トライアングル

五嶋樒榴

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番外編 Step1・久利

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そして俺は、すぐにクラスに馴染んだ。
自分で言うのも何だけど、結構社交的だからね。

「内野、部活何入るの?」

ゴールデンウィークが過ぎれば、仮入部から本入部に切り替わるため、俺は内野しほなに聞いた。

「私は中学からテニス部だったから、テニス部に入るよ。鉈賀は?」

テニスかって思いながら、俺も答えた。

「俺はバスケ部。俺も中学の時もバスケだったから」

部活は違ったけど、俺と内野しほなは、隣の席ってのもあるけど、だんだん会話が増えて来てた。
1学期が終わる頃には、下の名前で呼ぶようになってた。

「お前、マジ内野と仲良いよねー。内野って結構人気あるの知ってた?」

クラスメートの相沢が言ってきた。

ん?こいつ、しほな狙い?

「知らないよ。そうなんだ。俺は内野と友達だから、そう言う目で見てないから知らね」

しほなに気があるやつがいるとなんか腹が立った。
これってどう言う感情?
しほなのことが好き?
んー、なんか違うんだよね。
しほなとは、正直そう言う感情ないんだよ。
なんでか分からないけど、しほなと付き合うとか?
キスしたいとか?
それ以上とか?
なんか想像できない。
大切なんだけど、異性と意識がないって言うか。
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