41 / 173
第一部:都市国家アドポリスの冒険 7
第35話 デュラハンとその事情 その5
しおりを挟む
「カイル、君の担当は首なし馬だよ。仕留めてくれ」
「いや、でも、そのちびっこがデュラハンとやるんですか!?」
「ちびっこではないです! クルミです! 行くですよー!」
鼻息も勇ましく、クルミがデュラハンに立ち向かう。
「なに、相手は接近戦の達人だとしても、そんなものは付き合わなければいい。クルミ、距離を保ちながら俺から受け取った石を投げつける」
「はいです!」
さあ、ここから忙しい。
サポート要員として、アリサには控えてもらっている。
ブランはいつも通り、見学だ。
彼はこの様子を楽しんで見ているようだ。
『おおおおおおっ!!』
デュラハンが吠えながら、前に立ちふさがったクルミに突っ込んでくる。
「クルミ、はいっ」
「はいです! とやー!」
俺が彼女に手渡したのは、魔力を充填した炎晶石。
これが燃え上がるより前に、スリングで振り回して放り投げるのだ。
クルミのスリング、狙いは正確。
近寄ってきていたデュラハンは、これを剣で払おうとした。
直前で、炎晶石が爆発する。
『ぬぐわっ』
「クルミ、はいっ」
「はいです! とややー!」
俺達二人はちょっと移動しつつ、立ち直っていないデュラハンへ炎晶石をさらに投擲。
今度はデュラハンの胴体に炸裂した。
爆発が起こる。
『ぐわあああああ』
相手は氷の精霊。
相反する属性である、炎はよく効くのだ。
それに、スリングで投擲される石はかなり速い。
剣の達人だって、そうそう見切れるものじゃない。
慣れてきた頃には、勝負が決まっているわけだ。
それに……。
『おのれっ! おのれえええっ!』
「ひゃー! なんかクルミの胸のあたりがジューッといったです!」
「クルミ、今のうちに胸元に粉末を補充! 俺が時間稼ぐからね」
俺は炎晶石の一つを、アンダースローで投げつけた。
急にゆっくり飛んでくる石があるので、デュラハンは慌ててこれを剣で切る。
炎晶石は空中で破裂し、炎を撒き散らした。
首なし騎士には何のダメージも与えないが、その間にクルミはまた、死の呪いへの防備を固めている。
俺が準備する炎晶石も備え終わりだ。
「ほい、クルミ!」
「はいです!」
炸裂する炎。
吠えるデュラハン。
俺達は常に距離を一定に保つ。
接近戦をさせない。
そもそも、相手に実力を発揮させる理由が無いのだ。
「クルミ、もうすぐ終わるぞ。落ち着いて行こう。これはルーチンワークのように対応して倒すモンスターだ」
「るーちんです? とやーっ!」
投擲された炎晶石を当てられ、またデュラハンが吠えた。
『卑怯なり……! 卑怯……!』
「デュラハンはその特性上、盾を持てない。鎧で矢は防げても、投擲されてくる炎晶石は防げないわけだ。魔法でデュラハンに対抗するには詠唱が必要で、連打はできない。だけど、スリングなら、移動しながら結構な速度で投擲できるからね」
「すっげえ……」
首なし馬を薙ぎ倒しつつ、こちらを伺っていたカイル。
思わず、といった感じでつぶやきが漏れた。
「あのデュラハンを、作業みたいにして倒すのかよ……!」
「敵が頭に血を上らせたら、それでこちらの勝ちさ。行動が単純化してパターンにはめやすくなる。冷静になる前に倒せばいい」
デュラハンはひたすらに、こちらへの距離を詰めようとしてくる。
高速で接近するための馬と戦車は奪った。
飛び道具である死の呪いは無効化した。
こちらの炎晶石を、首なし騎士は防ぎきれない。
となれば、どうする?
『むおおおおおおっ!!』
デュラハンが絶叫して、こちらへ疾走してくる。
防御を捨てた突撃だ。
「ひゃあっ!」
「よし、勝った」
俺はここで、炎晶石からマジックトラップに持ち替えている。
素早く取り出したスリングでトラップを振り回し、デュラハンの足が振り下ろされる場所へ投擲。
インスタント落とし穴が生まれた。
デュラハンの足が、見事にはまる。
『おごおおおおっ!?』
首なし騎士が転んだ。
「ほい、クルミ! 炎晶石連続で行くよ。狙う必要なんかない。どんどん投げつけて」
「はいです!! ほいっ! ほいっ! ほいっ! ほいっ! ほいっ!」
『ウグワーッ!!』
首なし騎士の全身が、炎に包まれた。
やがてその体の輪郭がぼやけて、ゆっくりと縮んでいく。
気がつくと、デュラハンがいた場所には、結晶のようなものが残っていた。
「討伐完了。恐ろしくタフなデュラハンだったなあ」
俺はデュラハンがいた場所に近づくと、結晶を拾い上げた。
ひんやりと冷たい。
「うりゃあっ!!」
それと同時に、カイルが首なし馬を仕留めたようだった。
こちらも結晶に変わる。
デュラハンよりは小ぶりな結晶だ。
「はあ、はあ……。本当に倒しちまった……。しかも、ちびっこと二人っきりで」
「いやいや。カイルが馬を足止めしてくれたのが良かったのさ。お陰で集中できた。一人でやってた時は、トラップで馬を足止めしつつ炎晶石、という繰り返しで……一時間はかかったからね」
「デュラハンと一時間!? 地獄だ……」
まさしくそうだった。
一人で延々と戦い続けたあの時。
いつ死んでもおかしくなかったな。
だが、その中でデュラハンのタイミングは完璧に掴んだのだ。
デュラハンやバジリスクといった、強力なモンスターというのはおかしなもので、個体ごとの癖みたいなのが少ない。
強さの差はあれど、行動するためのルーチンがとても似通っているのだ。
だから、パターンを見極めることができれば対処は容易になる。
「センセエ! そのキラキラきれいなのはなんですかー?」
「あらあら、それは氷の精霊石ですわね」
戦いを見ていたアリサが、トコトコとやってきた。
隣に、いつもどおりのサモエド顔をしたブランもいる。
「そう。デュラハンはこれを落とすんだ。精霊石一つで、氷属性の魔法のアイテムをたくさん作れるからね。仕入れた炎晶石ぶん全てを補って、同じ額くらいのリターンがある」
「それにしたって、こんなでけえ精霊石は初めて見るぜ。あのデュラハン、本当にヤバイやつだったんすね」
「うんうん。個体としての強さは俺が戦った中で最強だったかもね。だが、どんなに強くても思考と行動がパターン通りならば怖くない」
精霊石をポーチに収納。
さあて、町長に報告に行くとしようじゃないか。
「いや、でも、そのちびっこがデュラハンとやるんですか!?」
「ちびっこではないです! クルミです! 行くですよー!」
鼻息も勇ましく、クルミがデュラハンに立ち向かう。
「なに、相手は接近戦の達人だとしても、そんなものは付き合わなければいい。クルミ、距離を保ちながら俺から受け取った石を投げつける」
「はいです!」
さあ、ここから忙しい。
サポート要員として、アリサには控えてもらっている。
ブランはいつも通り、見学だ。
彼はこの様子を楽しんで見ているようだ。
『おおおおおおっ!!』
デュラハンが吠えながら、前に立ちふさがったクルミに突っ込んでくる。
「クルミ、はいっ」
「はいです! とやー!」
俺が彼女に手渡したのは、魔力を充填した炎晶石。
これが燃え上がるより前に、スリングで振り回して放り投げるのだ。
クルミのスリング、狙いは正確。
近寄ってきていたデュラハンは、これを剣で払おうとした。
直前で、炎晶石が爆発する。
『ぬぐわっ』
「クルミ、はいっ」
「はいです! とややー!」
俺達二人はちょっと移動しつつ、立ち直っていないデュラハンへ炎晶石をさらに投擲。
今度はデュラハンの胴体に炸裂した。
爆発が起こる。
『ぐわあああああ』
相手は氷の精霊。
相反する属性である、炎はよく効くのだ。
それに、スリングで投擲される石はかなり速い。
剣の達人だって、そうそう見切れるものじゃない。
慣れてきた頃には、勝負が決まっているわけだ。
それに……。
『おのれっ! おのれえええっ!』
「ひゃー! なんかクルミの胸のあたりがジューッといったです!」
「クルミ、今のうちに胸元に粉末を補充! 俺が時間稼ぐからね」
俺は炎晶石の一つを、アンダースローで投げつけた。
急にゆっくり飛んでくる石があるので、デュラハンは慌ててこれを剣で切る。
炎晶石は空中で破裂し、炎を撒き散らした。
首なし騎士には何のダメージも与えないが、その間にクルミはまた、死の呪いへの防備を固めている。
俺が準備する炎晶石も備え終わりだ。
「ほい、クルミ!」
「はいです!」
炸裂する炎。
吠えるデュラハン。
俺達は常に距離を一定に保つ。
接近戦をさせない。
そもそも、相手に実力を発揮させる理由が無いのだ。
「クルミ、もうすぐ終わるぞ。落ち着いて行こう。これはルーチンワークのように対応して倒すモンスターだ」
「るーちんです? とやーっ!」
投擲された炎晶石を当てられ、またデュラハンが吠えた。
『卑怯なり……! 卑怯……!』
「デュラハンはその特性上、盾を持てない。鎧で矢は防げても、投擲されてくる炎晶石は防げないわけだ。魔法でデュラハンに対抗するには詠唱が必要で、連打はできない。だけど、スリングなら、移動しながら結構な速度で投擲できるからね」
「すっげえ……」
首なし馬を薙ぎ倒しつつ、こちらを伺っていたカイル。
思わず、といった感じでつぶやきが漏れた。
「あのデュラハンを、作業みたいにして倒すのかよ……!」
「敵が頭に血を上らせたら、それでこちらの勝ちさ。行動が単純化してパターンにはめやすくなる。冷静になる前に倒せばいい」
デュラハンはひたすらに、こちらへの距離を詰めようとしてくる。
高速で接近するための馬と戦車は奪った。
飛び道具である死の呪いは無効化した。
こちらの炎晶石を、首なし騎士は防ぎきれない。
となれば、どうする?
『むおおおおおおっ!!』
デュラハンが絶叫して、こちらへ疾走してくる。
防御を捨てた突撃だ。
「ひゃあっ!」
「よし、勝った」
俺はここで、炎晶石からマジックトラップに持ち替えている。
素早く取り出したスリングでトラップを振り回し、デュラハンの足が振り下ろされる場所へ投擲。
インスタント落とし穴が生まれた。
デュラハンの足が、見事にはまる。
『おごおおおおっ!?』
首なし騎士が転んだ。
「ほい、クルミ! 炎晶石連続で行くよ。狙う必要なんかない。どんどん投げつけて」
「はいです!! ほいっ! ほいっ! ほいっ! ほいっ! ほいっ!」
『ウグワーッ!!』
首なし騎士の全身が、炎に包まれた。
やがてその体の輪郭がぼやけて、ゆっくりと縮んでいく。
気がつくと、デュラハンがいた場所には、結晶のようなものが残っていた。
「討伐完了。恐ろしくタフなデュラハンだったなあ」
俺はデュラハンがいた場所に近づくと、結晶を拾い上げた。
ひんやりと冷たい。
「うりゃあっ!!」
それと同時に、カイルが首なし馬を仕留めたようだった。
こちらも結晶に変わる。
デュラハンよりは小ぶりな結晶だ。
「はあ、はあ……。本当に倒しちまった……。しかも、ちびっこと二人っきりで」
「いやいや。カイルが馬を足止めしてくれたのが良かったのさ。お陰で集中できた。一人でやってた時は、トラップで馬を足止めしつつ炎晶石、という繰り返しで……一時間はかかったからね」
「デュラハンと一時間!? 地獄だ……」
まさしくそうだった。
一人で延々と戦い続けたあの時。
いつ死んでもおかしくなかったな。
だが、その中でデュラハンのタイミングは完璧に掴んだのだ。
デュラハンやバジリスクといった、強力なモンスターというのはおかしなもので、個体ごとの癖みたいなのが少ない。
強さの差はあれど、行動するためのルーチンがとても似通っているのだ。
だから、パターンを見極めることができれば対処は容易になる。
「センセエ! そのキラキラきれいなのはなんですかー?」
「あらあら、それは氷の精霊石ですわね」
戦いを見ていたアリサが、トコトコとやってきた。
隣に、いつもどおりのサモエド顔をしたブランもいる。
「そう。デュラハンはこれを落とすんだ。精霊石一つで、氷属性の魔法のアイテムをたくさん作れるからね。仕入れた炎晶石ぶん全てを補って、同じ額くらいのリターンがある」
「それにしたって、こんなでけえ精霊石は初めて見るぜ。あのデュラハン、本当にヤバイやつだったんすね」
「うんうん。個体としての強さは俺が戦った中で最強だったかもね。だが、どんなに強くても思考と行動がパターン通りならば怖くない」
精霊石をポーチに収納。
さあて、町長に報告に行くとしようじゃないか。
36
あなたにおすすめの小説
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
追放された回復術師は、なんでも『回復』できて万能でした
新緑あらた
ファンタジー
死闘の末、強敵の討伐クエストを達成した回復術師ヨシュアを待っていたのは、称賛の言葉ではなく、解雇通告だった。
「ヨシュア……てめえはクビだ」
ポーションを湯水のように使える最高位冒険者になった彼らは、今まで散々ポーションの代用品としてヨシュアを利用してきたのに、回復術師は不要だと考えて切り捨てることにしたのだ。
「ポーションの下位互換」とまで罵られて気落ちしていたヨシュアだったが、ブラックな労働をしいるあのパーティーから解放されて喜んでいる自分に気づく。
危機から救った辺境の地方領主の娘との出会いをきっかけに、彼の世界はどんどん広がっていく……。
一方、Sランク冒険者パーティーはクエストの未達成でどんどんランクを落としていく。
彼らは知らなかったのだ、ヨシュアが彼らの傷だけでなく、状態異常や武器の破損など、なんでも『回復』していたことを……。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。
夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
神眼の鑑定師~女勇者に追放されてからの成り上がり~大地の精霊に気に入られてアイテム作りで無双します
すもも太郎
ファンタジー
伝説級勇者パーティーを首になったニースは、ギルドからも放逐されて傷心の旅に出る。
その途中で大地の精霊と運命の邂逅を果たし、精霊に認められて加護を得る。
出会った友人たちと共に成り上がり、いつの日にか国家の運命を変えるほどの傑物となって行く。
そんなニースの大活躍を知った元のパーティーが追いかけてくるが、彼らはみじめに落ちぶれて行きあっという間に立場が逆転してしまう。
大精霊の力を得た鑑定師の神眼で、透視してモンスター軍団や敵国を翻弄したり、創り出した究極のアイテムで一般兵が超人化したりします。
今にも踏み潰されそうな弱小国が超大国に打ち勝っていくサクセスストーリーです。
※ハッピーエンドです
石しか生成出来ないと追放されましたが、それでOKです!
寿明結未(ことぶき・あゆみ)
ファンタジー
夏祭り中に異世界召喚に巻き込まれた、ただの一般人の桜木ユリ。
皆がそれぞれ素晴らしいスキルを持っている中、桜木の持つスキルは【石を出す程度の力】しかなく、余りにも貧相なそれは皆に笑われて城から金だけ受け取り追い出される。
この国ではもう直ぐ戦争が始まるらしい……。
召喚された3人は戦うスキルを持っていて、桜木だけが【石を出す程度の能力】……。
確かに貧相だけれど――と思っていたが、意外と強いスキルだったようで!?
「こうなったらこの国を抜け出して平和な国で就職よ!」
気合いを入れ直した桜木は、商業ギルド相手に提案し、国を出て違う場所で新生活を送る事になるのだが、辿り着いた国にて、とある家族と出会う事となる――。
★暫く書き溜めが結構あるので、一日三回更新していきます! 応援よろしくお願いします!
★カクヨム・小説家になろう・アルファポリスで連載中です。
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる