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番外編
あれあれ?晴人と楓にゃんの様子が....?②
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「か、完成.......?」
「美味しそう!!」
僕と楓にゃんは顔を見合わせてハイタッチをした。
一生懸命、晴人の為にお粥を作っていた楓にゃんの横顔はとても必死で、晴人と楓にゃんはちゃんと恋人なんだなぁなんて思ってしまった。
「じゃあ、持っていきましょうか!!」
お玉でお粥を掬い、器に移す作業をしている楓にゃんに声をかければ、少し緊張した面持ちの楓にゃんがいた。
「緊張しますか?」
少しぎこちない歩き方をする楓にゃんに話しかけた。
「.....私。本当に料理とかしないから。晴人に喜んでもらえるのか分からなくて.......。」
はぁっとため息をつく楓にゃんに僕は声を出した。
「だいじょーぶですよ!!!美味しそう似できてますし!!それに、このお粥に晴人が文句なんて言ったら僕が殴ります!!!!」
ふんすっと鼻息を荒くして、筋肉のない右腕を見せびらかせば、くすっと笑った楓にゃんが居た。
その姿は緊張も解けたみたいで安心した。
「そうね。そうなった時は瑠衣に任せようかな。」
ニコッと笑った楓にゃんに僕も釣られて笑顔になる。
※※
「は、入るよー。」
「え?楓??」
コンコンっとノックして、中に入って行く楓にゃんを見ながら僕は扉の前で待機する事にした。ドアは開けっ放しだけど。
「あ。さっき来たの。」
「そうなんだ。仕事で疲れてんのにごめんな。」
「ううん!大丈夫だよ?.......それよりもお粥!お粥作ったんだけど、、食欲ある?」
楓にゃんが意を決したように晴人に言えば、晴人は目をぱちぱちっと瞬かせた。
「え、楓が作ったの?」
「う、うん。」
「料理できたっけ??」
「ううん。瑠衣に教えてもらった。」
「そうなんだ。.......うん。楓が作ったのなら食べたいかな。」
顔を紅く染めながら答える晴人は、まだ熱が下がっておらず、つらそうに見える。僕が持って来た物には何も手をつけていないのに、楓にゃんが作った物は食べるというのだから、愛は偉大だ。
「こ、これなんだけど。」
お椀晴人の見える位置に持っていけば、へぇっと晴人が呟いた。
「美味しそうじゃん。」
「ほ、ほんと?」
「うん。美味そう。」
「そ、そっかぁ。」
えへへっと嬉しそうにしている楓にゃんの姿は、ただの女の子に見えた。
「ふーふー。はい。あーーん。」
「.......まじ?」
「ほら!早く!」
「.....................あー。」
僕は扉の前でクスクスっと笑った。
変なとこで楓にゃんは強引だなっと面白かった。さて、そろそろ恋人2人で居たいだろうし、邪魔したくないし、帰るか。僕はほんわな雰囲気を醸し出している2人を見て、頬を緩めた後、メモ帳を取り出し、"お邪魔しました。早く治せよ晴人"っと書いて、テーブルに置いた。そしてそのまま僕は自分の家に帰った。
※※
「何も言わずに帰るとかありかよー?」
「んー?ありあり~。って晴人。調子は?どう?」
「おー!快調快調!!」
良かった良かったっとほっとすると同時に少し弄りたくなってしまった。
「そりゃそーだよなぁ。楓にゃんから、あーんして貰ってたもんな~」
僕がニヤニヤとスマホを耳に当てながら、そういえば、おま!なんで知ってんだよ!盗み聞き野郎!っと罵声を浴びせてきた。まぁ、うるさくて即切りしたけど。
これからも2人は末永く爆発してくれ。
「美味しそう!!」
僕と楓にゃんは顔を見合わせてハイタッチをした。
一生懸命、晴人の為にお粥を作っていた楓にゃんの横顔はとても必死で、晴人と楓にゃんはちゃんと恋人なんだなぁなんて思ってしまった。
「じゃあ、持っていきましょうか!!」
お玉でお粥を掬い、器に移す作業をしている楓にゃんに声をかければ、少し緊張した面持ちの楓にゃんがいた。
「緊張しますか?」
少しぎこちない歩き方をする楓にゃんに話しかけた。
「.....私。本当に料理とかしないから。晴人に喜んでもらえるのか分からなくて.......。」
はぁっとため息をつく楓にゃんに僕は声を出した。
「だいじょーぶですよ!!!美味しそう似できてますし!!それに、このお粥に晴人が文句なんて言ったら僕が殴ります!!!!」
ふんすっと鼻息を荒くして、筋肉のない右腕を見せびらかせば、くすっと笑った楓にゃんが居た。
その姿は緊張も解けたみたいで安心した。
「そうね。そうなった時は瑠衣に任せようかな。」
ニコッと笑った楓にゃんに僕も釣られて笑顔になる。
※※
「は、入るよー。」
「え?楓??」
コンコンっとノックして、中に入って行く楓にゃんを見ながら僕は扉の前で待機する事にした。ドアは開けっ放しだけど。
「あ。さっき来たの。」
「そうなんだ。仕事で疲れてんのにごめんな。」
「ううん!大丈夫だよ?.......それよりもお粥!お粥作ったんだけど、、食欲ある?」
楓にゃんが意を決したように晴人に言えば、晴人は目をぱちぱちっと瞬かせた。
「え、楓が作ったの?」
「う、うん。」
「料理できたっけ??」
「ううん。瑠衣に教えてもらった。」
「そうなんだ。.......うん。楓が作ったのなら食べたいかな。」
顔を紅く染めながら答える晴人は、まだ熱が下がっておらず、つらそうに見える。僕が持って来た物には何も手をつけていないのに、楓にゃんが作った物は食べるというのだから、愛は偉大だ。
「こ、これなんだけど。」
お椀晴人の見える位置に持っていけば、へぇっと晴人が呟いた。
「美味しそうじゃん。」
「ほ、ほんと?」
「うん。美味そう。」
「そ、そっかぁ。」
えへへっと嬉しそうにしている楓にゃんの姿は、ただの女の子に見えた。
「ふーふー。はい。あーーん。」
「.......まじ?」
「ほら!早く!」
「.....................あー。」
僕は扉の前でクスクスっと笑った。
変なとこで楓にゃんは強引だなっと面白かった。さて、そろそろ恋人2人で居たいだろうし、邪魔したくないし、帰るか。僕はほんわな雰囲気を醸し出している2人を見て、頬を緩めた後、メモ帳を取り出し、"お邪魔しました。早く治せよ晴人"っと書いて、テーブルに置いた。そしてそのまま僕は自分の家に帰った。
※※
「何も言わずに帰るとかありかよー?」
「んー?ありあり~。って晴人。調子は?どう?」
「おー!快調快調!!」
良かった良かったっとほっとすると同時に少し弄りたくなってしまった。
「そりゃそーだよなぁ。楓にゃんから、あーんして貰ってたもんな~」
僕がニヤニヤとスマホを耳に当てながら、そういえば、おま!なんで知ってんだよ!盗み聞き野郎!っと罵声を浴びせてきた。まぁ、うるさくて即切りしたけど。
これからも2人は末永く爆発してくれ。
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