8 / 22
始まりの街ゴスル
街の外へ!!
しおりを挟む
睡拳を獲得した後、残りの2冊も一応読み終えた睡月は、早速街の外へ行くことにした。
「どんなモンスターがいるのかな?....あっ私は寝てるからどんなモンスターか見れないじゃん。まっいっか」
街の外へ出ると、目を瞑り寝始める。
【睡拳】を発動させながら、寝ているまま走り始めた。
始まりの街ゴスルを出てある程度歩くと、森がある。
大体のプレイヤーはその森でLv上げをするのだ。
睡月もその森に入って行った。
......寝ながら。
最初にエンカウントしたのはゴブリンと言うモンスターだ。
少し醜い顔で緑色の肌をしており、身長は6歳児程の大きさ、棍棒を持っており、まさにみんなが想像するゴブリンみたいな感じだ。
睡月は寝ているためゴブリンが見えていない。
だが、そこにモンスターがいることは分かっていた。
抱きしめていた枕をバットを振るようにスイングする。
「グギャ!!」
睡月の振った枕がゴブリンに当たり、ゴブリンは悲鳴をあげながら吹き飛ぶ。
ダメージエフェクトである赤色のポリゴンが飛び散り、ゴブリンのHPは0になった。
HPが0となったゴブリンはポリゴンになって消えて行く。
ゴブリンを倒したことにより、お金と経験値、そして素材が睡月に入る。
『Lvが上がりました。Lvポイントが3増えました』
Lvアップした事を知らせるアナウンスが流れる。
本来Lv1である睡月は、ゴブリンをたった一撃で倒すことはできない。
だがそれを可能にするのが【睡拳】の効果である、睡眠状態なら全ステータス5倍だ。
ゴブリンのステータスは【睡拳】を使っていない睡月より少し下ぐらいだ。
5倍もステータス差があるので、一瞬でHPを持っていかれたのだ。
そしてこの森は余程奥に行かない限り、強いモンスターは出てこない。
森に入ってすぐの場所にいる睡月は無双状態に近かった。
次にエンカウントしたのはスライム。
ファンタジー世界(ドラ○エ)では、定番の雑魚キャラだ。
流石に見が全く同じという事はないが、青色の丸いプルプルとした可愛らしいモンスターだ。
睡月には見えていないが。
ぴょんと飛びながら体当たりをしようとするスライムを、睡月は先程と同じように枕をスイングして攻撃する。
クリーンヒット、ホームランだ。
スライムは遠いお星様になった。
次にエンカウントしたのはコボルト。
作品によって可愛い感じの犬だったり、醜い顔の犬だったりと様々だ。
このゲームでは可愛い感じの犬なのだが睡月には見えていない。
ゴブリン同様吹き飛ばされてノックアウト。
睡月の経験値となった。
森の浅い所では、この3体のモンスターしかいない。
どのモンスターも一撃で倒せる睡月にとっては、戦闘ではなくただコマンドをポチポチ押すだけのゲームのような作業でしかなかった。
数時間後、
『Lvが上がりました。Lvポイントが3増えました』
何度目かのLvアップした事を知らせるアナウンスが流れる。
「ふみゅ?そろそろいいかな」
睡月は森の中で目覚める。
「取り敢えず街に戻るか」
てくてくと歩きながら街へ戻る。
街へ戻り、『始まりの宿』へ足を運ぶ。
今回のLv上げで3000ゴールド近く稼いだのでお金の心配はない。
『始まりの宿』へ入るとローリンが全力でハグをしてくる。
「いやぁぁぁ!!お帰り!!スーハースーハー、いやぁ可愛いなぁ!!やっぱり嫌なことがあったら、可愛いものを愛でるに限るわぁ~」
2つの大きいメロンに顔を埋める形になった睡月は、例のごとく窒息ダメージを受けるのだった。
「で?何があったのさ?」
ローリンから解放された睡月は、嫌なことがあったというローリンから話を聞いていた。
「いやぁ、それがね。この店の料理ってボアの肉がメインなんだけど、それを納品してくれる人がほかの街に行っちゃってね。しかもその理由が結婚。独り身だから悲しくなっちゃってね」
「それで私に抱きついてきたと?」
「ごめんね。宿代半額と夕飯代タダで許して」
お願い、と手を合わせて謝る。
「はぁ、いいよ許してあげるけど私を窒息させるのはやめてね。それでボアって何?」
睡月は、ゴブリンとスライムとコボルトにしかあっていない。
