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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 21
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ユランは老夫婦の会話にまったく興味がないようです。ただひたすらハンバーガーにぱくついてました。
話をサブオペレーションルームに戻しましょう。隊長は寒川隊員を見て、
「この2人は昔リントブルムの大使館で働いてた夫婦だ。もちろんリントブルム人だ。しゃべってる言語も当然リントブルム語だ」
「え?・・・」
寒川隊員は唖然としてしまいました。隊長は言葉を続けます。
「これは3年前、公安7課がわざわざ元リントブルム大使館の職員を雇って作った映像だ。ユラン岡崎が本当にリントブルム人なのかどうか試したってわけだ。
リントブルム人なら当然リントブルム語を知らないといけないな。けど、ユラン岡崎はリントブルム語にはまったく反応しなかった。少なくとも地球上のリントブルム人じゃないな」
寒川隊員は頭の中でいろいろと考えました。ユランさんは父親は日本人と言ってた。きっとずーっと日本で暮らしてた。それでリントブルム語を知らないんだ? け、けど・・・
隊長の発言が続きます。
「君も知ってると思うが、6年前地球に降下してきたユミル星人の兵隊は、ユミル星人本体ではなく、ユミル星人に占領され、植民地となってた惑星の人々だった。特に多かったのがコイダ星人だ。
コイダ星人は地球人と瓜二つ。しかも白人・黒人・東洋人にそっくりな人種もいた。もし緊急事態が発生し地球に取り残されてしまったら、そのまま地球人に化けて過ごさせるつもりだったんだろう。ま、実際その緊急事態が発生したわけだが。
ただ、コイダ星人は声帯が未発達で、まともに口がきけなかった。そのうえ、文化レベルが今の地球の1万年以上前。これじゃ手先として使えないな。
そこで高レベルの文化を有してる上に、ちゃんと口のきける人種をコマンダーとして入れておく必要があった。
実はユミル星の植民地となってた星に惑星リントブルムがあってな」
寒川隊員はそれを聞いて愕然としました。
「え?・・・」
隊長は1枚の写真を取り出し、
「これはリントブルム星人を写した写真だ」
隊長はその写真をテーブルの上にポンと置きました。その写真には紫の肌の男が写ってました。ただ、肌の色以外は地球人の顔にそっくりです。
「見ての通り肌の色はかなりどぎついが、きれいに脱色したら地球上の白人になるような気がしないか?
ここまで言えばわかるだろ?」
寒川隊員は小さな声で応えました。
「ええ、わかります。自分もテレストリアルガードの人間ですから・・・」
さすがの寒川隊員でもここまで細かく説明されれば、ユラン岡崎の正体を認めざるを得ません。ユラン岡崎の出身地は、地球上のリントブルム国ではなく、惑星リントブルム・・・
ユランさんはこの地球に軍の一員として送り込まれたが、ヴィーヴルが介入したと聞いて軍は一目散に引き上げてしまい、この星に取り残されてしまった。
ユランさんはうまく地球人に化け、この星に定住したが、いつかは正体がバレる可能性があった。自分の口からリンドブルムていう言葉が出てしまうかもしれない・・・
そんなときに地球上にもリンドブルムという国があると知り、これを利用することを考えた・・・
隊長は言葉を再開します。
「実のことを言うと、あとに見せた影像は10日ほど前公安7課から呼出しを受け、見せてもらっていた。そのときユラン岡崎は、惑星リンドブルムからやってきた宇宙人だと説明されていた。
けど、オレはいまいち信用できなかった。後半の映像のユラン岡崎とオレが知ってるユラン岡崎とは、あまりにも違う風貌だったからな」
話をサブオペレーションルームに戻しましょう。隊長は寒川隊員を見て、
「この2人は昔リントブルムの大使館で働いてた夫婦だ。もちろんリントブルム人だ。しゃべってる言語も当然リントブルム語だ」
「え?・・・」
寒川隊員は唖然としてしまいました。隊長は言葉を続けます。
「これは3年前、公安7課がわざわざ元リントブルム大使館の職員を雇って作った映像だ。ユラン岡崎が本当にリントブルム人なのかどうか試したってわけだ。
リントブルム人なら当然リントブルム語を知らないといけないな。けど、ユラン岡崎はリントブルム語にはまったく反応しなかった。少なくとも地球上のリントブルム人じゃないな」
寒川隊員は頭の中でいろいろと考えました。ユランさんは父親は日本人と言ってた。きっとずーっと日本で暮らしてた。それでリントブルム語を知らないんだ? け、けど・・・
隊長の発言が続きます。
「君も知ってると思うが、6年前地球に降下してきたユミル星人の兵隊は、ユミル星人本体ではなく、ユミル星人に占領され、植民地となってた惑星の人々だった。特に多かったのがコイダ星人だ。
コイダ星人は地球人と瓜二つ。しかも白人・黒人・東洋人にそっくりな人種もいた。もし緊急事態が発生し地球に取り残されてしまったら、そのまま地球人に化けて過ごさせるつもりだったんだろう。ま、実際その緊急事態が発生したわけだが。
ただ、コイダ星人は声帯が未発達で、まともに口がきけなかった。そのうえ、文化レベルが今の地球の1万年以上前。これじゃ手先として使えないな。
そこで高レベルの文化を有してる上に、ちゃんと口のきける人種をコマンダーとして入れておく必要があった。
実はユミル星の植民地となってた星に惑星リントブルムがあってな」
寒川隊員はそれを聞いて愕然としました。
「え?・・・」
隊長は1枚の写真を取り出し、
「これはリントブルム星人を写した写真だ」
隊長はその写真をテーブルの上にポンと置きました。その写真には紫の肌の男が写ってました。ただ、肌の色以外は地球人の顔にそっくりです。
「見ての通り肌の色はかなりどぎついが、きれいに脱色したら地球上の白人になるような気がしないか?
ここまで言えばわかるだろ?」
寒川隊員は小さな声で応えました。
「ええ、わかります。自分もテレストリアルガードの人間ですから・・・」
さすがの寒川隊員でもここまで細かく説明されれば、ユラン岡崎の正体を認めざるを得ません。ユラン岡崎の出身地は、地球上のリントブルム国ではなく、惑星リントブルム・・・
ユランさんはこの地球に軍の一員として送り込まれたが、ヴィーヴルが介入したと聞いて軍は一目散に引き上げてしまい、この星に取り残されてしまった。
ユランさんはうまく地球人に化け、この星に定住したが、いつかは正体がバレる可能性があった。自分の口からリンドブルムていう言葉が出てしまうかもしれない・・・
そんなときに地球上にもリンドブルムという国があると知り、これを利用することを考えた・・・
隊長は言葉を再開します。
「実のことを言うと、あとに見せた影像は10日ほど前公安7課から呼出しを受け、見せてもらっていた。そのときユラン岡崎は、惑星リンドブルムからやってきた宇宙人だと説明されていた。
けど、オレはいまいち信用できなかった。後半の映像のユラン岡崎とオレが知ってるユラン岡崎とは、あまりにも違う風貌だったからな」
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