6 / 89
結婚を申し込みなさい、断ってあげるから。
しおりを挟む
彼ったら、ドキッとした表情になったわ。おろおろするように、そんなところは、可愛いじゃない。
「おいおい、そんなことを言われると、本気にしてしまうぞ。」
そしてすぐに、疑わしいという顔になった、でも鼻の下は伸ばしているけど。
「ここにいるピール公爵令嬢は、かなり魅力的な女性だからね。」
と付け加えて、フェイントをかけてきたわ。
「いいじゃない。あなたが、私と結婚したいのだったら、結婚を申し込みなさいよ。怒らないから・・・即座に断ってあげるから。」
「なんだい、それは?遊びか、なんかのゲームかい?」
あら、揶揄っているのかとは言わなかったわね、なら・・・あら、私は何を考えているわけ?・・・なんか変な気持ちに・・・とんでもないことを・・・もういいわ、どうでも。さあ、結婚を申し込みなさいよ。しっかり断ってあげるから。
「そういう君は・・・まあ、告白とかは男からするのが礼儀だしな・・・。」
何自分一人で、自問自答して一人で納得しているのよ。さあさあ、早くなさいよ、そんなうじうじしているから、彼女に捨てられるのよ。さあさあ、申し込みなさいよ、私に断られる結婚の申し込みを。
彼は、小さく深呼吸して、考えを落ち着かせた、というように見えたわ。そして、暫く黙って、ほんの数秒、いや一秒だったかもしれないけれど、ひどく長く感じたわ、早くなさい、男ならと怒鳴りたくなっちゃった。そして、彼は、よし、という表情になった。
彼はゆっくり立ち上がって、私の前に直立不動で立った。そして、礼儀正しく頭を下げて言ったの。
「ピール公爵家ご令嬢デュナ様。私、コリアンダー公爵、サムロと結婚していただけませんか。そして、これから二人で愛し合い、幸せになって、自分を捨てた婚約者達と寝取った者達を見返しませんか?」
なによそれ?馬~鹿みたいじゃない?たしかに、愛してるとかいえる間柄じゃないけど、なによ、そのセリフ。互いのことも、表面上と噂でしかしらないけど。まあ、いいわ。言ってあげる、私の答えを。泣いて、残念がれ!
「コリアンダー公爵閣下。ありがたいお言葉、身に余るも光栄ですわ。謹んで、結婚のお申しでお受けいたしますわ。これから、愛し合い、ともに幸せになって、見返してやりましょう。」
と彼の手をとって・・・言っちゃった・・・。
「へ?」
と彼、目が点になった。言った私も目が点になっちゃった、多分だけど。どうして、こんなことに・・・断ろう、やっぱり撤回しますとか、冗談ですからと・・・でも、考えてみると、彼の言ったように悪くはないわよね、私達の結婚は?で、でも・・・。
私は、彼の手を取って立ち上がった。
「もう、女の私が受けたのですから、撤回はできませんよ。」
「撤回などはしません。それは、デュナ嬢も同様ですよ。」
あら、即座に応じたわね。ちょっと拍子抜け。でも、彼、よく見ると顔の造りは整っているし、優しそうだし悪くはないわね。それに、スマートだし、背の高さは淑女の靴を履いて、ふわっとした髪にしてもちょうどいいわ。それに、何か企み、悪だくみを共有している、共犯者のようで、なんか楽しくなってきたわ。共犯者なら、結構こいつ悪党でもあるから、かえって頼もしいくらいだわ。
「では、ここで結婚の誓をするかい?」
「ええ、結婚の誓のキスを。」
もちろんそこまでよ、わかっているわね。私達、身分も、由緒も正しい国で第二位と第三位の貴族なんですから、庶民とは違うんですから。
二人の唇が重なって、そのまま互いに舌を差し入れて、絡ませあった。争うように絡ませあった、互いの唾液を喉に流し、注ぎ込んで、一層強く唇を重ね合わせるために、強く抱きしめあう。キスは、舌を絡ませる濃厚なキスは、一応私だって体験済、大したことはないわ、ないはずだった・・・。いったんは、涎を流しあいながら、唇を離すけど、それが単なる息継ぎであるかのように、また、強く唇を重ねあった、舌を絡ませあった。それを繰り返すうちに、体を互いにくねらせて抱き合うようになり、着衣が乱れて、息がどんどん荒くなっていった。もう、止まらなくなっちゃった。彼がだけど、私も止めることができなかった、彼も自分も。
彼は、結婚後のためという名目で、実際そのために経験をしているし、教わっている。私も、経験はないけど、乳母や侍女達から殿方を喜ばせる方法や身のまかせ方等は教わっている。それを、お互いの体でしっかり実践することになってしまったわけだ。
私は彼によって全裸に近い姿にさせられ、彼を私は全裸に近い姿にしてしまった。そして、気が付くと、とはいうものの、それまでの経緯、何をして何をやったかはしっかり覚えてはいるのだけれど、私は彼に後ろから、わりと大きい形のいい自慢の乳房を揉まれながら、彼に跨って互いに体を打ち付けあっていた。哀れもない喘ぎ声をだす私に、彼は、
「感じてくれてうれしいよ。」
とか、
「とてもいいよ。」
とか言ってくれたし、うなじを舌で嘗めたりもした。何度も、何度も、私は、
「もう駄目!」
と言ってぐったりとなったけど、すぐにまた体が勝手に動き出して、快感が沸き上がり、喘ぎ声をだすことを繰り返した。それは彼も同じで、私達は延々と愛し合う?ことになってしまった。東屋が、そうした男女の営みを、姿も声も隠すことはできないということも忘れて。
そして、夜明け近くになって、私達は向かい合って、彼の上に跨って私の乳房が彼の胸に強く押し付けられて抱き合いながら、唇を貪るように嘗めあっていたわ。その体位でさっきまで擦り付けあうように激しく動いていたけど、さすがに二人とも、これ以上は・・・だった。
「今日、結婚式をあげよう。」
「それがいいわね。」
なんて、言いあっているうちに、また、体が熱くなりかけてきた。私も、彼も。その時だった。パンパンと手を打つ音が耳に入った。
「はいはい。それでは、結婚式の準備をしましょう。」
「お二人とも、やることがいっぱいありますよ。」
私と彼の侍女達や護衛達が東屋の戸のところに並んでいた。
「え?何時から?」
二人して、間の抜けたことを言っちゃった。
「艶めかしい声が聞こえる方向を辿ってきたら、裸のお付き合いをされているお二人がおられました。」
さすがに、カーと恥ずかしくなっちゃった。あれ、皆、着衣が乱れて・・・まさか・・・なおさら、恥ずかしくなっちゃった。サムロ、あなたが悪いのよ。
とにかく、私の、私達の新しい日々が始まった、ということだけは確かだった。
「おいおい、そんなことを言われると、本気にしてしまうぞ。」
そしてすぐに、疑わしいという顔になった、でも鼻の下は伸ばしているけど。
「ここにいるピール公爵令嬢は、かなり魅力的な女性だからね。」
と付け加えて、フェイントをかけてきたわ。
「いいじゃない。あなたが、私と結婚したいのだったら、結婚を申し込みなさいよ。怒らないから・・・即座に断ってあげるから。」
「なんだい、それは?遊びか、なんかのゲームかい?」
あら、揶揄っているのかとは言わなかったわね、なら・・・あら、私は何を考えているわけ?・・・なんか変な気持ちに・・・とんでもないことを・・・もういいわ、どうでも。さあ、結婚を申し込みなさいよ。しっかり断ってあげるから。
「そういう君は・・・まあ、告白とかは男からするのが礼儀だしな・・・。」
何自分一人で、自問自答して一人で納得しているのよ。さあさあ、早くなさいよ、そんなうじうじしているから、彼女に捨てられるのよ。さあさあ、申し込みなさいよ、私に断られる結婚の申し込みを。
彼は、小さく深呼吸して、考えを落ち着かせた、というように見えたわ。そして、暫く黙って、ほんの数秒、いや一秒だったかもしれないけれど、ひどく長く感じたわ、早くなさい、男ならと怒鳴りたくなっちゃった。そして、彼は、よし、という表情になった。
彼はゆっくり立ち上がって、私の前に直立不動で立った。そして、礼儀正しく頭を下げて言ったの。
「ピール公爵家ご令嬢デュナ様。私、コリアンダー公爵、サムロと結婚していただけませんか。そして、これから二人で愛し合い、幸せになって、自分を捨てた婚約者達と寝取った者達を見返しませんか?」
なによそれ?馬~鹿みたいじゃない?たしかに、愛してるとかいえる間柄じゃないけど、なによ、そのセリフ。互いのことも、表面上と噂でしかしらないけど。まあ、いいわ。言ってあげる、私の答えを。泣いて、残念がれ!
「コリアンダー公爵閣下。ありがたいお言葉、身に余るも光栄ですわ。謹んで、結婚のお申しでお受けいたしますわ。これから、愛し合い、ともに幸せになって、見返してやりましょう。」
と彼の手をとって・・・言っちゃった・・・。
「へ?」
と彼、目が点になった。言った私も目が点になっちゃった、多分だけど。どうして、こんなことに・・・断ろう、やっぱり撤回しますとか、冗談ですからと・・・でも、考えてみると、彼の言ったように悪くはないわよね、私達の結婚は?で、でも・・・。
私は、彼の手を取って立ち上がった。
「もう、女の私が受けたのですから、撤回はできませんよ。」
「撤回などはしません。それは、デュナ嬢も同様ですよ。」
あら、即座に応じたわね。ちょっと拍子抜け。でも、彼、よく見ると顔の造りは整っているし、優しそうだし悪くはないわね。それに、スマートだし、背の高さは淑女の靴を履いて、ふわっとした髪にしてもちょうどいいわ。それに、何か企み、悪だくみを共有している、共犯者のようで、なんか楽しくなってきたわ。共犯者なら、結構こいつ悪党でもあるから、かえって頼もしいくらいだわ。
「では、ここで結婚の誓をするかい?」
「ええ、結婚の誓のキスを。」
もちろんそこまでよ、わかっているわね。私達、身分も、由緒も正しい国で第二位と第三位の貴族なんですから、庶民とは違うんですから。
二人の唇が重なって、そのまま互いに舌を差し入れて、絡ませあった。争うように絡ませあった、互いの唾液を喉に流し、注ぎ込んで、一層強く唇を重ね合わせるために、強く抱きしめあう。キスは、舌を絡ませる濃厚なキスは、一応私だって体験済、大したことはないわ、ないはずだった・・・。いったんは、涎を流しあいながら、唇を離すけど、それが単なる息継ぎであるかのように、また、強く唇を重ねあった、舌を絡ませあった。それを繰り返すうちに、体を互いにくねらせて抱き合うようになり、着衣が乱れて、息がどんどん荒くなっていった。もう、止まらなくなっちゃった。彼がだけど、私も止めることができなかった、彼も自分も。
彼は、結婚後のためという名目で、実際そのために経験をしているし、教わっている。私も、経験はないけど、乳母や侍女達から殿方を喜ばせる方法や身のまかせ方等は教わっている。それを、お互いの体でしっかり実践することになってしまったわけだ。
私は彼によって全裸に近い姿にさせられ、彼を私は全裸に近い姿にしてしまった。そして、気が付くと、とはいうものの、それまでの経緯、何をして何をやったかはしっかり覚えてはいるのだけれど、私は彼に後ろから、わりと大きい形のいい自慢の乳房を揉まれながら、彼に跨って互いに体を打ち付けあっていた。哀れもない喘ぎ声をだす私に、彼は、
「感じてくれてうれしいよ。」
とか、
「とてもいいよ。」
とか言ってくれたし、うなじを舌で嘗めたりもした。何度も、何度も、私は、
「もう駄目!」
と言ってぐったりとなったけど、すぐにまた体が勝手に動き出して、快感が沸き上がり、喘ぎ声をだすことを繰り返した。それは彼も同じで、私達は延々と愛し合う?ことになってしまった。東屋が、そうした男女の営みを、姿も声も隠すことはできないということも忘れて。
そして、夜明け近くになって、私達は向かい合って、彼の上に跨って私の乳房が彼の胸に強く押し付けられて抱き合いながら、唇を貪るように嘗めあっていたわ。その体位でさっきまで擦り付けあうように激しく動いていたけど、さすがに二人とも、これ以上は・・・だった。
「今日、結婚式をあげよう。」
「それがいいわね。」
なんて、言いあっているうちに、また、体が熱くなりかけてきた。私も、彼も。その時だった。パンパンと手を打つ音が耳に入った。
「はいはい。それでは、結婚式の準備をしましょう。」
「お二人とも、やることがいっぱいありますよ。」
私と彼の侍女達や護衛達が東屋の戸のところに並んでいた。
「え?何時から?」
二人して、間の抜けたことを言っちゃった。
「艶めかしい声が聞こえる方向を辿ってきたら、裸のお付き合いをされているお二人がおられました。」
さすがに、カーと恥ずかしくなっちゃった。あれ、皆、着衣が乱れて・・・まさか・・・なおさら、恥ずかしくなっちゃった。サムロ、あなたが悪いのよ。
とにかく、私の、私達の新しい日々が始まった、ということだけは確かだった。
19
お気に入りに追加
42
あなたにおすすめの小説
ドアマットヒロインはごめん被るので、元凶を蹴落とすことにした
月白ヤトヒコ
ファンタジー
お母様が亡くなった。
それから程なくして――――
お父様が屋敷に見知らぬ母子を連れて来た。
「はじめまして! あなたが、あたしのおねえちゃんになるの?」
にっこりとわたくしを見やるその瞳と髪は、お父様とそっくりな色をしている。
「わ~、おねえちゃんキレイなブローチしてるのね! いいなぁ」
そう、新しい妹? が、言った瞬間・・・
頭の中を、凄まじい情報が巡った。
これ、なんでも奪って行く異母妹と家族に虐げられるドアマット主人公の話じゃね?
ドアマットヒロイン……物語の主人公としての、奪われる人生の、最初の一手。
だから、わたしは・・・よし、とりあえず馬鹿なことを言い出したこのアホをぶん殴っておこう。
ドアマットヒロインはごめん被るので、これからビシバシ躾けてやるか。
ついでに、「政略に使うための駒として娘を必要とし、そのついでに母親を、娘の世話係としてただで扱き使える女として連れて来たものかと」
そう言って、ヒロインのクズ親父と異母妹の母親との間に亀裂を入れることにする。
フハハハハハハハ! これで、異母妹の母親とこの男が仲良くわたしを虐げることはないだろう。ドアマットフラグを一つ折ってやったわっ!
うん? ドアマットヒロインを拾って溺愛するヒーローはどうなったかって?
そんなの知らん。
設定はふわっと。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜
himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。
えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。
ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ!
★恋愛ランキング入りしました!
読んでくれた皆様ありがとうございます。
連載希望のコメントをいただきましたので、
連載に向け準備中です。
*他サイトでも公開中
日間総合ランキング2位に入りました!
ああ、もういらないのね
志位斗 茂家波
ファンタジー
……ある国で起きた、婚約破棄。
それは重要性を理解していなかったがゆえに起きた悲劇の始まりでもあった。
だけど、もうその事を理解しても遅い…‥‥
たまにやりたくなる短編。興味があればぜひどうぞ。
悪役令嬢は処刑されました
菜花
ファンタジー
王家の命で王太子と婚約したペネロペ。しかしそれは不幸な婚約と言う他なく、最終的にペネロペは冤罪で処刑される。彼女の処刑後の話と、転生後の話。カクヨム様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる