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第1章 元ヤンナース子ども時代!
第12話 シータからのお礼
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レイラと話をしてしばらくすると、
ノックの音が聞こえた。
「はい」
失礼します、と一言あってから
カンナに似た女性が入ってきた…
違うよね?
「ユリア!久しぶりね!」
「お久しぶりでございます。お嬢様」
「お姉さま、こちらカンナの母なんですの」
「あぁなるほど…茜です、よろしく~」
親子かよく似ている…
「ユリアと申します。よろしくお願いいたします。夕食の用意が出来ましたのでお迎えに上がりました。」
「行きましょう!お姉さま!」
「あぁ…」
案内された先は、長―いテーブルのある部屋左右に椅子が並んでる…
すでに、食事が並んでいて、ケイト、シータはすでに座っている。
「使徒様は、私の隣へ」
「はい」
カンナもユリアも座って一緒に食事するんだ。
こういうところって、家の人と使用人は別々ってイメージだったけども…
実際公爵家とかもそんなんだったよね…
「使徒様は、使用人と一緒でもかまいませんか?」
「ぇ?ダメなの?」
「いえいえ、公爵家では、使用人と家族と別々に食事をしてたんじゃないですか?」
「あぁそうですね、うちが居た世界じゃそんな風習は一部だけだったと思いますよ?」
「そうなのねぇ、ここは私とユリアだけなの、だから一緒に食事をしてるんですよ。なのでシータたちが来ても基本は一緒にね…」
まぁ一人で食事しても楽しくないしね~
「別にいいんじゃないです?」
「そうならよかった、では、食べましょう」
食事しながら、うちの居た世界の事を色々聞かれた
空を飛ぶ機会とかは興味を持ってるようだ…
そりゃ飛行機とか、科学とか発展してない所だと
鉄の塊が浮くとか信じないよね…
食事が終わるころ、シータから
「茜ちゃん、この家に住む気ない?」
「へ?」
「母とレイラを治療してくれたお礼ってところかしら」
「?」
「確かお風呂の付いた家が欲しいって言ってたわよね」
「そりゃ~言いましたね…」
「この家には、お風呂があるわ」
お風呂があるのはありがたいけど…
このだだっぴろい家を一人で管理するのはちょっと…
それにケイトさんは…
「ケイトさんはどうするんですか…」
「さっき母とも話したけども城内にある西棟も結構部屋が空いてるからね」
あぁカレンと会ったところか結構大きな建物だったしなぁ
「えっとうれしいんですが…管理するの大変そうなのですが…ついでに維持費が…」
「そうねぇ王家から貸し出しましょう、追加が必要なら、奴隷を買うなりするといいわ、維持費くらいならこっちで持ちます。」
奴隷って…そんな制度があるのか…
「奴隷ですか…?」
「えぇ、下手に雇用する使用人よりは、信用できるわ、特に茜ちゃんみたいに特殊な人がここに住むとなると、周囲の貴族たちが探りを入れるでしょうから、使徒って事は、王族と公爵家のみで他には話さないようにね…」
あぁ情報漏洩ね…
奴隷ね…どうするか…そう思っていると、ケイトが
「そうだねぇ、使徒様、しばらくユリアを貸し出すのはどうですか?この家の事を一番知っているのは彼女です。」
「それはありがたいかも」
「ユリアしばらくお願いね。あとは私の荷物まとめておいてちょうだい」
「はい、かしこまりました。茜様よろしくお願いします。」
「こちらこそお願いします」
どうするかなぁ~
とりあえず、お金を稼ぐ手段を見つけないと…
ポーション売り…?
食料は、アイテムボックス内の食料をコピーしてれば問題なさそうだし…
そう言えば…胡椒が高かったとかあったよね…
調味料とかって売れないのかな…
塩は出てきてるけど、胡椒を使った料理はまだ食べてないなぁ…
「ねぇねぇ…質問なんだけど、この国で一般的な調味料って塩だけですか?」
「そうだねぇ、公爵領が塩の産地だねぇ、あとは北のレイク山脈で撮れる岩塩くらいかねぇ、レイク王国からは砂糖を輸入してるよ」
塩と砂糖だけか…味噌、醤油、酢、胡椒、唐辛子とかはないんかなぁ…
「味噌・醤油・酢・胡椒、唐辛子とかはないんですか?」
「ミソ・ショウユ・ス、トウガラシは聞かないねぇ、胡椒はあるけど、結構なお値段だねぇ」
なるほど、調味料販売するのはいいかもしれないな…
「教えてくれてありがとう、例えば胡椒を売るとしたらどうすればいいのかな?」
「茜ちゃんもってるの?それなら王家で買い取るわ!」
食いついてきたのはシータだ…なんで?
「ぇ?」
「さっきも言ったでしょ、かなり高くて手に入らないの王家でも年間に100g買えれば良いほうよ」
少な!1瓶位?
んー100均で買った大きめの瓶に胡椒の実を大量コピーして売ればいいかな…
面倒な手間があるけども…
(それ位でしたら、アイテムボックス内で完了します)
いきなりサポートシステムが稼働した!
やっちゃって?とりあえず10瓶位!
(了解しました。作業完了しました)
一瞬だね!
アイテムボックスから取り出しながら
「こんな感じのならありますよ?」
机の上に胡椒の実を詰めた瓶を出すと
驚いた顔の、ケイトとシータ
「すごいねぇこの量は初めて見たけども…」
「こんなに…」
「まだまだいっぱいありますよ?」
「そう…これを全部王家で引き取っても?」
「構いませんよ、いくらでも引き取ってくれても」
「そう、今夜は遅いから明日レインと担当の子と話すわ、相場より安く譲ってもらうことも可能?」
「いいですよ、そもそも相場ってどれくらいなんですか?」
「そうねぇ、100gで金貨2~3枚位かしら?」
金貨2枚言われても分からな…
「えっと…お金の単位とかが良く分からないんだけども…」
それからお金について教えてもらった
白銀貨 1,000,000円相当
大金貨 100,000円相当
金貨 10,000円相当
大銀貨 1,000円相当
銀貨 100円相当
大銅貨 10円相当
銅貨 1円相当
金貨2~3枚って…2~3万位!?
マジか!無限に増やせるし…金貨1枚でもいい気がする…
100gで金貨1枚だけでも十分すぎる位ぼったくってるけども…
「100g金貨1枚でいいですよ?王家で販売管理してくれてもいいし」
「いいの?破格だけども…」
「いいですよ?代わりに色々とお願いします!」
「えぇ、良いわ見合う分の事をさせてもらうわ…」
その後は、味噌や醤油等の詳細を聞かれ、
だいぶ遅い時間になっていたらしく1泊していくことに…
ユリアさんに、お風呂に案内してもらったけど…
広い!1Fの3分の1が脱衣場と浴場スペース!
おぉ~~これはこれは~
「今から入りますか?」
「入ります!用意も出来てます!」
「かしこまりましたではごゆっくり」
お風呂お風呂~♪久々のお風呂~♪
やっぱり日本人はお風呂ですよねぇ~
のんびりお風呂を満喫して、
客室のベッドでゆっくり寝た…今日は疲れたわぁ~
ノックの音が聞こえた。
「はい」
失礼します、と一言あってから
カンナに似た女性が入ってきた…
違うよね?
「ユリア!久しぶりね!」
「お久しぶりでございます。お嬢様」
「お姉さま、こちらカンナの母なんですの」
「あぁなるほど…茜です、よろしく~」
親子かよく似ている…
「ユリアと申します。よろしくお願いいたします。夕食の用意が出来ましたのでお迎えに上がりました。」
「行きましょう!お姉さま!」
「あぁ…」
案内された先は、長―いテーブルのある部屋左右に椅子が並んでる…
すでに、食事が並んでいて、ケイト、シータはすでに座っている。
「使徒様は、私の隣へ」
「はい」
カンナもユリアも座って一緒に食事するんだ。
こういうところって、家の人と使用人は別々ってイメージだったけども…
実際公爵家とかもそんなんだったよね…
「使徒様は、使用人と一緒でもかまいませんか?」
「ぇ?ダメなの?」
「いえいえ、公爵家では、使用人と家族と別々に食事をしてたんじゃないですか?」
「あぁそうですね、うちが居た世界じゃそんな風習は一部だけだったと思いますよ?」
「そうなのねぇ、ここは私とユリアだけなの、だから一緒に食事をしてるんですよ。なのでシータたちが来ても基本は一緒にね…」
まぁ一人で食事しても楽しくないしね~
「別にいいんじゃないです?」
「そうならよかった、では、食べましょう」
食事しながら、うちの居た世界の事を色々聞かれた
空を飛ぶ機会とかは興味を持ってるようだ…
そりゃ飛行機とか、科学とか発展してない所だと
鉄の塊が浮くとか信じないよね…
食事が終わるころ、シータから
「茜ちゃん、この家に住む気ない?」
「へ?」
「母とレイラを治療してくれたお礼ってところかしら」
「?」
「確かお風呂の付いた家が欲しいって言ってたわよね」
「そりゃ~言いましたね…」
「この家には、お風呂があるわ」
お風呂があるのはありがたいけど…
このだだっぴろい家を一人で管理するのはちょっと…
それにケイトさんは…
「ケイトさんはどうするんですか…」
「さっき母とも話したけども城内にある西棟も結構部屋が空いてるからね」
あぁカレンと会ったところか結構大きな建物だったしなぁ
「えっとうれしいんですが…管理するの大変そうなのですが…ついでに維持費が…」
「そうねぇ王家から貸し出しましょう、追加が必要なら、奴隷を買うなりするといいわ、維持費くらいならこっちで持ちます。」
奴隷って…そんな制度があるのか…
「奴隷ですか…?」
「えぇ、下手に雇用する使用人よりは、信用できるわ、特に茜ちゃんみたいに特殊な人がここに住むとなると、周囲の貴族たちが探りを入れるでしょうから、使徒って事は、王族と公爵家のみで他には話さないようにね…」
あぁ情報漏洩ね…
奴隷ね…どうするか…そう思っていると、ケイトが
「そうだねぇ、使徒様、しばらくユリアを貸し出すのはどうですか?この家の事を一番知っているのは彼女です。」
「それはありがたいかも」
「ユリアしばらくお願いね。あとは私の荷物まとめておいてちょうだい」
「はい、かしこまりました。茜様よろしくお願いします。」
「こちらこそお願いします」
どうするかなぁ~
とりあえず、お金を稼ぐ手段を見つけないと…
ポーション売り…?
