【外伝・完結】神獣の花嫁〜いざよいの契り〜

こちらは『神獣の花嫁シリーズ』の外伝となります。
本編をご存じなくとも、こちら単体でもお読みいただけます。

☆☆☆☆☆

❖大神社の巫女 可依(かえ)23歳
夢占いが得意な最高位のかんなぎ
       ✕
❖萩原(はぎはら)尊臣(たかおみ)29歳
傲岸不遜な元国司、現萩原家当主

────あらすじ────

「まさかとは思うが、お前、俺に情けを交わして欲しいのか?」
「お戯れをっ」
───自分の夢占に間違いはない。
けれども、巫女の身でありながら殿御と夜を共にするなど、言語道断。
「わたくしは、巫女でいたいのです」
乞われても、正妻のある方のもとへ行けるはずもなく。
「……息災でな」
そして、来たるべくして訪れる別れ。

───これは、夫婦の契りが儚いものだった世のお話です。

※表紙絵はAIイラストです。
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