冷酷組長の狂愛

さてぃー

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瀧さんが最初の質問を口にする

「お前の主人は誰だ?」

主人?雇い主ってことか?
そんなの葵さんに決まってる

「あ、あおいっさんっ、、っ、、」

そう俺が言った瞬間、、、、
瀧さんの殺気が辺りに広がる

ビクッ

な、なんで殺気が、、、、
訳もわからず恐怖に混乱していると、瀧さんが次の言葉を放つ


「一度だけ言う。お前の主人は俺だけだ。葵ではない。次間違えたらお前の周りの奴に制裁をする。
慎重に答えろ」

えっ、、、
まず俺の主人が瀧さんって、、、、
い、いやだっ、、こわいっ、、、
どうしたらっ、、、

俺が考えている間も瀧さんの漆黒の目は俺を逃さない
この逆らえない瞳に見つめられると全身が震える

は、早く答えないとっ、、


「お、おれの、、主人は、、、、、た、たきさん、、ですっ、、、、」


言ってしまったっ、、、、
俺が言った瞬間、瀧さんの無表情が少し緩んだ気がした
しかし、俺の見間違いかと思うほどすぐに無表情に戻り、次の質問がくる
き、気のせいだったか、、、?


「そうだ。それが正解だ。
お前は今後、誰と言葉を交わす?」

言葉?そんなの、みんなと話すよな、、、?


「あ、あおいさんとか、、、神龍のみんな、、?」


あ、やばい、、答え間違えたかも、、、
答えた瞬間、またしても殺気が飛んできた
歯が震えてカチカチ言ってる

なにが違う?
やばい、、全然わからない、、、


「瑞稀、他の奴と話すのは許さない。
お前が話していいのは俺だけだ」


、、、、、なにを言っているんだろう、、、
そんなの無理に決まってる
しかし、否定の言葉を言おうとすると言葉を発するのも許さないといった感じに殺気が飛んでくる


「あ、うっ、、、、あのっ、、、、」
「お前の返事はだ。」


有無を言わせない圧力をかけ促してくる

これに返事をしてしまったら、、、
未来のことを想像して不可能に近いことを言われ、返事が出来ない

やばい、、、もうお尻の限界がっ、、、
でもっ、、でもっ、、、うぅ、、、、


「瑞稀」

ビクッ

「、、、っ、、わかりましたっ、、、、」
 

「言葉で言え」


「っ、、、瀧さん以外とは、、は、話しません、、」


「破ったらお前の周囲に被害がいくと思え。
まだ、躾が必要だが限界だろう。約束通り出させてやる」


もう俺は限界すぎて冷や汗をかき、床に丸まっている
少しでも体勢を変えると、お尻から飛び出しそうだ

ど、どうしよう、、、もう動けない、、、、


瀧さんはそんな俺の心境を見透かしているのか少し楽しそうに、


「どうした?」

「っ、も、もれるっ、、、うぅ、、」

「手伝ってやろうか?」


そんな提案がされ、漏れるくらいならと首を縦に何度も振る

はやくっ、、、

瀧さんは「待ってろ」と言うと脇にあったある物を持ってくるのが見えた

う、嘘だろ、、、、、
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