164 / 208
連載
305 ゴーストシップ⑤●
しおりを挟む
ぎしぎしと、不気味な音を立てて階段を降りていく。
魔物の腹の中と思うといい気持ちはしないな。建築物を媒体とした魔物はいわば移動するダンジョンである。内部には魔物もおり、ワシらはすでに何匹かのスケルトンパイレーツを倒していた。
ちなみにワシが先頭に立ち、クロードはそのすぐ後ろを歩いている。
「す、すみませんゼフ君……さっきの暗示は結構精神的に削られるので、一度切れたらしばらくは使えなくて……」
「う、うむ……まぁ大分無理をしているようだったしな」
先刻、自身に暗示をかけてのクロードの戦いぶりは、鬼気迫るものがあった。
その反動故か、クロードの精神防御力は普段よりかなり弱っているようだ。
いつもは服の裾を掴む程度だが、今のクロードはワシの手を強く握って離さない。
突き放すわけにもいかんし、やれやれここはワシが頑張るしかあるまい。
「カカカーッ!」
「ひっ!?」
暗闇から突如飛び出してきたスケルトンパイレーツ、驚いたクロードがワシの背中にしがみつく。
全く、本当に使い物にならないようだな。
「――――まぁこの程度なら、問題はないがな」
迫り来る剣を義手で受けながら、タイムスクエアを念じる。
時間停止中に念じるのはレッドクラッシュ、ホワイトクラッシュ。
――――二重合成魔導、ノヴァークラッシュ。
白炎がスケルトンパイレーツの身体に絡み付き、その身をじゅうじゅうと焼いていく。
よろめき戸惑うその顔面に、義手を思い切り叩きつけた。
ぐしゃり、とスケルトンパイレーツの頭蓋が粉々に砕け、消滅していく。
「……ごめんなさいゼフ君、どうしてもその……ダメで……」
「誰にでも苦手なものはあるさ。それに先刻は頑張ってくれたではないか?」
「でも……うぅ……」
足手まといになっているのが相当気になるのか、クロードは俯いて小さくなっている。
とはいえこのままというのもよろしくない。
雑魚相手ならまだしも、強力な魔物があらわれればクロードを守りながらの戦闘は少々厳しいかもな。
「つまり私の出番なのねーっ!」
呼んでないのにアインが出てきた。
まぁその通りなのだが。勝手に具現化してくるのはやめろ。
「ふふふ、こういう時の為のカラードサーバント、よね?」
「わかったわかった。使ってやるから一度引っ込め」
「はーいっ♪」
「……ふふ、アインちゃんたら」
ため息を吐くワシを見て、クロードが少し表情を緩めた。
……まぁ勘弁してやるか。緊張感のない奴だが、空気を和ますのには役に立つ。
そんな事を考えながらタイムスクエアを念じる。
時間停止中に念じるのはサモンサーバントとブルークラッシュ。
――――合成召喚魔導、カラードサーバント。
光と共にあらわれたのは、まるで水のように半透明な身体となったアイン。
クロードが不思議そうに目を丸くしている。
「こ、これどうなっているんですか? ……うわっ、ぷるんぷるんしてる!」
「うふふ、気持ちいいでしょ~」
クロードが半透明のアインを指でつつくと、その部分がまるでゼリーのようにぷるんと震えた。
ブルークラッシュとの合成召喚は、アインの身体がゼリー状になるのである。
「じゃークロード、後ろ向いて」
「えと……はい、わかりましたけど……」
おずおずと後ろを向くクロードの背におぶさるように、ゼリー状のアインがドロドロと溶けるようにクロードの身体を纏っていく。
「ひゃっ!? つ、冷たっ!」
「ちょ~っと我慢しててね~」
「あははっ! く、くすぐったいです! アインちゃ……あはははっ!」
そのままズブズブと、笑い転げるクロードの身体を覆いつくし、顔の部分を残して全身を覆いつくしてしまった。
しばらくすると落ち着いたのか、クロードも感触を確かめるようにアインに包まれた手足を動かし始めた。
「これは……ん、どういう能力なんでしょうか?」
「その状態のアインは、自身をどんな形にも変える事が出来るのだが……ふむ、一度やってみた方が早いな。クロード、ちょっと身体の力を抜いてみろ」
「わかりまし……うわっ! か、身体が勝手に……?」
脱力したクロードの身体を、アインが動かしていく。
ゼリー状となったアインはターゲットの身体にまとわりつき、その動きを操る事が出来るのである。
と言ってもその力は本来のアインと大して変わらない。妨害目的で使っても相手がアインより力が強ければ効果は薄い。
こうやってクロードの動きをアインに制御して貰えば、少なくとも戦闘の邪魔になる事はあるまい。
「安心して気絶してていいからね、クロードっ!」
「何だか落ち着きませんが……確かにこれなら足手まといにはならないですね」
気合を入れ直したのか、アインを纏ったクロードはワシの前に出て歩き始める。
アインと触れ合っている事で、少しは安心感もあるのだろうか。
思わぬ副次効果だが……これはやはり使い道なさそうだな。
見た目もアレだしな。
ともあれワシらは船内を進んでいく。
アインを纏ったクロードの動きは普段に比べると幾分か劣るが、まともに前衛を張れる程度には戻っていた。
「コカカ……!」
「キカカ……!」
カタカタと骨を鳴らしながら通路からあらわれたスケルトンパイレーツ二体の前に、怯まず立ち塞がる。
「はぁぁっ!」
掛け声と共にスケルトンパイレーツに斬りかかり、白く輝く刃で一撃の元に斬り捨てる。
――――白閃華。といってもクロードは剣に魔力を込めるだけ。振るうのはアインであるが。
苦し紛れに剣を振るうスケルトンパイレーツだが、背中に目でも付いているかのような最小の動きで刺突を躱し、くるりと回転して薙ぎ払うように剣を振るった。
ざん、と真っ二つになったスケルトンパイレーツが、細かい粒子のようになって消滅していく。
見事なものではないか。
そう思いクロードの方をちらりと見ると、その目はぎゅっと閉じられていた。
(いやークロードってば、目を開けてたらまともに動けないから私が身体を動かすのに合わせて全力で剣を振るってるのよねぇ)
(それはそれで器用だな……)
自身の動きを完全に人任せにするとは、ある意味勇気があるな。
まぁおかげでワシは楽が出来ているのだ、ここはクロードに任せて魔力を温存しておこう。
カラードサーバントを維持しながら魔導を使うと、すぐに枯渇してしまうからな。
階段を降りていく。
そろそろ船の底だろうか。結構暗い。
目が慣れていなければ、何も見えなかっただろう。
所々床に穴が空き、浸水しているのが見える。
確か取り付けられていた小舟はあっちの方向だったかな。
「おじいっ! クロードっ! 何か来るよっ!」
「む」
アイン(クロード)の指差す方を向き直る。
ぺたり、ぺたりと水音を溜らせながら、暗闇の中からあらわれたのは、クラシックな船長姿をした魔物。
その身体はやはり朽ちており、片目も溶け落ちて腐った肉体は腐臭を放っている。
まさにゾンビといった感じの魔物に、スカウトスコープ念じる。
ドレイクデッド
レベル78
352891/352891
この手の魔物は見慣れているワシから見ても、結構グロい。
耐性のないクロードが見たら、ひとたまりもないだろう。
絶対に目を開けさせてはならない。
「ボス……ですよね」
「あぁ、引き続き目を開けない方がいいぞ、クロード」
「あはは、最初から開けるつもりはありませんよ!」
頼もしい返事を聞きながら、ドレイクデッドへと向き直るのだった。
魔物の腹の中と思うといい気持ちはしないな。建築物を媒体とした魔物はいわば移動するダンジョンである。内部には魔物もおり、ワシらはすでに何匹かのスケルトンパイレーツを倒していた。
ちなみにワシが先頭に立ち、クロードはそのすぐ後ろを歩いている。
「す、すみませんゼフ君……さっきの暗示は結構精神的に削られるので、一度切れたらしばらくは使えなくて……」
「う、うむ……まぁ大分無理をしているようだったしな」
先刻、自身に暗示をかけてのクロードの戦いぶりは、鬼気迫るものがあった。
その反動故か、クロードの精神防御力は普段よりかなり弱っているようだ。
いつもは服の裾を掴む程度だが、今のクロードはワシの手を強く握って離さない。
突き放すわけにもいかんし、やれやれここはワシが頑張るしかあるまい。
「カカカーッ!」
「ひっ!?」
暗闇から突如飛び出してきたスケルトンパイレーツ、驚いたクロードがワシの背中にしがみつく。
全く、本当に使い物にならないようだな。
「――――まぁこの程度なら、問題はないがな」
迫り来る剣を義手で受けながら、タイムスクエアを念じる。
時間停止中に念じるのはレッドクラッシュ、ホワイトクラッシュ。
――――二重合成魔導、ノヴァークラッシュ。
白炎がスケルトンパイレーツの身体に絡み付き、その身をじゅうじゅうと焼いていく。
よろめき戸惑うその顔面に、義手を思い切り叩きつけた。
ぐしゃり、とスケルトンパイレーツの頭蓋が粉々に砕け、消滅していく。
「……ごめんなさいゼフ君、どうしてもその……ダメで……」
「誰にでも苦手なものはあるさ。それに先刻は頑張ってくれたではないか?」
「でも……うぅ……」
足手まといになっているのが相当気になるのか、クロードは俯いて小さくなっている。
とはいえこのままというのもよろしくない。
雑魚相手ならまだしも、強力な魔物があらわれればクロードを守りながらの戦闘は少々厳しいかもな。
「つまり私の出番なのねーっ!」
呼んでないのにアインが出てきた。
まぁその通りなのだが。勝手に具現化してくるのはやめろ。
「ふふふ、こういう時の為のカラードサーバント、よね?」
「わかったわかった。使ってやるから一度引っ込め」
「はーいっ♪」
「……ふふ、アインちゃんたら」
ため息を吐くワシを見て、クロードが少し表情を緩めた。
……まぁ勘弁してやるか。緊張感のない奴だが、空気を和ますのには役に立つ。
そんな事を考えながらタイムスクエアを念じる。
時間停止中に念じるのはサモンサーバントとブルークラッシュ。
――――合成召喚魔導、カラードサーバント。
光と共にあらわれたのは、まるで水のように半透明な身体となったアイン。
クロードが不思議そうに目を丸くしている。
「こ、これどうなっているんですか? ……うわっ、ぷるんぷるんしてる!」
「うふふ、気持ちいいでしょ~」
クロードが半透明のアインを指でつつくと、その部分がまるでゼリーのようにぷるんと震えた。
ブルークラッシュとの合成召喚は、アインの身体がゼリー状になるのである。
「じゃークロード、後ろ向いて」
「えと……はい、わかりましたけど……」
おずおずと後ろを向くクロードの背におぶさるように、ゼリー状のアインがドロドロと溶けるようにクロードの身体を纏っていく。
「ひゃっ!? つ、冷たっ!」
「ちょ~っと我慢しててね~」
「あははっ! く、くすぐったいです! アインちゃ……あはははっ!」
そのままズブズブと、笑い転げるクロードの身体を覆いつくし、顔の部分を残して全身を覆いつくしてしまった。
しばらくすると落ち着いたのか、クロードも感触を確かめるようにアインに包まれた手足を動かし始めた。
「これは……ん、どういう能力なんでしょうか?」
「その状態のアインは、自身をどんな形にも変える事が出来るのだが……ふむ、一度やってみた方が早いな。クロード、ちょっと身体の力を抜いてみろ」
「わかりまし……うわっ! か、身体が勝手に……?」
脱力したクロードの身体を、アインが動かしていく。
ゼリー状となったアインはターゲットの身体にまとわりつき、その動きを操る事が出来るのである。
と言ってもその力は本来のアインと大して変わらない。妨害目的で使っても相手がアインより力が強ければ効果は薄い。
こうやってクロードの動きをアインに制御して貰えば、少なくとも戦闘の邪魔になる事はあるまい。
「安心して気絶してていいからね、クロードっ!」
「何だか落ち着きませんが……確かにこれなら足手まといにはならないですね」
気合を入れ直したのか、アインを纏ったクロードはワシの前に出て歩き始める。
アインと触れ合っている事で、少しは安心感もあるのだろうか。
思わぬ副次効果だが……これはやはり使い道なさそうだな。
見た目もアレだしな。
ともあれワシらは船内を進んでいく。
アインを纏ったクロードの動きは普段に比べると幾分か劣るが、まともに前衛を張れる程度には戻っていた。
「コカカ……!」
「キカカ……!」
カタカタと骨を鳴らしながら通路からあらわれたスケルトンパイレーツ二体の前に、怯まず立ち塞がる。
「はぁぁっ!」
掛け声と共にスケルトンパイレーツに斬りかかり、白く輝く刃で一撃の元に斬り捨てる。
――――白閃華。といってもクロードは剣に魔力を込めるだけ。振るうのはアインであるが。
苦し紛れに剣を振るうスケルトンパイレーツだが、背中に目でも付いているかのような最小の動きで刺突を躱し、くるりと回転して薙ぎ払うように剣を振るった。
ざん、と真っ二つになったスケルトンパイレーツが、細かい粒子のようになって消滅していく。
見事なものではないか。
そう思いクロードの方をちらりと見ると、その目はぎゅっと閉じられていた。
(いやークロードってば、目を開けてたらまともに動けないから私が身体を動かすのに合わせて全力で剣を振るってるのよねぇ)
(それはそれで器用だな……)
自身の動きを完全に人任せにするとは、ある意味勇気があるな。
まぁおかげでワシは楽が出来ているのだ、ここはクロードに任せて魔力を温存しておこう。
カラードサーバントを維持しながら魔導を使うと、すぐに枯渇してしまうからな。
階段を降りていく。
そろそろ船の底だろうか。結構暗い。
目が慣れていなければ、何も見えなかっただろう。
所々床に穴が空き、浸水しているのが見える。
確か取り付けられていた小舟はあっちの方向だったかな。
「おじいっ! クロードっ! 何か来るよっ!」
「む」
アイン(クロード)の指差す方を向き直る。
ぺたり、ぺたりと水音を溜らせながら、暗闇の中からあらわれたのは、クラシックな船長姿をした魔物。
その身体はやはり朽ちており、片目も溶け落ちて腐った肉体は腐臭を放っている。
まさにゾンビといった感じの魔物に、スカウトスコープ念じる。
ドレイクデッド
レベル78
352891/352891
この手の魔物は見慣れているワシから見ても、結構グロい。
耐性のないクロードが見たら、ひとたまりもないだろう。
絶対に目を開けさせてはならない。
「ボス……ですよね」
「あぁ、引き続き目を開けない方がいいぞ、クロード」
「あはは、最初から開けるつもりはありませんよ!」
頼もしい返事を聞きながら、ドレイクデッドへと向き直るのだった。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
