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第八十三話
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ハスミのTバックを脱がせ、ガーターベルトと美しい括れを掴んで後背位でガンガン突きまくり中出しをキメて再び失神させた後、エリスとサラとももう一発ずつ中出しをキメておいた。
避妊魔法を施されているため妊娠しないのは残念だが、諸々の事情により仕方がない。
レイナとももう一発と思ったんだが、射精する前に失神されてしまって不発に終わってしまった。
失神した相手に腰を振るのは鬼畜の所業に思えるし、人形を抱いてるみたいでつまらないから、俺は好きではない。
それでエリスやサラと二回戦目になったんだから、構わないんだけどね。
サラなんて『すごく気持ち良かったんで、もう一回したいです』と志願してくれた。
かと言って、レイナが悪いわけではない。調子に乗って突きまくった俺が悪い。
昼間にセックスが出来る相手が増えたのは、僥倖だ。
いつも昼間のセックスの相手はサナが一人で担ってくれていたから、サナの負担が心配だったんだ。
処女を頂戴した日から生理が来るまでほぼ毎日、サナとセックスしてたからな。
毎日セックスをしても飽きることは無い。
サナは献身的に尽くしてくれるし、日々テクニックが上達しているのも解る。
それにめちゃくちゃ美人だから、乱れて喘ぐ姿を見るのが楽しくて仕方がない。
まぁ…、サナに飽きられたり呆れられたりする可能性は否定できないけど…。
それでもサナは俺を愛してくれているし、優しいからそんなことにはならないと思う。
四人はそのままその場で寝るということだったから、俺はサナと一緒に腕を組んでサナの部屋に行った。
同じ建物の中だからそんなに歩くわけではないけど、当直で巡回中のユナと会った。
「やぁ、ユナ。当直お疲れ様。異常は無いかい?」
「はい、英樹様。今夜も静かで良い夜です」
「それは何よりだよ。交代で寝られるんだろう?無理はしないようにね」
「英樹様はお優しいですね…♡ そういう気遣ってくださるところ、好きです…♡」
語尾は消え入りそうなほど小さい声だったが、しっかり聞こえた。
「ありがとう、ユナ。俺もユナのことが好きだよ」
そう言って抱き締める。
「英樹様…♡」
少し見つめ合って、そのままキスをする。
「ん♡ んン♡ んちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」
初めてのキス何だろう。ぎこちない舌の動きが可愛らしい。
「んはぁ…♡ 英樹様、ありがとうございます…♡」
「何がだい?俺の方こそ、ユナとキス出来て嬉しいよ。ありがとう」
もう一度軽くキスをして体を離す。
「あっ…あの…。私、明日の夜伽の当番なんです…!よ、宜しくお願いします!」
そうか、ユナは明日が当番なのか。
サナの顔を見ると
「はい。明日は、ユナ様、ノア様、リゼ様、そしてミク姉さまが当番です」
と教えてくれる。
流石サナだ。こういう情報は常に頭に入っている。
「そうなんだ。明日の夜が楽しみだね。俺も期待してるよ」
「はい♡ 頑張ります!」
可愛らしく返事をするユナの頬を撫で『おやすみ』と挨拶をして別れた。
ユナはスタイルが凄く良いんだ。風呂で見掛けるとつい目で追ってしまうほどだ。
丸くて形が良く、ピンク色の小振りな乳首と乳輪。そして丸くてプリンとしたお尻。
そしてサナ同様に天然のパイパン。
何度かそのまま犯しそうになったほどだ。
プールでは黒いタイサイドビキニが良く似合うんだ。
そして銃の扱いに長けていて、車の運転が上手い。
特に長距離射撃の腕前は騎士隊の中でもピカ一のセンスなので、その腕前を見込んで狙撃用に対物狙撃銃を支給した。
大柄でパワーの有る銃だが、感心するほど上手に扱っている。
明日が当番だと知ると、何だか早くユナとセックスをしたくなって来る。
このまま追いかけて行って、その場で処女を奪ってしまいたくもなる。
きっと抵抗せずに受け入れてくれると思うが、止めておく。
