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8 解毒 *
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すっかり大人しくなった三人が連れて行かれて、斉藤さんも殿下になだめられて部屋を出て行った。でもレヴァンテの上着に包まれて座り込んでいた私は立ち上がることが出来なかった。体が熱くて震えが止まらない。気付いたレヴァンテが慌てて顔を覗き込んできた。
「フジサキ様? どこか痛むのですか?」
「なんか、変な液体かけられて、体が、熱くて…」
下半身の高ぶりにあの液体は媚薬の類だったのだと気付かされた。レヴァンテが息をのむ気配がして、辺りを見まわして落ちていた小瓶を拾い上げた。それを別の兵士に渡して解毒剤の手配をしている。そして私を抱えて足早に部屋を出た。
部屋に着くと青ざめた顔のハイムくんが待っていて、抱えられたまま脱衣所を突っ切り風呂場に入って下ろされた。体の震えは止まらず下半身の疼きが我慢できない。
意識も朦朧としてきてもう出したいという事しか考えられなくなっていく。
「んんっ、出て行って。あっ、一人に、してくれっ」
「出来ません。この媚薬は体を痺れさせる成分も含まれています。一人で洗い流して処理をすることは無理です。…後で処分は受けます」
「えっ。あっ、やめっ、あぁぁっ!」
羽織っていた上着を取られて、座ったレヴァンテの膝の上で何も身に着けていない下半身にお湯がかけられる。その刺激だけで我慢できず達してしまった。それなのに収まる気配がない。
「嘘、出したのに。あ、なんで、まだ」
「何度か出しておかないと、解毒剤が効き難いですから我慢しないで出して下さい」
レヴァンテの手が石鹸の泡を纏って私の物を包み、数回上下しただけでまた出してしまった。震える手足では抵抗も出来ず、その後も胸に抱きかかえられて何度か出したと思うのだけど、薬のせいなのか意識が混濁して覚えていない。
何度目かわからない解放の後に、口に細いガラス瓶が差し込まれて少し苦い液体が入って来た。
「解毒剤です。これで楽になるはずです」
苦いけれど冷たい液体が喉を通り体に入ると、熱が引いていくのがわかった。次第に体の震えが治まり下半身の疼きもだいぶましになった。
レヴァンテが私を抱きかかえて体を起こしそのまま湯船に浸からせてくれた。
「直ぐに治まると思います。落ち着いたら出て来て下さい」
そう言って浴室から出て行った。ひとり残された私はしばらく呆然と湯船に座り込んでいた。
温かいお湯に浸かっていると少し気持ちも落ち着いてきた。まさか自分があんな目に合うなんて思ってもみなかった。それに、いくら解毒のためとはいえ十歳以上年下で男の彼に、あんな事をさせてしまうなんて申し訳ないにも程がある。
モヤモヤ考えながら浸かっていたらハイムくんが遠慮がちに声をかけてきた。
思っていたよりも時間が経っていたみたいだ。返事をして上がることにした。
浴室を出ると用意されていたのは何故か寝巻だった。上にガウンも羽織って脱衣所を出て、まだ少しふらつく足でハイムくんに即されてクッションを背に置かれてベッドに座る。
前に悲壮な顔のレヴァンテが跪いていた。
「申し訳ありません。私は貴方を守ることが出来ませんでした。護衛失格です。その上命令に背き、お身体にも触れました。どんな処分でも受けます」
「…今回の事がどんな状況だったのか教えて? 出来るだけ詳しく」
レヴァンテの話では、首謀者は殿下が私につけた護衛のうちのひとりで、やはり聖女至上主義者だったようだ。召喚の間にもいて、その時から私が斉藤さんから加護を取り上げたと思っていたらしい。
知らされていなかったが私には影で護衛をしている者がつけられていたそうだ。
そしてその中にも聖女至上主義者がいた。二重に裏をかかれた状態で襲撃を防ぐことは至難の業だろう。
そんな中、誰よりも早く監禁場所に踏み込んできてくれたのがレヴァンテだった。おかげで未遂で済んだのだ。そして媚薬の解毒までしてくれた。
「レヴァンテ、私を見つけてくれてありがとう。それに、その、解毒も」
「っ⁉ いいえ! 私は、守れなかった。あんな奴らに奪われてしまうなんて…」
――――ん? なんでそんなに悲壮な顔をしているんだ?
「フジサキ様。辛いでしょう? もうお休みになった方がいいです」
――――んん? ハイムくんが涙目なのってもしかして…
「あのさ、未遂だからね。脱がされただけで…」
「歩くのもまだ辛そうでした。あの媚薬を使われると全く抵抗できなくなるんです。大丈夫です。私達は決して他言しません」
「違うから! 本当に脱がされただけだから!」
二人が悲壮な表情だった理由がわかったよ。誤解を解いたら物凄く安堵されたのは良かったけど、内容が恥ずかしすぎる…。
もちろんレヴァンテの処分も無し。逆にあんな事までさせて申し訳ないくらいだ。
翌日、斉藤さんが私の部屋を訪れた。昨夜彼女の侍女から二人だけで話したいと連絡を貰っていた通り、いつも隣に居たファビアン殿下の姿はない。流石に護衛は扉の前に立っているのでまた消音の魔道具を使っての話し合いだ。
「藤崎さん、体調は大丈夫ですか…?」
「ええ、何もされていませんので大丈夫です」
彼女も誤解していたのか…。早めに訂正出来て良かった。私の返答に不安げだった顔に少し笑顔が戻った。けれどそれもすぐ暗いものに変わる。
「私、どうしたらいいのか分からなくなっちゃって。昨日は浄化しないって言ってしまったけど、困っているのは知っているし、でも今のままは嫌なんです」
「そのことなんだけど、私の治癒の能力は公表しようと思うんだ。でもそうなると斉藤さんが治癒が苦手なのも知られてしまう。それでも構わないかな?」
陛下や宰相から聖女を補佐して欲しいと頼まれて頷いてしまったけど、それは彼女に全て押し付けていたに過ぎない。そのせいで彼女を傷つけていたのを昨日の事件で思い知らされた。影で支えていけばと考えていたのはただの逃げでしかない。これからは私が前に出て矢面に立てばいい。
私の提案に斉藤さんの顔にまた笑顔が戻って来た。
「もちろんかまいません! あ、でも、みんなは完璧な聖女様がいいのかな? だから藤崎さんが隠れて色々してくれる事になっていたんですよね?」
「斉藤さんが良いなら私が交渉するから大丈夫。君にばかり負担をかけてしまって申し訳なかった。これからは二人で補いながらやっていければと思っているんだけど、どうかな?」
「嬉しいです! あと、あの、樹里って呼んで欲しいです」
「わかった。樹里、私のことも知宏と呼んでくれ。敬語もなしだ」
「うん!これからは私と知宏は…えっと、相棒?ってことだよね!」
「そうだね。相棒だ。それじゃあ王族や宰相と話すことを相談しよう」
元気になった樹里との作戦会議で妖精達も呼んで交渉内容があらかた決まった。樹里が侍女に王族との話し合いの場を設けてもらえるように頼んでくれたので、後はあちらからの返事待ちとなった。
「フジサキ様? どこか痛むのですか?」
「なんか、変な液体かけられて、体が、熱くて…」
下半身の高ぶりにあの液体は媚薬の類だったのだと気付かされた。レヴァンテが息をのむ気配がして、辺りを見まわして落ちていた小瓶を拾い上げた。それを別の兵士に渡して解毒剤の手配をしている。そして私を抱えて足早に部屋を出た。
部屋に着くと青ざめた顔のハイムくんが待っていて、抱えられたまま脱衣所を突っ切り風呂場に入って下ろされた。体の震えは止まらず下半身の疼きが我慢できない。
意識も朦朧としてきてもう出したいという事しか考えられなくなっていく。
「んんっ、出て行って。あっ、一人に、してくれっ」
「出来ません。この媚薬は体を痺れさせる成分も含まれています。一人で洗い流して処理をすることは無理です。…後で処分は受けます」
「えっ。あっ、やめっ、あぁぁっ!」
羽織っていた上着を取られて、座ったレヴァンテの膝の上で何も身に着けていない下半身にお湯がかけられる。その刺激だけで我慢できず達してしまった。それなのに収まる気配がない。
「嘘、出したのに。あ、なんで、まだ」
「何度か出しておかないと、解毒剤が効き難いですから我慢しないで出して下さい」
レヴァンテの手が石鹸の泡を纏って私の物を包み、数回上下しただけでまた出してしまった。震える手足では抵抗も出来ず、その後も胸に抱きかかえられて何度か出したと思うのだけど、薬のせいなのか意識が混濁して覚えていない。
何度目かわからない解放の後に、口に細いガラス瓶が差し込まれて少し苦い液体が入って来た。
「解毒剤です。これで楽になるはずです」
苦いけれど冷たい液体が喉を通り体に入ると、熱が引いていくのがわかった。次第に体の震えが治まり下半身の疼きもだいぶましになった。
レヴァンテが私を抱きかかえて体を起こしそのまま湯船に浸からせてくれた。
「直ぐに治まると思います。落ち着いたら出て来て下さい」
そう言って浴室から出て行った。ひとり残された私はしばらく呆然と湯船に座り込んでいた。
温かいお湯に浸かっていると少し気持ちも落ち着いてきた。まさか自分があんな目に合うなんて思ってもみなかった。それに、いくら解毒のためとはいえ十歳以上年下で男の彼に、あんな事をさせてしまうなんて申し訳ないにも程がある。
モヤモヤ考えながら浸かっていたらハイムくんが遠慮がちに声をかけてきた。
思っていたよりも時間が経っていたみたいだ。返事をして上がることにした。
浴室を出ると用意されていたのは何故か寝巻だった。上にガウンも羽織って脱衣所を出て、まだ少しふらつく足でハイムくんに即されてクッションを背に置かれてベッドに座る。
前に悲壮な顔のレヴァンテが跪いていた。
「申し訳ありません。私は貴方を守ることが出来ませんでした。護衛失格です。その上命令に背き、お身体にも触れました。どんな処分でも受けます」
「…今回の事がどんな状況だったのか教えて? 出来るだけ詳しく」
レヴァンテの話では、首謀者は殿下が私につけた護衛のうちのひとりで、やはり聖女至上主義者だったようだ。召喚の間にもいて、その時から私が斉藤さんから加護を取り上げたと思っていたらしい。
知らされていなかったが私には影で護衛をしている者がつけられていたそうだ。
そしてその中にも聖女至上主義者がいた。二重に裏をかかれた状態で襲撃を防ぐことは至難の業だろう。
そんな中、誰よりも早く監禁場所に踏み込んできてくれたのがレヴァンテだった。おかげで未遂で済んだのだ。そして媚薬の解毒までしてくれた。
「レヴァンテ、私を見つけてくれてありがとう。それに、その、解毒も」
「っ⁉ いいえ! 私は、守れなかった。あんな奴らに奪われてしまうなんて…」
――――ん? なんでそんなに悲壮な顔をしているんだ?
「フジサキ様。辛いでしょう? もうお休みになった方がいいです」
――――んん? ハイムくんが涙目なのってもしかして…
「あのさ、未遂だからね。脱がされただけで…」
「歩くのもまだ辛そうでした。あの媚薬を使われると全く抵抗できなくなるんです。大丈夫です。私達は決して他言しません」
「違うから! 本当に脱がされただけだから!」
二人が悲壮な表情だった理由がわかったよ。誤解を解いたら物凄く安堵されたのは良かったけど、内容が恥ずかしすぎる…。
もちろんレヴァンテの処分も無し。逆にあんな事までさせて申し訳ないくらいだ。
翌日、斉藤さんが私の部屋を訪れた。昨夜彼女の侍女から二人だけで話したいと連絡を貰っていた通り、いつも隣に居たファビアン殿下の姿はない。流石に護衛は扉の前に立っているのでまた消音の魔道具を使っての話し合いだ。
「藤崎さん、体調は大丈夫ですか…?」
「ええ、何もされていませんので大丈夫です」
彼女も誤解していたのか…。早めに訂正出来て良かった。私の返答に不安げだった顔に少し笑顔が戻った。けれどそれもすぐ暗いものに変わる。
「私、どうしたらいいのか分からなくなっちゃって。昨日は浄化しないって言ってしまったけど、困っているのは知っているし、でも今のままは嫌なんです」
「そのことなんだけど、私の治癒の能力は公表しようと思うんだ。でもそうなると斉藤さんが治癒が苦手なのも知られてしまう。それでも構わないかな?」
陛下や宰相から聖女を補佐して欲しいと頼まれて頷いてしまったけど、それは彼女に全て押し付けていたに過ぎない。そのせいで彼女を傷つけていたのを昨日の事件で思い知らされた。影で支えていけばと考えていたのはただの逃げでしかない。これからは私が前に出て矢面に立てばいい。
私の提案に斉藤さんの顔にまた笑顔が戻って来た。
「もちろんかまいません! あ、でも、みんなは完璧な聖女様がいいのかな? だから藤崎さんが隠れて色々してくれる事になっていたんですよね?」
「斉藤さんが良いなら私が交渉するから大丈夫。君にばかり負担をかけてしまって申し訳なかった。これからは二人で補いながらやっていければと思っているんだけど、どうかな?」
「嬉しいです! あと、あの、樹里って呼んで欲しいです」
「わかった。樹里、私のことも知宏と呼んでくれ。敬語もなしだ」
「うん!これからは私と知宏は…えっと、相棒?ってことだよね!」
「そうだね。相棒だ。それじゃあ王族や宰相と話すことを相談しよう」
元気になった樹里との作戦会議で妖精達も呼んで交渉内容があらかた決まった。樹里が侍女に王族との話し合いの場を設けてもらえるように頼んでくれたので、後はあちらからの返事待ちとなった。
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