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四章 9歳(色々制限中・・・)
音が出るもの・・・楽器ってどうなってるのでしょう?
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屋敷を手に入れましたが、色々犠牲にしそうになったエルフリーナです。
もう少しで色々私の尊厳が傷つくところでした。
え?傷つきまくってる?
そ、そんなことは無いはずです。
今回もギリギリお漏らしせずに間に合ったのですから!
まあ、トイレの目の前で躓いて、ドアに熱いキッスをかましたときはもうだめかと思いましたが・・・
・・・
さて、今日の勉強という名のシゴキも終わり、
訓練はお休みしてポケットダンジョンに防音実験の為の小屋を作成しに来ました。
とりあえず、研究施設予定地の傍ですね。
そうそう、研究施設についてはまだ研究内容とかで揉めてたりして、
まだどれぐらいの建物を作るのか、”今後”も含めてどういった実験施設とかも揃えないといけないのかって
色々やり取りしているみたいです。
話が全然進まないよ~って私の部屋でお茶をしている時に由香さんが言ってました。
”今後”をやたらと強調されて言われましたけど、何故だろう?
大変ですね~って言ったら、何故か睨まれて
「他人事だと思って~!そもそもエルモゴモゴーーー!」
叫びだした由香さんの口をアレッサ達が抑えられて連れ出されてました。
機密情報とかでも喋ろうとして止められたのかな?
まあ、そんなこんなあってまだ研究施設は建ってなくて予定地がざっくり決まってるだけなのです。
その予定地の傍らというか、少し離れた場所にほぼ柱だけの小屋というか豆腐を2軒作成します。
中の広さは6畳ぐらいかな?窓だけの小屋、壁だけの小屋として活用するみたい。
「とりあえず、今普通に売ってる窓を埋めてみましょうか」
由香さんがそう言って、倉庫から窓を取り出して窓をはめ込んでいきます。
はめ込むというか、窓枠を魔法で窓に合わせて操作して固定しているのですが。
「さて、音を試してみないといけないのだけど、
何か音が出るものあるかな?」
「む、音が出るものですか~・・・
特に用意してなかったですね、叫ぶ・・・は喉痛めそうだし、
実験だと同じ大きさの音じゃないと意味ないでしょうから、やめておきましょうか」
「まあ、軽く試すぐらいだから、同じ大きさってこだわらなくてもいいけど、
今後を考えるとそうね。
こっちに来る前に用意しておけばよかったわ」
由香さんが失敗したな~って感じで言います。
確かにそうですね、何も考えずに来てしまいました。
音だけか~・・・
爆竹とかかな?手元に火薬はないし、どう作るのかもわからないからダメか。
火薬多くて吹き飛んだら嫌だし。
ん~・・・音・・・楽器?あ、シンバルじゃなくて銅鑼みたいなのがあればいいのかな?
でも、ただ鉄とかで作っても音が鳴るわけじゃないよね・・・
そういえば、こっちの世界で楽器をあまり見てないかも。
誕生日でも身内でわいわいやるだけで、ダンスとか何もないし。
どちらかというと宴会?
普通じゃないと思うんだけど、これも辺境伯家だからなのかな?
「そういえば、こちらの世界で楽器をあまり見たことないですね。
笛とか、手で叩く太鼓のようなものはありますけど」
「確かに私も見てないわね。
町に行っても楽器を見ることないし・・・
流石に音楽が発展してないってことはないと思うんだけど」
「そうですよね。
私の居た世界だと音楽は日常的なものでしたし、
転移者の方々も音楽がないと物足りないとかあったと思うのですが・・・。
まあ、今頃気づいた私はどうなんだって話はありますけど」
「私も日常的に聴いてたな~。
でも、こっちに来て音楽らしい音楽は聴いてないね。
それだけ色々あったってのもあるでしょうけど」
由香さんと音楽の話をしていると、クラリスが興味深そうに聞いてきました。
「エル様と由香の話されている音楽は歌とは違うものでしょうか?」
クラリスの質問に私と由香さんは顔を見合わせます。
こういう質問が来るということは音楽はあまり一般的じゃないのか・・・
「歌もだけど、楽器とかを使って演奏したりって此処で聴いてはないなって。
転移者から音楽は伝わっているんじゃないの?」
「楽器・・・ですか?
う~ん、確かに転移者の方の記録で再現をしようとしたとはありますが・・・
再現できなかったとありますね。
何か音?がきちんと鳴らないとか?」
開発したけど、音階が安定しなかった?
絶対音感とかある人じゃないと合わせられないのかも?
「・・・ねぇ、由香さん。
楽器の開発って絶対音感とかって必要なものですかね?」
「うん、エルちゃん。
なんとなくわかった気がする。
作ったはいいけど、音が安定しなかったんだね。
私も詳しくないから、同じ結果にしかならないかな・・・。
これも研究したほうがいいのか相談かな?
そもそも音楽の需要があるかどうかって話になるし」
「あ~、確かに。
楽団とか趣味の領域になりそうですね。
でも今後の発展を考えると・・・う~ん・・・
このある種殺伐とした世界でどこまで受けるか。
オーケストラ辺りはどうにかしたいですけどね~」
「演奏する人集めないとだよ?
一朝一夕でできるものではないし、一からだとそれこそ10年100年レベルじゃない?」
「難しいですね・・・
ん?私たちの寿命考えたらそのぐらいの期間は別にいいのでは?」
「あ~、レベルとかステータスで寿命が延びるってやつね。
私たちってどれぐらい生きられるんだろうね~」
「「あはははは~」」
「あの、防音の確認は?」
「「あ゛」」
当初の話から脱線しまくってましたね。
もう少しで色々私の尊厳が傷つくところでした。
え?傷つきまくってる?
そ、そんなことは無いはずです。
今回もギリギリお漏らしせずに間に合ったのですから!
まあ、トイレの目の前で躓いて、ドアに熱いキッスをかましたときはもうだめかと思いましたが・・・
・・・
さて、今日の勉強という名のシゴキも終わり、
訓練はお休みしてポケットダンジョンに防音実験の為の小屋を作成しに来ました。
とりあえず、研究施設予定地の傍ですね。
そうそう、研究施設についてはまだ研究内容とかで揉めてたりして、
まだどれぐらいの建物を作るのか、”今後”も含めてどういった実験施設とかも揃えないといけないのかって
色々やり取りしているみたいです。
話が全然進まないよ~って私の部屋でお茶をしている時に由香さんが言ってました。
”今後”をやたらと強調されて言われましたけど、何故だろう?
大変ですね~って言ったら、何故か睨まれて
「他人事だと思って~!そもそもエルモゴモゴーーー!」
叫びだした由香さんの口をアレッサ達が抑えられて連れ出されてました。
機密情報とかでも喋ろうとして止められたのかな?
まあ、そんなこんなあってまだ研究施設は建ってなくて予定地がざっくり決まってるだけなのです。
その予定地の傍らというか、少し離れた場所にほぼ柱だけの小屋というか豆腐を2軒作成します。
中の広さは6畳ぐらいかな?窓だけの小屋、壁だけの小屋として活用するみたい。
「とりあえず、今普通に売ってる窓を埋めてみましょうか」
由香さんがそう言って、倉庫から窓を取り出して窓をはめ込んでいきます。
はめ込むというか、窓枠を魔法で窓に合わせて操作して固定しているのですが。
「さて、音を試してみないといけないのだけど、
何か音が出るものあるかな?」
「む、音が出るものですか~・・・
特に用意してなかったですね、叫ぶ・・・は喉痛めそうだし、
実験だと同じ大きさの音じゃないと意味ないでしょうから、やめておきましょうか」
「まあ、軽く試すぐらいだから、同じ大きさってこだわらなくてもいいけど、
今後を考えるとそうね。
こっちに来る前に用意しておけばよかったわ」
由香さんが失敗したな~って感じで言います。
確かにそうですね、何も考えずに来てしまいました。
音だけか~・・・
爆竹とかかな?手元に火薬はないし、どう作るのかもわからないからダメか。
火薬多くて吹き飛んだら嫌だし。
ん~・・・音・・・楽器?あ、シンバルじゃなくて銅鑼みたいなのがあればいいのかな?
でも、ただ鉄とかで作っても音が鳴るわけじゃないよね・・・
そういえば、こっちの世界で楽器をあまり見てないかも。
誕生日でも身内でわいわいやるだけで、ダンスとか何もないし。
どちらかというと宴会?
普通じゃないと思うんだけど、これも辺境伯家だからなのかな?
「そういえば、こちらの世界で楽器をあまり見たことないですね。
笛とか、手で叩く太鼓のようなものはありますけど」
「確かに私も見てないわね。
町に行っても楽器を見ることないし・・・
流石に音楽が発展してないってことはないと思うんだけど」
「そうですよね。
私の居た世界だと音楽は日常的なものでしたし、
転移者の方々も音楽がないと物足りないとかあったと思うのですが・・・。
まあ、今頃気づいた私はどうなんだって話はありますけど」
「私も日常的に聴いてたな~。
でも、こっちに来て音楽らしい音楽は聴いてないね。
それだけ色々あったってのもあるでしょうけど」
由香さんと音楽の話をしていると、クラリスが興味深そうに聞いてきました。
「エル様と由香の話されている音楽は歌とは違うものでしょうか?」
クラリスの質問に私と由香さんは顔を見合わせます。
こういう質問が来るということは音楽はあまり一般的じゃないのか・・・
「歌もだけど、楽器とかを使って演奏したりって此処で聴いてはないなって。
転移者から音楽は伝わっているんじゃないの?」
「楽器・・・ですか?
う~ん、確かに転移者の方の記録で再現をしようとしたとはありますが・・・
再現できなかったとありますね。
何か音?がきちんと鳴らないとか?」
開発したけど、音階が安定しなかった?
絶対音感とかある人じゃないと合わせられないのかも?
「・・・ねぇ、由香さん。
楽器の開発って絶対音感とかって必要なものですかね?」
「うん、エルちゃん。
なんとなくわかった気がする。
作ったはいいけど、音が安定しなかったんだね。
私も詳しくないから、同じ結果にしかならないかな・・・。
これも研究したほうがいいのか相談かな?
そもそも音楽の需要があるかどうかって話になるし」
「あ~、確かに。
楽団とか趣味の領域になりそうですね。
でも今後の発展を考えると・・・う~ん・・・
このある種殺伐とした世界でどこまで受けるか。
オーケストラ辺りはどうにかしたいですけどね~」
「演奏する人集めないとだよ?
一朝一夕でできるものではないし、一からだとそれこそ10年100年レベルじゃない?」
「難しいですね・・・
ん?私たちの寿命考えたらそのぐらいの期間は別にいいのでは?」
「あ~、レベルとかステータスで寿命が延びるってやつね。
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「「あはははは~」」
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