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第一巻
★決めれない男はカスです!
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実はここの入場料やアトラクションのお金、お昼のランチ代も僕が出した。田中さんは「半分出すよ」って言ったけれど、化粧品とかケア用品などでめちゃお金かかったって聞いたし、誘ったのは僕だから僕が出すのも当然だろうと思ったので、出してもらう申し出を断りり続けた。
分かってはいたが学生ではびっくりするぐらいの出費になっていた。なのであらかじめ親に連絡して情けないが「ちょっと救援お願いします!」と要請していた。でないと無理。年パスとかあればいけるのかもだけど、今更買わないし。理由は「女の子とちょっと・・・」と言ったら意外と大歓迎だった。最悪は『あなたは勉強だけしていればいい!』とか言われるかと思ったけど「それは格好つけないとね」ということで、有り余るほどの援助をいただいた。だが、もう彼女にでもなっているかのようで「会ってみたい」とか「今度一回大阪連れてきてなー」とか言われてしまった。まだそんなんじゃねーわって。でも自分のなかでケジメとして、「ズルズルはいけない」と思ってた。どこかで経費を詰めないといけない。
「御堂君はなんも買わないの?樹里ちゃんとかにお土産買ってあげないの?」
「うちんとこの(樹里)はあんまりキャラクターグッズとか好きやないよ」
確かにあんまり好きやない。どっちかといえばその辺に関しては男っぽいのかほぼ無地好きだ。しかしここに来たよ、と知れば状況は変わる。ほぼ確実に
「あにぃ、お土産は?」ないと言えば、
「なんで買ってこなかったん?」なんでっていらんやろ、ああいうの。
「私(アメリカのアニメ映画キャラ)欲しかったのに~」
絶対いらないはず、確実に嘘。
「じゃあネットで私が買うからその分のお金ちょうだい」と嫌味タラタラ言ってくる。
で、買わないんだ。サイテーなやつだ。
さて、どうしたもんか。。。
「じゃあ、これで買い物も終わり、レジ行きましょう」
キャラクターアソートスイーツと、シャープペン4本と、あとメモ用紙のようなもので合計六千六百円なり。内心、高ェッ!!って叫びそうになるが、まあまあ、全てプレミアムな思い出作りなのだからいいじゃないかと肯定的になる。
店を出た時に
「はい、これ」
僕にアニメ映画キャラのメモ六冊入りを手渡してくれた。
「え?これ、自分のじゃ?」
「ううん、これ樹里ちゃんに。お土産にしたって」
「ええーーいいのに、気を使ってくれなくてー」
「これぐらいいいよ」
「いや、ホンマにホンマに」
「いいっていいって。いっぱいお世話になったのに、私何も返せることがないし」
「でもそれはあいつの提案に田中さんがエイヤーで乗っただけやろ」
「そこはそうだけど、でもあれだけ段取りというか、周囲へのアプローチをして、私が変わっても悪影響が出ないように配慮してくれたのは樹里ちゃんやし」
「うん、、、まあ確かに」
ふと思った。おそらく、あいつは僕の時のことで、学習したんだろうなあ。僕が変わることを失敗してしまった。「自分の上っ面だけ」変えてしまったやつがどういう末路を辿るのか僕で学習して、そうならないように対策を講じたんだ。だからスクールカースト上位者の自分がちょくちょく用事もないはずの兄の教室に顔を出し、クラスの中のスクールカースト上位者を巻き込み、そして先生は先生でもトップの教頭を巻き込んで、変化しても大丈夫な土壌を作った。おそらくこの推測で正しいはず。
「こんなことで全部返せたなんてとても思わないけど・・・」
「ううん、ありがとう、ちゃんと樹里にその気持ち伝えて渡すわ」
僕はありがたく預かることにした。それでお開き。帰りは神宮まで一緒に電車に乗って帰った。日曜日のこちら向きの車両なんてほとんど人は居てなかった。でもまったく居てないわけではなく、常時二人三人が駅で入れ替わりするようなもん。色々話したけど田中さんは疲れてきたのか、ウトウトしだした。あれだけ遊んで歩き回って、一時間以上電車に乗っているんだ。そっとしておいてあげよう。それにしても手をつないだりキスしたりって、、、どうやってするんだろう。今日のどこにそんなタイミングあったんだろう。年間三十人女抱いてる同い年には見えてるんだろうなあ。僕には全然見えなかったけど。
年間三十人の中に、樹里が入っていたりするのだろうか。。。
いやいや、あかんあかん・・・つまらない妄想した。
でもこれは好きな人としてでなく、誇り高き妹として、そのカウント内にはいないで欲しい。
話が反れた。あかんなあ・・・・
