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婚姻の儀 3
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「アミと皆様の前で、これよりこの二人が絆を結ぶ誓いを行います。
まずはお二人に問わねばなりません。
病める時も、健やかなる時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しい時も。
互いを愛し、敬い、慰め、遣え、助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを……誓いますか?」
そう問われた。
状況は全く理解できていなかったけれど、サヤを大切にする気があるのかと問われているのは分かっていたから、居住まいを正す。
「はい、無論です」
そう返すと、場を取り巻く住人らからの祝いの声がわっと高まり、直ぐに消えた。
サヤの返事を待っているのだ。
「……はい。誓います」
うわずって、少し震えた声だった。
けれど、ハッキリとそう口にしてくれ、拍手と歓声がまた昂まった。
暫く降り注ぐ祝いの声を聞いていたのだけど、アレクが手を上げると、またスッと静まる。
なんだかこれ……初めからそうするように、言い渡してあるみたいな雰囲気だな……。
「それではその誓いを込めた指輪を、お互いの指に添えていただきます」
え。ここで?
婚姻の儀が終わり、二人になった時を見計らって渡すはずだった。
そのためにこっそり準備していたのだ。
なのに何故かそれを今出せと言われて、焦る。ていうか、なんで知ってる⁉︎
どこにしまったかを思い出せず固まった俺の耳に、懐に入れたでしょう⁉︎ という、ハインの怒れる声が届いた。
そ、そうだ。ここに来る前に、渡された……うん。それで念入りに、落とさないようにって、懐に……。
胸に手を添えると固い感触。
上着の内側からそれを引っ張り出すと、スッと進み出てきたクララが、箱ごと俺の手から奪う。
えっ⁉︎ と、思う間も無く、俺たちのちょうど中間でそれを、捧げ持つクララ。
「お互いの指に嵌めるんでしょ」
そう小声で囁かれ、蓋の開いた紙箱を見た。
小さな座褥に結え付けられた飾り紐。それに括られた金属の輪が二つ。
それを見ていたら、ふたつのうちの大きな方をサヤが手に取り、緩く括られていた絹紐はするりと解けてしまった。
いやそれ、俺の方……と、口にする前に、サヤが花束をクララに渡し、俺の左手を取って、薬指に輪を通す。
自分の左手に収まった輪を見ていたら……、ヴフンっと、誰かの咳払い。
慌てて残った輪を取って、サヤの左手を掴んだ。
震えていた……。
緊張が、指から伝わってくる。
これだけの人数に囲まれて、こうしてここに立っていることが、サヤにはもう試練なのだと改めて理解できた。
これからサヤは、常にこの目に晒されて生きていく……。
俺の横に立つというのは、そういうことだ。
サヤの手を握る自らの手。
これがそのサヤを支えていかなければいけないのだと、改めて思った……。
親指で、緊張するサヤの手の甲を撫でたら、ひくりと揺れる。
掴んでいた掌から指先を握り直し、口付けするように持ち上げた。
「……誓いと共に、魂と生涯を君に捧げる……」
そう呟いたら、薄絹越しのサヤの視線が、こちらを向く。
「いつだって、何度だって、不安になる度確認したら良い。何度でも誓う。
俺のこれからの人生は、全てサヤと共に、時を刻むよ」
視線を合わせてそう言うと、サヤの濃い色の瞳が揺れているのが分かった。
そのままその薬指に簡素な輪を通すと、サヤの指にぴたりと沿う。
この手がしわくちゃになるまでずっと、一緒に……。
静かに見つめ合う中、厳かなアレクの声が。
「それでは、誓いの証明として口づけをどうぞ」
「えっ、ここで⁉︎」
厳粛な気分が吹き飛んだ。
ついそう口にしてしまったのだが、周りがまたどっと湧いて、囃し立てだしたから更に慌てた。
口づけしろー! はやくーっ! と、急き立てる声。
それはこの式を取り囲む領民たちからだけでなく、席に座る配下たちからも上がり…………っちょっと待て!
「お、お前たちは知ってるだろ⁉︎」
サヤがそういうの、人前でしないって、分かってるだろうが⁉︎
言外に含めてそう叫んだのだが、最前列のギルが口元に手を当て叫んだのは……。
「往生際が悪いぞー」
おっ、おま…………っ!
「お前なっ⁉︎」
「さっさとやれよほら、待ってんだろうが」
「サヤ泣かせるなって言った口で、なに泣かせるようなこと言ってる⁉︎」
なんだそれは、喧嘩売ってるのか⁉︎
半分マジで怒り、ギルに詰め寄ろうとした俺の上着が、ツンと引っ張られた。
当然、手の届く範囲にいる人物は限られており、角度的にサヤなのは分かっていたから、反射で足を止める。
「サヤ?」
嫌がるはずのサヤが引き止めるってどういうことだ? と、そう思ったのだ。
サヤは、顔を俯けていた。けれど右手は、しっかりと俺の上着を掴んでいる。
そうして、暫く葛藤していたようだったけれど……。
「ち、誓いのキスっ」
緊張にひっくり返りそうな声で、布を挟んでいても分かるくらいに赤いサヤが、そう言った。
「そういう、手順……決まり、やし」
…………嘘。
「あっ、違うっ。そっちやのうて、唇だけの方! それがキスっ」
あわあわと慌て、震える声でサヤが言う。
それにより思い出されたのは、数年前の逢瀬でサヤが羞恥に染まり、叫んだ言葉。
わっ、私の国では、こういうのんは、人前でしいひんの!
キスだって、しいひんのに、こっちはもっと、しいひんの!
啄む口づけの方が、キス、なのだ。俺の読みは当たっていた。
だけどそれを確認しようとしたら泣かれたんだよな……。
え、じゃあ……口づけって……人前ではしないって言った口づけの方って、どこで……?
そう思ったのだけど、周りからの早くやれという罵声や歓声が更に高まり、確認するどころじゃない。
つまりあれだ。
今やってるのは、サヤの国の婚姻の儀なのだ。
ならそれは、きっちりと、やり切らなきゃ駄目だ。
「どうすれば良い? このまま布越しにするの?」
「……ヴェールは、新郎が持ち上げて、後ろに……」
サヤの助言に従って、顔の前に垂れた紗の薄絹に手を掛けた。
それを恐る恐る持ち上げると、その時初めて、花嫁衣装を纏うサヤの全てが晒された。
今まで見えていたつもりで見えていなかったんだなと、理解した。
真っ直ぐな絹のような黒髪が、サヤの輪郭に沿って流れ落ち。
長い睫毛に縁取られた鳶色の瞳の端と、ふっくりした唇に引かれた紅が、とてつもなく鮮明で……。
あまり彫りの深くないサヤの面立ちが、白と黒と赤で、神秘的なほど浮き立ち美しく、神々しかった。
自然と吸い寄せられた。
サヤが何か言おうと上向けた唇に、そのまま被せるように唇を押し付けて。
ブワッと溢れた拍手で我に返り、慌ててもぎ離す。
ヤバかった。我を忘れかけたよ……。啄む方じゃない方しそうになった。
拍手とおめでとうの声が、凄まじかった。
それが俺たちに降り注いでいるだなんて、考えられない。
こんなにも祝福されているなんて。
俺たちの幸せを、これほどの人が、我がこととしてくれているなんて……。
「皆が証人となり、この婚姻が正しく結ばれたことを、ここに宣言致します。
では最後に。こちらへお二人の署名を」
アレクがそう言い、手に持っていた革製の台紙を机に置いた。
先程アレクが口にした近いの言葉が記され、その下に並ぶ線が二本……。
そのうちのひとつに、俺は自らの名を記した。
レイシール・ハツェン・セイバーン
小夜・鶴来野・セイバーン
「……ほんまは京都って、書くんや思うけど……」
ぽそりとサヤの声。
貴族でなければ、地域名を氏の代わりに記すのにと、サヤは言ったのだろう。
「良いんだ。これが良い」
うん。これが良い。サヤが誰の娘か、ちゃんと分かる方が絶対に。
硝子筆を机に置き、自然と手を繋いだ。
それを待っていたかのように、パッと席を離れたメイフェイアが、サヤの長く垂れた紗を拾い集め、その端と花束をあらためてサヤに握らせた。
ぽそりと聞こえた、お幸せにという言祝ぎ。それにサヤが頬を染めて、小さくこくりと頷く。
「それでは、あなた方の家路は、この先にございます。このまま道を辿ってお帰りください」
示された緋毛氈の道。来た方に、今度は二人で足を進めていくと、途中からそれは白い道へと変わった。
花……だけではなく、白い紙吹雪だ。俺が歩いてきた道が、見事に白く染まっている。
道の両脇から、皆がそれを振り撒き、道を染めてくれていた。
この道を、二人で戻るならば……。
「……抱き上げて帰りたいんだけど……」
そうサヤの耳に囁いたら、首を横に振られた。
苦労させないという誓いは、受け入れられないと拒否。
「さっき誓ったんはな、二人で全部、一緒にっていうことやろ?」
だからこれで良いのだと。握る手に力を込める。
「私の足が止まる時は、レイが引っ張ってくれる。レイの足が止まる時は、私が引っ張る」
俺の女神はそう言って、白い道を見据えた。
「そういう約束や」
「うん……そうだった」
お互いに言葉を交わしたのは、それが最後だった。
握っていた手を、指まで絡める形に結び直して、俺たちは白い花弁の舞う中を、並んで前に、踏み出した。
まずはお二人に問わねばなりません。
病める時も、健やかなる時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しい時も。
互いを愛し、敬い、慰め、遣え、助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを……誓いますか?」
そう問われた。
状況は全く理解できていなかったけれど、サヤを大切にする気があるのかと問われているのは分かっていたから、居住まいを正す。
「はい、無論です」
そう返すと、場を取り巻く住人らからの祝いの声がわっと高まり、直ぐに消えた。
サヤの返事を待っているのだ。
「……はい。誓います」
うわずって、少し震えた声だった。
けれど、ハッキリとそう口にしてくれ、拍手と歓声がまた昂まった。
暫く降り注ぐ祝いの声を聞いていたのだけど、アレクが手を上げると、またスッと静まる。
なんだかこれ……初めからそうするように、言い渡してあるみたいな雰囲気だな……。
「それではその誓いを込めた指輪を、お互いの指に添えていただきます」
え。ここで?
