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四肢切断※
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ご主人様は地下室にある手術台に、僕をベルトで固定した。手も足も動かせない。僕は恐怖で頭がいっぱいになった。が、不意に首に注射をされた。麻酔は無いはずだけど、なんの薬だろう…?
「よし、これで気絶できないから。頑張って。」
「え…うそ…ご主人様やめてください…ぼ、僕が何したんですか…!!ご主人様のこと信じてたのに…!!」
「うん、ありがとうね。これからも信じてて。」
やめる気は一向にないらしく、切断の準備はどんどん進んでいく。止血剤や包帯も用意されていく。僕は怖くて一生懸命抵抗して、ベルトをがちゃがちゃ鳴らした。
「助けてぇぇぇ!!藤さぁぁぁんっ!!たすけっえ゙ッッ……」
ビクンッと身体が跳ねる。視界がぱちぱちして、身体が痺れる。僕は混乱していた。手も足も、まだある。
「ああびっくりした?頭にさっき電極貼ったでしょ。そこから電気流すとそうなるの。うるさくしたらそうなるから。…じゃあいくよ。」
…ということは、僕は暴れることも泣き叫ぶのも許されないということ。ああもう、これならまだ酷いご主人様のところでこき使われていたほうがマシだった…
僕は無言で涙を流した。その時。
ダンッ!!
「ッッん゙ぎゃぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッッッ!」
左腕が切られた。ご主人様の手には肉切り包丁が握られている。僕は痛みで自分でも知らない声の大きさで叫んだ。
ダンッ!!
右腕も切られた。もうこれで鉛筆も握れない。
僕は泣き叫びながら血を噴射した。
「あと足だけね。安心して、2回どんどんってしたら1本取れるからさ。」
ぐちゅっ…
嫌な音がした。僕からは見えないけど、確実に切り落とすまでは行っていない。半分くらいまで刺さって、あと半分で左足が取れる。
バンッ!
太ももから下の感覚がない。左足は切れたようだ。右足も同じように包丁が振り下ろされ、手術台の上からごろんと落ちた。僕の傷口はぴゅっと血を吹き続けている。
「あ゙っ…あひっ…あれ…ぇ…ぬいぐる、み…」
ご主人様が黙々と止血をしていく中、僕の視界にはあの喋るぬいぐるみがふわふわ浮かんでいた。僕もふわふわ浮かんでいるみたいでだんだん気持ちよくなってきた。このまま頭も視界も真っ白に包まれ…ない。
「ころ…し…て、ころし…て…痛い…よ…」
僕はなぜか射精していた。きっと死ぬんだ。ああ…少しだったけど、ご主人様に可愛がってもらえて幸せだった…
✱✱✱✱✱✱
「ハイ終わり。完璧!祐希くん見てみて、ぬいぐるみー!…って辛そうだね。治り次第戻してあげるから、ちょっと強い痛み止め打とうね。」
「あ゙ひっ…あっ…あぇ、ぁ…あー…?」
痛み止めだと言われたけど、僕が嫌がっていたあの薬だと分かった。でもご主人様の言ったとおり痛みが消えていく。ご主人様はニコニコしながら、治療の続きを始めた。
「よし、これで気絶できないから。頑張って。」
「え…うそ…ご主人様やめてください…ぼ、僕が何したんですか…!!ご主人様のこと信じてたのに…!!」
「うん、ありがとうね。これからも信じてて。」
やめる気は一向にないらしく、切断の準備はどんどん進んでいく。止血剤や包帯も用意されていく。僕は怖くて一生懸命抵抗して、ベルトをがちゃがちゃ鳴らした。
「助けてぇぇぇ!!藤さぁぁぁんっ!!たすけっえ゙ッッ……」
ビクンッと身体が跳ねる。視界がぱちぱちして、身体が痺れる。僕は混乱していた。手も足も、まだある。
「ああびっくりした?頭にさっき電極貼ったでしょ。そこから電気流すとそうなるの。うるさくしたらそうなるから。…じゃあいくよ。」
…ということは、僕は暴れることも泣き叫ぶのも許されないということ。ああもう、これならまだ酷いご主人様のところでこき使われていたほうがマシだった…
僕は無言で涙を流した。その時。
ダンッ!!
「ッッん゙ぎゃぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッッッ!」
左腕が切られた。ご主人様の手には肉切り包丁が握られている。僕は痛みで自分でも知らない声の大きさで叫んだ。
ダンッ!!
右腕も切られた。もうこれで鉛筆も握れない。
僕は泣き叫びながら血を噴射した。
「あと足だけね。安心して、2回どんどんってしたら1本取れるからさ。」
ぐちゅっ…
嫌な音がした。僕からは見えないけど、確実に切り落とすまでは行っていない。半分くらいまで刺さって、あと半分で左足が取れる。
バンッ!
太ももから下の感覚がない。左足は切れたようだ。右足も同じように包丁が振り下ろされ、手術台の上からごろんと落ちた。僕の傷口はぴゅっと血を吹き続けている。
「あ゙っ…あひっ…あれ…ぇ…ぬいぐる、み…」
ご主人様が黙々と止血をしていく中、僕の視界にはあの喋るぬいぐるみがふわふわ浮かんでいた。僕もふわふわ浮かんでいるみたいでだんだん気持ちよくなってきた。このまま頭も視界も真っ白に包まれ…ない。
「ころ…し…て、ころし…て…痛い…よ…」
僕はなぜか射精していた。きっと死ぬんだ。ああ…少しだったけど、ご主人様に可愛がってもらえて幸せだった…
✱✱✱✱✱✱
「ハイ終わり。完璧!祐希くん見てみて、ぬいぐるみー!…って辛そうだね。治り次第戻してあげるから、ちょっと強い痛み止め打とうね。」
「あ゙ひっ…あっ…あぇ、ぁ…あー…?」
痛み止めだと言われたけど、僕が嫌がっていたあの薬だと分かった。でもご主人様の言ったとおり痛みが消えていく。ご主人様はニコニコしながら、治療の続きを始めた。
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