婚約破棄され売れ残りなのに、粘着質次期宰相につかまりました。

みゆきんぐぅ

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執着旦那と愛の子作り&子育て編

ついに自分の屋敷にいながらにして攫われました(諦)。

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肌寒さに目を覚ました。
薄暗いその部屋で見えた天井は見覚えのない木張りで素朴な作り。
目覚めて思考がついて行かないが、率直に『またやってしまった・・・』だった。

「自分の屋敷で攫われるとは・・・。・・・!?」

そう自嘲気に呟きながら、誰もいないと思っていた空間に動く影に、一気に心拍数が上がり飛び起きた。

「っ」

その人物から目を離さずにいるが、腕がやたら重く覚えのある首の圧迫感に嫌な汗が流れる。
嫌な予感がして体は勝手に震えた。
上手く動かない四肢を動かし、首元に触れて絶望する。い。

っ・・・ガリウスっ
・・・ガリウスッ・・・・ガリィ!お願い返事をして!!

咄嗟に問いかけてみるが返事がなく、それがまたシャリオンを怯えさせ、視界を暗くした。
恐怖に飲まれそうなときだった。
落とした視界の先に、横たわっている人物に息を飲んだ。

「っ・・・ゾル!?」

その姿を見た瞬間。
動かなかった体は、戒めが解けたように体が動いた。
自分が動くたびにじゃらじゃらと音を立てるがそんなことは気にしていられない。
ゾルに駆け寄り体を起こし、肩をゆすり呼びかけるが全く起きなかった。

「ゾルッ」

見ると自分と同じように、両手首と両足首、そして首に鉄の輪がついてた。
ゾルの手錠はシャリオンと違い、起きても動けないようにするためなのか後ろで戒められ、その端は地面に鉄の楔が打ち込まれており、動きそうもない。
薄暗い部屋の中だからなのか、ゾルの顔色は酷く青く見る。

「ゾルっ」

起きないゾルに困惑しながら男をキッと睨んだ。
しかし、男もまたシャリオン達と同様に鉄の戒めを施されていた。

「!」

部屋の隅にしゃがみこみ、その双方は絶望で満ち、こちらを睨視してきていた。
シャリオン達と同じくとらえられている様なのに、この男はシャリオンに敵意があるようだ。

恐怖に駆られたら、見えるものも見えなくなってしまう。
シャリオンは一つ呼吸を取ると周りをよく見る。
やはり、シャリオン達の館ではない。

男を改めてみると、特徴的な衣服・・・まるで神官服のようなものを着ているが、アルアディアの物とは少し違うように見える。もっとよく見たいが、暗い部屋ではよく見えなかった。
ただ最近どこかで見た気がするのだが、どこか思い出せない。
顔は酷くやつれていて、何日もここに閉じ込められているのかもしれない。
シャリオンはゾルを抱き寄せながら疑問を口にする。

「ここはどこですか」

相手がどんな人間なのか、当たり障りのない言葉を言ったつもりだったが、逆鱗に触れたのか神官の男の目がキリリと吊り上がる。そして、激しい憎悪をこちらに向けてくる。

「私の、所為だって!?っ・・・全部・・・全部っお前達の所為なのに!!!」
「!・・・ちが」

様子がおかしかった男はより一層手が付けられなくなった。
唐突にそんな風に怒りを向けてくる男に困惑する。
理由を尋ねようとしたが神官の男との間にどこから現れたのか、別の人間が間に入り、神官の腕を掴み抑え込んだ。
まるでシャリオンとゾルをその神官からかばうように。

「危ない!!!」
「!」
「っ」

暫く男たちは取っ組みあっていたが、ふらついた神官の隙を突き、後から入ってきた男を突き飛ばした。
その青年より小柄の神官は簡単に打ちのめされ、床で痛みにうずくまった。
やりすぎなのではないかと、咄嗟に思ったがシャリオンは展開について行けず口が出せなかった。

「グッ」
「あっちいけ!!」

追い打ちをかけるように大声を出し威嚇をすると、神官の男はよたよたとふらつき倒れたが、這いずりながら部屋をから逃げていった。
その助けてくれた男は、出て行く瞬間までそちらの方を睨んでいた。

一体なにが起きたというのか。
思わずゾルを抱きしめる手に力がこもってしまう。

「大丈夫!?・・・っ」

振り向いた男はこちらを見るなり顔を覆い隠し後ろを向いて隠す。
薄暗い光でも男の肌の色が褐色をおび、サーベル国の人間なのだと分かった。
神官の彼が小さいのではなく、この青年が大きいのだと理解する。

「?・・・どうかしましたか」
「い、いや・・・貴方貴族でしょう?」
「・・・そうだが」

身なりで分かったのだろうが、何故そんなことを気にするのかよくわからなかったが、彼が答えをおしえてくれた。

「・・・アルアディアの貴族様はサーベルの民を・・・その」

辛そうに言いよどまれて、シャリオンは察し言葉を飲んだ。

「私はそんなことしないから、普通にしてほしい」
「・・・本当に?」

顔を覆い隠すようにしていた男は、ゆっくりと顔を上げるとこちらを振り返ってきた。
シャリオンは努めて顔の緊張をほぐしコクリと頷くと、男はホッとしたようにこちらに向き直り、シャリオン達の元までやってきた。
そしてすぐ隣に座ると、ゾルを覗き込む。
心配をしてくれているのか痛まし気に眉を顰めた。

「目・・・覚まさないね」
「・・・あぁ」
「ここに来た時からずっと寝てたけど、全然起きそうにない」

そんな長い時間が経っているのかと聞こうとしたときだった。
男はハッとしたように顔を上げて先ほど神官が逃げていった方を見る。

「?」
「アイツッ」

勢いよく立ち上がり彼を追いかけようとした。

「ちょっま、待って!」
「っ・・・でも」
「説明してほしい。・・・一体何が」

この男が先ほどの神官に対して何かを疑っているのは分かったが、今1人にされるのは状況把握がしにくくなりシャリオンにとっては都合が悪い。
すると、シャリオンの言葉に、男は一瞬戸惑ったようだがこちらに戻ってきた。
そして両膝をついてこちらを見下ろす。
慌ただしくて気付かなかったが、この男も両手首、両足首に戒めがついていた。

「・・・俺も良くわからないです。目が覚めた時にはここに」
「そう・・・」
「・・・どうしてこんなことに」
「・・・。君は捕まる前は何を?」
「珍しい狼と宝石を探していたんです」
「狼と宝石?」
「俺冒険家で」

そういうと男はニカっと笑った。
だからこれほど大きい体格なのだろうか。
金髪に褐色の肌、そして金色の目を持った男はとても強そうだ。
こんな男を捕えられるほどの相手はどんな相手なのだろう。

「そうなんだ。・・・じゃぁその続きの冒険の旅に出るためにも・・・出口を探さないとね」
「!・・・あぁ!」

シャリオンの言葉に深く頷く。

「君が目が覚めた時にはもう先ほどの彼はいたのかな?」
「あぁ。居たよ」
「それなら彼からも話を聞いた方が良いな」
「・・・やめた方が良いと思うけど」

すると、先ほどの様に厳しい表情に変わった。

「何故・・・?」
「・・・そもそもここに入れられたのだってアイツの所為だ」

顔をゆがめそう言う男は悔しそうに床をたたいた。

「でも、・・・さっきの彼は私の所為だと言ったけど」
「!・・・本当に?それは、・・・責任転嫁だ」
「どういう事・・・?」
「俺はここに入れられる前、この島で一番偉い人間にあっていて、気づいたらここに居た。
でも、アイツと話しているうちに、そのお偉いさんは・・・あいつの身内の人間だって言ってた」
「・・・、それで彼の所為と言うわけにはらないなんじゃないか?」

こんな状況で、自分を捕えた人間の身内だと聞かされて、あの神官にマイナスイメージを持つのは理解できるが、こんな時こそ力を合わせた方が良いのではないだろうか。

「アイツが手錠されてるからそう言うんだろう?
違うんだ。アイツは・・・俺を・・・いや。俺達見張るためにここに居るんだ。
現にさっきだってアンタに暴力を振ろうとしただろう?
だから、アイツには気を付けて」
「・・・、」
「・・・。突然一方的に言われて信じられないんだと思う。
けど、・・・アンタは人が良さそうで利用されそうで心配なんだ」

そう言いながら男はこちらを見てくる。

「出会って間もないのに・・・。心配してくれてありがとう」
「いや。・・・」
「君も気を付けてね」
「・・・あぁ。・・・俺はちょっとアイツ見張るために扉の外で休むから」
「でも」
「アンタはあんまり肉体労働向いてなさそうだからな。俺に任せて」
「・・・、ありがとう。・・・・もし彼にあってもあんまり手荒なことはしない方がいい」
「・・・、なぜ?」
「君が言うように身内の人間がやっているなら、報告されたら君はまずいことになるんじゃないか?」
「!・・・たしかに」
「それに・・・彼には彼の理由があるかもしれない」
「だからってこんなことをしていい訳じゃない!」

その言葉にシャリオンは苦笑を浮かべつつコクリと頷いた。

「そうだね。・・・でも、彼が真実を言うまでは待ってあげてくれないか?」
「・・・、・・・アンタはやっぱりお人よしだな。わかった。
・・・でも、アイツが手を出してきたら、俺は容赦しない」
「うん」

シャリオンがそう返事をすると、男は部屋を出て行った。
それを見送ると、抱きしめていたゾルをそっと床に下すと上着を脱ぎそっと上に掛けた。

「・・・ゾル・・・こういう時、どうしたら良いんだ」

何時だって頼りになる乳母兄だが、今は言葉を発してくれない。
その、様子を見ながら、シャリオンはせめて部屋の探索をしようと立ち上がる。
なんだか『じっとしていろ』と、言われた様な気がしたが、今はそれどころではない。

