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知識 4
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「とても美味でした。
さて、レイシール様。ご相談があるのですが」
昼食が終わって、食後のお茶を堪能している時、ハインが改まった感じで話をふってきた。
相談……?サヤのことかな。なに?と、促すと、こめかみを指でトントンしながら、思案しつつというように、口を開く。
きちんとまとまってないことを話す時の癖だ。ハインは、曖昧な話は嫌いだから、こんなのは珍しい。こめかみをトントンしているときは、普通黙って思案しているのだ。
「作れるかもしれません。鉄鍋のような風呂」
「へぇ……そうなん……えぇ⁉︎」
また風呂の話に戻った。
ていうか、作るの⁉︎ 作るって言ったよね? まさか自作する話⁉︎
「調理場の貯蔵庫にしまった鍋を憶えているでしょう?
運ぶのが大変だった鉄の大鍋。あれなら人が中に入れます。
あれを使って風呂を作り、健康になれるか検証するのはどうでしょうか。
鍋を使っていたかまどをそのまま利用し、衝立を立てて仕切り、調理場の一部を風呂にしてしまうのですよ。
排水等も調理場のものをそのまま利用できますし、煙も煙突に流れます。
まあ、取って付けた感じはどうしようもありませんが……」
毎日とはいかないまでも、数日に一度は利用できるのではと、ハインが言った。
たしかに……あの大鍋を使っていたかまどは調理場の隅で埃をかぶっている。
鍋は相当巨大で、持ち運びは不可能に近い。空の状態でも男二人掛かりで、天秤棒を使って上げ下ろしするような代物だ。当然竈もでかいので、その鍋専用で他に使い道が無い。調理をするために、竈も半分地下に潜るような形で作られている。でないと鍋の中が覗き込めないのだ。
こんな巨大なものを何に使っていたのか……数百人分の汁物ができる大きさなのだ。ハインは、使用人の湯浴み用に湯を沸かしていたのではと言っていたっけな。
大鍋の竈のすぐ隣には、流しが隣接している。
鍋が大きすぎるので、下ろすための場所が必要だったのだと思う。だからそのための空間を流しと兼用にしたようだ。床とほぼ同等の高さの流しで、大量の野菜を洗ったりしないため、今は使っていない。冬場、井戸の周りで作業するのが厳しい時期だけここを使っている。
「竈がいい具合に、半地下になっているでしょう?
そこから火の管理をし、かまど上部から流しまでを仕切りで囲ってしまえば、風呂と言えなくもないと思うのですよ。
調理中に一度火を起こしてしまえば、放置しておいてもある程度湯は沸かせますし、管理も片手間にできます。
流しを洗い場として使えますし……。多少の不便と羞恥に目を瞑るなら、利用可能かと」
サヤが力持ちですから、あの鉄鍋を貯蔵庫から持ち出すこともそう手間ではないはずですし、貯蔵庫のがらくたも減ります。残り湯は洗濯に利用できますと、最後にそう付け足す。
洗濯も、水で洗うより湯で洗う方が汚れが落ちる。今までは、そのためにわざわざ薪を使ったり、湯を沸かす手間が面倒だった。風呂のついでだと思えば、無駄ではないというのだ。
「身綺麗にして健康になるなら、安上がりですよ。
そもそも馬車で半日もかかる場所に病人を連れて行くのが相当手間です。悪化しますし」
医者は、連れて行くのも、連れて来るのも大変だ。
だが、それよりも……サヤの為に風呂をなんとかしてやらねばと、思っての発言と思えた。
だが、不思議でならない。ハインは、今まで俺に関することにしか興味が無いようだったのだ。俺の生活に関わるからなのか? それだけでもないよな……とにかくサヤの言葉を重く受け止めて、風呂の使える生活を整えなければと思っているようだ。
まあ、サヤの願いも叶うわけで、反対する理由はない。むしろ歓迎すべきことだよな……。
「うん、ハインが出来そうだと言うなら、いいんじゃないか?
サヤのための家具を見繕うついでに衝立や仕切りを注文すれば良いし、どうせメバックまで行くんだし」
俺が同意すると、少しホッとした顔をしてから、こほんと喉を整える。
そして、言い訳のように横を向いて、モゴモゴと言葉を続ける。
「我々が試してみて、良いと思えば、村に湯屋を作ることを考えることもできるのでは?
農民は怪我が多い。天候も関係なく畑の管理があります。
体調管理の一環として、共有できる風呂を持つのは、有意義だと思います。
鉄鍋の風呂なら、まだ手が出る値段でしょうし……」
バッサリ切って捨てたくせに、そんな風に言うんだな。
農民たちのために、先走るんじゃなく、きちんと使える方法を模索するということか。
サヤが湯屋というものを教えてくれたからこそ、まだ実現できそうな道筋が見えてきたということなのかな?
