60 / 161
060 送り狼
しおりを挟む
人の気配に静かに目を開け、隠形のまま身動きをしないで侵入者の気配を探る。
侵入者は二人だが、出入り口の扉には閂を掛けているので転移魔法使いかな。
分厚く頑丈な床板に絨毯を敷いているので足音はしないが、ベッドの方に向かって静かに近づいてくる。
深夜で窓も閉め切っている室内の暗さでは、流石に猫人族の目をもってしても人影もよく判らない。
なのに確実に近づいて来るのは、俺の留守中に部屋の配置を確認していたからだろう。
侵入者の背後に少し強めのライトを浮かべる。
背後の灯りに一瞬振り向いたが誰もおらず、再度ベッドの方に向いても誰も居ない。
戸惑う二人の両肩と両足にアイスニードルを射ち込み逃げられなくする。
扉の外に人の気配は無いが、どこかに仲間がいる筈だが二人に聞けば良いので放置。
隠形を解除してベッドから起き上がり、態とらしく声を掛ける。
「困るなぁ~、深夜に断りもなく来て貰っては。何処の何方ですか?」
蹲る二人の側へ歩み寄り、大振りなナイフと剣を拾い上げる。
二人とも一言も発せず俺を睨んでいるが、驚愕の表情を隠し切れていない。
自室で拷問ってのは俺の趣味じゃないので、取り敢えず二人を鑑定する。
(鑑定!・魔法とスキル)〔生活魔法・転移魔法・長剣スキル・魔力・81〕
(鑑定!・魔法とスキル)〔生活魔法・長剣スキル・隠形スキル・気配察知スキル・魔力・77〕
気に入らないので転移魔法を10個ばかり記憶してから、全ての魔法とスキルを削除しておく。
此で転移魔法を使って逃げる事は出来ないし、授かったスキルも習得した以上のことは出来ない。
授かったスキルの補正無しでどの程度使えるのか興味があるが、何れ誰かで試してみよう。
訓練用木剣を取り出して利き腕を砕き、アイスニードルの魔力を抜いてから扉の外に蹴り出す。
「誰の命令で来たのか知らないが、お前等程度じゃ俺は殺すのは無理だな」
そう言って扉を閉め、音高く閂を掛ける。
二人の気配が階段を降り建物から出て行くのを確認し、隠形に魔力を乗せて姿を消したまま二人の後ろにジャンプして後を付いて行く。
よろよろと歩く二人の先に、質素な見掛けの馬車が止まっている。
二人が近づくと馬車の扉が開き、素速く二人を車内に引き摺り込むと走り出した。
俺は隠形で姿を隠したまま馬車の後ろに掴まり、無賃乗車させて貰う。
「失敗したのか!」
「奴は俺達が来るのを知っていたぞ」
「一瞬で両足と両肩に何かを射ち込まれてしまい、闘うどころではなかった」
「聞いていた話と全然違うじゃねえか」
「それで良く逃げ出せたな」
「俺達を素人同然と思ったのか、表に放り出して扉を閉めて閂まで掛けやがったんだ」
「その隙に引き上げてきたのさ」
「馬鹿が! 後をつけられる事も考えなかったのか」
御者に遠回りをして尾行がないか確認しろと命じる声が聞こえて静かになった。
馬車は通りを右に左に曲がり、時には広場でぐるりと一回りして尾行の有無を確かめながら走り続ける。
〈ウッ・・・てめぇぇ 止め・・・〉
〈裏切るのか! 覚えていやが・・・〉
走り続ける馬車の扉が開くと、賊の一人が放り出されたが身動き一つしない。
暫く走って又一人車外に放り出すと、何事も無かった様に馬車は走り続けて貴族街に入って行く。
転移魔法使いまで使って俺を闇討ちしようって奴は、一人だけ思い当たる。
やがて馬車が止まり、門扉の開く音が聞こえたと思ったら又走り出して建物の横で止まった。
御者が扉を開くと二人の男が降り建物に向っている。
馬車の後ろから静かに降りて二人の後を付いて行くと、懐かしい場所に出た。
建物の中を通り抜け本館へと向かう足取りに迷いがない。
裏口の扉を開け中に入ると鍵を掛ける音がして、二人の気配が遠ざかっていくので、壁抜けの要領で建物内に侵入し二人の後を追う。
護衛の立つ扉の前で立ち止まるが、一つ頷くと護衛が扉をノックすると扉が開けられ黙って中に入る。
室内の気配を探るが、扉の内側と左右の壁際に各2名の人の気配があり、部屋の中央付近に六人の気配。
左右の部屋も向かいの部屋も人の気配は無し。
中央の六人と壁際の護衛の中間地点にジャンプすると、男の一人がバッと振り向く。
手には大振りのナイフが握られていて、男の素性を良く現している。
「どうした、ジリヤン」
「いえ、一瞬人の気配がした様な・・・」
鋭い男だねぇ、俺がジャンプした空気の揺らぎでも感じたのかな。
「それで、始末は出来たんだろうな?」
「いえ・・・待ち伏せを受けたようです」
「そのような戯言を報告する為に儂の前・・・」
ジリアンと呼ばれた男と背後に立つ男が突き飛ばされた様に倒れ、背中にはアイスランスが突き立っている。
エレバリン公爵の顔が引き攣り。顔色が白くなり言葉も出ない様である。
そのまま黙って死ねと、公爵の胸にアイスランスを射ち込みむと嫡男と思しき男が「曲者だー」と騒ぎ出したが、直ぐに公爵の後を追わせてやる。
公爵の背後に立っていた男は、貴族の身形で新年の宴の時に喚いていた奴の一人だった。
この場に居るって事は同罪と看做してアイスランスをプレゼントする。
五人が死んで漸く動き出した護衛の騎士達も、俺の姿が見えないので戸惑っている。
目的は果たしたのでさっさとおさらばする為に庭へジャンプすると、そのまま街路へ跳び出し公爵邸を後にした。
* * * * * * * *
「陛下、シエナラからの報告が来ました」
「随分遅かったな。ロスラントの報告以外に何か判ったか」
「ユーゴは王都で冒険者登録をし、暫くは王都で活動していました。この時、同時期に冒険者登録した者達五人と行動を共にしていましたが、その後四人になりました。この頃から腕を上げ始めた様です。王都の冒険者ギルドを調べた者の報告と合わせますと、興味深いことが判りました。王都でも新人五人にしては相当腕が良いと思われていたようですが、シエナラに移動してからはそれが顕著になっています。注目すべきは彼と行動を共にしていた冒険者達です」
「ユーゴではなくか?」
「はい、彼等は王都を離れる際に〔王都の穀潰し〕と言う名のパーティーを結成いたしましたがユーゴはそれに入っていません。彼等と行動は共にするのにです。面白い事に、王都の穀潰しと名乗った彼等に魔法使いは居ませんが、土魔法を使える者がいるのです」
「ん・・・魔法使いがいないとは、魔法を授かっても使えなかったと言うことか?」
「いえ、授かっていないのに土魔法が使える様なのです」
「そんな馬鹿な!」
「実際に見た者は仲間達だけの様ですが、持ち込む獲物と食堂での話からそう推測されるそうです。冒険者登録した王都のギルド職員に金を握らせて調べたところ、その男は栽培と工作スキルしか授かっていません。生活魔法は使えますがそれだけです。現在確認を急がせていますが、間違いなさそうです」
「どうしてそう言える」
「彼等がシエナラに移動してからもう一つの冒険者パーティーと合流していますが、彼等との雑談でも時々土魔法について話し合っているそうです」
「そのもう一つのパーティーとは何だ」
「此方は〔大地の牙〕と名乗るパーティーですが、ユーゴとは以前より面識が有った様なのです。パーティー登録地が王都になっていますがよく判っていません」
「三者・・・と言って良いのかはさて置き、王都が彼等を結ぶ糸か」
「はい、それで肝心のユーゴなのですが、過去がさっぱり判りません。その為に統一歴726年6月生まれのユーゴか、多数の魔法を授かった者を探させています。治癒魔法に結界魔法,土魔法,氷結魔法,火魔法,雷撃魔法と、六つもの魔法を授かった者がいれば噂になる筈なんですが・・・」
「判った、引き続き調査を続行しろ。但しユーゴや周辺の者を刺激して敵に回す様なことはするなよ」
「はっ、調査をしている者達にも、その点は十分注意する様に申しつけております」
* * * * * * * *
南門の所でグレン達と落ち合うと、教えの通り魔力を半分に出来る様になったと言われた。
以前と同じ場所にドームを作ると早速15メートル先の的を目掛けて雷撃を射ってもらう。
「天に轟く雷鳴を我が手より放たん・・・ハッ」〈バリバリドーン〉
(鑑定!・魔力)〔魔力・89〕・・・87・・・84・・・81
前回の半分にはなっているが、使用する魔力に斑が有るのは相変わらずなので此れの修正をすることにして、鑑定結果を書いた紙を見せて説明する。
「前回の鑑定結果を見て気付いたと思うけど、一回の魔法に使う魔力に斑が有るね。使用する魔力を取り出す時に、大きさに気を付けて遣ってみてよ。小さい時でも魔法は発現しているので、小さい方の魔力を使って射ってみて。それと詠唱はもっと短く出来るよ」
「ユーゴくらいに短くしたいが、どうもなぁ~。これ以上短くすると魔法が射てるかどうか気になるんだよ」
「短く出来れば連射も出来る様になるよ。そうだねぇ~、さっきの半分〔雷撃を我が敵に〕でどう」
「親爺、やってみなよ。出来なきゃ元に戻せば良いだけだから」
魔力の残量が10になるまで雷撃の練習をし、15メートルの的にほぼ全て当たる様になったので30メートルに変更した。
侵入者は二人だが、出入り口の扉には閂を掛けているので転移魔法使いかな。
分厚く頑丈な床板に絨毯を敷いているので足音はしないが、ベッドの方に向かって静かに近づいてくる。
深夜で窓も閉め切っている室内の暗さでは、流石に猫人族の目をもってしても人影もよく判らない。
なのに確実に近づいて来るのは、俺の留守中に部屋の配置を確認していたからだろう。
侵入者の背後に少し強めのライトを浮かべる。
背後の灯りに一瞬振り向いたが誰もおらず、再度ベッドの方に向いても誰も居ない。
戸惑う二人の両肩と両足にアイスニードルを射ち込み逃げられなくする。
扉の外に人の気配は無いが、どこかに仲間がいる筈だが二人に聞けば良いので放置。
隠形を解除してベッドから起き上がり、態とらしく声を掛ける。
「困るなぁ~、深夜に断りもなく来て貰っては。何処の何方ですか?」
蹲る二人の側へ歩み寄り、大振りなナイフと剣を拾い上げる。
二人とも一言も発せず俺を睨んでいるが、驚愕の表情を隠し切れていない。
自室で拷問ってのは俺の趣味じゃないので、取り敢えず二人を鑑定する。
(鑑定!・魔法とスキル)〔生活魔法・転移魔法・長剣スキル・魔力・81〕
(鑑定!・魔法とスキル)〔生活魔法・長剣スキル・隠形スキル・気配察知スキル・魔力・77〕
気に入らないので転移魔法を10個ばかり記憶してから、全ての魔法とスキルを削除しておく。
此で転移魔法を使って逃げる事は出来ないし、授かったスキルも習得した以上のことは出来ない。
授かったスキルの補正無しでどの程度使えるのか興味があるが、何れ誰かで試してみよう。
訓練用木剣を取り出して利き腕を砕き、アイスニードルの魔力を抜いてから扉の外に蹴り出す。
「誰の命令で来たのか知らないが、お前等程度じゃ俺は殺すのは無理だな」
そう言って扉を閉め、音高く閂を掛ける。
二人の気配が階段を降り建物から出て行くのを確認し、隠形に魔力を乗せて姿を消したまま二人の後ろにジャンプして後を付いて行く。
よろよろと歩く二人の先に、質素な見掛けの馬車が止まっている。
二人が近づくと馬車の扉が開き、素速く二人を車内に引き摺り込むと走り出した。
俺は隠形で姿を隠したまま馬車の後ろに掴まり、無賃乗車させて貰う。
「失敗したのか!」
「奴は俺達が来るのを知っていたぞ」
「一瞬で両足と両肩に何かを射ち込まれてしまい、闘うどころではなかった」
「聞いていた話と全然違うじゃねえか」
「それで良く逃げ出せたな」
「俺達を素人同然と思ったのか、表に放り出して扉を閉めて閂まで掛けやがったんだ」
「その隙に引き上げてきたのさ」
「馬鹿が! 後をつけられる事も考えなかったのか」
御者に遠回りをして尾行がないか確認しろと命じる声が聞こえて静かになった。
馬車は通りを右に左に曲がり、時には広場でぐるりと一回りして尾行の有無を確かめながら走り続ける。
〈ウッ・・・てめぇぇ 止め・・・〉
〈裏切るのか! 覚えていやが・・・〉
走り続ける馬車の扉が開くと、賊の一人が放り出されたが身動き一つしない。
暫く走って又一人車外に放り出すと、何事も無かった様に馬車は走り続けて貴族街に入って行く。
転移魔法使いまで使って俺を闇討ちしようって奴は、一人だけ思い当たる。
やがて馬車が止まり、門扉の開く音が聞こえたと思ったら又走り出して建物の横で止まった。
御者が扉を開くと二人の男が降り建物に向っている。
馬車の後ろから静かに降りて二人の後を付いて行くと、懐かしい場所に出た。
建物の中を通り抜け本館へと向かう足取りに迷いがない。
裏口の扉を開け中に入ると鍵を掛ける音がして、二人の気配が遠ざかっていくので、壁抜けの要領で建物内に侵入し二人の後を追う。
護衛の立つ扉の前で立ち止まるが、一つ頷くと護衛が扉をノックすると扉が開けられ黙って中に入る。
室内の気配を探るが、扉の内側と左右の壁際に各2名の人の気配があり、部屋の中央付近に六人の気配。
左右の部屋も向かいの部屋も人の気配は無し。
中央の六人と壁際の護衛の中間地点にジャンプすると、男の一人がバッと振り向く。
手には大振りのナイフが握られていて、男の素性を良く現している。
「どうした、ジリヤン」
「いえ、一瞬人の気配がした様な・・・」
鋭い男だねぇ、俺がジャンプした空気の揺らぎでも感じたのかな。
「それで、始末は出来たんだろうな?」
「いえ・・・待ち伏せを受けたようです」
「そのような戯言を報告する為に儂の前・・・」
ジリアンと呼ばれた男と背後に立つ男が突き飛ばされた様に倒れ、背中にはアイスランスが突き立っている。
エレバリン公爵の顔が引き攣り。顔色が白くなり言葉も出ない様である。
そのまま黙って死ねと、公爵の胸にアイスランスを射ち込みむと嫡男と思しき男が「曲者だー」と騒ぎ出したが、直ぐに公爵の後を追わせてやる。
公爵の背後に立っていた男は、貴族の身形で新年の宴の時に喚いていた奴の一人だった。
この場に居るって事は同罪と看做してアイスランスをプレゼントする。
五人が死んで漸く動き出した護衛の騎士達も、俺の姿が見えないので戸惑っている。
目的は果たしたのでさっさとおさらばする為に庭へジャンプすると、そのまま街路へ跳び出し公爵邸を後にした。
* * * * * * * *
「陛下、シエナラからの報告が来ました」
「随分遅かったな。ロスラントの報告以外に何か判ったか」
「ユーゴは王都で冒険者登録をし、暫くは王都で活動していました。この時、同時期に冒険者登録した者達五人と行動を共にしていましたが、その後四人になりました。この頃から腕を上げ始めた様です。王都の冒険者ギルドを調べた者の報告と合わせますと、興味深いことが判りました。王都でも新人五人にしては相当腕が良いと思われていたようですが、シエナラに移動してからはそれが顕著になっています。注目すべきは彼と行動を共にしていた冒険者達です」
「ユーゴではなくか?」
「はい、彼等は王都を離れる際に〔王都の穀潰し〕と言う名のパーティーを結成いたしましたがユーゴはそれに入っていません。彼等と行動は共にするのにです。面白い事に、王都の穀潰しと名乗った彼等に魔法使いは居ませんが、土魔法を使える者がいるのです」
「ん・・・魔法使いがいないとは、魔法を授かっても使えなかったと言うことか?」
「いえ、授かっていないのに土魔法が使える様なのです」
「そんな馬鹿な!」
「実際に見た者は仲間達だけの様ですが、持ち込む獲物と食堂での話からそう推測されるそうです。冒険者登録した王都のギルド職員に金を握らせて調べたところ、その男は栽培と工作スキルしか授かっていません。生活魔法は使えますがそれだけです。現在確認を急がせていますが、間違いなさそうです」
「どうしてそう言える」
「彼等がシエナラに移動してからもう一つの冒険者パーティーと合流していますが、彼等との雑談でも時々土魔法について話し合っているそうです」
「そのもう一つのパーティーとは何だ」
「此方は〔大地の牙〕と名乗るパーティーですが、ユーゴとは以前より面識が有った様なのです。パーティー登録地が王都になっていますがよく判っていません」
「三者・・・と言って良いのかはさて置き、王都が彼等を結ぶ糸か」
「はい、それで肝心のユーゴなのですが、過去がさっぱり判りません。その為に統一歴726年6月生まれのユーゴか、多数の魔法を授かった者を探させています。治癒魔法に結界魔法,土魔法,氷結魔法,火魔法,雷撃魔法と、六つもの魔法を授かった者がいれば噂になる筈なんですが・・・」
「判った、引き続き調査を続行しろ。但しユーゴや周辺の者を刺激して敵に回す様なことはするなよ」
「はっ、調査をしている者達にも、その点は十分注意する様に申しつけております」
* * * * * * * *
南門の所でグレン達と落ち合うと、教えの通り魔力を半分に出来る様になったと言われた。
以前と同じ場所にドームを作ると早速15メートル先の的を目掛けて雷撃を射ってもらう。
「天に轟く雷鳴を我が手より放たん・・・ハッ」〈バリバリドーン〉
(鑑定!・魔力)〔魔力・89〕・・・87・・・84・・・81
前回の半分にはなっているが、使用する魔力に斑が有るのは相変わらずなので此れの修正をすることにして、鑑定結果を書いた紙を見せて説明する。
「前回の鑑定結果を見て気付いたと思うけど、一回の魔法に使う魔力に斑が有るね。使用する魔力を取り出す時に、大きさに気を付けて遣ってみてよ。小さい時でも魔法は発現しているので、小さい方の魔力を使って射ってみて。それと詠唱はもっと短く出来るよ」
「ユーゴくらいに短くしたいが、どうもなぁ~。これ以上短くすると魔法が射てるかどうか気になるんだよ」
「短く出来れば連射も出来る様になるよ。そうだねぇ~、さっきの半分〔雷撃を我が敵に〕でどう」
「親爺、やってみなよ。出来なきゃ元に戻せば良いだけだから」
魔力の残量が10になるまで雷撃の練習をし、15メートルの的にほぼ全て当たる様になったので30メートルに変更した。
164
あなたにおすすめの小説
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
【完結済】悪役令嬢の妹様
紫
ファンタジー
星守 真珠深(ほしもり ますみ)は社畜お局様街道をひた走る日本人女性。
そんな彼女が現在嵌っているのが『マジカルナイト・ミラクルドリーム』というベタな乙女ゲームに悪役令嬢として登場するアイシア・フォン・ラステリノーア公爵令嬢。
ぶっちゃけて言うと、ヒロイン、攻略対象共にどちらかと言えば嫌悪感しかない。しかし、何とかアイシアの断罪回避ルートはないものかと、探しに探してとうとう全ルート開き終えたのだが、全ては無駄な努力に終わってしまった。
やり場のない気持ちを抱え、気分転換にコンビニに行こうとしたら、気づけば悪楽令嬢アイシアの妹として転生していた。
―――アイシアお姉様は私が守る!
最推し悪役令嬢、アイシアお姉様の断罪回避転生ライフを今ここに開始する!
※長編版をご希望下さり、本当にありがとうございます<(_ _)>
既に書き終えた物な為、激しく拙いですが特に手直し他はしていません。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
落ちこぼれの【無属性】魔術師、実は属性そのものを定義する「概念魔法」の創始者だった
風船色
ファンタジー
「魔法とは才能(血筋)ではなく、記述されるべき論理(ロジック)である」
王立魔導学院で「万年最下位」の烙印を押された少年、アリスティア・レイロード。属性至上主義のこの世界で、火すら出せない彼は「無属性のゴミ」と蔑まれ、ついに卒業試験で不合格となり国外追放を言い渡される。
しかし、彼を嘲笑う者たちは知らなかった。アリスティアが、既存の属性魔法など比較にならないほど高次の真理――世界の現象を数式として捉え、前提条件から書き換える『概念魔法(コンセプト・マジック)』の使い手であることを。
追放の道中、彼は石ころに「硬度:無限」の概念を付与し、デコピン一つで武装集団を粉砕。呪われた最果ての森を「快適な居住空間」へと再定義し、封印されていた銀嶺竜の少女・ルナを助手にして、悠々自適な研究生活をスタートさせる。
一方、彼を捨てた王国は、属性魔法が通用しない未知の兵器を操る帝国の侵攻に直面していた。「助けてくれ」と膝をつくかつての同級生や国王たちに対し、アリスティアは冷淡に告げる。
「君たちの誇りは、僕の昼寝より価値があるのか?」
これは、感情に流されない徹底した合理主義者が、己の知的好奇心のために世界の理を再構築していく、痛快な魔導ファンタジー。
魔法学校の落ちこぼれ
梨香
ファンタジー
昔、偉大な魔法使いがいた。シラス王国の危機に突然現れて、強力な魔法で国を救った。アシュレイという青年は国王の懇願で十数年を首都で過ごしたが、忽然と姿を消した。数人の弟子が、残された魔法書を基にアシュレイ魔法学校を創立した。それから300年後、貧しい農村の少年フィンは、税金が払えず家を追い出されそうになる。フィンはアシュレイ魔法学校の入学試験の巡回が来るのを知る。「魔法学校に入学できたら、家族は家を追い出されない」魔法使いの素質のある子供を発掘しようと、マキシム王は魔法学校に入学した生徒の家族には免税特権を与えていたのだ。フィンは一か八かで受験する。ギリギリの成績で合格したフィンは「落ちこぼれ」と一部の貴族から馬鹿にされる。
しかし、何人か友人もできて、頑張って魔法学校で勉強に励む。
『落ちこぼれ』と馬鹿にされていたフィンの成長物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる