149 / 208
連載
290 外の世界へ③●
しおりを挟む
「んふふ、どーおゼフ? 新しい服よ♪」
着替え終わったミリィは、ワシに見せつけるようにくるりと一回転した。
新調した服は細かいデザインは変わっているようだが、色合いなどはいつもと似たようなものだ。
ぶっちゃけ大して変わらないように見える。
「……まぁいいのではないか? 似合っているぞミリィ」
「えへへ、ありがとっ♪」
上機嫌で笑うミリィ。ちょろい。
デザインは細かい部分しか変わらないが、装備のレベルは二段階は上のものだ。
魔法繊維を編み込まれた布は非常に丈夫で、金属程ではないが高い防御力を誇る。
ちなみにワシの買った装備も似たような感じである。
軽鎧も考えたが、やはり重いと動きにくいといざという時に集中力を乱すからな。
せいぜい肘や膝にプロテクターを付ける程度だ。
「そうそう♪ 慣れたものが一番ってね」
「……レディアはもう少し厚着でもいいのではないか」
レディアの衣服は相変わらずの露出度だ。
いくらなんでも掠っただけでダメージを受けそうな格好はどうかと思うのだが。
「んー私はギリで躱す事も多いから、服に引っかかって逆にヤバくなったりもするのよねぇ。下手に掠ると、服が巻き込まれて動けなくなることもあるし」
「なるほどな」
確かに、そういう考えもあるのか。
回避力のある者が前衛を張る場合、妙に露出度が高い鎧を着ていることがあるが、そんな理由だったとは。
まぁ本人がいいならいいのだろう。
そもそもレディアがまともに攻撃を受けた事など、殆んどないしな。
目に毒なのが玉にキズだが。
「さて、目当てのものも買ったし、私はケーキ買いに行ってくるー♪」
「おぉ、いいねぇ~じゃあ私もついてこっかな~せっちんも行こうよ!」
「……別に構わない。やることも無いしな」
ミリィとレディア、セルベリエはケーキを食べに行くらしい。
先刻、ここのデパートには美味いケーキ屋があるとレディアが言っていたのだ。
「ボクも少し行きたい所があるので失礼します。シルシュさんも一緒にね」
「うぅ……行ってきます……」
シルシュの手を握り締め、ほほ笑むクロード。
どうやら二人は用事があるそうだ。
ワシもちょっと見たいものがあったからな。丁度よかった。
「ではしばし自由行動にしよう。夕方にデパートの入り口集合だ」
「さんせーっ♪」
「わかりました、それではまた後で」
皆と別れ、目当てのものを探しに行く。
ここの品揃えなら多分あるだろう。だが広いな……どこから探したものやら。
デパートガールに訪ねようと探していると、何やら遠くからこちらに向かって来る者がいる。
あれは……げっ、アードライだ。
「やぁやぁこんにちは、お久しぶりです。ゼフ君」
「……よう、久しぶりではないか」
ネクタイを締め直したアードライは、落ち着きなく周囲をキョロキョロと見渡している。
「えぇと……ところでその、ミリィさ……じゃなくて他の皆さんはどちらにいらっしゃるので?」
やはり目当てはミリィか。
この男、やり手の商人ではあるがロリコンで、ミリィにご執心なのである。
時折、ミリィ目当てでレディアの店に行っているのを何度か見たことがあるのだ。
ちなみにそれをレディアに利用され、色々と買わされていた。
「丁度いい、探しものがあるのだ」
「そ、それよりミリィさんは……」
「今は別行動中だ。ワシの用事が終わったらだな」
「本当でございますねっ!」
なんという食いつき具合。
こいつとミリィは絶対会わせてはならない。ワシはそう強く確信した。
……後で適当にはぐらかそう。
「それで何をお探しでしょうかっ!?」
「うむ……えぇとだな」
アードライに案内させようとすると、遠くからデパートガールが駆け寄ってきた。
思わず目を奪われる美しい女性だ。走るたび豊かな胸が揺れている。
「会長! そのようなお仕事は私たちが!」
「いいから、君たちには自分の仕事に戻りなさい」
「は、はい!」
だがそんな彼女たちに、厳しい表情で言い放つアードライ。
ミリィを見る時のような下心に満ちた感じは全くない。
この男……生粋のロリコンである。
「では行きましょうか、ゼフさん!」
「う、うむ……」
きり、とした顔でワシを見るアードライ。
ある意味すごい男なのかもしれない。やはり絶対に会わせるわけにはいかないな。
ともあれ用事を済ませるとするか。
「実は使い魔用の装備が欲しくてな……」
「わーいっ! 私の武器、買ってくれるのっ!?」
呼んでいないのにいきなりアインが飛び出してくる。
おい人前で出て来るのは止めろ。周りの人がびっくりしているではないか。
「それはゼフさんの使い魔ですかな? ふむ、中々可愛らしいではありませんか」
と、いいつつアインを見るアードライの目は冷ややかなものだ。
どうやらアインは好みではなかったようである。
成長する前のアインだったら危なかったかもしれないが。
「でもさ、私を呼んでからおじいが武器を渡してくれるの? めんどくない?」
「使い魔専用の装備は特殊な素材で出来ていてな。普段から持たせておけば召喚の際、同時に具現化されるのだ」
「へぇ~すごいねぇ……」
異界から呼び出した鉱物や、様々な物質を加工して作られた特殊な素材である。
余談だがこれらの特殊素材もある意味では使い魔であり、こういった特殊な使い魔を呼び出せる魔導師は戦闘力こそないものの重宝されているのだ。
「成程、それならばこちらでございます」
アードライに連れて行かれた先には、沢山の使い魔用装備が置かれていた。
それを見て、アインはキラキラと目を輝かせている。
「わぁ~っ! この中から好きなの選んでいいのねっ! 私この剣がいいっ! おっきいしカッコイイ!」
「馬鹿者、そんな予算があるものか。お前はこっちだ」
アインの首根っこを掴み、アクセサリーのコーナーへ連れて行く。
使い魔は主に身体能力向上系のアクセサリーを付ける場合が多い。
汎用性が高いし、そもそも使い魔用の武器防具は特殊素材を使う量が多く、恐ろしく高いのだ。
余程の金持ちでもないと幾つも買えない。
「こちらなどどうでしょう? ラミアの髪飾りといい、魔力が向上しますが」
「攻撃力や敏捷性が上がるものがいいな」
「なるほど、意外と肉弾系なのですね。……でしたら丁度よいものが」
ショーケースを開け、ゴソゴソと中を漁り取り出したのは金色のリングである。
これはエーギルリングといい、攻撃力を中心に全ての能力が向上するもので、その中でも効果が高いものである。
「ちなみにお値段は……こんなものですが」
「……高いな」
七百万ルピ、ワシの全身装備の合計より高いぞ。
うーむ、だがカラードアインは結構強いからな。
これを買えばしばらくは何も買わずに済むか。
「おおーキレーっカッコイー♪」
アインも気に入っているようだ。
腕に嵌めて角度を変え、リングが光るのを楽しんでいる。
「こちらをお買い上げですね……えぇと、ではミリィさんの所へ……」
「ねぇおじい、他のも見てもいーい?」
アードライの言葉を、アインが遮る。
まだまだ物足りないといった顔だ。
カラードサーバントの時もやたら楽しげだったし、こういうのが好きなのだろう。
「好きなだけ見るといい」
「わーい!」
「…………」
喜ぶアインを見て、無言になるアードライ。
早く終わらせてミリィの所に案内させようとするとしたのだろうが、甘かったな。
くっくっと笑いながら、色々と付け替えしているアインを眺めるのであった。
着替え終わったミリィは、ワシに見せつけるようにくるりと一回転した。
新調した服は細かいデザインは変わっているようだが、色合いなどはいつもと似たようなものだ。
ぶっちゃけ大して変わらないように見える。
「……まぁいいのではないか? 似合っているぞミリィ」
「えへへ、ありがとっ♪」
上機嫌で笑うミリィ。ちょろい。
デザインは細かい部分しか変わらないが、装備のレベルは二段階は上のものだ。
