6 / 241
第1章
第6話 岩をゲットする
しおりを挟む
そうそう、もうおっさんじゃないから俺にしようかな。いや、俺ってガラじゃないから、お兄さんかな。
お兄さんこれからの事を考えながら飛んでいたのだけど、眼下に大きな岩が多数見えた時に、これだ!って閃いたんだよね!
もう少し瑞希ちゃんの柔らかさを堪能していたかったけど、軽いとはいえ本当に腕が辛かったんだよ。
改めて見ると、アイドルなんて尻尾を巻くレベルの娘やないか!お兄さん俄然守らなきゃって父性がワキワキだよ。
武器は何かあったかな?と考えていて、さっき城でゲットしたのがあるよなと思い出した。幅広の剣、いわゆるブロードソードと言うのかな?神官を床に転がした時に収納に放り込んだやつがある。城をまるごと収納に入れたけど、武器を取り出せそうにない。城として収納に入れたが、城の中に有る物は取り出せないようだ。この剣は別だ。何せ城を収納する前に収納へ入れたからね。
収納の中の物は取り出す事が出来るんだけど、何度試みても城の中に有る筈の物は出せなかったんだよね。城を外に出して探索なりをしないと駄目っぽい。金とかも城を出さないと駄目な感じだ。
落ち着いたら瑞希ちゃんが何のスキルを選んだかを聞かないとな。
何かね、楽しみで、ワクワクするよ!
取り敢えず剣以外の武器をなんとかしないとなんで、お兄さん頑張って?考えたよ。剣なんて使った事はないぞ。剣道の竹刀や、銀行に有った護身用の木刀を振った位だ。一応銀行の研修で、代理に上がる時に宿泊研修があり、銀行強盗対策として男子行員は柔道の初歩と剣道の初歩を教えられたけど、こちらが研修のメインだったんだよな。
一応俺のいた銀行では、女性行員は客の誘導、男子は可能なら強盗を制圧する事になっていたよ。
眼下に広がる荒野をよくよく見渡すと、このエリアだけ巨大な岩とか大きな岩や石がゴロゴロ転がっているのが分かった。
「岩を使おう!閃きました!」
ついつい呟いていたようで、瑞希ちゃんがキョトンとしていたっけ。
1番大きい超巨大な岩を岩巨大1とか、大きいのを岩大とか、もし分類が必要になったら探し難いから、種類を先にして細かい分類を後ろにしようと決めたんだよね。
取り敢えず岩場に降りると、お互い屈伸したりと体を動かして痛みを取る。
岩が収納できるか確かめたけど、巨大なのは小さ目の体育館程の大きさ程だった。
しかし、あっさりと収納に入った。辺りにある岩やバケツ位の大きさの石を入れまくった。
岩というよりも山?かな。
バス程の大きさのとかね。
試しに岩大を手をかざして出すと、俺に当たらない範囲に出て、高さ1.5m位から2m位で、10トンはあろうかという岩がドスンと落ち、地響きがした。それでもそれ位だ。
次に大きいのだ。当然景色が変わり、忽然と山のような岩が消えたので瑞希ちゃんはほえーとなっていた。
「と、栃朗さん?一体何をしているんですか?」
「ああ、こうやって岩を落とすとどうなるか検証をしているんだよ。ほら、あの王女が魔物がどうのこうのと言っていたけど、多分今の俺達ではこの剣ごときで魔物というのを倒す事は困難だと思ってさ。例えばヒグマ相手にこんな刀じゃなくて、剣では勝てないでしょ!?俺だとさくっと熊に殴られて終わるかな!?だからこうやって潰そうかなってさ。下敷きになったら流石にひとたまりもないと思うんだよね!」
「痛そう・・・」
「痛いと思う暇もないだろうね。まあ、お兄さん達が生き延びる為に知恵を絞っているんだよ」
「私、なんてお礼をすれば良いの?私、栃朗さんに助けてもらってばかりだよ?」
「ほら、あの鑑定。あれが無ければ行動に移せなかったから。お兄さんの方こそ瑞希ちゃんのお陰で生き延びる事ができたんだよ。これはね、貸し借りはないからね。でかいのも試させて」
瑞希ちゃんがジト目をする。何故ジト目?でもめっちゃ可愛いんだけど?あかん、おっさんじゃなくて、お兄さんドキドキするよ。
さっき出した岩を収納し、2番目に大きい岩で試す。
丁度モグラのような何かが地面から出て来て、栃朗に向かって突進を始めたようだ。今の衝撃で起こされて怒っていた。栃朗は瑞希の方を見ながら、つまりよそ見をしながら、腕を斜め上に挙げていた。
「じゃあ行くよ!ドスンとかなり揺れると思うからねー!」
「栃朗さん、ま、ま、前!」
栃朗はそのまま巨大な岩を出したが、瑞希には丁度栃朗に飛び掛らんとしてジャンプした魔物が複数匹見えた。
しかし、お兄さんはまるで気が付いていなかったんだよ。すると当たり前だけどドッゴーン!と言う音と衝撃があり、瑞希ちゃんの体が一瞬浮き、「ひゃっ!」っと短く可愛らしい悲鳴を上げたんだよ。かわええ!
お兄さん?
ふふふ!・・・
おおー!すげえなぁ!と喜んでいたさ。
そして急に謎メッセージが脳内ディスプレイに表示された。先程も何かしらの表示が出ていたのだが、2人共その異常性に対して何の疑問を持っていなかったんだ。
「えっ?」
2人がハモる。
「何だ?何故レベルが上がるの?」
「栃朗さん?さっき何かモグラかイタチのようなのが一斉に栃朗さんに飛び掛かっていましたよ。多分、その岩の下敷になって、ぺったんこさんですよ?」
へっ?となり岩を収納して地面を見ると、何かキラキラ光る石が見えたんだよ。青くて透き通ったゴツゴツした宝石?
石は3つ地面に埋まっていたな。取り敢えずポケットの中に有った家の鍵を使って掘り起こしたんだ。何か不思議な力を感じるけど、そのうちの1つを瑞希ちゃんに渡したよ。
ピンポン玉やビー玉位の体積だ。
「わー!綺麗!あのう、何で死体がないの?血もないですよね?ぺったんこになって血の匂いとかするのかなぁって思ったんですよね」
「小説とか、アニメとかにある魔石というやつかな?綺麗だね」
首を傾げている。
「ここにいつまでもいる訳にはいかないから、そろそろ先に行こうか?」
「もう逃げ果せたのではないのですか?」
「飛びながら話そうか」
お兄さんはまたもやヒョイッと瑞希ちゃんを抱えて飛んだ。
「お兄さんもいつまでこれができるか分からんけどさ、城からの、いや、国からの追手を十分撒けたと思う迄距離を置かないと安心できないんだよね。だ、大丈夫!瑞希ちゃんはお兄さんが命に替えてでも守るから」
「あのう、何気に凄い事を言っていますよ?」
「恥ずかしいからそこはスルーして下さいな!歳下なんだから黙って歳上の庇護下に入りなさい!」
「はーい!でも、瑞希は栃朗さんの役に立ちたいんですよ」
「町に入ったら、お兄さんは否応なしに瑞希ちゃんのお世話になると思うから、今は気にしないで。まあ、追々分かると思うから。今は身の安全が第1だから、多少の事には目を瞑るんだよ」
そうして2人の空の旅は続くのであった。
お兄さんこれからの事を考えながら飛んでいたのだけど、眼下に大きな岩が多数見えた時に、これだ!って閃いたんだよね!
もう少し瑞希ちゃんの柔らかさを堪能していたかったけど、軽いとはいえ本当に腕が辛かったんだよ。
改めて見ると、アイドルなんて尻尾を巻くレベルの娘やないか!お兄さん俄然守らなきゃって父性がワキワキだよ。
武器は何かあったかな?と考えていて、さっき城でゲットしたのがあるよなと思い出した。幅広の剣、いわゆるブロードソードと言うのかな?神官を床に転がした時に収納に放り込んだやつがある。城をまるごと収納に入れたけど、武器を取り出せそうにない。城として収納に入れたが、城の中に有る物は取り出せないようだ。この剣は別だ。何せ城を収納する前に収納へ入れたからね。
収納の中の物は取り出す事が出来るんだけど、何度試みても城の中に有る筈の物は出せなかったんだよね。城を外に出して探索なりをしないと駄目っぽい。金とかも城を出さないと駄目な感じだ。
落ち着いたら瑞希ちゃんが何のスキルを選んだかを聞かないとな。
何かね、楽しみで、ワクワクするよ!
