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婚約編
あふれる。(初夜②)
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荒い呼吸をさせながら見上げ、視線が絡まるとガリウスの視線がぎらつく。
濡れた眼差しで見ることがガリウスを興奮させているなどと気づいているわけもなく、火をつけたガリウスに唇をむさぼられる。
「んっ・・・はっふっ・・・っ」
「・・・シャリオン」
シャリオンの痴態にガリウスは激しく犯したい気持ちを押さえながら見つめる。
突き入れたい気持ちと、泣かせるほど焦らせたい気持ち。
また、ひどく甘やかしたい気持ち。
だが、どちらにせよちゃんと解さねばならない。
「・・・シャリオン。・・・明日は馬車に乗るのですから、あまり煽らないでください」
「煽ってなんか・・・むしろ、ガリウスの方がいつもより、・・・その」
漂う色気に言葉を濁らせる。
今すぐ鏡を目の前に置いてやりたくなるが、ガリウスは苦笑した。
「それは貴方を抱けるのですから仕方がないでしょう?」
「っ・・・っ・・・!?」
そういわれた途端、ガリウスの熱く猛った熱に気が付いた。
自分の太ももに当たるそれは熱く、・・・そして固かった。
「っ」
「・・・貴方が今日。・・・私のこれを愛してくださると思ったら・・・いつもとは違くなります」
「っ・・・」
手淫とは違う。
そうだ、僕も今日は・・・
そう思うとトクンと胸が高鳴る。
ガリウスが今日いつもよりいじわるなのは、約束があるからと言うよりも、自分主導でしてしまったら抱きつぶしてしまいそうだったからなのだが、
シャリオンはそれに気づいていないだろう。
それに、・・・シャリオンがまだ誓約書の事教えていないこともあった。
「・・・初夜の約束。・・・覚えていらっしゃいますか?」
「っ・・・おぼえて、る、・・・けど」
そういうと、先程落とした筈の小箱を目の前に出される。
「シャリオン。私に愛させてください」
「っ・・・」
そんなズルイ事をいうガリウスを見つめるシャリオンは、体より熱くなった。
☆☆☆
怖いと思う事は無かった。
だが、恥ずかしい気持ちはちっともおさまらない。
恥ずかしくて嫌なはずなのに、やめてほしくはない。
そのことを思い浮かべると、頭がおかしくなりそうだった。
どうにか逃れられないかと、視線でガリウスを見上げるが、その様子はない。
時間をかけながら四つん這いになり、震える手で衣を持ち上げる。
「よく見えませんね」
「・・・!」
何度も教え込まれたように、ガリウスに穴を見せるけるように手で押さえる。
「ぅっ・・・っ・・・が、・・・りぃ」
「・・・。・・綺麗な蕾がひくひくしてますよ」
助けを求める視線を送っても、口元に笑みを浮かべるだけだ。
「っ・・・なめて、ほしい」
「それだけで良いのですか?」
「っここを!っ・・・舐めて、ほ、・・・ぐして、欲しいっっ」
「ここを愛してもいいのですね?」
皺を伸ばすように円を描くと体がびくびくと震えた。
「!いいっ・・・いいからぁっ」
恥ずかしくてどうにかなりそうだ。
ガリウスの指で孔を撫でられると、焦った気持ちがたまらなかった。
「っ・・・おねがい・・っ・・はやくぅ・・・っ」
ひくひくとうごめくその穴を舌と指で解していく。
「!・・・っぁっ・・・・ひぃぅっ」
唾液で湿らせなれ、少しずつ広げられる。
ちゅるっと、水音をひびかせながら徐々に入ってくるそれに堪らなくなかった。
「ぁっ・・・はぁっ・・・んぅっ」
シャリオンの意思とは別に、その舌を引き込もうと媚肉が蠢く。
なのに、その舌は奥には入らずに直ぐに去ってしまった。
「ぁぅ・・・っはぁっ」
もっとっ・・・して欲しいのに・・・!