初めてのセックスなのに、そんなシチュエーションじゃ可哀想だ。
サナに腕枕をして、後ろから抱き締めて横になる。
「サナ、今日も一日、本当にお疲れ様。生理中に無理させてごめんね」
髪にキスをしながら、マッサージ代わりに回復魔法を施してあげるながら耳元で囁く。
「ダーリンにこうしていただくと、本当に落ち着きます…♡ 折角ダーリンに抱いていただくんですから、皆様にもセックスを楽しんでいただきたかっただけですよ」
手を伸ばして俺の髪を撫でながら、そう言ってくれる。
サナは本当に優しい女性だ。
「サナ、こんな浮気者の夫でごめんね」
「どうしてです?皆様は同じお屋敷で暮らしていますから、浮気になんてなりませんよ?」
そうだった。この屋敷で暮らしている女性といくらセックスをしても、この世界では浮気にならないんだった。
「そう言ってくれると、俺も気が楽になるよ。ありがとう、サナ」
寝返りを打ってこちらに向き直ったサナと、キスを交わす。
激しくはないけど、愛情の籠ったキスだ。
「サナ、愛してるよ」
「私もダーリンを心から愛してます♡ 生涯ダーリンと共にいますよ♡」
そんな言葉を交わし合い、イチャイチャとキスを交わしながら眠りに就く。
サナは生理中だから『おはようフェラ』で目を醒ます。
昨夜はどちらが先に眠りに落ちたのか解らないが、俺に『サナが眠った』という記憶が無いところを見ると、俺が先に眠ったのだろう。
それでもサナは俺より早く起きて、こうしてフェラチオをしてくれている。
本当に心から尊敬してしまう。
温かくて柔らかく気持ちのいいサナの口内に、今朝も大量に射精させてもらった。
「んふぅ…♡ 今日も美味しかったです。御馳走様でした、ダーリン」
一滴の精液も残らず全部飲み干してしまう。
「ありがとう、サナ。おかげで今日も良い目覚めだよ」
「それは良かったです♡ 今日も一日頑張りましょうね♡」
あぁ…もう、サナは本当に可愛いなぁ。
今日はサナのウエディングドレスを受け取りに行く日だ。
午前中の訓練の仕事と昼食を済ませたら、日本に戻って引き取りに行こう。
引き取って来たら、早速試着タイムだ。
言っておくが、これはフラグでも何でもない。
今朝の朝食は、和食バイキングだ。
だし巻き卵はサナが再現してくれた俺の母ちゃんのレシピだ。
あまりの美味しさに大量に食べてしまった。
それに納豆と焼き鮭。味噌汁もわかめと豆腐の味噌汁だ。
きゅうりとシラスとわかめの酢の物なんて、絶品だった。
異世界で日本の料理が食べられるのは最高だな。
俺たちの朝食が済むと、当番だったメイドと使用人の皆が食事を食べ始める。
今日は彼女たちが食事を食べ始める前に言っておきたいことが有って、待っていた。
一緒に食事を食べていた朝食当番ではなかったメイドと使用人の皆も集める。
「やぁ、皆お疲れ様」
「英樹様、どうされたのですか?」
アイナが驚いて立ち上がる。
「いや、良いんだ。座って食べながら聞いてくれ」
皆、特に使用人の皆は『何を言われるんだろうか』とビクついているようだ。
「いや、今日の朝食は絶品だったよ。本当に美味しかった」
そう言うと、皆の顔が一気に綻ぶ。
改めて立ち上がったアイナが
「お口に合ったのなら何よりです。ですが、全てはサナ様のレシピとご指導の賜物です」
そう言って頭を下げると、その場に居た全員が立ち上がって頭を下げる。
「いいえ。皆様の日々のたゆまぬ努力の結晶ですよ。本当に美味しかったですよ」
サナも皆に頭を下げる。
「サナも皆も屋敷のためによくやってくれていると思う。いつも屋敷をキレイに保ってくれて、美味しい食事を作ってくれてありがとう。心から感謝するよ」
俺もメイドと使用人の全員を前にして、頭を下げる。
パフォーマンスではなく、本当に感謝の念を込めて頭を下げている。
それが彼女たちにも伝わったんだろうか。
「このお屋敷の主である英樹様に頭を下げていただけるだなんて…」
と泣き出す者まで出て来てしまった。
泣かせるつもりなんて無かったんだけどなぁ…。
この屋敷…いや、この世界の人たちは感受性豊かなのかな?