取り敢えず剣以外の武器をなんとかしないとなんで、お兄さん頑張って?考えたよ。剣なんて使った事はないぞ。剣道の竹刀や、銀行に有った護身用の木刀を振った位だ。一応銀行の研修で、代理に上がる時に宿泊研修があり、銀行強盗対策として男子行員は柔道の初歩と剣道の初歩を教えられたけど、こちらが研修のメインだったんだよな。
一応俺のいた銀行では、女性行員は客の誘導、男子は可能なら強盗を制圧する事になっていたよ。
眼下に広がる荒野をよくよく見渡すと、このエリアだけ巨大な岩とか大きな岩や石がゴロゴロ転がっているのが分かった。
「岩を使おう!閃きました!」
ついつい呟いていたようで、瑞希ちゃんがキョトンとしていたっけ。
1番大きい超巨大な岩を岩巨大1とか、大きいのを岩大とか、もし分類が必要になったら探し難いから、種類を先にして細かい分類を後ろにしようと決めたんだよね。
取り敢えず岩場に降りると、お互い屈伸したりと体を動かして痛みを取る。
岩が収納できるか確かめたけど、巨大なのは小さ目の体育館程の大きさ程だった。
しかし、あっさりと収納に入った。辺りにある岩やバケツ位の大きさの石を入れまくった。
岩というよりも山?かな。
バス程の大きさのとかね。
試しに岩大を手をかざして出すと、俺に当たらない範囲に出て、高さ1.5m位から2m位で、10トンはあろうかという岩がドスンと落ち、地響きがした。それでもそれ位だ。
次に大きいのだ。当然景色が変わり、忽然と山のような岩が消えたので瑞希ちゃんはほえーとなっていた。
「と、栃朗さん?一体何をしているんですか?」
「ああ、こうやって岩を落とすとどうなるか検証をしているんだよ。ほら、あの王女が魔物がどうのこうのと言っていたけど、多分今の俺達ではこの剣ごときで魔物というのを倒す事は困難だと思ってさ。例えばヒグマ相手にこんな刀じゃなくて、剣では勝てないでしょ!?俺だとさくっと熊に殴られて終わるかな!?だからこうやって潰そうかなってさ。下敷きになったら流石にひとたまりもないと思うんだよね!」
「痛そう・・・」
「痛いと思う暇もないだろうね。まあ、お兄さん達が生き延びる為に知恵を絞っているんだよ」
「私、なんてお礼をすれば良いの?私、栃朗さんに助けてもらってばかりだよ?」
「ほら、あの鑑定。あれが無ければ行動に移せなかったから。お兄さんの方こそ瑞希ちゃんのお陰で生き延びる事ができたんだよ。これはね、貸し借りはないからね。でかいのも試させて」
瑞希ちゃんがジト目をする。何故ジト目?でもめっちゃ可愛いんだけど?あかん、おっさんじゃなくて、お兄さんドキドキするよ。
さっき出した岩を収納し、2番目に大きい岩で試す。
丁度モグラのような何かが地面から出て来て、栃朗に向かって突進を始めたようだ。今の衝撃で起こされて怒っていた。栃朗は瑞希の方を見ながら、つまりよそ見をしながら、腕を斜め上に挙げていた。
「じゃあ行くよ!ドスンとかなり揺れると思うからねー!」
「栃朗さん、ま、ま、前!」
栃朗はそのまま巨大な岩を出したが、瑞希には丁度栃朗に飛び掛らんとしてジャンプした魔物が複数匹見えた。
しかし、お兄さんはまるで気が付いていなかったんだよ。すると当たり前だけどドッゴーン!と言う音と衝撃があり、瑞希ちゃんの体が一瞬浮き、「ひゃっ!」っと短く可愛らしい悲鳴を上げたんだよ。かわええ!
お兄さん?
ふふふ!・・・
おおー!すげえなぁ!と喜んでいたさ。
そして急に謎メッセージが脳内ディスプレイに表示された。先程も何かしらの表示が出ていたのだが、2人共その異常性に対して何の疑問を持っていなかったんだ。
「えっ?」
2人がハモる。
「何だ?何故レベルが上がるの?」
「栃朗さん?さっき何かモグラかイタチのようなのが一斉に栃朗さんに飛び掛かっていましたよ。多分、その岩の下敷になって、ぺったんこさんですよ?」
へっ?となり岩を収納して地面を見ると、何かキラキラ光る石が見えたんだよ。青くて透き通ったゴツゴツした宝石?
石は3つ地面に埋まっていたな。取り敢えずポケットの中に有った家の鍵を使って掘り起こしたんだ。何か不思議な力を感じるけど、そのうちの1つを瑞希ちゃんに渡したよ。
ピンポン玉やビー玉位の体積だ。
「わー!綺麗!あのう、何で死体がないの?血もないですよね?ぺったんこになって血の匂いとかするのかなぁって思ったんですよね」
「小説とか、アニメとかにある魔石というやつかな?綺麗だね」
首を傾げている。
「ここにいつまでもいる訳にはいかないから、そろそろ先に行こうか?」
「もう逃げ果せたのではないのですか?」
「飛びながら話そうか」
お兄さんはまたもやヒョイッと瑞希ちゃんを抱えて飛んだ。
「お兄さんもいつまでこれができるか分からんけどさ、城からの、いや、国からの追手を十分撒けたと思う迄距離を置かないと安心できないんだよね。だ、大丈夫!瑞希ちゃんはお兄さんが命に替えてでも守るから」
「あのう、何気に凄い事を言っていますよ?」
「恥ずかしいからそこはスルーして下さいな!歳下なんだから黙って歳上の庇護下に入りなさい!」
「はーい!でも、瑞希は栃朗さんの役に立ちたいんですよ」
「町に入ったら、お兄さんは否応なしに瑞希ちゃんのお世話になると思うから、今は気にしないで。まあ、追々分かると思うから。今は身の安全が第1だから、多少の事には目を瞑るんだよ」
そうして2人の空の旅は続くのであった。
5
お気に入りに追加
992
あなたにおすすめの小説
モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ&チート持ちだった!カードから美少女を召喚します!強いカード程1癖2癖もあり一筋縄ではない〜
KeyBow
ファンタジー
1999年世界各地に隕石が落ち、その数年後に隕石が落ちた場所がラビリンス(迷宮)となり魔物が町に湧き出した。
各国の軍隊、日本も自衛隊によりラビリンスより外に出た魔物を駆逐した。
ラビリンスの中で魔物を倒すと稀にその個体の姿が写ったカードが落ちた。
その後、そのカードに血を掛けるとその魔物が召喚され使役できる事が判明した。
彼らは通称カーヴァント。
カーヴァントを使役する者は探索者と呼ばれた。
カーヴァントには1から10までのランクがあり、1は最弱、6で強者、7や8は最大戦力で鬼神とも呼ばれる強さだ。
しかし9と10は報告された事がない伝説級だ。
また、カードのランクはそのカードにいるカーヴァントを召喚するのに必要なコストに比例する。
探索者は各自そのラビリンスが持っているカーヴァントの召喚コスト内分しか召喚出来ない。
つまり沢山のカーヴァントを召喚したくてもコスト制限があり、強力なカーヴァントはコストが高い為に少数精鋭となる。
数を選ぶか質を選ぶかになるのだ。
月日が流れ、最初にラビリンスに入った者達の子供達が高校生〜大学生に。
彼らは二世と呼ばれ、例外なく特別な力を持っていた。
そんな中、ラビリンスに入った自衛隊員の息子である斗枡も高校生になり探索者となる。
勿論二世だ。
斗枡が持っている最大の能力はカード合成。
それは例えばゴブリンを10体合成すると10体分の力になるもカードのランクとコストは共に変わらない。
彼はその程度の認識だった。
実際は合成結果は最大でランク10の強さになるのだ。
単純な話ではないが、経験を積むとそのカーヴァントはより強力になるが、特筆すべきは合成元の生き残るカーヴァントのコストがそのままになる事だ。
つまりランク1(コスト1)の最弱扱いにも関わらず、実は伝説級であるランク10の強力な実力を持つカーヴァントを作れるチートだった。
また、探索者ギルドよりアドバイザーとして姉のような女性があてがわれる。
斗枡は平凡な容姿の為に己をモブだと思うも、周りはそうは見ず、クラスの底辺だと思っていたらトップとして周りを巻き込む事になる?
女子が自然と彼の取り巻きに!
彼はモブとしてモブではない高校生として生活を始める所から物語はスタートする。
スキルスティール〜悪い奴から根こそぎ奪って何が悪い!能無しと追放されるも実はチート持ちだった!
KeyBow
ファンタジー
日常のありふれた生活が一変!古本屋で何気に手に取り開けた本のタイトルは【猿でも分かるスキルスティール取得法】
変な本だと感じつい見てしまう。そこにはこう有った。
【アホが見ーる馬のけーつ♪
スキルスティールをやるから魔王を倒してこい!まお頑張れや 】
はっ!?と思うとお城の中に。城の誰かに召喚されたが、無能者として暗殺者をけしかけられたりする。
出会った猫耳ツインズがぺったんこだけど可愛すぎるんですが!エルフの美女が恋人に?何故かヒューマンの恋人ができません!
行き当たりばったりで異世界ライフを満喫していく。自重って何?という物語。
悪人からは遠慮なくスキルをいただきまーーーす!ざまぁっす!
一癖も二癖もある仲間と歩む珍道中!
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
異世界の約束:追放者の再興〜外れギフト【光】を授り侯爵家を追い出されたけど本当はチート持ちなので幸せに生きて見返してやります!〜
KeyBow
ファンタジー
主人公の井野口 孝志は交通事故により死亡し、異世界へ転生した。
そこは剣と魔法の王道的なファンタジー世界。
転生した先は侯爵家の子息。
妾の子として家督相続とは無縁のはずだったが、兄の全てが事故により死亡し嫡男に。
女神により魔王討伐を受ける者は記憶を持ったまま転生させる事が出来ると言われ、主人公はゲームで遊んだ世界に転生した。
ゲームと言ってもその世界を模したゲームで、手を打たなければこうなる【if】の世界だった。
理不尽な死を迎えるモブ以下のヒロインを救いたく、転生した先で14歳の時にギフトを得られる信託の儀の後に追放されるが、その時に備えストーリーを変えてしまう。
メイヤと言うゲームでは犯され、絶望から自殺した少女をそのルートから外す事を幼少期より決めていた。
しかしそう簡単な話ではない。
女神の意図とは違う生き様と、ゲームで救えなかった少女を救う。
2人で逃げて何処かで畑でも耕しながら生きようとしていたが、計画が狂い何故か闘技場でハッスルする未来が待ち受けているとは物語がスタートした時はまだ知らない・・・
多くの者と出会い、誤解されたり頼られたり、理不尽な目に遭ったりと、平穏な生活を求める主人公の思いとは裏腹に波乱万丈な未来が待ち受けている。
しかし、主人公補正からかメインストリートから逃げられない予感。
信託の儀の後に侯爵家から追放されるところから物語はスタートする。
いつしか追放した侯爵家にザマアをし、経済的にも見返し謝罪させる事を当面の目標とする事へと、物語の早々に変化していく。
孤児達と出会い自活と脱却を手伝ったりお人好しだ。
また、貴族ではあるが、多くの貴族が好んでするが自分は奴隷を性的に抱かないとのポリシーが行動に規制を掛ける。
果たして幸せを掴む事が出来るのか?魔王討伐から逃げられるのか?・・・
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
外れスキルは、レベル1!~異世界転生したのに、外れスキルでした!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。
しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。
『ハズレスキルだ!』
同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。
そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる