381 / 754
うら若き有閑貴族夫人になったからには、安穏なだらだらニート生活をしたい。【1】
グレイ・ダージリン(49)
しおりを挟む
その時。
「是非とも反射炉を作って貰いたいわね……大量に鋳鉄が必要になるから」
マリーが独り言のように思案気に零している。ラーデウス卿が彼女の方に向き直った。
「反射炉? 銅や鉛を溶かす為のものでしょうか」
「ええそうよ。反射炉を使って鉄を製錬するの。蒸気機関車を実用化する為には必要なものなのよ」
そう言ってマリーは頷く。魔猿のジークラスが首を傾げた。
「鋳鉄……しかしあれは硬くて脆いものでは」
「大型の反射炉を使うとね、加工に適した良い鋳鉄が出来るの。従来の鋳鉄や青銅よりは耐久性が上がるわ」
それを聞いたラーデウス卿の顔色が明らかに変わった。マリーが何でもないように言っているのは蒸気機関車だけじゃない。
鋳鉄で作られた大砲は砲身が脆く、暴発する事がある。同じ量・厚さでより耐久力のある青銅で作られるのが主流だ。しかしそれよりも良い素材が見つかったら?
戦争において、素材強度が高い大砲は戦局に大いに影響する事だろう。
そこまで考えたところで、僕はある事に気付いて内心あれ、と思う。
「待って。それじゃ、獅子ノ庄での実験は……」
「はっ……! 獅子ノ庄へ向かわせた者は鉄は鍛造鉄を用意しておりましたが、大丈夫でしょうか?」
僕と同じことを思ったのだろう。ラーデウス卿が心配そうに訊ねた。
「それは大丈夫だと思うわ。私が言っているのは巨大化した場合って事だもの。実験ぐらいなら強度的にも全然間に合う筈よ」
その回答に僕はホッと胸を撫で下ろす。ラーデウス卿やジークラス、他の鍛冶職人達も同様に息を吐いていた。
「かしこまりました」
「鉄鉱山と炭鉱はダージリン伯爵領を透視した時にあったから、技術者を何人か父に頼もうかしら……」
思案気なマリーにラーデウス卿が口を開く。
「それでしたら、念の為こちらでも内々に何人か製錬や鋳造に長けた者を見積もっておきましょう」
「ありがとう、助かるわ。多分だけれど、もう一つ猿ノ庄を作るような事になると思うから」
いずれにしてもサイモン様にお話ししてからだろうが――鉄鉱山や石炭の採掘人員も確保しなければいけないだろう。僕としても領地経営に関わってくる事だ。
***
ラーデウス卿と色々話しこんだ次の朝、猿ノ庄を出発する僕達を迎えに来てくれたのはなんと侍女のナーテだった。
マリー様! グレイ様! と呼ばわりながら手を振り近付いて来る彼女にマリーが目を丸くする。
「ナーテ、貴女が迎えに来てくれたの!」
「はい、私がお迎えに上がりました! 何と言っても次に向かわれる熊ノ庄は私の故郷でございますから」
成程、これまでも入れ代わり立ち代わり案内人が変わっていた。今度はナーテの番だという事なのだろう。
「だから僕達と一緒には来なかったんだね」
ナーテははい、と頷いた。僕達が鳥ノ庄に出発した後、彼女は単身熊ノ庄へ里帰りしたらしい。お蔭様でゆっくり過ごさせて頂きましたわ、と朗らかに笑っている。
ラーデウス卿達と別れを告げた後、侍女ナーテの先導で僕達は熊ノ庄への旅路を向かう。草原が広がる丘の中を貫く穏やかな道だ。
「猿ノ庄から熊ノ庄へは平坦な道が多いのでそうご負担にはならないかと存じます」
牛や羊が放牧されている風景を横目に旅する事二日。
途中にある谷間を抜けた先は、もう熊ノ庄だった。
ナーテの先導で案内されたのは大きく立派な屋敷だった。所々にある窓や階段といった木造部分には精緻で優美な彫刻が施されている。
屋敷の入り口前で、騎士の礼を取っているのはどっしりと大柄な男。
恐らく彼が熊ノ庄当主その人なのだろう。
「熊ノ庄当主、ヘルベルト・マカイバリでございます」
案の定、そう名乗って顔を上げた熊ノ庄当主は焦げ茶の短い巻き毛に同色の瞳の熊のような人物だった。ナーテが父ですわ、と言った事に僕は驚く。というのも、外見的にあまりにもかけ離れていたからだ。
ナーテが背の低い小柄な女性で子熊のような可愛らしさがあるのとは正反対で、山のような大男のヘルベルト卿。一瞬血のつながりを疑ってしまう。しかしその髪と瞳の色は落ち着いた同じ色合いで。
僕の戸惑いを理解したのか、ナーテがクスクスと笑った。
「グレイ様、私は母に似ましたの。兄のナシアダン・マカイバリなら父にそっくりですわ」
お屋敷に戻られたらご覧になってみてくださいまし、というナーテ。マリーが「あ、その人多分見たことあるわ」と思い出したように声を上げた。
「うふふ、大柄で目立ちますしね」
確かにヘルベルト卿と似ているのなら目立つ事だろう。
その後、もてなしの席で見かけたマカイバリ夫人は確かに小柄でナーテにそっくりだった。
「つい先日、運良く春熊を仕留めましてございます」
食事の席では熊肉料理を堪能した。ワイン煮込みだ。特別に一番美味しい左手部分の肉も入っているとか。
何故左手なのかと訊くと、熊は左手で蜂蜜を舐めるからそこに蜜が沁み込んでいるからだそうだ。本当かどうかは分からないけれど。
料理自体は意外にもかなり上品な味で美味しかった。もっとこう、野性味の味がすると思っていたんだけれど。
料理を褒め、話の序でに木造部分の彫刻の見事さも褒めると、ヘルベルト卿は熊ノ庄は木工業が盛んなのです、と嬉しそうにしている。
食事が終わると、早速木工職人の工房へご案内しましょう、という事になった。
「是非とも反射炉を作って貰いたいわね……大量に鋳鉄が必要になるから」
マリーが独り言のように思案気に零している。ラーデウス卿が彼女の方に向き直った。
「反射炉? 銅や鉛を溶かす為のものでしょうか」
「ええそうよ。反射炉を使って鉄を製錬するの。蒸気機関車を実用化する為には必要なものなのよ」
そう言ってマリーは頷く。魔猿のジークラスが首を傾げた。
「鋳鉄……しかしあれは硬くて脆いものでは」
「大型の反射炉を使うとね、加工に適した良い鋳鉄が出来るの。従来の鋳鉄や青銅よりは耐久性が上がるわ」
それを聞いたラーデウス卿の顔色が明らかに変わった。マリーが何でもないように言っているのは蒸気機関車だけじゃない。
鋳鉄で作られた大砲は砲身が脆く、暴発する事がある。同じ量・厚さでより耐久力のある青銅で作られるのが主流だ。しかしそれよりも良い素材が見つかったら?
戦争において、素材強度が高い大砲は戦局に大いに影響する事だろう。
そこまで考えたところで、僕はある事に気付いて内心あれ、と思う。
「待って。それじゃ、獅子ノ庄での実験は……」
「はっ……! 獅子ノ庄へ向かわせた者は鉄は鍛造鉄を用意しておりましたが、大丈夫でしょうか?」
僕と同じことを思ったのだろう。ラーデウス卿が心配そうに訊ねた。
「それは大丈夫だと思うわ。私が言っているのは巨大化した場合って事だもの。実験ぐらいなら強度的にも全然間に合う筈よ」
その回答に僕はホッと胸を撫で下ろす。ラーデウス卿やジークラス、他の鍛冶職人達も同様に息を吐いていた。
「かしこまりました」
「鉄鉱山と炭鉱はダージリン伯爵領を透視した時にあったから、技術者を何人か父に頼もうかしら……」
思案気なマリーにラーデウス卿が口を開く。
「それでしたら、念の為こちらでも内々に何人か製錬や鋳造に長けた者を見積もっておきましょう」
「ありがとう、助かるわ。多分だけれど、もう一つ猿ノ庄を作るような事になると思うから」
いずれにしてもサイモン様にお話ししてからだろうが――鉄鉱山や石炭の採掘人員も確保しなければいけないだろう。僕としても領地経営に関わってくる事だ。
***
ラーデウス卿と色々話しこんだ次の朝、猿ノ庄を出発する僕達を迎えに来てくれたのはなんと侍女のナーテだった。
マリー様! グレイ様! と呼ばわりながら手を振り近付いて来る彼女にマリーが目を丸くする。
「ナーテ、貴女が迎えに来てくれたの!」
「はい、私がお迎えに上がりました! 何と言っても次に向かわれる熊ノ庄は私の故郷でございますから」
成程、これまでも入れ代わり立ち代わり案内人が変わっていた。今度はナーテの番だという事なのだろう。
「だから僕達と一緒には来なかったんだね」
ナーテははい、と頷いた。僕達が鳥ノ庄に出発した後、彼女は単身熊ノ庄へ里帰りしたらしい。お蔭様でゆっくり過ごさせて頂きましたわ、と朗らかに笑っている。
ラーデウス卿達と別れを告げた後、侍女ナーテの先導で僕達は熊ノ庄への旅路を向かう。草原が広がる丘の中を貫く穏やかな道だ。
「猿ノ庄から熊ノ庄へは平坦な道が多いのでそうご負担にはならないかと存じます」
牛や羊が放牧されている風景を横目に旅する事二日。
途中にある谷間を抜けた先は、もう熊ノ庄だった。
ナーテの先導で案内されたのは大きく立派な屋敷だった。所々にある窓や階段といった木造部分には精緻で優美な彫刻が施されている。
屋敷の入り口前で、騎士の礼を取っているのはどっしりと大柄な男。
恐らく彼が熊ノ庄当主その人なのだろう。
「熊ノ庄当主、ヘルベルト・マカイバリでございます」
案の定、そう名乗って顔を上げた熊ノ庄当主は焦げ茶の短い巻き毛に同色の瞳の熊のような人物だった。ナーテが父ですわ、と言った事に僕は驚く。というのも、外見的にあまりにもかけ離れていたからだ。
ナーテが背の低い小柄な女性で子熊のような可愛らしさがあるのとは正反対で、山のような大男のヘルベルト卿。一瞬血のつながりを疑ってしまう。しかしその髪と瞳の色は落ち着いた同じ色合いで。
僕の戸惑いを理解したのか、ナーテがクスクスと笑った。
「グレイ様、私は母に似ましたの。兄のナシアダン・マカイバリなら父にそっくりですわ」
お屋敷に戻られたらご覧になってみてくださいまし、というナーテ。マリーが「あ、その人多分見たことあるわ」と思い出したように声を上げた。
「うふふ、大柄で目立ちますしね」
確かにヘルベルト卿と似ているのなら目立つ事だろう。
その後、もてなしの席で見かけたマカイバリ夫人は確かに小柄でナーテにそっくりだった。
「つい先日、運良く春熊を仕留めましてございます」
食事の席では熊肉料理を堪能した。ワイン煮込みだ。特別に一番美味しい左手部分の肉も入っているとか。
何故左手なのかと訊くと、熊は左手で蜂蜜を舐めるからそこに蜜が沁み込んでいるからだそうだ。本当かどうかは分からないけれど。
料理自体は意外にもかなり上品な味で美味しかった。もっとこう、野性味の味がすると思っていたんだけれど。
料理を褒め、話の序でに木造部分の彫刻の見事さも褒めると、ヘルベルト卿は熊ノ庄は木工業が盛んなのです、と嬉しそうにしている。
食事が終わると、早速木工職人の工房へご案内しましょう、という事になった。
259
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
勝手にサインしろと仰いましたので、廃嫡書類に国璽を押して差し上げました
鷹 綾
恋愛
「確認? 面倒だ。適当にサインして国璽を押しておけ」
そう言ったのは、王太子アレス。
そう言われたのは、公爵令嬢レイナ・アルヴェルト。
外交も財政も軍備も――
すべてを裏で処理してきたのは彼女だった。
けれど功績はすべて王太子のもの。
感謝も敬意も、ただの一度もない。
そして迎えた舞踏会の夜。
「便利だったが、飾りには向かん」
公開婚約破棄。
それならば、とレイナは微笑む。
「では業務も終了でよろしいですね?」
王太子が望んだ通り、
彼女は“確認”をやめた。
保証を外し、責任を返し、
そして最後に――
「ご確認を」と差し出した書類に、
彼は何も読まずに署名した。
国は契約で成り立っている。
確認しない者に、王の資格はない。
働きたくない公爵令嬢と、
責任を理解しなかった王太子。
静かな契約ざまぁ劇、開幕。
---
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
プロローグでケリをつけた乙女ゲームに、悪役令嬢は必要ない(と思いたい)
犬野きらり
恋愛
私、ミルフィーナ・ダルンは侯爵令嬢で二年前にこの世界が乙女ゲームと気づき本当にヒロインがいるか確認して、私は覚悟を決めた。
『ヒロインをゲーム本編に出さない。プロローグでケリをつける』
ヒロインは、お父様の再婚相手の連れ子な義妹、特に何もされていないが、今後が大変そうだからひとまず、ごめんなさい。プロローグは肩慣らし程度の攻略対象者の義兄。わかっていれば対応はできます。
まず乙女ゲームって一人の女の子が何人も男性を攻略出来ること自体、あり得ないのよ。ヒロインは天然だから気づかない、嘘、嘘。わかってて敢えてやってるからね、男落とし、それで成り上がってますから。
みんなに現実見せて、納得してもらう。揚げ足、ご都合に変換発言なんて上等!ヒロインと一緒の生活は、少しの発言でも悪役令嬢発言多々ありらしく、私も危ない。ごめんね、ヒロインさん、そんな理由で強制退去です。
でもこのゲーム退屈で途中でやめたから、その続き知りません。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。