84 / 111
Chapter 2
79*溺愛
しおりを挟む
月明かりに照らされた部屋には、激しく絡み合う二つの影と、それを助長させるような甘ったるい濃厚な匂い…
そして、ギシギシと揺れるスプリングの音が響いていた。
「ふぅ、あぁ、あ、ぁん…
セザールさぁ…まぁっ!」
ナタリーからもたらされる、愛らしい鳴き声を聞くたびに、セザールは更に奥へ届くようにと腰をぐっと押し付けていた。奥をぐりぐりと刺激されれば、更に高く鳴く声に恍惚とした笑みが溢れる。
初めてセザールの欲望を受け入れたナタリーの蜜壺は、無理やり押し広げられた圧迫感とその痛みを忘れさせるかのように、少しずつではあるものの確実にその齎される快楽を拾い始めていた。
「あっぁ、はぁん!やぁ!ああぁぁ!!」
ずんずんと強く深く突かれてしまえば、もう声を止める事などできない。
ギシギシギシギシ…
パンッパンッパンッ…
クチュぷちゅん…
全ての音が、セザールとナタリーを興奮させてやまなかった。
ナタリーの最奥を堪能しながら、セザールはひたすらナタリーの耳元で愛を囁き続けている。
「愛してる」
「可愛い」
「好きだ」
頭の中で、その言葉だけが永遠とループしているように錯覚するほど、セザールは激しく腰を動かしながら、しつこい程に囁き続けていた。
そして、ナタリーもまた揺さぶられながら「私も好き」と叫び続けている。
ただし、喘ぎ声に混じって放たれた言葉は、もはや聞き取ることが困難なほど乱れていた。
「あっ、アンッ…はあっ、んっ…す、すきぃーっ!」
与えられる快楽に耐えきれず、ナタリーは目尻から涙を溢れさせ、必死にセザールにしがみついていた。そして、一度声に出してしまえば、もう抑えることはできないとばかりに、セザールへよ想いを伝え続けていた。
「はあっ、はあっん!セザール…さまぁ、すっきぃ…ぁっん!」
「好きだっ…くっ、はぁはぁ…」
ハアハアと獣のような荒い息を、繰り返す2人。
ナタリーの中で快楽を貪っていたセザールは、汗をポタポタ垂らしながら更に追い打ちをかけるように、ずんっと最奥まで一気に突っ込んだ。
その瞬間…
「ふぁ…!んーっ!!」
ナタリーが、大きく身体を反らせてビクビクッと痙攣する。
その姿に、セザールは感極まったように微笑んだ。
そして、嬉しそうに「上手にいけたね」と囁くと、ナタリーのその細い腰を掴み更に激しく腰を打ちつけ始めた。
まだ、ガクガクと震えがあるにも関わらずわ、セザールは律動を早め己の欲望を全て余すことなくナタリーの中へと吐き出したのだった。
全身から力が抜けたように、くたりと横たわるナタリー。
そんな彼女の頭を優しく撫でながら、セザールはそれはそれは愛おしそうに、その横顔を眺めていた。
「愛してる」
意識がなくなったナタリーに向かって、そう言ったのはこれでもう何度目だろうか。
呟きながら、未だ媚薬の効果によっておさまることのない熱い杭を、休む間もなくナタリーの中へとそっと挿入していく。
既に、身につけていたランジェリーは剥ぎ取られ、セザールの下には…それはそれは魅力的な身体を曝け出したナタリーが容赦なく繋がれていた。
ゆらゆらと優しく動かせば、ナタリーの胸もゆっさゆっさと誘うように揺れはじめる。
まるで引き寄せられるかのように、ぷくりと立ち上がった蕾をぺろりと舐めあげると、可愛らしい口からは「あんあん」と喘ぎ声が漏れ始めた。
その声を聞くだけで、セザールの下腹部はこれから得られるであろう快楽に期待して、更に大きく硬くその存在を増していった。
セクシーなランジェリー姿のナタリーを、前から後ろから散々喘がせてもなお、セザールにはナタリーが足りなかった。
"彼女の全てが欲しい"
セザールは、それ程までにナタリーを渇望していたのだ。
「ナタリー、ナタリーっ…はぁ、ナタリー」
徐々に、大きくなっていく動きにナタリーが意識を浮上させれば、待ってましたとばかりにセザールの律動が早まっていく。
「はぁっ…やぁ、ナタリーっ、君の中は最高だよ」
恍惚とした表情でナタリーを見つめながら、セザールは蜜で溢れかえっている入り口に手をかけた。
蜜壺の上を容赦なくきゅっと摘めば、ナタリーの中がセザールを搾り取るかのように収縮する。
その感覚が、堪らなく気持ちがよかった。
最終的に、涙を浮かべ「もぅ…っ無理!」と悲願するナタリーを解放できたのは、マルクス家を訪れてから2日後の事だった。
そして、ギシギシと揺れるスプリングの音が響いていた。
「ふぅ、あぁ、あ、ぁん…
セザールさぁ…まぁっ!」
ナタリーからもたらされる、愛らしい鳴き声を聞くたびに、セザールは更に奥へ届くようにと腰をぐっと押し付けていた。奥をぐりぐりと刺激されれば、更に高く鳴く声に恍惚とした笑みが溢れる。
初めてセザールの欲望を受け入れたナタリーの蜜壺は、無理やり押し広げられた圧迫感とその痛みを忘れさせるかのように、少しずつではあるものの確実にその齎される快楽を拾い始めていた。
「あっぁ、はぁん!やぁ!ああぁぁ!!」
ずんずんと強く深く突かれてしまえば、もう声を止める事などできない。
ギシギシギシギシ…
パンッパンッパンッ…
クチュぷちゅん…
全ての音が、セザールとナタリーを興奮させてやまなかった。
ナタリーの最奥を堪能しながら、セザールはひたすらナタリーの耳元で愛を囁き続けている。
「愛してる」
「可愛い」
「好きだ」
頭の中で、その言葉だけが永遠とループしているように錯覚するほど、セザールは激しく腰を動かしながら、しつこい程に囁き続けていた。
そして、ナタリーもまた揺さぶられながら「私も好き」と叫び続けている。
ただし、喘ぎ声に混じって放たれた言葉は、もはや聞き取ることが困難なほど乱れていた。
「あっ、アンッ…はあっ、んっ…す、すきぃーっ!」
与えられる快楽に耐えきれず、ナタリーは目尻から涙を溢れさせ、必死にセザールにしがみついていた。そして、一度声に出してしまえば、もう抑えることはできないとばかりに、セザールへよ想いを伝え続けていた。
「はあっ、はあっん!セザール…さまぁ、すっきぃ…ぁっん!」
「好きだっ…くっ、はぁはぁ…」
ハアハアと獣のような荒い息を、繰り返す2人。
ナタリーの中で快楽を貪っていたセザールは、汗をポタポタ垂らしながら更に追い打ちをかけるように、ずんっと最奥まで一気に突っ込んだ。
その瞬間…
「ふぁ…!んーっ!!」
ナタリーが、大きく身体を反らせてビクビクッと痙攣する。
その姿に、セザールは感極まったように微笑んだ。
そして、嬉しそうに「上手にいけたね」と囁くと、ナタリーのその細い腰を掴み更に激しく腰を打ちつけ始めた。
まだ、ガクガクと震えがあるにも関わらずわ、セザールは律動を早め己の欲望を全て余すことなくナタリーの中へと吐き出したのだった。
全身から力が抜けたように、くたりと横たわるナタリー。
そんな彼女の頭を優しく撫でながら、セザールはそれはそれは愛おしそうに、その横顔を眺めていた。
「愛してる」
意識がなくなったナタリーに向かって、そう言ったのはこれでもう何度目だろうか。
呟きながら、未だ媚薬の効果によっておさまることのない熱い杭を、休む間もなくナタリーの中へとそっと挿入していく。
既に、身につけていたランジェリーは剥ぎ取られ、セザールの下には…それはそれは魅力的な身体を曝け出したナタリーが容赦なく繋がれていた。
ゆらゆらと優しく動かせば、ナタリーの胸もゆっさゆっさと誘うように揺れはじめる。
まるで引き寄せられるかのように、ぷくりと立ち上がった蕾をぺろりと舐めあげると、可愛らしい口からは「あんあん」と喘ぎ声が漏れ始めた。
その声を聞くだけで、セザールの下腹部はこれから得られるであろう快楽に期待して、更に大きく硬くその存在を増していった。
セクシーなランジェリー姿のナタリーを、前から後ろから散々喘がせてもなお、セザールにはナタリーが足りなかった。
"彼女の全てが欲しい"
セザールは、それ程までにナタリーを渇望していたのだ。
「ナタリー、ナタリーっ…はぁ、ナタリー」
徐々に、大きくなっていく動きにナタリーが意識を浮上させれば、待ってましたとばかりにセザールの律動が早まっていく。
「はぁっ…やぁ、ナタリーっ、君の中は最高だよ」
恍惚とした表情でナタリーを見つめながら、セザールは蜜で溢れかえっている入り口に手をかけた。
蜜壺の上を容赦なくきゅっと摘めば、ナタリーの中がセザールを搾り取るかのように収縮する。
その感覚が、堪らなく気持ちがよかった。
最終的に、涙を浮かべ「もぅ…っ無理!」と悲願するナタリーを解放できたのは、マルクス家を訪れてから2日後の事だった。
23
お気に入りに追加
327
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞

美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です

黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる