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続編
24 いじめ大作戦!!
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にっこりと微笑むと、ティアラローズさまが王太子殿下に口を押さえられて発狂し、レジーナさまが思いっきり舌打ちをする。そして、何故かこの光景に安堵しているわたくしがいた。
「ライアン、」
「はい」
わたくしのペースに合わせて歩くライアンに続いて、わたくしは教室を去り、保健室に向かって歩みを進めた。その途中で、ちょっとした嫌がらせを思いつき、わたくしはそれを実行することにした。いじめ大作戦、パート………、もう数がわからなくなっちゃったわね。もういいわ。数えなくてもたっくさんライアンをいじめてやる!!
わたくしはするりとライアンのエスコートから抜け、ペタンと床に座り込む。
「ライアン、………だっこ」
そして、こてんと首を傾げながら、両手を伸ばしてライアンにねだる。
「は?」
「だっこ」
ふっふふー、鼻水と涙だれけの女性の抱っこだなんて嫌でしょうから、彼はとっても嫌がるでしょうね。今日、朝からびっくりすることをしでかしてくれたライアンにはピッタリの嫌がらせ。それに、抱っこを拒んだら座り込むくらいに落ち込んでいる、義姉兼婚約者を床にほっぽり出した薄情ものだもの。どっちに転んでも十分な嫌がらせだわ。わたくし、今日のいじめセンスは冴えているのではないかしら。
「………触れてもいいのか?」
「?」
真っ赤な顔をしているライアンに首を傾げながらも、わたくしはもう1度ライアンに向かって手を伸ばす。
「ライアン、………だっこ」
「………どうなっても知らないからな」
「?」
ふわりとわたくしの身体が宙に浮く。どうやら義弟兼婚約者は、お洋服が汚れてしまう方を選択したようだ。ふふふっ、こうなったら、身体を擦り付けて、いっぱいお洋服を汚してやるわ。
わたくしは据わりが悪いふりをして、ライアンの腕の中でモゾモゾと動いて、汚れがひどい制服の腰の辺りとスカート部分がライアンに当たるように動いた。
「うぐっ、」
あらあら、いい苦鳴ね。今までのいじめでこんなに反応してくれたことなんてなかったのに。
心の中で笑い声をあげながら、わたくしはなおもライアンに擦り寄る。
「………………ディア」
「?」
何故ライアンは悟りの境地にたどり着いたかのような顔をしているのだろうか。わたくしには、さっぱり分からない。
「………………当たってる」
「?」
「胸元………」
「?」
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
新作
『ふむふむ成る程、わたくし、虐めてなどおりませんわよ?』を始めました。
紹介文は
ミルフィーユ・アフォガードは虐めっ子が原因で婚約破棄されたけれど、実は正義の味方だった!?
この際、自分を馬鹿にしてくる血筋至上主義のおバカどもを懲らしめます!!
さあ!泣いて喚くのよ!!
です。是非読んでみてください!!
「ライアン、」
「はい」
わたくしのペースに合わせて歩くライアンに続いて、わたくしは教室を去り、保健室に向かって歩みを進めた。その途中で、ちょっとした嫌がらせを思いつき、わたくしはそれを実行することにした。いじめ大作戦、パート………、もう数がわからなくなっちゃったわね。もういいわ。数えなくてもたっくさんライアンをいじめてやる!!
わたくしはするりとライアンのエスコートから抜け、ペタンと床に座り込む。
「ライアン、………だっこ」
そして、こてんと首を傾げながら、両手を伸ばしてライアンにねだる。
「は?」
「だっこ」
ふっふふー、鼻水と涙だれけの女性の抱っこだなんて嫌でしょうから、彼はとっても嫌がるでしょうね。今日、朝からびっくりすることをしでかしてくれたライアンにはピッタリの嫌がらせ。それに、抱っこを拒んだら座り込むくらいに落ち込んでいる、義姉兼婚約者を床にほっぽり出した薄情ものだもの。どっちに転んでも十分な嫌がらせだわ。わたくし、今日のいじめセンスは冴えているのではないかしら。
「………触れてもいいのか?」
「?」
真っ赤な顔をしているライアンに首を傾げながらも、わたくしはもう1度ライアンに向かって手を伸ばす。
「ライアン、………だっこ」
「………どうなっても知らないからな」
「?」
ふわりとわたくしの身体が宙に浮く。どうやら義弟兼婚約者は、お洋服が汚れてしまう方を選択したようだ。ふふふっ、こうなったら、身体を擦り付けて、いっぱいお洋服を汚してやるわ。
わたくしは据わりが悪いふりをして、ライアンの腕の中でモゾモゾと動いて、汚れがひどい制服の腰の辺りとスカート部分がライアンに当たるように動いた。
「うぐっ、」
あらあら、いい苦鳴ね。今までのいじめでこんなに反応してくれたことなんてなかったのに。
心の中で笑い声をあげながら、わたくしはなおもライアンに擦り寄る。
「………………ディア」
「?」
何故ライアンは悟りの境地にたどり着いたかのような顔をしているのだろうか。わたくしには、さっぱり分からない。
「………………当たってる」
「?」
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