愛されたい少年

星夜るな

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1章

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相手は、いきなりそんなことを言いながら、
「な、なんでこんなことするんですか?僕何もしないのに…」
と泣き出した。


僕には、理由がわからない。
何故って。僕は、何もしていない。

そして、慰めてもらおうとしたのか。ムイ達に近づいてきた。


相手は、僕だけに見える角度でニヤリと笑った。


その瞬間違う意味で絶句した。




だって…それは、元弟のヨイだったからだ。



ヨンは、肩ぐらいの長さの茶髪に、瞳が黄色。

間違えるはずもないヨイだった。



僕は、怖くなった。


また、あのときに戻る。

あのときの恐怖を思い出すことを…。
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