ボアを知っているはずがなかった。
最も、ゴブリンとスライムとコボルトも寝ていたので姿を見たわけではないのだが。
「ボアって言うのはね、イノシシのモンスターよ。幸い納品してくれる人が見つかったからよかったけどね。アリスちゃんも、もしボアの肉を持ってたら私に売ってくれていいわよ。特別に買い取ってあげる」
ウインクしながら、料理を出してくる。
ボア肉のステーキだ。
頂きます、と手を合わせてから料理を食べ始める。
夕方は過ぎているので外はもう暗い。
1階の食堂にいるのは、睡月とローリンだけだった。
「ふーん。ボアってどこで出るの?」
「この街を出て、少し行くと森があるのよ。ちょっと奥に行くとボアがいるはずよ。そこまで強くないらしいわ」
今日戦ったモンスターはあまりお金にならなかった。
いくつか素材も手に入ったが、売ってもそれほど高くなかった。
どうせなら美味しく食べれるうえ、買い取ってもらえるボアの方がいい。
「わかった。明日ボアを狩りに行ってみるよ。イノシシって見たことないんだよなぁ」
行ったところでどうせ寝ているため、ボアの姿を見ることはないという事に気づいてない睡月だった。
「どんなモンスターがいるのかな?....あっ私は寝てるからどんなモンスターか見れないじゃん。まっいっか」
街の外へ出ると、目を瞑り寝始める。
【睡拳】を発動させながら、寝ているまま走り始めた。
始まりの街ゴスルを出てある程度歩くと、森がある。
大体のプレイヤーはその森でLv上げをするのだ。
睡月もその森に入って行った。
......寝ながら。
最初にエンカウントしたのはゴブリンと言うモンスターだ。
少し醜い顔で緑色の肌をしており、身長は6歳児程の大きさ、棍棒を持っており、まさにみんなが想像するゴブリンみたいな感じだ。
睡月は寝ているためゴブリンが見えていない。
だが、そこにモンスターがいることは分かっていた。
抱きしめていた枕をバットを振るようにスイングする。
「グギャ!!」
睡月の振った枕がゴブリンに当たり、ゴブリンは悲鳴をあげながら吹き飛ぶ。
ダメージエフェクトである赤色のポリゴンが飛び散り、ゴブリンのHPは0になった。
HPが0となったゴブリンはポリゴンになって消えて行く。
ゴブリンを倒したことにより、お金と経験値、そして素材が睡月に入る。
『Lvが上がりました。Lvポイントが3増えました』
Lvアップした事を知らせるアナウンスが流れる。
本来Lv1である睡月は、ゴブリンをたった一撃で倒すことはできない。
だがそれを可能にするのが【睡拳】の効果である、睡眠状態なら全ステータス5倍だ。
ゴブリンのステータスは【睡拳】を使っていない睡月より少し下ぐらいだ。
5倍もステータス差があるので、一瞬でHPを持っていかれたのだ。
そしてこの森は余程奥に行かない限り、強いモンスターは出てこない。
森に入ってすぐの場所にいる睡月は無双状態に近かった。
次にエンカウントしたのはスライム。
ファンタジー世界(ドラ○エ)では、定番の雑魚キャラだ。
流石に見が全く同じという事はないが、青色の丸いプルプルとした可愛らしいモンスターだ。
睡月には見えていないが。
ぴょんと飛びながら体当たりをしようとするスライムを、睡月は先程と同じように枕をスイングして攻撃する。
クリーンヒット、ホームランだ。
スライムは遠いお星様になった。
次にエンカウントしたのはコボルト。
作品によって可愛い感じの犬だったり、醜い顔の犬だったりと様々だ。
このゲームでは可愛い感じの犬なのだが睡月には見えていない。
ゴブリン同様吹き飛ばされてノックアウト。
睡月の経験値となった。
森の浅い所では、この3体のモンスターしかいない。
どのモンスターも一撃で倒せる睡月にとっては、戦闘ではなくただコマンドをポチポチ押すだけのゲームのような作業でしかなかった。
数時間後、
『Lvが上がりました。Lvポイントが3増えました』
何度目かのLvアップした事を知らせるアナウンスが流れる。
「ふみゅ?そろそろいいかな」
睡月は森の中で目覚める。
「取り敢えず街に戻るか」
てくてくと歩きながら街へ戻る。
街へ戻り、『始まりの宿』へ足を運ぶ。
今回のLv上げで3000ゴールド近く稼いだのでお金の心配はない。
『始まりの宿』へ入るとローリンが全力でハグをしてくる。
「いやぁぁぁ!!お帰り!!スーハースーハー、いやぁ可愛いなぁ!!やっぱり嫌なことがあったら、可愛いものを愛でるに限るわぁ~」
2つの大きいメロンに顔を埋める形になった睡月は、例のごとく窒息ダメージを受けるのだった。
「で?何があったのさ?」
ローリンから解放された睡月は、嫌なことがあったというローリンから話を聞いていた。
「いやぁ、それがね。この店の料理ってボアの肉がメインなんだけど、それを納品してくれる人がほかの街に行っちゃってね。しかもその理由が結婚。独り身だから悲しくなっちゃってね」
「それで私に抱きついてきたと?」
「ごめんね。宿代半額と夕飯代タダで許して」
お願い、と手を合わせて謝る。
「はぁ、いいよ許してあげるけど私を窒息させるのはやめてね。それでボアって何?」
睡月は、ゴブリンとスライムとコボルトにしかあっていない。
ボアを知っているはずがなかった。
最も、ゴブリンとスライムとコボルトも寝ていたので姿を見たわけではないのだが。
「ボアって言うのはね、イノシシのモンスターよ。幸い納品してくれる人が見つかったからよかったけどね。アリスちゃんも、もしボアの肉を持ってたら私に売ってくれていいわよ。特別に買い取ってあげる」
ウインクしながら、料理を出してくる。
ボア肉のステーキだ。
頂きます、と手を合わせてから料理を食べ始める。
夕方は過ぎているので外はもう暗い。
1階の食堂にいるのは、睡月とローリンだけだった。
「ふーん。ボアってどこで出るの?」
「この街を出て、少し行くと森があるのよ。ちょっと奥に行くとボアがいるはずよ。そこまで強くないらしいわ」
今日戦ったモンスターはあまりお金にならなかった。
いくつか素材も手に入ったが、売ってもそれほど高くなかった。
どうせなら美味しく食べれるうえ、買い取ってもらえるボアの方がいい。
「わかった。明日ボアを狩りに行ってみるよ。イノシシって見たことないんだよなぁ」
行ったところでどうせ寝ているため、ボアの姿を見ることはないという事に気づいてない睡月だった。
14
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
豊穣の巫女から追放されたただの村娘。しかし彼女の正体が予想外のものだったため、村は彼女が知らないうちに崩壊する。
下菊みこと
ファンタジー
豊穣の巫女に追い出された少女のお話。
豊穣の巫女に追い出された村娘、アンナ。彼女は村人達の善意で生かされていた孤児だったため、むしろお礼を言って笑顔で村を離れた。その感謝は本物だった。なにも持たない彼女は、果たしてどこに向かうのか…。
小説家になろう様でも投稿しています。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
あっ、追放されちゃった…。
satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。
母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。
ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。
そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。
精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。
孤児院の愛娘に会いに来る国王陛下
akechi
ファンタジー
ルル8歳
赤子の時にはもう孤児院にいた。
孤児院の院長はじめ皆がいい人ばかりなので寂しくなかった。それにいつも孤児院にやってくる男性がいる。何故か私を溺愛していて少々うざい。
それに貴方…国王陛下ですよね?
*コメディ寄りです。
不定期更新です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる