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横恋慕され、ひき逃げ
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あずさブランドの服の効果は、ダイエット、恋愛、ギャンブル、商売、融資、受験、あと一押しの運があれば叶うようなものには、効果てきめんで即効性がある。
だから、ちょっと困っている人たちには、飛ぶように売れる。紳士物の注文もあるが、今のところ婦人ものを中心に生産している。
大統領選などで、チーフなどをあずさ製にすると、票の伸びがずいぶん違うらしい。
世界各国では、一刻も早い出店を促されるが、花丸での服飾部門はあずさブランドだけではない。いくら、社長の娘だからと言って、あまり人員を割いてもらうわけにもいかず、困っている。
デザイナーは、あずさひとりでやっているから。イメージがわかないとなかなか仕事が進まない。
洋裁学校やデザインスクールで一緒にやっていた同級生たちが、手伝ってくれるものの護符の意味合いがあるので、任せられることと任せられないことがある。
おかげで最近、全然デートができない。
あずさの彼氏は、前田元一、いわゆる社内恋愛で元一は経理課の課長代理をしている。
元一のお母様が、あずさブランドのファンで元一がまだ大学生だったころ、会計士補の試験であずさ製のハンカチを持参したところ、見事合格し、その後世界3大監査法人で2年間実務経験を積み、この春に、花丸に就職したばかりの新入社員だが、同い年ということもあり、すぐに打ち解け、付き合いが始まったのだ。
出会いは、社内の休憩スペース自販機の前で、あずさが100円玉を落っことしたところ、元一が這いずり回って、一緒に探してくれたところから始まる。
「あった!あったよ。」
「ごめんなさい。あなたの背広のズボンを汚してしまって、お詫びにコーヒーでは安すぎるか。ははは。」
「あはは。」
それからは、休憩タイムを合わせて、一緒に過ごすようになったのだが、まだ清い関係のままで恋人というわけではない。時折、退社時間を合わせて、食事に行くなどデートを重ねている。
今日やっと、お互いの時間を合わせることができて、久しぶりのデートなのだ。
休憩室で待ち合わせをして、帰ろうとしていると
「ああ、やっぱりここにいらっしゃった。ちょっとパタンナーのことでご相談が……。」
「ええ!これから、出かけるのよ。」
「大丈夫です。時間は取らせませんから。」
休憩室にちょうど元一が入ってきたところ、様子を見て、戻ろうとしている。
「でも……。じゃ、ちょっとだけなら、すぐ戻ります。」
「?」
服飾部のスタッフは怪訝な顔をしている。もちろん、あずさは元一に言っているのだが、付き合っていることを知らないスタッフは、首をかしげておかしな顔をしている。
本当にすぐ終わる用事だったので、良かった。なんなら明日でも良かったようなものだったのだが、先に聞いておきたいということだったのだ。
再び休憩室へ戻ると、元一がいて、目配せをして一緒に出る。
会社を出て歩いて銀座に向かう。もう、すっかり紅葉が落ち葉となり、道端に絨毯のよう。会社を出てしばらくしてから、手をつなぐ。右手を彼のポケットに入れて、温かいし、目立たないから?
「早かったんだね?仕事はもういいの?」
「明日でもいいようなことだったのよ。今日は出かけるから定時に帰るって言ってたのに、私が帰らないと、みんな帰れないでしょ?だから、本当に定時に出たのに。」
「じゃぁもう、あの休憩室はバレてしまったから、待ち合わせには使えないね。本館の屋外テラスはどう?」
「え?寒いよぉ。」
「俺が温めてやるよ。」
「きゃぁっ、嬉しい。」
元一は、我ながら大胆なことを言い、赤面している。ポケットの中であずさの手を握りしめる。今夜こそ、決める。と思っているのだが、うまくいくかどうか自信がない。拒否されたらどうしようか?こういう時あずさブランドの何かが効果がある。
銀座のホテルのレストランでフレンチのフルコースを予約したのだ。当然、上階の部屋もついでに予約したのだが……。
あずさに酒を飲ませて、酔わせて、休憩というパターンが理想的なのだが……いやいや、恋人になろうと、誘ったほうがいいか?
だんだん無口になっていく元一にあずさの不安が募る。やっぱり、さっきのこと怒っているのかな?食事時間予約してくれただろうし、それに今夜こそ、キスまではしてほしい。
手をつなぐようになったのも、つい最近のことで。花火を見に行ったときなんか、はぐれるので手を繋いでほしいと言ったにもかかわらず、大丈夫だから、とずんずん前に行くばかり。
いつまでも二人の仲が進展しないから、不安なのだ。元一は若くして公認会計士の資格を持ち、管理部門では、将来の役員候補と噂されるほど優秀で、他の女子社員に人気がある。独身で背が高く男前だから、それに自販機の下を覗いてまで、あずさの100円玉を見つけてくれた親切で気さくで優しいところがあるから。
あずさは女性として、魅力が乏しいのかもしれない。という不安がある。おっぱいもさほど大きくないし、小さいというほど小さくはない。Cカップ程度では、男性は満足しないのかもしれない。
モデルさんに聞くと、クリームタイプのバストアップがあるとか?ないとか?今夜キスもしてもらえないようなら、試してみようかしら。
元一がワインをティスティングしている。
「今度ね、紳士物を発表するにあたり、試作品を作ってみたの、よければ元一さんに試着してもらおうと思ってね。」
「え?ありがとう。似合うといいけど。」
「絶対、似合うと思う。だって元一さんをイメージして作ったんだもん。」
そういって、紙袋の中からいくつか取り出すあずさ。ネクタイ、ハンカチ、ポーチ……etc、その中で、まず元一が手に取ったものは、やはりネクタイ。
「ちょっと着けてもいいかな?」
襟元のネクタイを緩め、すぐさま新しいネクタイと交換する。似合ってなくてもいいのだ。この日の機会を逃さないために、後一押しの運のために。
あずさは、手鏡を元一に渡す。
「わ、カッコイイ、やっぱり似合うと思ったわ。」
「ありがとう。何と言っていいか、勇気が漲ってくるようだ。」
「え?なんの勇気?」
「思い切って言うよ。僕と結婚してください。」
恋人に、と言おうとして結婚と言ってしまったが、もういい。
「え?いいの?私でいいの?もちろん、喜んで。」
今夜、キスしてもらおうと思っていたら、結婚話が出て、舞い上がってしまった。結婚したら、もう他の女子社員に取られる心配がない。場合によれば、成り行きで、今夜抱いてもらえるかもしれない。一応、キスのために勝負下着を着てきてよかった。
それからの食事は、フルコースだから美味しいはずなのに、食事を味わうどころか、二人は結婚話で盛り上がる。そして、二人とも今後の話し合いをするため部屋に行くことを了解するのである。
「次、ボーナスが入ったら、指輪を買いに行こう。」
「ありがとう。気を遣わせちゃって。」
あずさはもう、前世洋子時代よりも盛り上がって、舞い上がっている。洋子の時は、古家英彦が手を出すのが早すぎて、気がついたら押し倒されて最後までいってたから。
今度みたいに、元一が紳士的でよかった。心の準備ができてから、コトに及べるもの。
安心しているけれど、元一はそもそも今夜のデートで決めるつもりで最初から、部屋を予約しているのだ。そこのところを何もわかっていないあずさ。ま、いいけど、好きで抱かれるのだから問題はない。
行きがかり上、結婚話になったにすぎないのだ。恋人を通り越してのいきなりの婚約者に、元一は面食らっているものの、あずさは社内でも社長の娘だから狙っている男子社員が多い。
元一と付き合っていることは、今は秘密にしているが、今度の忘年会でお持ち帰りすると張り切っている社員も大勢いる。
だから、今夜決める。
そして、婚約を発表する。そうすれば、誰にも手は出せない。
食事が終わり、フロントで鍵を受け取り、二人は上階へのエレベーターに乗り込む。嬉し恥ずかし、ドキドキワクワク。
部屋に着くなり、元一はあずさを抱きしめ、入念にキスをする。
もう、あずさは待ちに待ったキスでうっとりしているが、それだけでは終わらない。コートを脱がされ、きちんとハンガーにかけないまま、その場でワンピースのファスナーにまで手をかけられ、タイツを脱がされ、下着姿になったところをお姫様抱っこされて、ダブルベッドの上へ放り投げられた。
元一も慌てて全部服を脱ぎ、上から覆いかぶさる。そして、またキス。唇から口の中、そして耳朶から首筋、そして小さいバストへ。揉んでつまんで吸い上げられるたびに、忘れ去っていた快感が……怒涛のように、押し寄せる。
たっぷり愛し合った後は、二人で田園調布の自宅へ行き、あずさの両親に結婚することへの報告をする。
あずさの両親は、大層喜んでくれ、明日朝、朝礼で発表すると言ってくれたのだ。
そして、あずさは結婚し、元一は花丸家へ養子に迎えられる。将来の役員候補である。代表権を持たすかどうかは、わからないが財務の数字に強いことは有力候補になり得る。
あずさのカラダを買った洋子は、花丸を世界トップ企業に押し上げ、服飾業界に革命をもたらしたのである。
結婚してからのあずさブランドは、今までのあと一押しの運気上昇に加え、幸せ、恋愛成就の運気も上がるようになり、若い女性からは、取り合いになるほどの引っ張りだこのヒット商品となる。また、紳士物も大出世の守護服として、有名になり、選挙戦では、必ずあずさブランドの手袋やタオル、ハンカチが用いられるようになったのだ。
他のブランドもあずさのまねをすべく神社でお祓い、祈祷をしたものを売り出すがこちらは、さほどの護符効果がなく、すぐに廃れていく。
そして、あずさと元一はいつまでも幸せに暮らしました。とさ。
だから、ちょっと困っている人たちには、飛ぶように売れる。紳士物の注文もあるが、今のところ婦人ものを中心に生産している。
大統領選などで、チーフなどをあずさ製にすると、票の伸びがずいぶん違うらしい。
世界各国では、一刻も早い出店を促されるが、花丸での服飾部門はあずさブランドだけではない。いくら、社長の娘だからと言って、あまり人員を割いてもらうわけにもいかず、困っている。
デザイナーは、あずさひとりでやっているから。イメージがわかないとなかなか仕事が進まない。
洋裁学校やデザインスクールで一緒にやっていた同級生たちが、手伝ってくれるものの護符の意味合いがあるので、任せられることと任せられないことがある。
おかげで最近、全然デートができない。
あずさの彼氏は、前田元一、いわゆる社内恋愛で元一は経理課の課長代理をしている。
元一のお母様が、あずさブランドのファンで元一がまだ大学生だったころ、会計士補の試験であずさ製のハンカチを持参したところ、見事合格し、その後世界3大監査法人で2年間実務経験を積み、この春に、花丸に就職したばかりの新入社員だが、同い年ということもあり、すぐに打ち解け、付き合いが始まったのだ。
出会いは、社内の休憩スペース自販機の前で、あずさが100円玉を落っことしたところ、元一が這いずり回って、一緒に探してくれたところから始まる。
「あった!あったよ。」
「ごめんなさい。あなたの背広のズボンを汚してしまって、お詫びにコーヒーでは安すぎるか。ははは。」
「あはは。」
それからは、休憩タイムを合わせて、一緒に過ごすようになったのだが、まだ清い関係のままで恋人というわけではない。時折、退社時間を合わせて、食事に行くなどデートを重ねている。
今日やっと、お互いの時間を合わせることができて、久しぶりのデートなのだ。
休憩室で待ち合わせをして、帰ろうとしていると
「ああ、やっぱりここにいらっしゃった。ちょっとパタンナーのことでご相談が……。」
「ええ!これから、出かけるのよ。」
「大丈夫です。時間は取らせませんから。」
休憩室にちょうど元一が入ってきたところ、様子を見て、戻ろうとしている。
「でも……。じゃ、ちょっとだけなら、すぐ戻ります。」
「?」
服飾部のスタッフは怪訝な顔をしている。もちろん、あずさは元一に言っているのだが、付き合っていることを知らないスタッフは、首をかしげておかしな顔をしている。
本当にすぐ終わる用事だったので、良かった。なんなら明日でも良かったようなものだったのだが、先に聞いておきたいということだったのだ。
再び休憩室へ戻ると、元一がいて、目配せをして一緒に出る。
会社を出て歩いて銀座に向かう。もう、すっかり紅葉が落ち葉となり、道端に絨毯のよう。会社を出てしばらくしてから、手をつなぐ。右手を彼のポケットに入れて、温かいし、目立たないから?
「早かったんだね?仕事はもういいの?」
「明日でもいいようなことだったのよ。今日は出かけるから定時に帰るって言ってたのに、私が帰らないと、みんな帰れないでしょ?だから、本当に定時に出たのに。」
「じゃぁもう、あの休憩室はバレてしまったから、待ち合わせには使えないね。本館の屋外テラスはどう?」
「え?寒いよぉ。」
「俺が温めてやるよ。」
「きゃぁっ、嬉しい。」
元一は、我ながら大胆なことを言い、赤面している。ポケットの中であずさの手を握りしめる。今夜こそ、決める。と思っているのだが、うまくいくかどうか自信がない。拒否されたらどうしようか?こういう時あずさブランドの何かが効果がある。
銀座のホテルのレストランでフレンチのフルコースを予約したのだ。当然、上階の部屋もついでに予約したのだが……。
あずさに酒を飲ませて、酔わせて、休憩というパターンが理想的なのだが……いやいや、恋人になろうと、誘ったほうがいいか?
だんだん無口になっていく元一にあずさの不安が募る。やっぱり、さっきのこと怒っているのかな?食事時間予約してくれただろうし、それに今夜こそ、キスまではしてほしい。
手をつなぐようになったのも、つい最近のことで。花火を見に行ったときなんか、はぐれるので手を繋いでほしいと言ったにもかかわらず、大丈夫だから、とずんずん前に行くばかり。
いつまでも二人の仲が進展しないから、不安なのだ。元一は若くして公認会計士の資格を持ち、管理部門では、将来の役員候補と噂されるほど優秀で、他の女子社員に人気がある。独身で背が高く男前だから、それに自販機の下を覗いてまで、あずさの100円玉を見つけてくれた親切で気さくで優しいところがあるから。
あずさは女性として、魅力が乏しいのかもしれない。という不安がある。おっぱいもさほど大きくないし、小さいというほど小さくはない。Cカップ程度では、男性は満足しないのかもしれない。
モデルさんに聞くと、クリームタイプのバストアップがあるとか?ないとか?今夜キスもしてもらえないようなら、試してみようかしら。
元一がワインをティスティングしている。
「今度ね、紳士物を発表するにあたり、試作品を作ってみたの、よければ元一さんに試着してもらおうと思ってね。」
「え?ありがとう。似合うといいけど。」
「絶対、似合うと思う。だって元一さんをイメージして作ったんだもん。」
そういって、紙袋の中からいくつか取り出すあずさ。ネクタイ、ハンカチ、ポーチ……etc、その中で、まず元一が手に取ったものは、やはりネクタイ。
「ちょっと着けてもいいかな?」
襟元のネクタイを緩め、すぐさま新しいネクタイと交換する。似合ってなくてもいいのだ。この日の機会を逃さないために、後一押しの運のために。
あずさは、手鏡を元一に渡す。
「わ、カッコイイ、やっぱり似合うと思ったわ。」
「ありがとう。何と言っていいか、勇気が漲ってくるようだ。」
「え?なんの勇気?」
「思い切って言うよ。僕と結婚してください。」
恋人に、と言おうとして結婚と言ってしまったが、もういい。
「え?いいの?私でいいの?もちろん、喜んで。」
今夜、キスしてもらおうと思っていたら、結婚話が出て、舞い上がってしまった。結婚したら、もう他の女子社員に取られる心配がない。場合によれば、成り行きで、今夜抱いてもらえるかもしれない。一応、キスのために勝負下着を着てきてよかった。
それからの食事は、フルコースだから美味しいはずなのに、食事を味わうどころか、二人は結婚話で盛り上がる。そして、二人とも今後の話し合いをするため部屋に行くことを了解するのである。
「次、ボーナスが入ったら、指輪を買いに行こう。」
「ありがとう。気を遣わせちゃって。」
あずさはもう、前世洋子時代よりも盛り上がって、舞い上がっている。洋子の時は、古家英彦が手を出すのが早すぎて、気がついたら押し倒されて最後までいってたから。
今度みたいに、元一が紳士的でよかった。心の準備ができてから、コトに及べるもの。
安心しているけれど、元一はそもそも今夜のデートで決めるつもりで最初から、部屋を予約しているのだ。そこのところを何もわかっていないあずさ。ま、いいけど、好きで抱かれるのだから問題はない。
行きがかり上、結婚話になったにすぎないのだ。恋人を通り越してのいきなりの婚約者に、元一は面食らっているものの、あずさは社内でも社長の娘だから狙っている男子社員が多い。
元一と付き合っていることは、今は秘密にしているが、今度の忘年会でお持ち帰りすると張り切っている社員も大勢いる。
だから、今夜決める。
そして、婚約を発表する。そうすれば、誰にも手は出せない。
食事が終わり、フロントで鍵を受け取り、二人は上階へのエレベーターに乗り込む。嬉し恥ずかし、ドキドキワクワク。
部屋に着くなり、元一はあずさを抱きしめ、入念にキスをする。
もう、あずさは待ちに待ったキスでうっとりしているが、それだけでは終わらない。コートを脱がされ、きちんとハンガーにかけないまま、その場でワンピースのファスナーにまで手をかけられ、タイツを脱がされ、下着姿になったところをお姫様抱っこされて、ダブルベッドの上へ放り投げられた。
元一も慌てて全部服を脱ぎ、上から覆いかぶさる。そして、またキス。唇から口の中、そして耳朶から首筋、そして小さいバストへ。揉んでつまんで吸い上げられるたびに、忘れ去っていた快感が……怒涛のように、押し寄せる。
たっぷり愛し合った後は、二人で田園調布の自宅へ行き、あずさの両親に結婚することへの報告をする。
あずさの両親は、大層喜んでくれ、明日朝、朝礼で発表すると言ってくれたのだ。
そして、あずさは結婚し、元一は花丸家へ養子に迎えられる。将来の役員候補である。代表権を持たすかどうかは、わからないが財務の数字に強いことは有力候補になり得る。
あずさのカラダを買った洋子は、花丸を世界トップ企業に押し上げ、服飾業界に革命をもたらしたのである。
結婚してからのあずさブランドは、今までのあと一押しの運気上昇に加え、幸せ、恋愛成就の運気も上がるようになり、若い女性からは、取り合いになるほどの引っ張りだこのヒット商品となる。また、紳士物も大出世の守護服として、有名になり、選挙戦では、必ずあずさブランドの手袋やタオル、ハンカチが用いられるようになったのだ。
他のブランドもあずさのまねをすべく神社でお祓い、祈祷をしたものを売り出すがこちらは、さほどの護符効果がなく、すぐに廃れていく。
そして、あずさと元一はいつまでも幸せに暮らしました。とさ。
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