嘆いてもいいでしょうか?

夢ならいいのに。

この現実が夢ならいいのに。

何度も何度もそう思う。

どう足掻けば、この現実から抜け出せるのか。

どう羽ばたけば、この現実から離れられるのか。

どう、、、、





夢じゃない。

私はあの人を失った。

あの人は、もう私の事を愛していない。

あの人は、もう私の元へ戻らない。

夢のような過去を忘れる事がどうしても出来ない。

目を閉じれば、

幸せだったあの時を、

未来を信じていたあの時を、

今もまだ歩き続けているかのように思い出す事ができるのに。




どうして、

どうしてなの、

悲しくて辛くて仕方がない。

ああ、まだ私は貴方を愛している。

でも貴方は、、、



怒りと恨みが混ざった愛を貴方にどうしても伝えたい。

私の辛さと苦しみを貴方とどうしても分かち合いたい。

でももう貴方は私の元から去ってしまった。

伝えられない。伝わらない。

だから、、、

嘆いてもいいでしょうか?




※できるだけ1日1話投稿予定。35話くらいになりそうです。完結まで書き上げれたら纏めて投稿予定。
※誤字脱字多いです。適時修正いたします。

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