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第5章

~設定まとめ~

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[主人公]

【シリル・クレイン】 公爵令息Cyril・Craine  婚約者は無し
【シルヴィア・クレイン】 公爵令嬢Sylvia・Craine  婚約者は王太子のユリウス
深い海の様な藍色の瞳(サファイヤ・蒼玉の色)。
月夜に輝く白銀の髪(アイスシルバー)。
シリルはショートヘア。
シルヴィアはストレートに流したり、編み込みにしたり、色々。
16歳位を想定。成人前。王族と近親の公爵家の子(何代か前が王弟だった)。

両親(シルヴェスターとアナトリア)を幼い頃に馬車による転落事故で亡くしている。
その後、父の弟である叔父・ルーファスが公爵代理となっている。
叔父、その妻である叔母・グレイス、その子供である8歳の従弟リチャード(愛称はリック)と4歳の従妹シャーロット(愛称はロティー)がいる。可愛い。

シルヴィアは、公爵令嬢らしいプライドを持ち合わせつつも、基本小心者の現実主義者。
シリルは、シルヴィアの記憶を持ち合わせている事もあり、公爵令息としてのプライドをひけらかす事も無く、基本小心者の現実主義者に加え、投げやりになってしまった。

シルヴィア時代、自身が王太子のユリウスと婚姻し王太子妃となった暁には、叔父が正式に公爵の位を継ぐ予定となっていた。
自分がちょっと我儘なのは自覚してるので、自分なりに気を付けている…つもり。
王妃教育大変だけど、前向きに頑張ってる。
王太子のユリウスが7歳、シルヴィアが5歳の時に両親達によって婚約が成された。
ユリウスは優しい兄といった感じで、ずっと妹扱いされてる様な気がする。
でも、それに不満は無かった筈だった。彼の視線を奪う者が現れるまでは…。

シリルは、シルヴィアの記憶を受け継ぎ2度目の生を生きる事に。
自身は婚約者のいる女性から、婚約関係も何も無い男性へと変わったのに、周囲の人間はほとんど変わっていない。
どういう事だ?
元婚約者は相変わらず周囲に優しい微笑みを向けているし、可愛いいとこ達はそのまま。
僕がこのまま学院を卒業して晴れて大人となった暁には、公爵位を継ぎ、公子から公爵へとなるだろう。
すると、今まで公爵代理を務めてくれていた叔父家族は元の伯爵の爵位に戻らねばならない。
…いいのに。僕は公爵位なんて継ぎたくない。
…死んだ両親は僕が無事継いで、立派な次期公爵となる事をあの世から望んでいるかもしれない。
でも、僕はそれを望まない。
僕にそんな能力があるとも思えないし、何より。
今までずっとこの公爵家を支えてくれていた叔父様の方がよっぽど…。

それだけでも悩みの種なのに、更には、”アイツ”まで現れた。
やっぱり来るのか。
僕にとっては死神でしかない、この世界の救世主が。
でも、前回は女だった筈なのに、今回は男だ。
しかも、あの女と違って話はまともだし、何よりすごく普通だ。
普通に明るい良い奴だった。
極力関わろうとしなかった僕に、何故か積極的に話しかけて来る。
いや、来ないでくれ。
これで無視したら、僕が周りから悪く言われるんだから。
本当に迷惑してるのに、分からないのか、この男は。
あの女とはまた違った厄介な奴。
でも、遂に諦めて話してみたら、本当に気さくで良い奴だった。
奴もこの世界に来させられて色々戸惑っているらしい。
そうだよな。
急に別の世界から連れて来られて、「あなたはこの世界の救世主なのです」って言われてもなぁ…。
大っぴらに会うのを避けたが、人目が少ない時には諦めて会って話した。
彼の飾らない人となりは、貴族社会で常に他人の目や動向を気にして生きて来た僕とは違い、とても自由で溌剌としていた。
その彼も、王太子のユリウスに気に入られてしまい、「勘弁してくれ!俺にそのケは無いからな!!」と叫んでいた。そのケって何だ?


[救世の巫女]
【夏恋(カレン)】 本名:白羽 夏恋(しらは かれん)
16歳。高校1年生。海斗の双子の姉。
肩までのショートボブの黒髪と黒目。
ミーハー。オタク度は軽め。ゲーム攻略より、各キャラを愛で回したい。


[救世の巫子]
【海斗(カイト)】  本名:白羽 海斗(しらは かいと)
16歳。高校1年生。夏恋の双子の弟。
短髪黒髪の黒目。
気さく。奥手なシリルがリアルの親友にも似ててほっとけない。


【ユリウス殿下】
エウリルス王国の王太子。ユリウス・エル・エウリルス。現在18歳。
常に穏やかな微笑みを絶やさない、金髪碧眼の美青年。
それ故に何を考えているのか分かり辛い。
シルヴィアの婚約者。
シリルの時は、シルヴィアをライバル視していたクリスティーナ・オースティン侯爵令嬢が婚約相手に。


【クリスティーナ嬢】
クリスティーナ・オースティン侯爵令嬢。カイト曰く、クリスちゃん。
シルヴィア時代には王太子殿下の婚約者候補だったが、候補から外れてしまっていた。
王太子殿下の事は憧れる様に見つめていたので、ライバルとなってしまうシルヴィアは、あまり刺激しない様に近付かなかった。
シリルの時にはユリウス王太子殿下の正式な婚約者となり、王妃教育に日夜励んでいた。
だから、学院生活の方が楽しい。
シリルの事は遠くから眺めるのが最高な美しい人だと思っている。


【サフィル】
サフィル・アルベリーニ子爵令息。現在18歳。
髪色はチャコールグレーでアメジストの瞳。
子爵家の4男。父は亡くなり、長兄が現在子爵を継いだ。
国外留学生。
アデリート王国第5王子ロレンツォの従者、側近。王子の護衛騎士ジーノからは警戒されている。

基本、冷徹(な筈だった)。穏やかな、ちょっと抜けてる性格になってしまった……。
王子からは疎まれるより、脅され弄ばれている。
妹のソフィアがロレンツォ殿下の婚約者で、妹の安否をネタに脅されている。
でも本当は殿下と妹は仲良し。それをサフィルは信じていないので、妹はちょっと怒っている。

実家の子爵家はアデリートの第2王子派閥だったが、第2王子派閥筆頭の侯爵家に敵対国との内通が疑われ、第2王子もその巻き添えを喰い失脚。
侯爵家とは少し距離のあった子爵家はなんとか疑惑を免れロレンツォに拾われる。
その第5王子ロレンツォは王太子派で、元々敵派閥だった事もあり、サフィルが目の敵にされて汚れ仕事も請け負わされる事も。
それでも常に涼しい顔をしているサフィルに対し、ロレンツォはなんとかその顔を歪ませてやりたいと、暗い情念を抱いていた矢先、シルヴィアやシリルに心惹かれていくのを見抜かれてしまう。

一度目、シルヴィアの時は、ただ遠くから憧れる様に見つめていた。
ユリウスをカレンに奪われ、寂しげに落ち込んでいた彼女に、声を掛けた事もあったが、彼女はそれでも王太子の婚約者だった為、彼女の目に彼は同じ学校の学友にしか映らなかった。
サフィルもそれ以上の事は出来ず、ロレンツォに焚き付けられる事もあったが、サフィルをからかうくらいしかせず、サフィルはただ彼女を見守るだけしか出来なかった。

二度目、シリルの時は、投獄の折、どんな手を使っても彼に自身は冤罪だと認めさせられたら、シリルを連れ出してやる。
そして、彼の口からその旨を証言させ、救世の巫子を害した犯人は別にいるのに見落としているエウリルス王の無能さを世に示すのだ。と宣(のたま)った。
シリルを救いたい一心で王子の提案に乗ってしまい、無理矢理シリルを追い詰めてしまったが、シリルは断罪は自身が望んだ事だとして、頑として首を縦には振らなかった。
ただ彼を傷付けてしまっただけで何も出来なかったサフィルは…。

家族構成→
長男:現アルベリーニ子爵、奥さんがいる。娘と息子の二人の子供がいる。
次男:生まれてすぐ、流行り病で死亡。
長女:既に伯爵家へ嫁いだ。舞踏会で見初められたらしい。玉の輿。
3男:騎士団に所属。王宮の宮女で気になる娘がいるらしい。呑気。

4男:サフィル。歳が近いからと、父にロレンツォ殿下の従者として、側仕えをさせられる事に。
昔は意地悪く嗤われるくらいだったが、最近(二度目の時)イライラしている事が多く、手が出る事が増えて来たのが大いに不満。
いっそ腹に鉄板でも入れてやろうかと考えている。はぁ。

次女:ソフィア。ハニーブラウンの髪色と兄と同じアメジストの瞳。
長女とは年が離れている為、喧嘩する事なく、猫っ可愛がりされた。
で、甘んじて着せ替え人形になってあげていた。
可愛いが母譲りで胆は据わっている。殿下が大好き。
でも、留学に行っててなかなか会えない。寂しい。
お兄ちゃんのサフィルには殿下に大事にしてもらってるよって何度説明しても納得してもらえないのが不満。

母親:夫の前アルベリーニ子爵が長男に位を譲ってから、夫と次女のソフィアと一緒に領地に引っ込んで隠居生活を送っていた。
子爵家は、完全に長男に任せている。
たまに王都の邸宅に顔を出して、孫達に会うのが何よりの楽しみ。
ロレンツォ殿下に託したサフィルを特に心配していたが、事件の事もあり、あまり直接的な連絡は取れないでいた。
数年前に夫が病気で死去後、そのまま一人で領地にいる。
次女はロレンツォ殿下と婚約した為、長女の嫁に花嫁修業を頼んでいる。
時々3男が惚気に来るから、いい加減に早くモノにしろ!とせっついている。


【ロレンツォ殿下】
アデリート王国第5王子ロレンツォ。
茶髪(ダークブラウン)にガーネットの様な深い赤色の瞳。
ロレンツォ・ドミツィアーノ・アデリート。現在17歳。
護衛騎士ジーノと、従者で側近のサフィル・アルベリーニ子爵令息がいる。

母は第4側妃ベルティーナで元宮女。男爵家の出身で3女。
アルベリーニ王のお手付きとなり側妃に。その後父・男爵は亡くなった。母は遊び人の伯爵の後妻となったが、関係は冷え切っていた。
第2王子派閥失脚の際に巻き添えを喰らってしまった。
ベルティーナも王に冷遇される。1年前から体調を崩して床に就く事が多い。

婚約者はソフィア・アルベリーニ子爵令嬢(15歳)。
ロレンツォ自身が本国のアデリート王国を離れ、エウリルス王国の王立学院に留学中の為、側に居れない自身の代わりに、ソフィアがよくべルティーナを看てくれている。
仲は良好だが、彼女の兄のサフィルからは、仲を信用されていない。
サフィルがシリルに気がある事を見抜いており、面白がっている。
王位継承権の継承順位は5位とやや遠いが、王太子派に所属し、存在感を増せる様に頑張っている。
非常に優秀で、エウリルス王立学院へは本来14歳で入学だが、1年早い13歳で入学した。
前年の12歳の時に第2王子派閥粛清の波に飲み込まれた為、王太子派に入る為に、入学を早めた為。なので、今年17歳で卒業予定。


【ジーノ】
ロレンツォ殿下の護衛騎士。元平民。現在20歳。
孤児で、路地裏で浮浪者としてスリや盗みをしてその日暮らしをしていた。
地下牢にて針金で牢の鍵を難なく開錠出来たのも、元々のピッキング技術のお陰。
ロレンツォに幼い頃路地裏で倒れていた所を拾われ、共に苦労したから固い絆がある。
だから、半ば家族を人質に取り脅して従わせているサフィルの事を、いつ裏切るかもしれないと警戒している。


【カミル殿下】
フローレンシア王国の第2王子。金髪(バターブロンド)に茶色の瞳(キャラメル色)。
カミル・オリヴェル・フローレンシア。現在14歳。
母国と兄の王太子の病気を憂い、心配が絶えない。
カレンに声を掛けられ、夏季休暇を利用し、救世の巫子達を招聘する運びに。


【ベルナルト殿下】
フローレンシア王国の王太子。金髪(バターブロンド)にモスグリーン色の瞳。
ベルナルト・ミラン・フローレンシア。現在23歳。


【ヒブリス】
ヒブリス・ヴァルトシュタイン侯爵。前ヴァルトシュタイン侯爵の養子。
銀髪(モーヴシルバー)にラベンダー色の薄い紫色の瞳。現在36歳。独身。
フローレンシアの王太子の側近の一人。幼い頃から王子を守り、大切に想っている。

ゼルヴィルツとは意見・考え方が対立しており、ゼルヴィルツの力を使う救世の巫子達をあまり良く思っていない。
ヒブリスは、王太子が子供の頃に、フローレンシアの第2都市カイルに滞在の際、刺客に襲われかけた。
王子を守ろうとしたが、逆に王子に庇われる。
その時受けた魔術の呪いの所為で、王子はあまり体が丈夫でない。
ヒブリスが都度解呪を試みるが、完全には解呪出来ていない。
その刺客は、シリルの母アナトリアや自分と同じエンリルの民で、自分達が幼い時にも一族を襲撃してきた、先鋭化していた過激な一派だった。

荒野を彷徨っていた所を拾われ、その後、ヒブリスはフローレンシアの侯爵家に養子として迎えられ、今は家を継ぎ、政に携わっている。
アナトリアは東方域から更に遠いエウリルスのウィルソン公爵家の養女となり、のちにシルヴェスター公爵と結ばれた。
王子の呪いを解くには、自分では力が足りず、アナトリアの血と魔術を受け継ぐシリルやシルヴィアを狙った。
ヒブリスも魔力が多いので、シルヴィアとシリルの死に戻りの前世を知っている。


【レイラ・リリアスター】
シリルの侍女。アデリート王国の出身。
アデリートでは少女時代、元々第3王女の侍女見習いとして側仕えしていたが、王女がエウリルス王国への輿入れの際に同行。
第3王女はエウリルスの王弟との婚姻で夫婦仲は円満だったが、流行り病で死亡。
本来、自国に帰る筈だったが、実家との仲が良くない為帰りたくなかったところ、前公爵に拾われた。
 ↓
実は、これはゼルヴィルツによる術のせいで、周囲の皆がそう信じ込まされていた。
また、その幻術に破綻が無いかの確認もゼルヴィルツの実験の一環だった。
そして、ゼルヴィルツの話を聞いたレイラが、好奇心でシリルの下で働いてみよう決める。
本当はシリルが死に戻りに気付く直前からがレイラの参戦ポイント。
少女時代のエピソードは過去のレイラのエピソードを流用し、ネオが周囲を幻術で信じ込ませた。
シリルの両親から受けた恩の話等も全て作り話だが、レイラ的にはシリル達を可愛く思っている。
シリル・シルヴィアからの視点から見て、めちゃくちゃ美人の女性。いつも自身を子供扱いする。
人を喰ったような性格。平民の彼氏がいるらしい。


【テオドール(テオ)】
テオドール・ランベルト。現在22歳。
主人公の従者で、男爵家の3男坊。騎士。のんびりした性格。剣術馬鹿。
騎士として剣の腕はかなり良い。剣を握った途端、目の色が変わる。オンオフが激しい気がする。

シルヴィアのわがままにいつも面倒くさく思いながらも付き合っていた。
シリルはいつも自分を哀れみ、いつか良い勤務先を見つけてやりたいけど…しばらくは自身の身を守って欲しいから、自分にもしもの事があれば公爵代理に頼めと言われているが…。
てか、確かに自分は頼りないけどさ…“自分にもしもの事があれば…”なんて、そんな事にならない様に自分が側に仕えているんじゃないの?
そんなに俺って頼りない?
そりゃあ、シリル様みたいに頭も回らないけどさぁ…。
剣術はそれなりの腕だと思ってるんだけどなぁ…。


【ロバート】
ロバート・ダンフォード。ダンフォード伯爵家出身。前ダンフォード伯爵の次男。40代後半。
実家のダンフォード伯爵家は現在、長兄が継いで当主に。
ロバートは元々勉学に向いていたのと、親が学院に通わせてくれた為、自立出来る程度の学力を備えられた。卒業後、しばらくしてクレイン公爵家の執事見習いを経て執事に。
その後、シリルの父シルヴェスターが公爵家の家督を継いだ際に、ロバートはその実力を買われて家令となった。
シルヴェスターが亡くなった後、その弟のルーファスが屋敷に戻って来て公爵代理となり、引き続き家令として、この公爵家を支えてくれる様、要請された。
ロバートにとっても、シルヴェスターもルーファスも幼い頃から知っている主人である。


【エウリルス王立学院】
14~16歳迄の普通科を経て成人に。
此処で多くが卒業し、領地へ帰り領地経営等を学ぶが、そこから高等専門学科(専学科)へ進学する者も若干名いる。
より専門研究に特化した内容を学ぶ。18歳で卒業。
王太子は専学科に在籍していた。
後継ぎの男子が多く在籍。女子も若干名いるが、教育に熱心な家以外は女子は通わせない家も未だに少なくない。それより花嫁修業も兼ねて、王宮等に侍女見習いとして働かせる場合も多い。
趣味で同好会を作って、放課後活動してる子達が数十名いる。


【魔術】
認知されてはいるが、魔術自体が弱い。ちょっと火の玉を出せる、水滴が出せるとかその程度。
なので、本当に強い魔術師はごく僅かで、その存在も殆ど認知されていない。


【エウリルス王】
元々第3王子だったが、兄王子二人の王位継承争いが苛烈になって、潰し合いに。
当時、権力争いから逃れる為にアデリートに留学していて、結局生き残った為、王位を継承した。
その為、元々自分が王になるとは思っていなかったのと、兄王子達の争いを目にしていた為、やや気弱で心配性な性格。
やたら救世の巫子達を囲おうとしたのも、国益の他に、その心配性なところも多分にあった。

正室の王妃と側室の第1側妃と第2側妃の三人の妃がいる。
正妃との間に第1王子の王太子ユリウスと病弱な第1王女マリアンヌ。
第1側妃との間に第2王子がいる。
第2側妃とは乳兄弟で昔から仲が良く、妹の様な存在だったが、昔、争いに巻き込まれた王の代わり傷を負ってしまい、責任を持って第2側妃として娶った。
その辺は王妃や第1側妃にも理解を得ている。
なので、王妃と第1側妃が小さな事で対立してしまうと、第2側妃が上手く間に入ってくれる。


【アデリート王】
7男5女がいる。子沢山。
正妃と第1~4側妃がいる。
正妃の子 → 第1王子の王太子。第2王女。第7王子。
第1側妃の子 → 第1王女、第2王子(失脚)、第4王子、第5王女
第2側妃の子 → 第3王女、第6王子
第3側妃の子 → 第3王子、第4王女
第4側妃の子 → 第5王子ロレンツォ

ややこしい。そりゃ、争いも起こるよ。兄弟げんかも命懸けだって…。
エウリルス王と仲が良い。
子供時代にエウリルス王がアデリートに留学に来ていたから、その頃からの仲。
妃が多いのは各領地の権力が未だ強く、古くからの地方豪族による地方分権制だから。
有力貴族からそれぞれ娶る事である程度のバランスを保っている。


【エウリルス王国周辺地域】
エウリルス王国・王都はメルシアン。
北に大国ローラシア帝国。
南に友好関係にある海上交通が盛んなアデリート王国。
東に情勢がやや不安定な小国フローレンシア王国。
北西にヴァシリス連邦国。
フローレンシア王国の更に更に東の方、東方域は異文化圏の遊牧民が多い異民族地域。
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