想ってもいいでしょうか?

貴方に逢いたくて逢いたくて逢いたくて胸が張り裂けそう。

失ってしまった貴方は、どこへ行ってしまったのだろう。

暗闇の中、涙を流して、ただただ貴方の事を考え続ける。

後悔しているの。

何度も考えるの。

でもどうすればよかったのか、どうしても分からない。

桜が舞い散り、灼熱の太陽に耐え、紅葉が終わっても貴方は帰ってこない。

本当は分かっている。

もう二度と私の元へ貴方は帰ってこない事を。

雪の結晶がキラキラ輝きながら落ちてくる。

頬についた結晶はすぐに溶けて流れ落ちる。

私の涙と一緒に。

まだ、あと少し。

ううん、一生でも、私が朽ち果てるまで。

貴方の事を想ってもいいでしょうか?

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