まあいいや。なんにしても、良いことに変わりはない。何か思うことがあってだろうし、そのうち話してくれるよな。
サヤの方を見ると、風呂ができるかもしれないということで、キラキラな顔復活だ。
力仕事頑張ります! と、気合も入れている。
なので、俺はそれでいこうと号令をかける。まずは風呂を作り、使ってみるということを。
「午後からの予定ですが、レイシール様が書類仕事を済ませてしまいましたしね……。
メバックに行く準備に費やしましょう。
家具は時間が掛かるでしょうから、客間のものは一通りサヤの部屋に運び込みます。
あと、何が必要か、ある程度目星は立てておきます。その上でギルに確認しましょう。
洗濯ですが……サヤ、湯と物干しを運びますので、部屋で洗って干して下さい。私たちがサヤの衣服を触るのは嫌でしょう?
あとは……ここでの生活で、普段と違うものがあればどんどん質問してもらい、練習していただくのが良いでしょうね」
テキパキと指示を出し、食事が終わったサヤに、客間の家具を、全て自室に運べるかと確認する。
サヤは、大きなものはもう無いので、全て自分で運べると思うと言ったので、ハインは無理があれば声をかけてくださいと前置きしつつ、午後のはじめの作業はそれをするようにと言った。
次に、部屋に入れる家具で、必要だと思うものを考えておくようにと伝える。
「では、サヤはそのようにお願いします。
私たちは執務室にいますから、声を掛けて下さい」
「はい」
食器を片付け、ハインは食器を洗うようだ。俺はどうしようかなと思っていたら、「ご相談したいことが多々ありますので、執務室で待機しておいて下さい」と言われた。まだ相談することがあるのか……分かった。待っときます。
執務室に移動して、とりあえずはやることがないので、今後の予定をメモに書き出しておく。
サヤの買い物と、風呂場の仕切りの注文と……メバックに行くならあと何があるかな……ギルに会う、あとマルにも会いたいな……ついでだから、分析の結果とか、途中経過だけでも聞けないかな……。
思い付くことを書きなぐっていたら、ハインがやって来た。
一通りの作業を済ませたようだ。きっちりと扉を閉めて、執務机の前に来る。その上で、何故か小声で話し出した。
「サヤは……男装で過ごしてもらうのが、良いと思うのですが」
はい?
さて、レイシール様。ご相談があるのですが」
昼食が終わって、食後のお茶を堪能している時、ハインが改まった感じで話をふってきた。
相談……?サヤのことかな。なに?と、促すと、こめかみを指でトントンしながら、思案しつつというように、口を開く。
きちんとまとまってないことを話す時の癖だ。ハインは、曖昧な話は嫌いだから、こんなのは珍しい。こめかみをトントンしているときは、普通黙って思案しているのだ。
「作れるかもしれません。鉄鍋のような風呂」
「へぇ……そうなん……えぇ⁉︎」
また風呂の話に戻った。
ていうか、作るの⁉︎ 作るって言ったよね? まさか自作する話⁉︎
「調理場の貯蔵庫にしまった鍋を憶えているでしょう?
運ぶのが大変だった鉄の大鍋。あれなら人が中に入れます。
あれを使って風呂を作り、健康になれるか検証するのはどうでしょうか。
鍋を使っていたかまどをそのまま利用し、衝立を立てて仕切り、調理場の一部を風呂にしてしまうのですよ。
排水等も調理場のものをそのまま利用できますし、煙も煙突に流れます。
まあ、取って付けた感じはどうしようもありませんが……」
毎日とはいかないまでも、数日に一度は利用できるのではと、ハインが言った。
たしかに……あの大鍋を使っていたかまどは調理場の隅で埃をかぶっている。
鍋は相当巨大で、持ち運びは不可能に近い。空の状態でも男二人掛かりで、天秤棒を使って上げ下ろしするような代物だ。当然竈もでかいので、その鍋専用で他に使い道が無い。調理をするために、竈も半分地下に潜るような形で作られている。でないと鍋の中が覗き込めないのだ。
こんな巨大なものを何に使っていたのか……数百人分の汁物ができる大きさなのだ。ハインは、使用人の湯浴み用に湯を沸かしていたのではと言っていたっけな。
大鍋の竈のすぐ隣には、流しが隣接している。
鍋が大きすぎるので、下ろすための場所が必要だったのだと思う。だからそのための空間を流しと兼用にしたようだ。床とほぼ同等の高さの流しで、大量の野菜を洗ったりしないため、今は使っていない。冬場、井戸の周りで作業するのが厳しい時期だけここを使っている。
「竈がいい具合に、半地下になっているでしょう?
そこから火の管理をし、かまど上部から流しまでを仕切りで囲ってしまえば、風呂と言えなくもないと思うのですよ。
調理中に一度火を起こしてしまえば、放置しておいてもある程度湯は沸かせますし、管理も片手間にできます。
流しを洗い場として使えますし……。多少の不便と羞恥に目を瞑るなら、利用可能かと」
サヤが力持ちですから、あの鉄鍋を貯蔵庫から持ち出すこともそう手間ではないはずですし、貯蔵庫のがらくたも減ります。残り湯は洗濯に利用できますと、最後にそう付け足す。
洗濯も、水で洗うより湯で洗う方が汚れが落ちる。今までは、そのためにわざわざ薪を使ったり、湯を沸かす手間が面倒だった。風呂のついでだと思えば、無駄ではないというのだ。
「身綺麗にして健康になるなら、安上がりですよ。
そもそも馬車で半日もかかる場所に病人を連れて行くのが相当手間です。悪化しますし」
医者は、連れて行くのも、連れて来るのも大変だ。
だが、それよりも……サヤの為に風呂をなんとかしてやらねばと、思っての発言と思えた。
だが、不思議でならない。ハインは、今まで俺に関することにしか興味が無いようだったのだ。俺の生活に関わるからなのか? それだけでもないよな……とにかくサヤの言葉を重く受け止めて、風呂の使える生活を整えなければと思っているようだ。
まあ、サヤの願いも叶うわけで、反対する理由はない。むしろ歓迎すべきことだよな……。
「うん、ハインが出来そうだと言うなら、いいんじゃないか?
サヤのための家具を見繕うついでに衝立や仕切りを注文すれば良いし、どうせメバックまで行くんだし」
俺が同意すると、少しホッとした顔をしてから、こほんと喉を整える。
そして、言い訳のように横を向いて、モゴモゴと言葉を続ける。
「我々が試してみて、良いと思えば、村に湯屋を作ることを考えることもできるのでは?
農民は怪我が多い。天候も関係なく畑の管理があります。
体調管理の一環として、共有できる風呂を持つのは、有意義だと思います。
鉄鍋の風呂なら、まだ手が出る値段でしょうし……」
バッサリ切って捨てたくせに、そんな風に言うんだな。
農民たちのために、先走るんじゃなく、きちんと使える方法を模索するということか。
サヤが湯屋というものを教えてくれたからこそ、まだ実現できそうな道筋が見えてきたということなのかな?
まあいいや。なんにしても、良いことに変わりはない。何か思うことがあってだろうし、そのうち話してくれるよな。
サヤの方を見ると、風呂ができるかもしれないということで、キラキラな顔復活だ。
力仕事頑張ります! と、気合も入れている。
なので、俺はそれでいこうと号令をかける。まずは風呂を作り、使ってみるということを。
「午後からの予定ですが、レイシール様が書類仕事を済ませてしまいましたしね……。
メバックに行く準備に費やしましょう。
家具は時間が掛かるでしょうから、客間のものは一通りサヤの部屋に運び込みます。
あと、何が必要か、ある程度目星は立てておきます。その上でギルに確認しましょう。
洗濯ですが……サヤ、湯と物干しを運びますので、部屋で洗って干して下さい。私たちがサヤの衣服を触るのは嫌でしょう?
あとは……ここでの生活で、普段と違うものがあればどんどん質問してもらい、練習していただくのが良いでしょうね」
テキパキと指示を出し、食事が終わったサヤに、客間の家具を、全て自室に運べるかと確認する。
サヤは、大きなものはもう無いので、全て自分で運べると思うと言ったので、ハインは無理があれば声をかけてくださいと前置きしつつ、午後のはじめの作業はそれをするようにと言った。
次に、部屋に入れる家具で、必要だと思うものを考えておくようにと伝える。
「では、サヤはそのようにお願いします。
私たちは執務室にいますから、声を掛けて下さい」
「はい」
食器を片付け、ハインは食器を洗うようだ。俺はどうしようかなと思っていたら、「ご相談したいことが多々ありますので、執務室で待機しておいて下さい」と言われた。まだ相談することがあるのか……分かった。待っときます。
執務室に移動して、とりあえずはやることがないので、今後の予定をメモに書き出しておく。
サヤの買い物と、風呂場の仕切りの注文と……メバックに行くならあと何があるかな……ギルに会う、あとマルにも会いたいな……ついでだから、分析の結果とか、途中経過だけでも聞けないかな……。
思い付くことを書きなぐっていたら、ハインがやって来た。
一通りの作業を済ませたようだ。きっちりと扉を閉めて、執務机の前に来る。その上で、何故か小声で話し出した。
「サヤは……男装で過ごしてもらうのが、良いと思うのですが」
はい?
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