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1章
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僕は、震えながら…やっと小さな声を出すことができた。
「違う…。」
それ以上声が出てこない。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
そんな声が心の中から溢れ出る。
あのときのような。
怖い…。
ーーーリオ目線ーーー
いきなり小さな声で何かを言って震えだした。
「エーリル?」
声に出して呼ぶが聞こえていないようだった。
エーリルの妖精、親友であるノアがぱっと出できて
「リオ!エーリル聞こえてない!震えてる!」
と僕の耳元に叫んできた。
僕は急いでエーリルの元へ向かおうとしたとき
「あの人がいきなり…怖いんです。助けてください。」
なんて言う新入生が現れた。
肩ぐらいの長さの茶髪に、黄色の瞳を持った男の子が…。
どう考えてもエーリルは、やってない…のに雑な演技で僕らを騙せるなんて思っているのだろうか。
腹だたしい。
でも。今は、そんなことをしている暇はない。
「違う…。」
それ以上声が出てこない。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
そんな声が心の中から溢れ出る。
あのときのような。
怖い…。
ーーーリオ目線ーーー
いきなり小さな声で何かを言って震えだした。
「エーリル?」
声に出して呼ぶが聞こえていないようだった。
エーリルの妖精、親友であるノアがぱっと出できて
「リオ!エーリル聞こえてない!震えてる!」
と僕の耳元に叫んできた。
僕は急いでエーリルの元へ向かおうとしたとき
「あの人がいきなり…怖いんです。助けてください。」
なんて言う新入生が現れた。
肩ぐらいの長さの茶髪に、黄色の瞳を持った男の子が…。
どう考えてもエーリルは、やってない…のに雑な演技で僕らを騙せるなんて思っているのだろうか。
腹だたしい。
でも。今は、そんなことをしている暇はない。
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