなによかっただろうと思う。
「……ごめんなさい。ヘンリーさんを同行させることはできません」
俺は心の底から申し訳なく思いながらそう答えた。
「私の演奏技術では、力不足でしょうか?」
ヘンリーは泣きそうな顔をしてそう訊いた。
「いえ、そういうわけではありません。俺達は、ヘンリーさんの演奏技術を高く評価していて、感謝しています。ただ、ヘンリーさんには……えーと、『1の9』の伴奏をお願いしたいんです」
俺はたった今思いついた言い訳を口にした。
「私は、『1の3』の楽曲の伴奏をしたいのです。『1の9』ではなく」
ヘンリーは、俺ではなく浅生律子の方を見ながらそう言った。もちろんミュージシャンとしての信念もあるのだろうが、恋心もあって、そんなことを言っているのだろう。しかし浅生律子はよく分かっていないような表情をしていた。俺も事前に有希達からヘンリーは浅生律子が好きなのだと聞かされていなかったら、彼女と同じような反応になってしまっていただろう。
「……烏丸P。本当のことを話してあげようよ」
有希がそう言い出した。
本当のことって何だ? と思ったが、何かの作戦だろうと、黙っておいた。
「本当のことって何ですか?」
ヘンリーがそう訊くと、有希は周囲を見回してから話し始めた。
「誰にも言っちゃ駄目だよ。実はね、ウチら、野外フェスを最後にグループを解散する予定なんだ。でも、正直にそう言うと大騒ぎになるだろうから、この街を去るだけっていうことにしてるんだよ」
……なるほど。確かに「本当のこと」だな。『1の3』はデスゲームの予選を勝ち残るために結成したグループだ。1回戦の内容は予選とは全く違ったものになりそうだし、野外フェスを最後に解散するのは事実だ。
「そ、そんな……! こんなに大人気なのに! みなさんなら、どの街に行ったって成功できるのに! どうして解散してしまうのですか?」
当然の疑問である。果たして有希は何と答えるのか? と思っていたら、有希が俺に向かってウインクをした。
おいおい、後は俺に丸投げかよ!
と思わなくもないが、任せておけ。言い訳は俺の得意ジャンルだ。
「今は言えません。野外フェスが終わった後、ヘンリーさんだけにお話しします。解散することは秘密なので、絶対に誰にも言わないでください」
俺はそう言っておいた。
困ったときは未来の自分を信じて先延ばしするのが、俺の生き様である。
というか、野外フェスが終わった後なら、今は異世界デスゲームの真っ最中だということや、俺達が別の世界から転移してきたことや、また別の世界へ行くことなど、「本当のこと」をヘンリーに話してしまっても特に問題はないな。信じてはもらえないだろうけど、別に無理して信じてもらう必要もないし。ヘンリーの目の前で俺達が消えれば、嫌でも信じざるを得ないだろうけど。
意気消沈したヘンリーに孤児院まで送ってもらうと、まだ数人の子ども達が起きていた。いつもはもっと遅い時間に帰っていたから、夜に子ども達に出迎えられたのは初めてだった。
「クロウお兄ちゃん! 草むしり終わったよ!」
子ども達がそう言いながら俺に抱きついてきた。
「おお、凄いな! 早いぞ! ありがとう、すっごく助かる! アルバイト代は院長先生に渡しておくからな!」
俺がそう褒めると、子ども達はみんな嬉しそうだった。
その後、いつものように青山に夜食を作ってもらった。いや、いつもより早い時間だから、夜食じゃなくて夕食か。メニューは恒例の、野菜スープパスタと低脂肪乳だ。いい加減飽きてきたが、栄養的には問題ないし、文句は言えない。
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10位 239番 地球代表チーム :-37592519ゼン
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「順位は変わってないけど、昨日から借金が2000万ゼンも減ったな! 順調なんじゃないか?」
俺はみんなの顔を見回しながらそう言った。
昨日よりはペースが落ちているが、昨日はリバーシとトランプのロイヤリティとして約1500万ゼンが振り込まれていたから例外みたいなものだろう。
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