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「もールイ君の身長よりも高い位置からマナを放ったってことでしょ」
「何だそんなことか」
エリックやフィリッポは何でもないような会話をしているが、俺の身長よりも高い人物なんて俺の知り合いにはフィリッポしかいない。
そのフィリッポとはさっき出会ったばかりで、恨みを持たれるほど接した覚えがない。
エリックは同じ背丈とはいえ、フィリッポ同様、今日初めて出会った人だ。
ロジェは俺よりも身長は低いし、調査を進んで行っている所も含め疑いようがない。
では俺の知らない誰か、ということになるが、周囲に人は歩いていない。
「ルイの背丈より高い建物なんざ沢山あるけどよ、歩いてる位置からするとこの建物しかないよな?」
「だな」
この建物、とフィリッポが言った建物は今は使われていない空き家で誰でも入れるようになっている。
「この建物の屋上からルイ君目掛けてマナを放ったって感じだな」
人に対してマナを放つ方法はただひとつ。
恨みを込めたマナをターゲットに向けて投げつけるだけ。
その後、どのような反応が出るかはマナを放った人物の思いによるらしい。
今回放たれたのは『縮め』といったものだったのだろう。
何故縮める必要があったのかはさっぱり意味が分からないが、行った人物は俺が元の姿だと不都合があったということ。
「犯人はこの建物の屋上に行けば分かるよね」
「おし!行こうぜ、ロジェ」
「あぁ」
勢いよく建物の中へ無断で侵入している3人に、いくら俺のためとはいえ、通報されたらどうするんだと呆れながらもついて行った。
「何だそんなことか」
エリックやフィリッポは何でもないような会話をしているが、俺の身長よりも高い人物なんて俺の知り合いにはフィリッポしかいない。
そのフィリッポとはさっき出会ったばかりで、恨みを持たれるほど接した覚えがない。
エリックは同じ背丈とはいえ、フィリッポ同様、今日初めて出会った人だ。
ロジェは俺よりも身長は低いし、調査を進んで行っている所も含め疑いようがない。
では俺の知らない誰か、ということになるが、周囲に人は歩いていない。
「ルイの背丈より高い建物なんざ沢山あるけどよ、歩いてる位置からするとこの建物しかないよな?」
「だな」
この建物、とフィリッポが言った建物は今は使われていない空き家で誰でも入れるようになっている。
「この建物の屋上からルイ君目掛けてマナを放ったって感じだな」
人に対してマナを放つ方法はただひとつ。
恨みを込めたマナをターゲットに向けて投げつけるだけ。
その後、どのような反応が出るかはマナを放った人物の思いによるらしい。
今回放たれたのは『縮め』といったものだったのだろう。
何故縮める必要があったのかはさっぱり意味が分からないが、行った人物は俺が元の姿だと不都合があったということ。
「犯人はこの建物の屋上に行けば分かるよね」
「おし!行こうぜ、ロジェ」
「あぁ」
勢いよく建物の中へ無断で侵入している3人に、いくら俺のためとはいえ、通報されたらどうするんだと呆れながらもついて行った。
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