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1章
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ーーリオ目線ーー
僕は、強引に押し通りエーリルのもとへ行くとパニック状態だった。
何がエーリルをここまで追い詰めたのだろう
でも、たしかにわかるのはあいつのせいということだけだ。
「エーリル!大丈夫…。大丈夫…。」
優しく声をかけるが反応しない。
僕は、イチかバチかでエーリルをギュッと抱きしめた。
一瞬ビックっとなって止まった。
良かった…と思ったその時
エーリルが体全身を使って対抗してきた。
さっきよりもパニックがひどくなっている。
それに、自分を傷つけようとまでしている。
傷つかないようにさらに僕は、手に力を入れた…が、体全体を使っているせいかなかなか止めることができない。
それにあいつがこちらに近づいてくる。
何もできない自分にも
あいつを止められない自分にもイライラする。
ファンがこちらに来てエーリルを落ち着かせるのを手伝ってくれる。
それでも収まらない。
あっちでは、ガイとムイが対応しているでもその顔、笑顔は、ひきっている。
早くこの場から出たい。
そう思い仕方なく。
仕方なく。
エーリルを眠らせた。
……ごめん。
僕は、強引に押し通りエーリルのもとへ行くとパニック状態だった。
何がエーリルをここまで追い詰めたのだろう
でも、たしかにわかるのはあいつのせいということだけだ。
「エーリル!大丈夫…。大丈夫…。」
優しく声をかけるが反応しない。
僕は、イチかバチかでエーリルをギュッと抱きしめた。
一瞬ビックっとなって止まった。
良かった…と思ったその時
エーリルが体全身を使って対抗してきた。
さっきよりもパニックがひどくなっている。
それに、自分を傷つけようとまでしている。
傷つかないようにさらに僕は、手に力を入れた…が、体全体を使っているせいかなかなか止めることができない。
それにあいつがこちらに近づいてくる。
何もできない自分にも
あいつを止められない自分にもイライラする。
ファンがこちらに来てエーリルを落ち着かせるのを手伝ってくれる。
それでも収まらない。
あっちでは、ガイとムイが対応しているでもその顔、笑顔は、ひきっている。
早くこの場から出たい。
そう思い仕方なく。
仕方なく。
エーリルを眠らせた。
……ごめん。
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