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始まりの街ゴスル
イベント予告!!
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塩田と手合わせをして5時間。
睡月は寝ながら魔法を使う事を完璧に極めた。
「ありがと、師匠。これでもう少し戦闘が楽になるよ」
お礼を言ってぺこりと頭を下げる。
「なぁに、構わんぞ。わしも弟子の成長が見れて嬉しいわい」
塩田は笑いながら手をヒラヒラと振った。
「ところで師匠。私に【睡拳】を教えたならあとはゆっくりと寝ててもいいんじゃないの?」
後継者として睡月は【睡拳】を覚えた。
塩田の目的は果たされているのだ。
「仕様じゃ」
ドヤ顔で答える。
ものすごくメタい話だった。
「まぁ、また何かあったらここに来るよ師匠」
「ふぉっふぉっふぉっ、いつでも待っておるでの。スンも元気でな」
そう言って塩田は睡月の肩に乗っていたスンを撫でる。
「チチ!!」
スンは気持ちよさそうに目を細めて鳴いた。
「ではまたの」
「またね師匠」
「チチ!!」
そうして本の中からゲームの世界へと戻って行った。
「さっ、それじゃぁローリンさんの所に戻って寝よっか」
「チチ!!」
首にスンを巻き付けて『始まりの宿』へと足を運ぶ。
「おかえり~!!アリスちゃん!!」
睡月の帰りが分かっていたかのように、宿に入った瞬間抱きつくローリン。
ちゃっかりスンをもふもふしている。
「ただいま、ローリンさん。ご飯ある?」
5時間塩田と魔法を使う練習をしていたが、ゲームの中では2時間程しかたっていない。
時間的には夕飯の時間だ。
「あるわよ~。アリスが沢山ボアの肉をタダで沢山くれたからね。いっぱい作り置きして置いたからかなり楽なのよ~」
結局ボアの肉は全部ローリンに渡した。
しかもタダでだ。
今後色々な街へと旅をしようと思っている睡月だが、泊まる宿はこの宿以外は泊まらないつもりだ。
魔法を確認した時に【リターン】を見つけてそう決めた。
ローリンはなんやかんや良くしてくれているため、睡月の中ではとてもいいお姉さんとしてと地位を獲得していた。
睡月が一人っ子で姉が欲しいと思っていたのも大きかったかもしれない。
ちなみにその趣旨をローリンに伝えたら、泣きながら散々撫で回された。
ローリンと一緒料理を食べて部屋に戻り寝た。
翌日、学校から帰るといつもの如く直ぐにログインする。
宿題などは全て学校で終わらせているから問題ない。
「おっ、来たね~。ログインだね?」
今日は仕事がないのかアスルはのんびりしていた。
「そうだよ~よろしく」
その話題に触れても良かったのだが地雷臭がしたので止めておく。
「あっ、そうそう。イベントの予告があるからゲームに入ったら設定からメッセージを見てね」
「イベント?」
「そうだよ。イベント。さすがにイベントなしでずっとやっていけると思うほど運営も馬鹿じゃないんだよ」
余程の量の仕事を押し付けられた腹いせなのか、ここぞとばかりに悪口を言う。
ただしそこまで悪口とは聞こえないほどの悪口だ。
「分かった。ありがとねアスル」
宿に転移していく睡月を見送りながらアスルは
「仕事しなきゃ.....」
と、ポツリと呟くのだった。
ゲームの中に転移すると早速メッセージを開く。
そこにはこう書いてあった。
『第1回バトルロワイヤル!!』のお知らせ。
×月○日にイベント『第1回バトルロワイヤル!!』を開催します。
参加方法:始まりの街の噴水広場から特別エリアへ転送します。
ルール:ゲーム内で3日間のサバイバル(現実では2時間で行われます)。パーティーは最大5人数まで。死亡回数、敵プレイヤーの撃破回数のポイントで順位が決まります。尚パーティーメンバーの数に応じてポイントは変わるので注意してください。
賞品:1~10位までにはイベント限定の賞品が渡されます。
参加賞:1万ゴールド
ご質問などはGMコールよりお願いします。
「参加するしかないじゃん!!」
通知を見た睡月は叫んだ。
たった2時間で3日間寝れるのだ。
それだけで睡月はこのイベントに参加さする意味があった。
「.....スンは大丈夫なのかな?」
【テイム】したモンスターも参加できるかどうかが書いていない為、スンと一緒にイベントができるか分からないのだ。
「えぇっと....あった『GMコール』」
ヘルプからGMコールを開く。
『こちらGMです。何かありましたか?』
機械的な声がして睡月に問いかけた。
「おぉ、びっくりした。.....じゃなくて、えっとイベントについてなんだけど」
普段学校でも寝ているためあまり人と話さない睡月は若干テンパっていた。
ローリンの場合はハグされて死にかけたし、アスルは勝手に話しかけてきてくれたので直ぐに話せたが、初対面の人?に自分から話しかけるのは慣れていなかった。
『イベントについてですね。落ち着いてください。声が上ずっていますよ』
GMにも注意される程だった。
睡月は大きく深呼吸をして切り替える。
「ごめんなさい。もう大丈夫。で、このイベントに【テイム】したモンスターを連れていくことはできるの?」
『えっ?もう【テイム】したの?』
急に事務的な話し方から素に戻る。
「そ、そうだけど」
『あっ、いけね。つい素が出ちゃった。ちょっと待っててね聞いてくる』
待つこと約1分、GMの人が帰ってきた。
『お待たせしました。先程は申し訳ありませんでした。ついつい素が出てしまいました』
「ん、それは気にしてないからいいよ」
『それで【テイム】したモンスターですが参加を認めます。また、パーティーメンバーの1人としても数えません』
良かったと心の中で安堵する。
これでスンと一緒にイベント内で寝ることができる。
「ありがと」
『今後とも『Second World Online』をよろしくお願い致します』
GMが切れたことを確認してからスンをもふもふする。
「一緒に寝ようね!!スン!!」
「チチ!!」
睡月は寝ながら魔法を使う事を完璧に極めた。
「ありがと、師匠。これでもう少し戦闘が楽になるよ」
お礼を言ってぺこりと頭を下げる。
「なぁに、構わんぞ。わしも弟子の成長が見れて嬉しいわい」
塩田は笑いながら手をヒラヒラと振った。
「ところで師匠。私に【睡拳】を教えたならあとはゆっくりと寝ててもいいんじゃないの?」
後継者として睡月は【睡拳】を覚えた。
塩田の目的は果たされているのだ。
「仕様じゃ」
ドヤ顔で答える。
ものすごくメタい話だった。
「まぁ、また何かあったらここに来るよ師匠」
「ふぉっふぉっふぉっ、いつでも待っておるでの。スンも元気でな」
そう言って塩田は睡月の肩に乗っていたスンを撫でる。
「チチ!!」
スンは気持ちよさそうに目を細めて鳴いた。
「ではまたの」
「またね師匠」
「チチ!!」
そうして本の中からゲームの世界へと戻って行った。
「さっ、それじゃぁローリンさんの所に戻って寝よっか」
「チチ!!」
首にスンを巻き付けて『始まりの宿』へと足を運ぶ。
「おかえり~!!アリスちゃん!!」
睡月の帰りが分かっていたかのように、宿に入った瞬間抱きつくローリン。
ちゃっかりスンをもふもふしている。
「ただいま、ローリンさん。ご飯ある?」
5時間塩田と魔法を使う練習をしていたが、ゲームの中では2時間程しかたっていない。
時間的には夕飯の時間だ。
「あるわよ~。アリスが沢山ボアの肉をタダで沢山くれたからね。いっぱい作り置きして置いたからかなり楽なのよ~」
結局ボアの肉は全部ローリンに渡した。
しかもタダでだ。
今後色々な街へと旅をしようと思っている睡月だが、泊まる宿はこの宿以外は泊まらないつもりだ。
魔法を確認した時に【リターン】を見つけてそう決めた。
ローリンはなんやかんや良くしてくれているため、睡月の中ではとてもいいお姉さんとしてと地位を獲得していた。
睡月が一人っ子で姉が欲しいと思っていたのも大きかったかもしれない。
ちなみにその趣旨をローリンに伝えたら、泣きながら散々撫で回された。
ローリンと一緒料理を食べて部屋に戻り寝た。
翌日、学校から帰るといつもの如く直ぐにログインする。
宿題などは全て学校で終わらせているから問題ない。
「おっ、来たね~。ログインだね?」
今日は仕事がないのかアスルはのんびりしていた。
「そうだよ~よろしく」
その話題に触れても良かったのだが地雷臭がしたので止めておく。
「あっ、そうそう。イベントの予告があるからゲームに入ったら設定からメッセージを見てね」
「イベント?」
「そうだよ。イベント。さすがにイベントなしでずっとやっていけると思うほど運営も馬鹿じゃないんだよ」
余程の量の仕事を押し付けられた腹いせなのか、ここぞとばかりに悪口を言う。
ただしそこまで悪口とは聞こえないほどの悪口だ。
「分かった。ありがとねアスル」
宿に転移していく睡月を見送りながらアスルは
「仕事しなきゃ.....」
と、ポツリと呟くのだった。
ゲームの中に転移すると早速メッセージを開く。
そこにはこう書いてあった。
『第1回バトルロワイヤル!!』のお知らせ。
×月○日にイベント『第1回バトルロワイヤル!!』を開催します。
参加方法:始まりの街の噴水広場から特別エリアへ転送します。
ルール:ゲーム内で3日間のサバイバル(現実では2時間で行われます)。パーティーは最大5人数まで。死亡回数、敵プレイヤーの撃破回数のポイントで順位が決まります。尚パーティーメンバーの数に応じてポイントは変わるので注意してください。
賞品:1~10位までにはイベント限定の賞品が渡されます。
参加賞:1万ゴールド
ご質問などはGMコールよりお願いします。
「参加するしかないじゃん!!」
通知を見た睡月は叫んだ。
たった2時間で3日間寝れるのだ。
それだけで睡月はこのイベントに参加さする意味があった。
「.....スンは大丈夫なのかな?」
【テイム】したモンスターも参加できるかどうかが書いていない為、スンと一緒にイベントができるか分からないのだ。
「えぇっと....あった『GMコール』」
ヘルプからGMコールを開く。
『こちらGMです。何かありましたか?』
機械的な声がして睡月に問いかけた。
「おぉ、びっくりした。.....じゃなくて、えっとイベントについてなんだけど」
普段学校でも寝ているためあまり人と話さない睡月は若干テンパっていた。
ローリンの場合はハグされて死にかけたし、アスルは勝手に話しかけてきてくれたので直ぐに話せたが、初対面の人?に自分から話しかけるのは慣れていなかった。
『イベントについてですね。落ち着いてください。声が上ずっていますよ』
GMにも注意される程だった。
睡月は大きく深呼吸をして切り替える。
「ごめんなさい。もう大丈夫。で、このイベントに【テイム】したモンスターを連れていくことはできるの?」
『えっ?もう【テイム】したの?』
急に事務的な話し方から素に戻る。
「そ、そうだけど」
『あっ、いけね。つい素が出ちゃった。ちょっと待っててね聞いてくる』
待つこと約1分、GMの人が帰ってきた。
『お待たせしました。先程は申し訳ありませんでした。ついつい素が出てしまいました』
「ん、それは気にしてないからいいよ」
『それで【テイム】したモンスターですが参加を認めます。また、パーティーメンバーの1人としても数えません』
良かったと心の中で安堵する。
これでスンと一緒にイベント内で寝ることができる。
「ありがと」
『今後とも『Second World Online』をよろしくお願い致します』
GMが切れたことを確認してからスンをもふもふする。
「一緒に寝ようね!!スン!!」
「チチ!!」
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