婚姻の儀が終わり、二人になった時を見計らって渡すはずだった。
そのためにこっそり準備していたのだ。
なのに何故かそれを今出せと言われて、焦る。ていうか、なんで知ってる⁉︎
どこにしまったかを思い出せず固まった俺の耳に、懐に入れたでしょう⁉︎ という、ハインの怒れる声が届いた。
そ、そうだ。ここに来る前に、渡された……うん。それで念入りに、落とさないようにって、懐に……。
胸に手を添えると固い感触。
上着の内側からそれを引っ張り出すと、スッと進み出てきたクララが、箱ごと俺の手から奪う。
えっ⁉︎ と、思う間も無く、俺たちのちょうど中間でそれを、捧げ持つクララ。
「お互いの指に嵌めるんでしょ」
そう小声で囁かれ、蓋の開いた紙箱を見た。
小さな座褥に結え付けられた飾り紐。それに括られた金属の輪が二つ。
それを見ていたら、ふたつのうちの大きな方をサヤが手に取り、緩く括られていた絹紐はするりと解けてしまった。
いやそれ、俺の方……と、口にする前に、サヤが花束をクララに渡し、俺の左手を取って、薬指に輪を通す。
自分の左手に収まった輪を見ていたら……、ヴフンっと、誰かの咳払い。
慌てて残った輪を取って、サヤの左手を掴んだ。
震えていた……。
緊張が、指から伝わってくる。
これだけの人数に囲まれて、こうしてここに立っていることが、サヤにはもう試練なのだと改めて理解できた。
これからサヤは、常にこの目に晒されて生きていく……。
俺の横に立つというのは、そういうことだ。
サヤの手を握る自らの手。
これがそのサヤを支えていかなければいけないのだと、改めて思った……。
親指で、緊張するサヤの手の甲を撫でたら、ひくりと揺れる。
掴んでいた掌から指先を握り直し、口付けするように持ち上げた。
「……誓いと共に、魂と生涯を君に捧げる……」
そう呟いたら、薄絹越しのサヤの視線が、こちらを向く。
「いつだって、何度だって、不安になる度確認したら良い。何度でも誓う。
俺のこれからの人生は、全てサヤと共に、時を刻むよ」
視線を合わせてそう言うと、サヤの濃い色の瞳が揺れているのが分かった。
そのままその薬指に簡素な輪を通すと、サヤの指にぴたりと沿う。
この手がしわくちゃになるまでずっと、一緒に……。
静かに見つめ合う中、厳かなアレクの声が。
「それでは、誓いの証明として口づけをどうぞ」
「えっ、ここで⁉︎」
厳粛な気分が吹き飛んだ。
ついそう口にしてしまったのだが、周りがまたどっと湧いて、囃し立てだしたから更に慌てた。
口づけしろー! はやくーっ! と、急き立てる声。
それはこの式を取り囲む領民たちからだけでなく、席に座る配下たちからも上がり…………っちょっと待て!
「お、お前たちは知ってるだろ⁉︎」
サヤがそういうの、人前でしないって、分かってるだろうが⁉︎
言外に含めてそう叫んだのだが、最前列のギルが口元に手を当て叫んだのは……。
「往生際が悪いぞー」
おっ、おま…………っ!