シャリオンはその舌に夢中になり、無意識に腰をくねられ強請るように突き出した。
すると、じゅっと吸われる。
「ぃぁ!っだっだめ!」
舐められるだけでも恥ずかしいのに、例えお風呂に入っていても吸われるなんてもってのほかだ。
突き出していた腰を引っ込めようとしたが、その腰はガリウスにがっしりと掴まれている。
「!!っんぁぁぁっ」
嫌だと言ったのに吸われなが舌を差し込まれると堪らず声を上げた。
逃げていた腰はその舌の動きに、また押し付けるよう動かしてしまう。
「っ・・・が、がりぃっ・・・」
「パクパク動いて・・・ほら」
そう言って指でひくつく孔を撫でられる。
「こうすると、私の指を咥えたそうに動いてます」
「っ~~!!」
「柔らかく溶けて。・・・わかりますか?」
「っ・・・っか、るからぁっ」
「2本の指くらい入りそうですね」
「っ」
そう言うと、この半年で聴きなれた音がする。
ローションの入った小瓶を開ける音だ。
粘着質な水音が響くのは、指先に広げてる音だ。
焦れた体が淫に誘うように動いている事にシャリオンは気付いていなかった。
ガリウスの濡れた指が孔に触れると、びくんと体が期待に震えた。
「っ・・・がりぃっ」
切なげに名前を呼んで求めると、徐々に入ってくる2本の指。
「ぁっ・・・ぁぁっ」
ようやく入ってきた指に内股が震える。
その指にきゅうきゅうと吸い付く。
「私の指は美味しいですか?」
「っ・・・」
言葉を詰まらせるガリウスは指の挿入を止めてしまう。
「っ・・・っ早くガリウスを愛したい・・・!」
叫ぶように言うと、ガリウスの瞳がギラ付いた。
「煽るなと、言ったはずですよ?」
「んぁぁぁっ」
そういうやいなや、2本の指がシャリオンの前立腺を小刻み震えせながら抉る。
シャリオンは体を振るわせて背中を弓形に剃らせた。
シーツの上にぴゅっと精液を飛ばす。
あまりにも強い快感に我慢ができなかったのだ。
「あぁっんぅぅっだっ、だめぇっいっ、んんんっ」
「あまり可愛いことを言うと、さっきみたいになりますよ」
「っ」
「・・・ここ好きでしょう?」
指を3本に増やされ、少し圧迫を覚えるがそれすらも気持ちがいい。
「っす、すきぃっっガリウスにそこぐりぐりされるのすきぃぃ」
鳴き声を上げながら体を捻り、ガリウスの胸にすがる。
上を見上げれば再び唇を貪られる。
「ぁっふぁっ・・・っんぅ」
喘ぎに合わせるように、中で指をくぱぁっと開かれる。
「んっ・・・んぅっっ」
「シャリオン・・・ここ、もう解けましたよ」
「っ・・・ふぅっ」
「それとも、指で逝きますか・・・?」
「っ・・・」
その言葉にフルフルと首を振る。
すると、小箱を手渡された。
期待のあまり上がる呼吸の中で、小箱の蓋を開けた。
中には半透明の球体が4つ入っている。
その一つを震える手でつかみ、ガリウスを見上げる。
「っ・・・」
「シャリオン。・・・愛しています」
「っ!」
「貴方を愛させてください」
そんな風に言われたら、もう躊躇などできなかった。
ガリウスの視線を感じながら、核を孔にあてる。
ちょっと冷たい感覚に息を飲んだ。
「っ」
ゆっくりと指で押し込もうとするが、シャリオンの愛液と精液で濡れた核は滑りうまく入らなかった。
滑り落ちてしまいそうな核をに抑えるが、それ以上うまく入らない。
「が・・・りぃっ」
「・・・力を抜いて、こうしてください」
「ぁっ・・・ぁっ・・・んぅ」
優しい声で手伝うガリウスに手を添えられるとゆっくりと入っていく。
その感覚に切なくなって締め付けたくなるが、そうしてしまうと出てしまうからそれも出来ない。
「・・・上手にできましたね」
「っ・・・がりっ・・・もうっ・・・我慢できない・・・!早く・・・っ」
涙と欲情に濡れた声が、ガリウスを誘った。
「っガリウスの好きにして良いからぁっ」
焦れた感情があふれて、涙が流れる。
一筋ではなく、ぽろぽろと流れる様に、ガリウスはあせった。
「っ・・・、すみません。泣かないでください」
すがる様にみるとガリウスがゴクリと息を飲んだ。
そしてシャリオンを抱きしめると、唇を合わせる。
そのキスは優しく甘かった。
「わがままを言い過ぎましたね。・・・とても素敵でしたよ」
「っ」
そんな風に言われたら、なんだか良くなってしまうではないか。
ズルイと思うのに、でもいつも以上に感じていたのも事実だ。
シャリオンはそろりと手を伸ばし、ガリウスの着ている衣を剥がす。
ガリウスの肌に肌を合わせ首に腕を回し抱きつく。
すると、バードキスを繰り返し、再びベッドに押し倒される。
そして腰を引き寄せられた。
「っ・・・ガリウスがすき。だから、もう」
「愛しています。シャリオン」
ピタリと当てられたモノの熱さに体が震えた。
まだ入れられていないというのに、指とは比べ物にならないソレ。
怖さよりもやっと一つになれるという喜びの方が強かった。
唇を重ねると徐々に入ってくるそれに、声はキスに溶けた。
「ぁっ!ぁぁんっ」
「っ」
肉棒が進められていくうちに、その圧迫感に堪らなくなってくる。
まるで内蔵を押し上げられてくる様な、とても熱くて太い。
熱くキツイ締め付けはまるでガリウスを離さないと言っているようだ。
ガリウスは打ち付けたくなる衝動を抑え、漸く最奥までたどり着く頃にはシャリオンはキツそうなのに、それでも興奮した様子でガリウスを見つめる。
「っ・・・っ」
「つらく、ないですか?」
コクリと頷いた。
こんな圧迫されるのは初めてだ。
でも、苦しさよりも愛しさが込み上げる。
「っがりぃ、は?」
「最高に気持ち良くて、・・・すぐに逝ってしまいそうです。ック・・・シャリオン、締め付けないで、下さい」
「っっそんな、事いうからっ」
意識した途端、勝手に締め付けたシャリオンにガリウスが切なげに声を漏らし、少し腰が震えた。
「んぁっ・・・んんっ」
「っ・・・動いても宜しいですか?」
「うんっいっぱいっいっぱい動いてっ・・・それで、僕の、なかでっ・・・ぼく、をっは、っっ孕ませてっ」
「っ」
そう言った衝動的にガリウスに腰を打ち付けられ、パンっと肉と肉がぶつかる音が響いた。
自分が言わせていることなのに、ガリウスはシャリオンのいやらしい言葉に煽られた。
突き上げられたそれに、シャリオンは鳴き声をあげる。
ガリウスによってこの半年快感を探し尽くされたシャリオンは、はじめての結合でも快感を探し出していた。
きついはずなのに、・・・気持ちいい。
「んぁぁっ!」
ピストンを繰り返され出て行ってしまいそうな不安になるのに、すぐに打ち込まれて翻弄される。
「ぁぁっんぅっっ・・・あぁっ」
「っ・・・っ」
「がっ・・・がりぃっ!」
腰を打ちつけられるその動きに余裕がなくなっていく。
「がりぃっすきっすきぃっ」
「シャリオンっ」
「っっはぁっっきもちっっひぃぁぁっ」
全身がもうおかしくなってしまだのだろうか。
気持ちよくてたまらず体をくねらせた。
唇を貪られ熱ぽい瞳がシャリオンを写している。
「っすみません、シャリオン。もう、」
「うんっ僕も!僕もイきたい・・・!」
「っ」
「んぁぁっぁあぁ!」
荒々しい腰使いに一際大きく疲れると、快感が全身に駆け抜け、きゅうっと締め付けると最奥に熱い飛沫を感じた。
濡れた眼差しで見ることがガリウスを興奮させているなどと気づいているわけもなく、火をつけたガリウスに唇をむさぼられる。
「んっ・・・はっふっ・・・っ」
「・・・シャリオン」
シャリオンの痴態にガリウスは激しく犯したい気持ちを押さえながら見つめる。
突き入れたい気持ちと、泣かせるほど焦らせたい気持ち。
また、ひどく甘やかしたい気持ち。
だが、どちらにせよちゃんと解さねばならない。
「・・・シャリオン。・・・明日は馬車に乗るのですから、あまり煽らないでください」
「煽ってなんか・・・むしろ、ガリウスの方がいつもより、・・・その」
漂う色気に言葉を濁らせる。
今すぐ鏡を目の前に置いてやりたくなるが、ガリウスは苦笑した。
「それは貴方を抱けるのですから仕方がないでしょう?」
「っ・・・っ・・・!?」
そういわれた途端、ガリウスの熱く猛った熱に気が付いた。
自分の太ももに当たるそれは熱く、・・・そして固かった。
「っ」
「・・・貴方が今日。・・・私のこれを愛してくださると思ったら・・・いつもとは違くなります」
「っ・・・」
手淫とは違う。
そうだ、僕も今日は・・・
そう思うとトクンと胸が高鳴る。
ガリウスが今日いつもよりいじわるなのは、約束があるからと言うよりも、自分主導でしてしまったら抱きつぶしてしまいそうだったからなのだが、
シャリオンはそれに気づいていないだろう。
それに、・・・シャリオンがまだ誓約書の事教えていないこともあった。
「・・・初夜の約束。・・・覚えていらっしゃいますか?」
「っ・・・おぼえて、る、・・・けど」
そういうと、先程落とした筈の小箱を目の前に出される。
「シャリオン。私に愛させてください」
「っ・・・」
そんなズルイ事をいうガリウスを見つめるシャリオンは、体より熱くなった。
☆☆☆
怖いと思う事は無かった。
だが、恥ずかしい気持ちはちっともおさまらない。
恥ずかしくて嫌なはずなのに、やめてほしくはない。
そのことを思い浮かべると、頭がおかしくなりそうだった。
どうにか逃れられないかと、視線でガリウスを見上げるが、その様子はない。
時間をかけながら四つん這いになり、震える手で衣を持ち上げる。
「よく見えませんね」
「・・・!」
何度も教え込まれたように、ガリウスに穴を見せるけるように手で押さえる。
「ぅっ・・・っ・・・が、・・・りぃ」
「・・・。・・綺麗な蕾がひくひくしてますよ」
助けを求める視線を送っても、口元に笑みを浮かべるだけだ。
「っ・・・なめて、ほしい」
「それだけで良いのですか?」
「っここを!っ・・・舐めて、ほ、・・・ぐして、欲しいっっ」
「ここを愛してもいいのですね?」
皺を伸ばすように円を描くと体がびくびくと震えた。
「!いいっ・・・いいからぁっ」
恥ずかしくてどうにかなりそうだ。
ガリウスの指で孔を撫でられると、焦った気持ちがたまらなかった。
「っ・・・おねがい・・っ・・はやくぅ・・・っ」
ひくひくとうごめくその穴を舌と指で解していく。
「!・・・っぁっ・・・・ひぃぅっ」
唾液で湿らせなれ、少しずつ広げられる。
ちゅるっと、水音をひびかせながら徐々に入ってくるそれに堪らなくなかった。
「ぁっ・・・はぁっ・・・んぅっ」
シャリオンの意思とは別に、その舌を引き込もうと媚肉が蠢く。
なのに、その舌は奥には入らずに直ぐに去ってしまった。
「ぁぅ・・・っはぁっ」
もっとっ・・・して欲しいのに・・・!
シャリオンはその舌に夢中になり、無意識に腰をくねられ強請るように突き出した。
すると、じゅっと吸われる。
「ぃぁ!っだっだめ!」
舐められるだけでも恥ずかしいのに、例えお風呂に入っていても吸われるなんてもってのほかだ。
突き出していた腰を引っ込めようとしたが、その腰はガリウスにがっしりと掴まれている。
「!!っんぁぁぁっ」
嫌だと言ったのに吸われなが舌を差し込まれると堪らず声を上げた。
逃げていた腰はその舌の動きに、また押し付けるよう動かしてしまう。
「っ・・・が、がりぃっ・・・」
「パクパク動いて・・・ほら」
そう言って指でひくつく孔を撫でられる。
「こうすると、私の指を咥えたそうに動いてます」
「っ~~!!」
「柔らかく溶けて。・・・わかりますか?」
「っ・・・っか、るからぁっ」
「2本の指くらい入りそうですね」
「っ」
そう言うと、この半年で聴きなれた音がする。
ローションの入った小瓶を開ける音だ。
粘着質な水音が響くのは、指先に広げてる音だ。
焦れた体が淫に誘うように動いている事にシャリオンは気付いていなかった。
ガリウスの濡れた指が孔に触れると、びくんと体が期待に震えた。
「っ・・・がりぃっ」
切なげに名前を呼んで求めると、徐々に入ってくる2本の指。
「ぁっ・・・ぁぁっ」
ようやく入ってきた指に内股が震える。
その指にきゅうきゅうと吸い付く。
「私の指は美味しいですか?」
「っ・・・」
言葉を詰まらせるガリウスは指の挿入を止めてしまう。
「っ・・・っ早くガリウスを愛したい・・・!」
叫ぶように言うと、ガリウスの瞳がギラ付いた。
「煽るなと、言ったはずですよ?」
「んぁぁぁっ」
そういうやいなや、2本の指がシャリオンの前立腺を小刻み震えせながら抉る。
シャリオンは体を振るわせて背中を弓形に剃らせた。
シーツの上にぴゅっと精液を飛ばす。
あまりにも強い快感に我慢ができなかったのだ。
「あぁっんぅぅっだっ、だめぇっいっ、んんんっ」
「あまり可愛いことを言うと、さっきみたいになりますよ」
「っ」
「・・・ここ好きでしょう?」
指を3本に増やされ、少し圧迫を覚えるがそれすらも気持ちがいい。
「っす、すきぃっっガリウスにそこぐりぐりされるのすきぃぃ」
鳴き声を上げながら体を捻り、ガリウスの胸にすがる。
上を見上げれば再び唇を貪られる。
「ぁっふぁっ・・・っんぅ」
喘ぎに合わせるように、中で指をくぱぁっと開かれる。
「んっ・・・んぅっっ」
「シャリオン・・・ここ、もう解けましたよ」
「っ・・・ふぅっ」
「それとも、指で逝きますか・・・?」
「っ・・・」
その言葉にフルフルと首を振る。
すると、小箱を手渡された。
期待のあまり上がる呼吸の中で、小箱の蓋を開けた。
中には半透明の球体が4つ入っている。
その一つを震える手でつかみ、ガリウスを見上げる。
「っ・・・」
「シャリオン。・・・愛しています」
「っ!」
「貴方を愛させてください」
そんな風に言われたら、もう躊躇などできなかった。
ガリウスの視線を感じながら、核を孔にあてる。
ちょっと冷たい感覚に息を飲んだ。
「っ」
ゆっくりと指で押し込もうとするが、シャリオンの愛液と精液で濡れた核は滑りうまく入らなかった。
滑り落ちてしまいそうな核をに抑えるが、それ以上うまく入らない。
「が・・・りぃっ」
「・・・力を抜いて、こうしてください」
「ぁっ・・・ぁっ・・・んぅ」
優しい声で手伝うガリウスに手を添えられるとゆっくりと入っていく。
その感覚に切なくなって締め付けたくなるが、そうしてしまうと出てしまうからそれも出来ない。
「・・・上手にできましたね」
「っ・・・がりっ・・・もうっ・・・我慢できない・・・!早く・・・っ」
涙と欲情に濡れた声が、ガリウスを誘った。
「っガリウスの好きにして良いからぁっ」
焦れた感情があふれて、涙が流れる。
一筋ではなく、ぽろぽろと流れる様に、ガリウスはあせった。
「っ・・・、すみません。泣かないでください」
すがる様にみるとガリウスがゴクリと息を飲んだ。
そしてシャリオンを抱きしめると、唇を合わせる。
そのキスは優しく甘かった。
「わがままを言い過ぎましたね。・・・とても素敵でしたよ」
「っ」
そんな風に言われたら、なんだか良くなってしまうではないか。
ズルイと思うのに、でもいつも以上に感じていたのも事実だ。
シャリオンはそろりと手を伸ばし、ガリウスの着ている衣を剥がす。
ガリウスの肌に肌を合わせ首に腕を回し抱きつく。
すると、バードキスを繰り返し、再びベッドに押し倒される。
そして腰を引き寄せられた。
「っ・・・ガリウスがすき。だから、もう」
「愛しています。シャリオン」
ピタリと当てられたモノの熱さに体が震えた。
まだ入れられていないというのに、指とは比べ物にならないソレ。
怖さよりもやっと一つになれるという喜びの方が強かった。
唇を重ねると徐々に入ってくるそれに、声はキスに溶けた。
「ぁっ!ぁぁんっ」
「っ」
肉棒が進められていくうちに、その圧迫感に堪らなくなってくる。
まるで内蔵を押し上げられてくる様な、とても熱くて太い。
熱くキツイ締め付けはまるでガリウスを離さないと言っているようだ。
ガリウスは打ち付けたくなる衝動を抑え、漸く最奥までたどり着く頃にはシャリオンはキツそうなのに、それでも興奮した様子でガリウスを見つめる。
「っ・・・っ」
「つらく、ないですか?」
コクリと頷いた。
こんな圧迫されるのは初めてだ。
でも、苦しさよりも愛しさが込み上げる。
「っがりぃ、は?」
「最高に気持ち良くて、・・・すぐに逝ってしまいそうです。ック・・・シャリオン、締め付けないで、下さい」
「っっそんな、事いうからっ」
意識した途端、勝手に締め付けたシャリオンにガリウスが切なげに声を漏らし、少し腰が震えた。
「んぁっ・・・んんっ」
「っ・・・動いても宜しいですか?」
「うんっいっぱいっいっぱい動いてっ・・・それで、僕の、なかでっ・・・ぼく、をっは、っっ孕ませてっ」
「っ」
そう言った衝動的にガリウスに腰を打ち付けられ、パンっと肉と肉がぶつかる音が響いた。
自分が言わせていることなのに、ガリウスはシャリオンのいやらしい言葉に煽られた。
突き上げられたそれに、シャリオンは鳴き声をあげる。
ガリウスによってこの半年快感を探し尽くされたシャリオンは、はじめての結合でも快感を探し出していた。
きついはずなのに、・・・気持ちいい。
「んぁぁっ!」
ピストンを繰り返され出て行ってしまいそうな不安になるのに、すぐに打ち込まれて翻弄される。
「ぁぁっんぅっっ・・・あぁっ」
「っ・・・っ」
「がっ・・・がりぃっ!」
腰を打ちつけられるその動きに余裕がなくなっていく。
「がりぃっすきっすきぃっ」
「シャリオンっ」
「っっはぁっっきもちっっひぃぁぁっ」
全身がもうおかしくなってしまだのだろうか。
気持ちよくてたまらず体をくねらせた。
唇を貪られ熱ぽい瞳がシャリオンを写している。
「っすみません、シャリオン。もう、」
「うんっ僕も!僕もイきたい・・・!」
「っ」
「んぁぁっぁあぁ!」
荒々しい腰使いに一際大きく疲れると、快感が全身に駆け抜け、きゅうっと締め付けると最奥に熱い飛沫を感じた。
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