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好きなわけない
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圭哉が苦しんでる。
圭哉を助けたい。
真下さんの言葉が頭に残る。
私の気持ちはどうなるの?
私だって、私の方が…
それでも、真下さんの言葉が離れない。
それに好きって…
私が好きなわけない!
あんなことされて、なんで好きなのよ!
「皆様長い期間、講習ありがとうございました」
やっと最後の講習が終わり、拍手をしだしたので、私も合わせて握手をした。
長かった講習もやっと終わる。
これで、圭哉君と会わなくなる。
これでもう会わないんだと思うとホッとする。
資料をまとめて、出口に出ようとしたとき、何気なく振り向いたら
圭哉君と目が合った。
急いで振り返り、会議室を出た。
痛い!嫌だ!助けてーー!!
圭哉君助けてーーー!!
ハッと、目が覚める。
な、なに?
夢か…
昔はそんな夢を何回か見てたけど、今見るなんて…
しかも、圭哉君に助けを求めるなんて…
水を飲んで、気持ちを落ち着かせる。
私は一体どうしたいの?
私だって開放されたい!
それからしばらくたっても、真下さんの言葉がやっぱりどこか心の中にあって、気持ちがすぐれなかった。
どんなに考えても、真下さんの言葉が残る。
なんで私が辛いのに圭哉君のこと考えるんだろ?
そんなに優しいっけ?わたし?
「真下さんですか?水沢です」
どうしていいかわからず、でもこのままだと辛い!
私はこのままが耐えられず、電話してた。
そして私は圭哉君と会うことになる。
真下さんに連絡とってもらって、約束の場所に行く。
心臓バクバクして、冷や汗がして、怖い気持ちが強い。
やっぱり引き返そうかと思ったとき
「こ、こんばんわ」
後ろから声が聞こえた。
「…こんばんわ」
困惑した顔の圭哉君がそこにいて、たどたどしく挨拶をした。
しばらくお互い動かなかった。
「あ、じゃ、あの店でも…」
そう言って、2人はで歩きだした。
店は事前に決めてたのか、迷うことなく歩いてるようで、入ったら個室用のお店だった。
案内されて、中に入って
「何か飲むか?」
と、聞かれて
「じゃ、えっとー」
こんな時て、どうするのかな?お酒でも飲んだほうが少しは気が楽かな。
「酒でも飲む?」
と、言われたので
「そ、そうだね」
ビールを注文して、あとはおつまみみたいなのをいくつか注文した。
「元気そうでよかった」
「あ、うん」
沈黙にお互いなった。
その時にビールがきて、乾杯もなんか変だし、そのまま飲んだ。
少し間があって
「…俺、犯罪者だから」
と、言い出した。
「犯罪者の俺が謝ったって許されることじゃないし、後悔して反省して謝っても許されることじゃない」
「…」
「俺は、本当に最低だ」
唇を噛み締めて、ぐっと堪えてる
「俺…」
泣を出してる圭哉君
「本当に俺…」
見てるのが辛かった。
「もう、忘れよう」
「えっ?」
「ずっと思ってても辛いだけだし、お互い忘れよう」
「忘れることなんて…」
「でも忘れないと進めないよ。忘れよう。で、お互い幸せになろう」
「…」
それでいいや!
圭哉君が少しでも楽になるなら、そう言うしかない。
「なんで、なんで責めないの?」
「え?」
「もっと責めてくれよ」
「責めたって、過去は戻せない」
責めてその出来事がなくなるならとっくに責めてるよ
「真下さんが…圭哉君を苦しみから開放させてやってくれ、助けてくれって頼まれた」
「え?」
「私と何かあると思ったようで、会社で待ち伏せされてね、真下さんは昔から心配してたんだね、私真下さんの言われたことがずっと頭に残ってた。助けてくれって、開放してやってくれって」
「…」
「圭哉君が開放されたら、私もされるんじゃないかって」
「開放なんか…」
「私ね、ずっと好きだった。多分気づいたときから好きだった。どんどんかっこよくなって、モテるのみで手が届かなくなって、でも想うしかなくって…、それなのに好きな相手にあんなこと…」
「あっ…」
「悔しくって、辛くって、悲しくって…」
「お、俺…」
「だから、終わりにしたいの。もう辛いの終わりにしたい」
「俺、嫉妬してた。」
「え?」
「周りにお前のこと好きなヤツいて、明日にでも告白するって聞いたとき、誰にも渡したくないって気持ちが強くって…、そのときにたまたま家に行くことになって、そして…」
「えっとぉー」
な、なに?
それって…
「何が何でも俺のものに…、気づいたら既にもう…、俺も好きだった」
そ、そんな…お互い好きだったのに…
あんな結果で終わるなんて
圭哉君がまだ好きだったというだけで少しは救われるのかな。結果はひどいことに間違いないけど
圭哉を助けたい。
真下さんの言葉が頭に残る。
私の気持ちはどうなるの?
私だって、私の方が…
それでも、真下さんの言葉が離れない。
それに好きって…
私が好きなわけない!
あんなことされて、なんで好きなのよ!
「皆様長い期間、講習ありがとうございました」
やっと最後の講習が終わり、拍手をしだしたので、私も合わせて握手をした。
長かった講習もやっと終わる。
これで、圭哉君と会わなくなる。
これでもう会わないんだと思うとホッとする。
資料をまとめて、出口に出ようとしたとき、何気なく振り向いたら
圭哉君と目が合った。
急いで振り返り、会議室を出た。
痛い!嫌だ!助けてーー!!
圭哉君助けてーーー!!
ハッと、目が覚める。
な、なに?
夢か…
昔はそんな夢を何回か見てたけど、今見るなんて…
しかも、圭哉君に助けを求めるなんて…
水を飲んで、気持ちを落ち着かせる。
私は一体どうしたいの?
私だって開放されたい!
それからしばらくたっても、真下さんの言葉がやっぱりどこか心の中にあって、気持ちがすぐれなかった。
どんなに考えても、真下さんの言葉が残る。
なんで私が辛いのに圭哉君のこと考えるんだろ?
そんなに優しいっけ?わたし?
「真下さんですか?水沢です」
どうしていいかわからず、でもこのままだと辛い!
私はこのままが耐えられず、電話してた。
そして私は圭哉君と会うことになる。
真下さんに連絡とってもらって、約束の場所に行く。
心臓バクバクして、冷や汗がして、怖い気持ちが強い。
やっぱり引き返そうかと思ったとき
「こ、こんばんわ」
後ろから声が聞こえた。
「…こんばんわ」
困惑した顔の圭哉君がそこにいて、たどたどしく挨拶をした。
しばらくお互い動かなかった。
「あ、じゃ、あの店でも…」
そう言って、2人はで歩きだした。
店は事前に決めてたのか、迷うことなく歩いてるようで、入ったら個室用のお店だった。
案内されて、中に入って
「何か飲むか?」
と、聞かれて
「じゃ、えっとー」
こんな時て、どうするのかな?お酒でも飲んだほうが少しは気が楽かな。
「酒でも飲む?」
と、言われたので
「そ、そうだね」
ビールを注文して、あとはおつまみみたいなのをいくつか注文した。
「元気そうでよかった」
「あ、うん」
沈黙にお互いなった。
その時にビールがきて、乾杯もなんか変だし、そのまま飲んだ。
少し間があって
「…俺、犯罪者だから」
と、言い出した。
「犯罪者の俺が謝ったって許されることじゃないし、後悔して反省して謝っても許されることじゃない」
「…」
「俺は、本当に最低だ」
唇を噛み締めて、ぐっと堪えてる
「俺…」
泣を出してる圭哉君
「本当に俺…」
見てるのが辛かった。
「もう、忘れよう」
「えっ?」
「ずっと思ってても辛いだけだし、お互い忘れよう」
「忘れることなんて…」
「でも忘れないと進めないよ。忘れよう。で、お互い幸せになろう」
「…」
それでいいや!
圭哉君が少しでも楽になるなら、そう言うしかない。
「なんで、なんで責めないの?」
「え?」
「もっと責めてくれよ」
「責めたって、過去は戻せない」
責めてその出来事がなくなるならとっくに責めてるよ
「真下さんが…圭哉君を苦しみから開放させてやってくれ、助けてくれって頼まれた」
「え?」
「私と何かあると思ったようで、会社で待ち伏せされてね、真下さんは昔から心配してたんだね、私真下さんの言われたことがずっと頭に残ってた。助けてくれって、開放してやってくれって」
「…」
「圭哉君が開放されたら、私もされるんじゃないかって」
「開放なんか…」
「私ね、ずっと好きだった。多分気づいたときから好きだった。どんどんかっこよくなって、モテるのみで手が届かなくなって、でも想うしかなくって…、それなのに好きな相手にあんなこと…」
「あっ…」
「悔しくって、辛くって、悲しくって…」
「お、俺…」
「だから、終わりにしたいの。もう辛いの終わりにしたい」
「俺、嫉妬してた。」
「え?」
「周りにお前のこと好きなヤツいて、明日にでも告白するって聞いたとき、誰にも渡したくないって気持ちが強くって…、そのときにたまたま家に行くことになって、そして…」
「えっとぉー」
な、なに?
それって…
「何が何でも俺のものに…、気づいたら既にもう…、俺も好きだった」
そ、そんな…お互い好きだったのに…
あんな結果で終わるなんて
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