これが経験値の無さなのかな。経験者、異性交遊の賢者からすれば、ここ!この時!この瞬間!!というのがきっとあったのだろう。そうやって弱い経験値の低い「できない男」はふるいから落とされていくのだろうか。そう考えると怖い気がしてきた。ある不動産業界で大成功を納めた社長のドキュメント番組内でインタビュアーに、その社長が言った言葉があった。それは「この業界、決めれない男はカスです」だった。これはなんとなく自分には「女」が当てはまるように思えた。「決めれない男はカス」じゃあ今の僕は確実にカスだ。じゃあどうすればいいんだ?どうしたら決めるコツがわかるようになるのか、どうしたらその時を見抜けるようになるのか、どうしたらそんなに数をさばけるようになるのか、どうしたら?どうしたら?そんな答えの出ない問い合わせが自分の脳を駆け巡る。ふと電車の対面の窓に写る自分を見る。西日が時折差し込み眩しい。七月にもなればこれぐらいの時間でもまだ外は明るいが、時折山間部などに入ったり、トンネルなどをくぐった時は、車内照明で横に田中さんが座ったまま眠っていて、さらにその横で難しい顔をした僕が写っている。
田中さんを決めるとしたら、何がいるんだろう。自分は自分の持っているものでがむしゃらに頑張っているつもりだが、、、なんとなく決定力を欠いている気もしていた。それは「樹里」の存在もあった。「いなきゃいいのに」というわけではない。「あまりにも強大すぎる」ということだ。あまりにも強大すぎて僕の存在が最後の方、すごくちっぽけというか、ただの傍観者だったように思う。しかしその強大な力があったから今回の話もほんの短時間で解決したし、なによりその樹里を動かしたのは僕の存在があるからだとは自負している。これは僕の特権なんだ、、、ただそんなの、ショボいよね。そういうの。他力本願で振りかざすだけみっともない。自分としては一番したくないことだ。スクールカーストの上位者の威を借るなんちゃらだ。
それって『某有名製造メーカーに勤めていた旦那さん』だったから好きになった。と理屈が似ていないか?
『樹里の兄』だから、樹里という強大な力と知恵と権力に乗っかれるから好きになった。僕自身には何の魅力もない、というのと。
でも意外と大人の社会ではこういうやつが多くて「当たり前だろ、それも僕の力だ」を割り切って地でいくやつ結構いるらしい。父親から聞いたことがある。
しかし、僕はそういうの嫌だな。
ふと、少し左肩が重くなる、、、あ、田中さん
今トンネルに入った。
田中さんは眠ったまま、僕の肩に寄りかかってきてくれている。
こ、これって、、、もたれ掛かってくれている。いわゆるドラマや漫画や青春系によくあるあの二人のポーズ・・・・やったね!やったぜ!前進したやん!僕!って思うけど勿論眠っている。起きてのこれ、ではない。そんなことは分かっている。分かっているけど、ちょっとだけ嬉しかった。ほんのり化粧品の良い香りがまだ残っていて、鼻をくすぐった。
分かってはいたが学生ではびっくりするぐらいの出費になっていた。なのであらかじめ親に連絡して情けないが「ちょっと救援お願いします!」と要請していた。でないと無理。年パスとかあればいけるのかもだけど、今更買わないし。理由は「女の子とちょっと・・・」と言ったら意外と大歓迎だった。最悪は『あなたは勉強だけしていればいい!』とか言われるかと思ったけど「それは格好つけないとね」ということで、有り余るほどの援助をいただいた。だが、もう彼女にでもなっているかのようで「会ってみたい」とか「今度一回大阪連れてきてなー」とか言われてしまった。まだそんなんじゃねーわって。でも自分のなかでケジメとして、「ズルズルはいけない」と思ってた。どこかで経費を詰めないといけない。
「御堂君はなんも買わないの?樹里ちゃんとかにお土産買ってあげないの?」
「うちんとこの(樹里)はあんまりキャラクターグッズとか好きやないよ」
確かにあんまり好きやない。どっちかといえばその辺に関しては男っぽいのかほぼ無地好きだ。しかしここに来たよ、と知れば状況は変わる。ほぼ確実に
「あにぃ、お土産は?」ないと言えば、
「なんで買ってこなかったん?」なんでっていらんやろ、ああいうの。
「私(アメリカのアニメ映画キャラ)欲しかったのに~」
絶対いらないはず、確実に嘘。
「じゃあネットで私が買うからその分のお金ちょうだい」と嫌味タラタラ言ってくる。
で、買わないんだ。サイテーなやつだ。
さて、どうしたもんか。。。
「じゃあ、これで買い物も終わり、レジ行きましょう」
キャラクターアソートスイーツと、シャープペン4本と、あとメモ用紙のようなもので合計六千六百円なり。内心、高ェッ!!って叫びそうになるが、まあまあ、全てプレミアムな思い出作りなのだからいいじゃないかと肯定的になる。
店を出た時に
「はい、これ」
僕にアニメ映画キャラのメモ六冊入りを手渡してくれた。
「え?これ、自分のじゃ?」
「ううん、これ樹里ちゃんに。お土産にしたって」
「ええーーいいのに、気を使ってくれなくてー」
「これぐらいいいよ」
「いや、ホンマにホンマに」
「いいっていいって。いっぱいお世話になったのに、私何も返せることがないし」
「でもそれはあいつの提案に田中さんがエイヤーで乗っただけやろ」
「そこはそうだけど、でもあれだけ段取りというか、周囲へのアプローチをして、私が変わっても悪影響が出ないように配慮してくれたのは樹里ちゃんやし」
「うん、、、まあ確かに」
ふと思った。おそらく、あいつは僕の時のことで、学習したんだろうなあ。僕が変わることを失敗してしまった。「自分の上っ面だけ」変えてしまったやつがどういう末路を辿るのか僕で学習して、そうならないように対策を講じたんだ。だからスクールカースト上位者の自分がちょくちょく用事もないはずの兄の教室に顔を出し、クラスの中のスクールカースト上位者を巻き込み、そして先生は先生でもトップの教頭を巻き込んで、変化しても大丈夫な土壌を作った。おそらくこの推測で正しいはず。
「こんなことで全部返せたなんてとても思わないけど・・・」
「ううん、ありがとう、ちゃんと樹里にその気持ち伝えて渡すわ」
僕はありがたく預かることにした。それでお開き。帰りは神宮まで一緒に電車に乗って帰った。日曜日のこちら向きの車両なんてほとんど人は居てなかった。でもまったく居てないわけではなく、常時二人三人が駅で入れ替わりするようなもん。色々話したけど田中さんは疲れてきたのか、ウトウトしだした。あれだけ遊んで歩き回って、一時間以上電車に乗っているんだ。そっとしておいてあげよう。それにしても手をつないだりキスしたりって、、、どうやってするんだろう。今日のどこにそんなタイミングあったんだろう。年間三十人女抱いてる同い年には見えてるんだろうなあ。僕には全然見えなかったけど。
年間三十人の中に、樹里が入っていたりするのだろうか。。。
いやいや、あかんあかん・・・つまらない妄想した。
でもこれは好きな人としてでなく、誇り高き妹として、そのカウント内にはいないで欲しい。
話が反れた。あかんなあ・・・・
これが経験値の無さなのかな。経験者、異性交遊の賢者からすれば、ここ!この時!この瞬間!!というのがきっとあったのだろう。そうやって弱い経験値の低い「できない男」はふるいから落とされていくのだろうか。そう考えると怖い気がしてきた。ある不動産業界で大成功を納めた社長のドキュメント番組内でインタビュアーに、その社長が言った言葉があった。それは「この業界、決めれない男はカスです」だった。これはなんとなく自分には「女」が当てはまるように思えた。「決めれない男はカス」じゃあ今の僕は確実にカスだ。じゃあどうすればいいんだ?どうしたら決めるコツがわかるようになるのか、どうしたらその時を見抜けるようになるのか、どうしたらそんなに数をさばけるようになるのか、どうしたら?どうしたら?そんな答えの出ない問い合わせが自分の脳を駆け巡る。ふと電車の対面の窓に写る自分を見る。西日が時折差し込み眩しい。七月にもなればこれぐらいの時間でもまだ外は明るいが、時折山間部などに入ったり、トンネルなどをくぐった時は、車内照明で横に田中さんが座ったまま眠っていて、さらにその横で難しい顔をした僕が写っている。
田中さんを決めるとしたら、何がいるんだろう。自分は自分の持っているものでがむしゃらに頑張っているつもりだが、、、なんとなく決定力を欠いている気もしていた。それは「樹里」の存在もあった。「いなきゃいいのに」というわけではない。「あまりにも強大すぎる」ということだ。あまりにも強大すぎて僕の存在が最後の方、すごくちっぽけというか、ただの傍観者だったように思う。しかしその強大な力があったから今回の話もほんの短時間で解決したし、なによりその樹里を動かしたのは僕の存在があるからだとは自負している。これは僕の特権なんだ、、、ただそんなの、ショボいよね。そういうの。他力本願で振りかざすだけみっともない。自分としては一番したくないことだ。スクールカーストの上位者の威を借るなんちゃらだ。
それって『某有名製造メーカーに勤めていた旦那さん』だったから好きになった。と理屈が似ていないか?
『樹里の兄』だから、樹里という強大な力と知恵と権力に乗っかれるから好きになった。僕自身には何の魅力もない、というのと。
でも意外と大人の社会ではこういうやつが多くて「当たり前だろ、それも僕の力だ」を割り切って地でいくやつ結構いるらしい。父親から聞いたことがある。
しかし、僕はそういうの嫌だな。
ふと、少し左肩が重くなる、、、あ、田中さん
今トンネルに入った。
田中さんは眠ったまま、僕の肩に寄りかかってきてくれている。
こ、これって、、、もたれ掛かってくれている。いわゆるドラマや漫画や青春系によくあるあの二人のポーズ・・・・やったね!やったぜ!前進したやん!僕!って思うけど勿論眠っている。起きてのこれ、ではない。そんなことは分かっている。分かっているけど、ちょっとだけ嬉しかった。ほんのり化粧品の良い香りがまだ残っていて、鼻をくすぐった。
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