魔法繊維を編み込まれた布は非常に丈夫で、金属程ではないが高い防御力を誇る。
ちなみにワシの買った装備も似たような感じである。
軽鎧も考えたが、やはり重いと動きにくいといざという時に集中力を乱すからな。
せいぜい肘や膝にプロテクターを付ける程度だ。
「そうそう♪ 慣れたものが一番ってね」
「……レディアはもう少し厚着でもいいのではないか」
レディアの衣服は相変わらずの露出度だ。
いくらなんでも掠っただけでダメージを受けそうな格好はどうかと思うのだが。
「んー私はギリで躱す事も多いから、服に引っかかって逆にヤバくなったりもするのよねぇ。下手に掠ると、服が巻き込まれて動けなくなることもあるし」
「なるほどな」
確かに、そういう考えもあるのか。
回避力のある者が前衛を張る場合、妙に露出度が高い鎧を着ていることがあるが、そんな理由だったとは。
まぁ本人がいいならいいのだろう。
そもそもレディアがまともに攻撃を受けた事など、殆んどないしな。
目に毒なのが玉にキズだが。
「さて、目当てのものも買ったし、私はケーキ買いに行ってくるー♪」
「おぉ、いいねぇ~じゃあ私もついてこっかな~せっちんも行こうよ!」
「……別に構わない。やることも無いしな」
ミリィとレディア、セルベリエはケーキを食べに行くらしい。
先刻、ここのデパートには美味いケーキ屋があるとレディアが言っていたのだ。
「ボクも少し行きたい所があるので失礼します。シルシュさんも一緒にね」
「うぅ……行ってきます……」
シルシュの手を握り締め、ほほ笑むクロード。
どうやら二人は用事があるそうだ。
ワシもちょっと見たいものがあったからな。丁度よかった。
「ではしばし自由行動にしよう。夕方にデパートの入り口集合だ」
「さんせーっ♪」
「わかりました、それではまた後で」
皆と別れ、目当てのものを探しに行く。
ここの品揃えなら多分あるだろう。だが広いな……どこから探したものやら。
デパートガールに訪ねようと探していると、何やら遠くからこちらに向かって来る者がいる。
あれは……げっ、アードライだ。
「やぁやぁこんにちは、お久しぶりです。ゼフ君」
「……よう、久しぶりではないか」
ネクタイを締め直したアードライは、落ち着きなく周囲をキョロキョロと見渡している。
「えぇと……ところでその、ミリィさ……じゃなくて他の皆さんはどちらにいらっしゃるので?」
やはり目当てはミリィか。
この男、やり手の商人ではあるがロリコンで、ミリィにご執心なのである。
時折、ミリィ目当てでレディアの店に行っているのを何度か見たことがあるのだ。
ちなみにそれをレディアに利用され、色々と買わされていた。
「丁度いい、探しものがあるのだ」
「そ、それよりミリィさんは……」
「今は別行動中だ。ワシの用事が終わったらだな」
「本当でございますねっ!」
なんという食いつき具合。
こいつとミリィは絶対会わせてはならない。ワシはそう強く確信した。
……後で適当にはぐらかそう。
「それで何をお探しでしょうかっ!?」
「うむ……えぇとだな」
アードライに案内させようとすると、遠くからデパートガールが駆け寄ってきた。
思わず目を奪われる美しい女性だ。走るたび豊かな胸が揺れている。
「会長! そのようなお仕事は私たちが!」
「いいから、君たちには自分の仕事に戻りなさい」
「は、はい!」
だがそんな彼女たちに、厳しい表情で言い放つアードライ。
ミリィを見る時のような下心に満ちた感じは全くない。
この男……生粋のロリコンである。
「では行きましょうか、ゼフさん!」
「う、うむ……」
きり、とした顔でワシを見るアードライ。
ある意味すごい男なのかもしれない。やはり絶対に会わせるわけにはいかないな。
ともあれ用事を済ませるとするか。
「実は使い魔用の装備が欲しくてな……」
「わーいっ! 私の武器、買ってくれるのっ!?」
呼んでいないのにいきなりアインが飛び出してくる。
おい人前で出て来るのは止めろ。周りの人がびっくりしているではないか。
「それはゼフさんの使い魔ですかな? ふむ、中々可愛らしいではありませんか」
と、いいつつアインを見るアードライの目は冷ややかなものだ。
どうやらアインは好みではなかったようである。
成長する前のアインだったら危なかったかもしれないが。
「でもさ、私を呼んでからおじいが武器を渡してくれるの? めんどくない?」
「使い魔専用の装備は特殊な素材で出来ていてな。普段から持たせておけば召喚の際、同時に具現化されるのだ」
「へぇ~すごいねぇ……」
異界から呼び出した鉱物や、様々な物質を加工して作られた特殊な素材である。
余談だがこれらの特殊素材もある意味では使い魔であり、こういった特殊な使い魔を呼び出せる魔導師は戦闘力こそないものの重宝されているのだ。
「成程、それならばこちらでございます」
アードライに連れて行かれた先には、沢山の使い魔用装備が置かれていた。
それを見て、アインはキラキラと目を輝かせている。
「わぁ~っ! この中から好きなの選んでいいのねっ! 私この剣がいいっ! おっきいしカッコイイ!」
「馬鹿者、そんな予算があるものか。お前はこっちだ」
アインの首根っこを掴み、アクセサリーのコーナーへ連れて行く。
使い魔は主に身体能力向上系のアクセサリーを付ける場合が多い。
汎用性が高いし、そもそも使い魔用の武器防具は特殊素材を使う量が多く、恐ろしく高いのだ。
余程の金持ちでもないと幾つも買えない。
「こちらなどどうでしょう? ラミアの髪飾りといい、魔力が向上しますが」
「攻撃力や敏捷性が上がるものがいいな」
「なるほど、意外と肉弾系なのですね。……でしたら丁度よいものが」
ショーケースを開け、ゴソゴソと中を漁り取り出したのは金色のリングである。
これはエーギルリングといい、攻撃力を中心に全ての能力が向上するもので、その中でも効果が高いものである。
「ちなみにお値段は……こんなものですが」
「……高いな」
七百万ルピ、ワシの全身装備の合計より高いぞ。
うーむ、だがカラードアインは結構強いからな。
これを買えばしばらくは何も買わずに済むか。
「おおーキレーっカッコイー♪」
アインも気に入っているようだ。
腕に嵌めて角度を変え、リングが光るのを楽しんでいる。
「こちらをお買い上げですね……えぇと、ではミリィさんの所へ……」
「ねぇおじい、他のも見てもいーい?」
アードライの言葉を、アインが遮る。
まだまだ物足りないといった顔だ。
カラードサーバントの時もやたら楽しげだったし、こういうのが好きなのだろう。
「好きなだけ見るといい」
「わーい!」
「…………」
喜ぶアインを見て、無言になるアードライ。
早く終わらせてミリィの所に案内させようとするとしたのだろうが、甘かったな。
くっくっと笑いながら、色々と付け替えしているアインを眺めるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました
kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」
王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。
離婚する両親のどちらと暮らすか……娘が選んだのは夫の方だった。
しゃーりん
恋愛
夫の愛人に子供ができた。夫は私と離婚して愛人と再婚したいという。
私たち夫婦には娘が1人。
愛人との再婚に娘は邪魔になるかもしれないと思い、自分と一緒に連れ出すつもりだった。
だけど娘が選んだのは夫の方だった。
失意のまま実家に戻り、再婚した私が数年後に耳にしたのは、娘が冷遇されているのではないかという話。
事実ならば娘を引き取りたいと思い、元夫の家を訪れた。
再び娘が選ぶのは父か母か?というお話です。
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