部屋は扉が一つ、窓はない。
外から光が入ってくる気配はなく、明かりがきえたら暗闇に包まれてしまうだろう。
思わず燃料を見るが、どうやら魔法石でついているようだ。

部屋の中には小さな机といす、それと棚がある。
水桶がありそこには魔法石も置かれ、棚には保存食のようなものが並んでいる。
どうやらこれでしのげと言う事らしい。

ここは、本当にどういう所なのだろうか。

牢屋にはとても思えないが、何故全員にこんな戒めを付けさせているのだろうか。
室内を暫く物色していたが、脱出に仕えそうな武器になりそうなものは見当たらなかった。
部屋の外には先ほどの男が居ると言うが、彼を連れて神官の男を探したほうが良いだろうか。
そう思って扉に足を勧めようとしたときである。

ついに来てしまった。

「っ・・・」

意識し始めると止まらなくなり、シャリオンはふらつきながら部屋の奥へと向かう。
ディディに言われて改めてだからだと納得してしまったが、双子ならあれだけガリウスを求めてしまうのは仕方がない。
シャリオンは胸元を探りタリスマンを握る。

「っ・・・っ・・・がりぃ」

か細く呟きやきながら、壁に伝いながらしゃがみこむ。
首からタリスマンをはずしお腹のあたりに置いた。
『大好きなガリウスの魔力だよ?』と、言い聞かせるように撫でる。
じわじわと流れてくる魔力は心地がいい。

「っ・・・っ・・・がりぃ・・・っ」

心の中でも何度も呼びかける。
人が居なくなり心細くなってしまったのか、鼻の頭がツンとしてくる。

わがままを言わないように。ガリウスを求めすぎないように。

そんな風に過ごしていたつもりだった。
本人が気付かない内に甘やかされたシャリオン。

寂しい・・・

不安と喪失感が視界をにじませた。
なのに、手のひらだけは慣れ親しんだ熱を感じる。


『無理しないでください。シャリオン』


そういつものように言ってくれている様な気がして、口元にだけ笑みを浮かべた。
視線をあげてゾルの方を見ると、まだ意識が混濁したままだ。

「・・・」

そろりと手を伸ばすと、服の下へ手を忍び込ませた。
体を清める時くらいにしか触らないそこに指を絡める。
自分で絡めたというのに、『これじゃない・・・』という気持ちが強い。
だけれどそんな場合じゃなくて、早くこの体に持て余す熱をどうにかしなければならない。
シャリオンは魔法石から魔力を吸い取りながら、自分のモノをゆるゆると扱き始める。

「・・・っ・・・っ」

ガリウスにされるのとは全く違い、全然気持ちよくない。
彼には見られるだけでも期待で体が熱くなるというのに。
そもそも出会う前は1人でしていたはずなのだが、こんなに気持ち良くないものだっただろうか。

体は熱を欲しているに、手淫が下手すぎて泣けてくる。

がりぃ・・・っ・・・


「ぅぅ・・・っ」


声が漏れてしまわないようにした唇を噛みながら、自慰をつづけた。
ガリウスがする指先を思い出せば簡単に体は熱くなった。
それを持続する様に、一番敏感な先端をなぞりながら、漸く蜜が溢れそれを全体にまぶす様に塗り付けた。


『・・・濡れてきましたね、シャリオン』

「っ」

『こんなどこかもわからないところだというのに、私を思い出してしたくなってしまったのですか?』

「っ・・・っ」

『でも、そしたらもっと欲しくなってしまうのでは?』


瞼の裏のガリウスはベッドの中の意地悪な彼だった。
アメジストをきらりと光らせながら、笑みを浮かべシャリオンを辱めるように続けた。

『シャリオンの感じるところはそこではないでしょう?』

「っ・・・」

『足を開いてください。シャリオン』


恥ずかしいのに、ガリウスにそう言われると逆らうことが出来なかった。
そろそろと足を開くとその奥に手を入れる。
そこを触るのは、核を入れた時以来かもしれない。
そんなことを思いつつ、そこを指でなぞる。

「ぁっ・・・はっ・・・」

『私は何時もどうしていますか?』

ガリウスの指先を思い出しながら、解すように尻穴を撫でる。
くにくにと弄りながら解していく、漸く指が一本入った。

『私の時にはあっという間に3本は入っていますが。・・・私の指はそんなに美味しいですか?』

「っ!」

これはあくまでも脳内のガリウスで、妄想だというのにそのガリウスもシャリオンを追い詰める。


『貴方の感じるところ。・・・もっと指を入れたところで、折り曲げて下さい』

「!・・・っ・・・っ」

思わず声が漏れそうになってしまうほどだった。
その快感はよく知っている。
シャリオンはおっかなびっくりになりながらも、ツンツンと指で刺激する。

「っ~っ・・・が、りっ」

名前を呼んだことにも気づかないまま、そこを擦るのが止められない。
頭の中のガリウスに、導かれながら逝くまでそう時間は掛からなかった。
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