「ダーリン、とても素晴らしいスピーチでした…」
朝のミーティングに向かうために一緒に歩いていたサナが泣きながら言う。
サナも感動して泣いた一人だ。とは言っても、全員が泣いちゃったんだが。
そんなに感動するようなことを言ったかなぁ…?
まぁいいや。皆が満足してくれたのなら。
そう言えば、まだ俺が一人で考えているだけだが、全員にボーナスを支給しようと思っているんだ。
騎士隊やメイドの皆の給料は、王宮が支払っている。
王宮から派遣されて来ているんだから、当然と言えば当然だが。
サナに聞いてみても、この世界にはそんな制度は無いそうだ。
たくさん稼がせて貰ってるし、全員がよく働いてくれているんだから、俺の財布からそれくらい出しても良いだろう。
お金の管理をしてくれているのはサナだけど。
年間支給額は給料の四か月分を想定しているが、それを年二回に分けて支給する。
使用人は六か月分を支給するつもりだ。基本給が低いからな。
それに、皆が増えた給料で売店で買い物をしてくれたら、帰って来るからな。
これはサナとの結婚式が済んでから発表するつもりだ。
皆がどう反応するか解らないけど、これで少しは助けになるかも知れない。
昨日知った事なんだが、騎士隊の中に王宮から支給されている給料のほとんどを実家に仕送りしている騎士が居る。
第一騎士隊のイレイヌ・ラズレスだ。
「イレイヌは貧民街の出身で、騎士学校に通うことなく実力だけで従士から騎士になった苦労人です。三人の弟妹とお母上が居ますが、お母上は病弱で昨年倒れられて以来、思うように働けない状況が続いています。それでイレイヌが仕送りをすることで生活が成り立っているのです」
レイナがそう教えてくれた。
なので、その場で王宮からの給料にプラスして俺が全員に金貨一枚を支給すること決めたんだが、それだけでは不十分だと感じていたから、ボーナスの支給を考えているんだ。
屋敷の資産管理の一切を引き受けてくれているサナには苦労を掛けそうだが、今日の夕食前にでもサナと話し合おうと思う。
避妊魔法を施されているため妊娠しないのは残念だが、諸々の事情により仕方がない。
レイナとももう一発と思ったんだが、射精する前に失神されてしまって不発に終わってしまった。
失神した相手に腰を振るのは鬼畜の所業に思えるし、人形を抱いてるみたいでつまらないから、俺は好きではない。
それでエリスやサラと二回戦目になったんだから、構わないんだけどね。
サラなんて『すごく気持ち良かったんで、もう一回したいです』と志願してくれた。
かと言って、レイナが悪いわけではない。調子に乗って突きまくった俺が悪い。
昼間にセックスが出来る相手が増えたのは、僥倖だ。
いつも昼間のセックスの相手はサナが一人で担ってくれていたから、サナの負担が心配だったんだ。
処女を頂戴した日から生理が来るまでほぼ毎日、サナとセックスしてたからな。
毎日セックスをしても飽きることは無い。
サナは献身的に尽くしてくれるし、日々テクニックが上達しているのも解る。
それにめちゃくちゃ美人だから、乱れて喘ぐ姿を見るのが楽しくて仕方がない。
まぁ…、サナに飽きられたり呆れられたりする可能性は否定できないけど…。
それでもサナは俺を愛してくれているし、優しいからそんなことにはならないと思う。
四人はそのままその場で寝るということだったから、俺はサナと一緒に腕を組んでサナの部屋に行った。
同じ建物の中だからそんなに歩くわけではないけど、当直で巡回中のユナと会った。
「やぁ、ユナ。当直お疲れ様。異常は無いかい?」
「はい、英樹様。今夜も静かで良い夜です」
「それは何よりだよ。交代で寝られるんだろう?無理はしないようにね」
「英樹様はお優しいですね…♡ そういう気遣ってくださるところ、好きです…♡」
語尾は消え入りそうなほど小さい声だったが、しっかり聞こえた。
「ありがとう、ユナ。俺もユナのことが好きだよ」
そう言って抱き締める。
「英樹様…♡」
少し見つめ合って、そのままキスをする。
「ん♡ んン♡ んちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」
初めてのキス何だろう。ぎこちない舌の動きが可愛らしい。
「んはぁ…♡ 英樹様、ありがとうございます…♡」
「何がだい?俺の方こそ、ユナとキス出来て嬉しいよ。ありがとう」
もう一度軽くキスをして体を離す。
「あっ…あの…。私、明日の夜伽の当番なんです…!よ、宜しくお願いします!」
そうか、ユナは明日が当番なのか。
サナの顔を見ると
「はい。明日は、ユナ様、ノア様、リゼ様、そしてミク姉さまが当番です」
と教えてくれる。
流石サナだ。こういう情報は常に頭に入っている。
「そうなんだ。明日の夜が楽しみだね。俺も期待してるよ」
「はい♡ 頑張ります!」
可愛らしく返事をするユナの頬を撫で『おやすみ』と挨拶をして別れた。
ユナはスタイルが凄く良いんだ。風呂で見掛けるとつい目で追ってしまうほどだ。
丸くて形が良く、ピンク色の小振りな乳首と乳輪。そして丸くてプリンとしたお尻。
そしてサナ同様に天然のパイパン。
何度かそのまま犯しそうになったほどだ。
プールでは黒いタイサイドビキニが良く似合うんだ。
そして銃の扱いに長けていて、車の運転が上手い。
特に長距離射撃の腕前は騎士隊の中でもピカ一のセンスなので、その腕前を見込んで狙撃用に対物狙撃銃を支給した。
大柄でパワーの有る銃だが、感心するほど上手に扱っている。
明日が当番だと知ると、何だか早くユナとセックスをしたくなって来る。
このまま追いかけて行って、その場で処女を奪ってしまいたくもなる。
きっと抵抗せずに受け入れてくれると思うが、止めておく。
初めてのセックスなのに、そんなシチュエーションじゃ可哀想だ。
サナに腕枕をして、後ろから抱き締めて横になる。
「サナ、今日も一日、本当にお疲れ様。生理中に無理させてごめんね」
髪にキスをしながら、マッサージ代わりに回復魔法を施してあげるながら耳元で囁く。
「ダーリンにこうしていただくと、本当に落ち着きます…♡ 折角ダーリンに抱いていただくんですから、皆様にもセックスを楽しんでいただきたかっただけですよ」
手を伸ばして俺の髪を撫でながら、そう言ってくれる。
サナは本当に優しい女性だ。
「サナ、こんな浮気者の夫でごめんね」
「どうしてです?皆様は同じお屋敷で暮らしていますから、浮気になんてなりませんよ?」
そうだった。この屋敷で暮らしている女性といくらセックスをしても、この世界では浮気にならないんだった。
「そう言ってくれると、俺も気が楽になるよ。ありがとう、サナ」
寝返りを打ってこちらに向き直ったサナと、キスを交わす。
激しくはないけど、愛情の籠ったキスだ。
「サナ、愛してるよ」
「私もダーリンを心から愛してます♡ 生涯ダーリンと共にいますよ♡」
そんな言葉を交わし合い、イチャイチャとキスを交わしながら眠りに就く。
サナは生理中だから『おはようフェラ』で目を醒ます。
昨夜はどちらが先に眠りに落ちたのか解らないが、俺に『サナが眠った』という記憶が無いところを見ると、俺が先に眠ったのだろう。
それでもサナは俺より早く起きて、こうしてフェラチオをしてくれている。
本当に心から尊敬してしまう。
温かくて柔らかく気持ちのいいサナの口内に、今朝も大量に射精させてもらった。
「んふぅ…♡ 今日も美味しかったです。御馳走様でした、ダーリン」
一滴の精液も残らず全部飲み干してしまう。
「ありがとう、サナ。おかげで今日も良い目覚めだよ」
「それは良かったです♡ 今日も一日頑張りましょうね♡」
あぁ…もう、サナは本当に可愛いなぁ。
今日はサナのウエディングドレスを受け取りに行く日だ。
午前中の訓練の仕事と昼食を済ませたら、日本に戻って引き取りに行こう。
引き取って来たら、早速試着タイムだ。
言っておくが、これはフラグでも何でもない。
今朝の朝食は、和食バイキングだ。
だし巻き卵はサナが再現してくれた俺の母ちゃんのレシピだ。
あまりの美味しさに大量に食べてしまった。
それに納豆と焼き鮭。味噌汁もわかめと豆腐の味噌汁だ。
きゅうりとシラスとわかめの酢の物なんて、絶品だった。
異世界で日本の料理が食べられるのは最高だな。
俺たちの朝食が済むと、当番だったメイドと使用人の皆が食事を食べ始める。
今日は彼女たちが食事を食べ始める前に言っておきたいことが有って、待っていた。
一緒に食事を食べていた朝食当番ではなかったメイドと使用人の皆も集める。
「やぁ、皆お疲れ様」
「英樹様、どうされたのですか?」
アイナが驚いて立ち上がる。
「いや、良いんだ。座って食べながら聞いてくれ」
皆、特に使用人の皆は『何を言われるんだろうか』とビクついているようだ。
「いや、今日の朝食は絶品だったよ。本当に美味しかった」
そう言うと、皆の顔が一気に綻ぶ。
改めて立ち上がったアイナが
「お口に合ったのなら何よりです。ですが、全てはサナ様のレシピとご指導の賜物です」
そう言って頭を下げると、その場に居た全員が立ち上がって頭を下げる。
「いいえ。皆様の日々のたゆまぬ努力の結晶ですよ。本当に美味しかったですよ」
サナも皆に頭を下げる。
「サナも皆も屋敷のためによくやってくれていると思う。いつも屋敷をキレイに保ってくれて、美味しい食事を作ってくれてありがとう。心から感謝するよ」
俺もメイドと使用人の全員を前にして、頭を下げる。
パフォーマンスではなく、本当に感謝の念を込めて頭を下げている。
それが彼女たちにも伝わったんだろうか。
「このお屋敷の主である英樹様に頭を下げていただけるだなんて…」
と泣き出す者まで出て来てしまった。
泣かせるつもりなんて無かったんだけどなぁ…。
この屋敷…いや、この世界の人たちは感受性豊かなのかな?
「ダーリン、とても素晴らしいスピーチでした…」
朝のミーティングに向かうために一緒に歩いていたサナが泣きながら言う。
サナも感動して泣いた一人だ。とは言っても、全員が泣いちゃったんだが。
そんなに感動するようなことを言ったかなぁ…?
まぁいいや。皆が満足してくれたのなら。
そう言えば、まだ俺が一人で考えているだけだが、全員にボーナスを支給しようと思っているんだ。
騎士隊やメイドの皆の給料は、王宮が支払っている。
王宮から派遣されて来ているんだから、当然と言えば当然だが。
サナに聞いてみても、この世界にはそんな制度は無いそうだ。
たくさん稼がせて貰ってるし、全員がよく働いてくれているんだから、俺の財布からそれくらい出しても良いだろう。
お金の管理をしてくれているのはサナだけど。
年間支給額は給料の四か月分を想定しているが、それを年二回に分けて支給する。
使用人は六か月分を支給するつもりだ。基本給が低いからな。
それに、皆が増えた給料で売店で買い物をしてくれたら、帰って来るからな。
これはサナとの結婚式が済んでから発表するつもりだ。
皆がどう反応するか解らないけど、これで少しは助けになるかも知れない。
昨日知った事なんだが、騎士隊の中に王宮から支給されている給料のほとんどを実家に仕送りしている騎士が居る。
第一騎士隊のイレイヌ・ラズレスだ。
「イレイヌは貧民街の出身で、騎士学校に通うことなく実力だけで従士から騎士になった苦労人です。三人の弟妹とお母上が居ますが、お母上は病弱で昨年倒れられて以来、思うように働けない状況が続いています。それでイレイヌが仕送りをすることで生活が成り立っているのです」
レイナがそう教えてくれた。
なので、その場で王宮からの給料にプラスして俺が全員に金貨一枚を支給すること決めたんだが、それだけでは不十分だと感じていたから、ボーナスの支給を考えているんだ。
屋敷の資産管理の一切を引き受けてくれているサナには苦労を掛けそうだが、今日の夕食前にでもサナと話し合おうと思う。
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