「お前なっ⁉︎」
「さっさとやれよほら、待ってんだろうが」
「サヤ泣かせるなって言った口で、なに泣かせるようなこと言ってる⁉︎」
なんだそれは、喧嘩売ってるのか⁉︎
半分マジで怒り、ギルに詰め寄ろうとした俺の上着が、ツンと引っ張られた。
当然、手の届く範囲にいる人物は限られており、角度的にサヤなのは分かっていたから、反射で足を止める。
「サヤ?」
嫌がるはずのサヤが引き止めるってどういうことだ? と、そう思ったのだ。
サヤは、顔を俯けていた。けれど右手は、しっかりと俺の上着を掴んでいる。
そうして、暫く葛藤していたようだったけれど……。
「ち、誓いのキスっ」
緊張にひっくり返りそうな声で、布を挟んでいても分かるくらいに赤いサヤが、そう言った。
「そういう、手順……決まり、やし」
…………嘘。
「あっ、違うっ。そっちやのうて、唇だけの方! それがキスっ」
あわあわと慌て、震える声でサヤが言う。
それにより思い出されたのは、数年前の逢瀬でサヤが羞恥に染まり、叫んだ言葉。
わっ、私の国では、こういうのんは、人前でしいひんの!
キスだって、しいひんのに、こっちはもっと、しいひんの!
啄む口づけの方が、キス、なのだ。俺の読みは当たっていた。
だけどそれを確認しようとしたら泣かれたんだよな……。
え、じゃあ……口づけって……人前ではしないって言った口づけの方って、どこで……?
そう思ったのだけど、周りからの早くやれという罵声や歓声が更に高まり、確認するどころじゃない。
つまりあれだ。
今やってるのは、サヤの国の婚姻の儀なのだ。
ならそれは、きっちりと、やり切らなきゃ駄目だ。
「どうすれば良い? このまま布越しにするの?」
「……ヴェールは、新郎が持ち上げて、後ろに……」
サヤの助言に従って、顔の前に垂れた紗の薄絹に手を掛けた。
それを恐る恐る持ち上げると、その時初めて、花嫁衣装を纏うサヤの全てが晒された。
今まで見えていたつもりで見えていなかったんだなと、理解した。
真っ直ぐな絹のような黒髪が、サヤの輪郭に沿って流れ落ち。
長い睫毛に縁取られた鳶色の瞳の端と、ふっくりした唇に引かれた紅が、とてつもなく鮮明で……。
あまり彫りの深くないサヤの面立ちが、白と黒と赤で、神秘的なほど浮き立ち美しく、神々しかった。
自然と吸い寄せられた。
サヤが何か言おうと上向けた唇に、そのまま被せるように唇を押し付けて。
ブワッと溢れた拍手で我に返り、慌ててもぎ離す。
ヤバかった。我を忘れかけたよ……。啄む方じゃない方しそうになった。
拍手とおめでとうの声が、凄まじかった。
それが俺たちに降り注いでいるだなんて、考えられない。
こんなにも祝福されているなんて。
俺たちの幸せを、これほどの人が、我がこととしてくれているなんて……。
「皆が証人となり、この婚姻が正しく結ばれたことを、ここに宣言致します。
では最後に。こちらへお二人の署名を」
アレクがそう言い、手に持っていた革製の台紙を机に置いた。
先程アレクが口にした近いの言葉が記され、その下に並ぶ線が二本……。
そのうちのひとつに、俺は自らの名を記した。
レイシール・ハツェン・セイバーン
小夜・鶴来野・セイバーン
「……ほんまは京都って、書くんや思うけど……」
ぽそりとサヤの声。
貴族でなければ、地域名を氏の代わりに記すのにと、サヤは言ったのだろう。
「良いんだ。これが良い」
うん。これが良い。サヤが誰の娘か、ちゃんと分かる方が絶対に。
硝子筆を机に置き、自然と手を繋いだ。
それを待っていたかのように、パッと席を離れたメイフェイアが、サヤの長く垂れた紗を拾い集め、その端と花束をあらためてサヤに握らせた。
ぽそりと聞こえた、お幸せにという言祝ぎ。それにサヤが頬を染めて、小さくこくりと頷く。
「それでは、あなた方の家路は、この先にございます。このまま道を辿ってお帰りください」
示された緋毛氈の道。来た方に、今度は二人で足を進めていくと、途中からそれは白い道へと変わった。
花……だけではなく、白い紙吹雪だ。俺が歩いてきた道が、見事に白く染まっている。
道の両脇から、皆がそれを振り撒き、道を染めてくれていた。
この道を、二人で戻るならば……。
「……抱き上げて帰りたいんだけど……」
そうサヤの耳に囁いたら、首を横に振られた。
苦労させないという誓いは、受け入れられないと拒否。
「さっき誓ったんはな、二人で全部、一緒にっていうことやろ?」
だからこれで良いのだと。握る手に力を込める。
「私の足が止まる時は、レイが引っ張ってくれる。レイの足が止まる時は、私が引っ張る」
俺の女神はそう言って、白い道を見据えた。
「そういう約束や」
「うん……そうだった」
お互いに言葉を交わしたのは、それが最後だった。
握っていた手を、指まで絡める形に結び直して、俺たちは白い花弁の舞う中を、並んで前に、踏み出した。
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