食料は、アイテムボックス内の食料をコピーしてれば問題なさそうだし…
そう言えば…胡椒が高かったとかあったよね…
調味料とかって売れないのかな…
塩は出てきてるけど、胡椒を使った料理はまだ食べてないなぁ…
「ねぇねぇ…質問なんだけど、この国で一般的な調味料って塩だけですか?」
「そうだねぇ、公爵領が塩の産地だねぇ、あとは北のレイク山脈で撮れる岩塩くらいかねぇ、レイク王国からは砂糖を輸入してるよ」
塩と砂糖だけか…味噌、醤油、酢、胡椒、唐辛子とかはないんかなぁ…
「味噌・醤油・酢・胡椒、唐辛子とかはないんですか?」
「ミソ・ショウユ・ス、トウガラシは聞かないねぇ、胡椒はあるけど、結構なお値段だねぇ」
なるほど、調味料販売するのはいいかもしれないな…
「教えてくれてありがとう、例えば胡椒を売るとしたらどうすればいいのかな?」
「茜ちゃんもってるの?それなら王家で買い取るわ!」
食いついてきたのはシータだ…なんで?
「ぇ?」
「さっきも言ったでしょ、かなり高くて手に入らないの王家でも年間に100g買えれば良いほうよ」
少な!1瓶位?
んー100均で買った大きめの瓶に胡椒の実を大量コピーして売ればいいかな…
面倒な手間があるけども…
(それ位でしたら、アイテムボックス内で完了します)
いきなりサポートシステムが稼働した!
やっちゃって?とりあえず10瓶位!
(了解しました。作業完了しました)
一瞬だね!
アイテムボックスから取り出しながら
「こんな感じのならありますよ?」
机の上に胡椒の実を詰めた瓶を出すと
驚いた顔の、ケイトとシータ
「すごいねぇこの量は初めて見たけども…」
「こんなに…」
「まだまだいっぱいありますよ?」
「そう…これを全部王家で引き取っても?」
「構いませんよ、いくらでも引き取ってくれても」
「そう、今夜は遅いから明日レインと担当の子と話すわ、相場より安く譲ってもらうことも可能?」
「いいですよ、そもそも相場ってどれくらいなんですか?」
「そうねぇ、100gで金貨2~3枚位かしら?」
金貨2枚言われても分からな…
「えっと…お金の単位とかが良く分からないんだけども…」
それからお金について教えてもらった
白銀貨 1,000,000円相当
大金貨 100,000円相当
金貨 10,000円相当
大銀貨 1,000円相当
銀貨 100円相当
大銅貨 10円相当
銅貨 1円相当
金貨2~3枚って…2~3万位!?
マジか!無限に増やせるし…金貨1枚でもいい気がする…
100gで金貨1枚だけでも十分すぎる位ぼったくってるけども…
「100g金貨1枚でいいですよ?王家で販売管理してくれてもいいし」
「いいの?破格だけども…」
「いいですよ?代わりに色々とお願いします!」
「えぇ、良いわ見合う分の事をさせてもらうわ…」
その後は、味噌や醤油等の詳細を聞かれ、
だいぶ遅い時間になっていたらしく1泊していくことに…
ユリアさんに、お風呂に案内してもらったけど…
広い!1Fの3分の1が脱衣場と浴場スペース!
おぉ~~これはこれは~
「今から入りますか?」
「入ります!用意も出来てます!」
「かしこまりましたではごゆっくり」
お風呂お風呂~♪久々のお風呂~♪
やっぱり日本人はお風呂ですよねぇ~
のんびりお風呂を満喫して、
客室のベッドでゆっくり寝た…今日は疲れたわぁ~
応援ありがとうございます!
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