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転の流星
目覚の微風
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あれが、アウラ様の蒼龍。彼女の本来のお姿……。
アウラの仲間が次々と駆け寄って行く様を、エラルドは遠くから眺めていた。
今は気を失い、仲間に抱きかかえられて眠っているが、先程の彼女の蒼龍を見るに、エラルドの知る、幼きアウラ王女はもういない。
あれほど私の元を離れようとされなかった方が、立派になられましたね。
エラルドがアウラと過ごした時間は、決して長いとはいえない。
それでも彼女の世話役として、後の母として過ごした時間は、エラルドの人生の中でも、かなり濃い物であった。
辛かった事、悲しかった事……時には憎んだりした事もあったが、喜びや慈しみの方が、それらを圧倒的に上回っており、熱い思いがエラルドの頬を濡らした。
「……」
音も無く流れ落ちるそれをそっと拭っていると、不意に人の気配が隣に立った。
アルマクだ。
彼女もエラルド同様、とても温かい眼差しでアウラを見つめていた。
「子の成長を見守るというのは、本当に良いものですね。知らない内に逞しくなっていると驚かされるし、同時に嬉しくなる」
アルマクにとっても、アウラは大切な愛弟子。
関わった月日はエラルドの半数にも及ばないが、アウラに対する想いの強さは、彼女も同じだ。
「そうですね。とても喜ばしい事です。……ですが、それよりも私は、どうしても寂しさの方が先立ってしまうみたいです」
そう言うと、アルマクは少し驚いた顔をし、口元を押さえてクスクスと笑みを見せた。
「意外ですね。部下には手厳しいお前が、まさか子離れ出来ないとは」
「なっ!?からかわないで下さい。私はただ……」
「はいはい。確かに、喜びの反面、寂しさも伴いますよね。しかし、わずか数年しか子育てをしていないお前でも、その境地に立てるなんて……。ルクバットもアリスも幸福者ね。良い母を持ったわ」
「アルマク様……。そうだと、良いんですけれど」
こうやって面と向かって褒められると、とても気恥ずかしい。
照れていると、アルマクは尚も可笑しそうに小さく笑う。
「そばに行っておあげなさい。その方が、あの子もきっと喜ぶわ」
「……はい」
アルマクに背中を押され、エラルドもアウラの元へ駆け寄った。
†
温かいぬくもりが身体を覆っており、時折声がした。
「……、……うら……アウラ様」
その声が、自分を呼んでいると理解した時、ようやくゆっくりと目を開けた。
目の前にいたのはシェアトを始めとする、かけがえのない大切な仲間達。
「良かった。気がついた」
シェアトは笑顔を浮かべながらも、目元の涙をそっと拭う。
「シェアト……。泣いてるの?」
今一状況が理解出来ずに呟くと、すかさずルクバットが満面の笑みを寄せてきた。
「アウラ、助けてくれてありがとう!記憶、ちゃんと取り戻せたんだね。それにアウラの蒼龍、初めて見たけどすごくカッコ良かったよ!」
「……私の、蒼龍?助けたって……」
何の事だかさっぱりだ。
そんなアウラの様子に気付いたようで、皆も怪訝な顔付きになる。
「覚えてないのか?」
「……祠の中で、色んな記憶が戻ってくる際に、母様の風を感じて、それを追ったのは覚えてる。その途中で皆の声が……いや。皆の声を使った、風の囁きが聞こえてきた。何かを聞かれた気がするけど、そこから先はよく覚えていない」
グラフィアスの問いにそう正直に答えると、少しばかりの動揺が広がった。
そこに、少し遠くから眺めていたアルマクが、ゆったりと近付いてきた。
「おそらく、巡礼を同時に行った為に、記憶が混乱してしまっているのでしょう。ですが、その姿を見る限り、自分の生きる道を決めたようですね」
「え……?」
「泉の側へ。その目で、確かめなさい」
よく分からないままアルマクに誘われ、泉の縁近くまで歩いていく。
「……これは」
跪いて泉を覗き込んで見ると、水面に映った少女の顔は、今までのボレアリスでは無かった。
肩甲骨辺りまで伸びている髪は、春の空のように蒼く澄み渡り、以前父王ヴァーユから受けた傷跡は、顔はおろか、首筋や腕にも無く、色白の、綺麗な肌が映っている。
唯一変わっていないのは、今や自身の腕と化している義手のみ。
「戻ってる……?」
それは、火の帝国で処刑される以前の、王女としてのアウラそのものの姿だった。
「どうして?」
「貴女はここへ来るまでの間に、巡礼を行っていましたよね?そこで貴女は、多くの共に問われた筈です。自分が何者であるかを」
「……!確かに、あの声達は、私が何者であるかを聞いてきた。けど、何て答えたかまでは……」
「覚えていなくとも、その姿こそが、貴女が導き出した答えその物なんですよ」
「それは、つまりどういう……」
アルマクが言うことはいつも、言葉遊びをしているように要領を得ず、今も昔も分かり難い。
「真相は貴女にしか分かりません。答えを出したのは、貴女自身なのだから」
「……」
再び、水面に映る自分を見つめる。
記憶を取り戻していくうちに、自身の中で芽生えた疑問に、この姿になることで答えを出した。
この姿が意味する答え……。
「ねえ、アウラ」
不意に、名を呼ばれた。
振り向いた先にいるのは、自分の大切な仲間達。
風の巡礼で、答えを問うてきた、声の主達。
そして、あの時と同じように、最初にグラフィアスが口を開く。
「お前は本物の王女だったみたいだが、そんな事はもう、俺にとってはどうでもいい事実だ。お前を倒し、親父の仇を取るという俺の目的は、何も変わりはしない」
「私も。貴女が何者であっても、私は貴女の友達でいたい。……貴女が、そう望んでいてくれるなら」
「私は、貴女が王女であった事を嬉しく思っていますよ。兄の仮説が正しかったと、おかげで証明されたのですから。ですが、今私が興味があるのはその義手だけです。それ以外は、どちらでも構いません」
「僕自身は、貴女の記憶が戻って何よりです。貴女の蒼龍を確認する事も出来ましたし、おかげで任務を遂行する事が出来ました」
シェアト、ベイド、フォーマルハウトが、自分に対する気持ちを告げる。
そして最後に、ルクバットがもう一度口を開いた。
「アウラ。俺は今まで、アウラがアリスって呼んで欲しいなら、それで良いと思ってた。けど今は、そうは思わない。どんな時でも、アウラって呼んでいたい。だってアウラはあの日、こう叫んだよね?風は不滅だって。そんなアウラが、自分を殺しちゃダメだよ!」
自分の記憶に触れてきた仲間達の声は、あの時とは違い柔らかく、己が導き出した答えに、自信が沸いてくる。
「……ありがとう、皆。大丈夫。もう決めたから」
笑顔で答え、口にする。
自分が何者なのかを。
「私はアウラ。風の王国の王女で、国を取り戻す為、今はバスターボレアリスとして、世界を回ってる」
「……!じゃあ」
「好きに呼んでいいよ。アウラでも、アリスでも。もう逃げないから」
「うん。分かったよ、アウラ!」
「なら私も。これからもアウラ様って呼びますね」
満面の笑みを浮かべるルクバットと、はにかむように笑うシェアト。
そんなシェアトに、アウラは可笑しそうに言う。
「敬語は無しって、最初に言っただろ?友達なんだから」
「アウラ……。そうだね、ごめん」
そう謝る彼女は、いつも見る、シェアトの顔だ。
アウラがうん、と頷くと、隣にいたアルマクがふう、と大きく息を吐いた。
「さて。これで一つ、肩の荷が降りました。記憶も戻ったようですし、ヴァーユ王の脅威もひとまず去りました。皆さん、今日はさぞかしお疲れの事でしょう。王宮に戻って、ゆっくりと休養なさい。大したもてなしは出来ませんが、ここよりは遥かに寛げますから」
アウラの仲間が次々と駆け寄って行く様を、エラルドは遠くから眺めていた。
今は気を失い、仲間に抱きかかえられて眠っているが、先程の彼女の蒼龍を見るに、エラルドの知る、幼きアウラ王女はもういない。
あれほど私の元を離れようとされなかった方が、立派になられましたね。
エラルドがアウラと過ごした時間は、決して長いとはいえない。
それでも彼女の世話役として、後の母として過ごした時間は、エラルドの人生の中でも、かなり濃い物であった。
辛かった事、悲しかった事……時には憎んだりした事もあったが、喜びや慈しみの方が、それらを圧倒的に上回っており、熱い思いがエラルドの頬を濡らした。
「……」
音も無く流れ落ちるそれをそっと拭っていると、不意に人の気配が隣に立った。
アルマクだ。
彼女もエラルド同様、とても温かい眼差しでアウラを見つめていた。
「子の成長を見守るというのは、本当に良いものですね。知らない内に逞しくなっていると驚かされるし、同時に嬉しくなる」
アルマクにとっても、アウラは大切な愛弟子。
関わった月日はエラルドの半数にも及ばないが、アウラに対する想いの強さは、彼女も同じだ。
「そうですね。とても喜ばしい事です。……ですが、それよりも私は、どうしても寂しさの方が先立ってしまうみたいです」
そう言うと、アルマクは少し驚いた顔をし、口元を押さえてクスクスと笑みを見せた。
「意外ですね。部下には手厳しいお前が、まさか子離れ出来ないとは」
「なっ!?からかわないで下さい。私はただ……」
「はいはい。確かに、喜びの反面、寂しさも伴いますよね。しかし、わずか数年しか子育てをしていないお前でも、その境地に立てるなんて……。ルクバットもアリスも幸福者ね。良い母を持ったわ」
「アルマク様……。そうだと、良いんですけれど」
こうやって面と向かって褒められると、とても気恥ずかしい。
照れていると、アルマクは尚も可笑しそうに小さく笑う。
「そばに行っておあげなさい。その方が、あの子もきっと喜ぶわ」
「……はい」
アルマクに背中を押され、エラルドもアウラの元へ駆け寄った。
†
温かいぬくもりが身体を覆っており、時折声がした。
「……、……うら……アウラ様」
その声が、自分を呼んでいると理解した時、ようやくゆっくりと目を開けた。
目の前にいたのはシェアトを始めとする、かけがえのない大切な仲間達。
「良かった。気がついた」
シェアトは笑顔を浮かべながらも、目元の涙をそっと拭う。
「シェアト……。泣いてるの?」
今一状況が理解出来ずに呟くと、すかさずルクバットが満面の笑みを寄せてきた。
「アウラ、助けてくれてありがとう!記憶、ちゃんと取り戻せたんだね。それにアウラの蒼龍、初めて見たけどすごくカッコ良かったよ!」
「……私の、蒼龍?助けたって……」
何の事だかさっぱりだ。
そんなアウラの様子に気付いたようで、皆も怪訝な顔付きになる。
「覚えてないのか?」
「……祠の中で、色んな記憶が戻ってくる際に、母様の風を感じて、それを追ったのは覚えてる。その途中で皆の声が……いや。皆の声を使った、風の囁きが聞こえてきた。何かを聞かれた気がするけど、そこから先はよく覚えていない」
グラフィアスの問いにそう正直に答えると、少しばかりの動揺が広がった。
そこに、少し遠くから眺めていたアルマクが、ゆったりと近付いてきた。
「おそらく、巡礼を同時に行った為に、記憶が混乱してしまっているのでしょう。ですが、その姿を見る限り、自分の生きる道を決めたようですね」
「え……?」
「泉の側へ。その目で、確かめなさい」
よく分からないままアルマクに誘われ、泉の縁近くまで歩いていく。
「……これは」
跪いて泉を覗き込んで見ると、水面に映った少女の顔は、今までのボレアリスでは無かった。
肩甲骨辺りまで伸びている髪は、春の空のように蒼く澄み渡り、以前父王ヴァーユから受けた傷跡は、顔はおろか、首筋や腕にも無く、色白の、綺麗な肌が映っている。
唯一変わっていないのは、今や自身の腕と化している義手のみ。
「戻ってる……?」
それは、火の帝国で処刑される以前の、王女としてのアウラそのものの姿だった。
「どうして?」
「貴女はここへ来るまでの間に、巡礼を行っていましたよね?そこで貴女は、多くの共に問われた筈です。自分が何者であるかを」
「……!確かに、あの声達は、私が何者であるかを聞いてきた。けど、何て答えたかまでは……」
「覚えていなくとも、その姿こそが、貴女が導き出した答えその物なんですよ」
「それは、つまりどういう……」
アルマクが言うことはいつも、言葉遊びをしているように要領を得ず、今も昔も分かり難い。
「真相は貴女にしか分かりません。答えを出したのは、貴女自身なのだから」
「……」
再び、水面に映る自分を見つめる。
記憶を取り戻していくうちに、自身の中で芽生えた疑問に、この姿になることで答えを出した。
この姿が意味する答え……。
「ねえ、アウラ」
不意に、名を呼ばれた。
振り向いた先にいるのは、自分の大切な仲間達。
風の巡礼で、答えを問うてきた、声の主達。
そして、あの時と同じように、最初にグラフィアスが口を開く。
「お前は本物の王女だったみたいだが、そんな事はもう、俺にとってはどうでもいい事実だ。お前を倒し、親父の仇を取るという俺の目的は、何も変わりはしない」
「私も。貴女が何者であっても、私は貴女の友達でいたい。……貴女が、そう望んでいてくれるなら」
「私は、貴女が王女であった事を嬉しく思っていますよ。兄の仮説が正しかったと、おかげで証明されたのですから。ですが、今私が興味があるのはその義手だけです。それ以外は、どちらでも構いません」
「僕自身は、貴女の記憶が戻って何よりです。貴女の蒼龍を確認する事も出来ましたし、おかげで任務を遂行する事が出来ました」
シェアト、ベイド、フォーマルハウトが、自分に対する気持ちを告げる。
そして最後に、ルクバットがもう一度口を開いた。
「アウラ。俺は今まで、アウラがアリスって呼んで欲しいなら、それで良いと思ってた。けど今は、そうは思わない。どんな時でも、アウラって呼んでいたい。だってアウラはあの日、こう叫んだよね?風は不滅だって。そんなアウラが、自分を殺しちゃダメだよ!」
自分の記憶に触れてきた仲間達の声は、あの時とは違い柔らかく、己が導き出した答えに、自信が沸いてくる。
「……ありがとう、皆。大丈夫。もう決めたから」
笑顔で答え、口にする。
自分が何者なのかを。
「私はアウラ。風の王国の王女で、国を取り戻す為、今はバスターボレアリスとして、世界を回ってる」
「……!じゃあ」
「好きに呼んでいいよ。アウラでも、アリスでも。もう逃げないから」
「うん。分かったよ、アウラ!」
「なら私も。これからもアウラ様って呼びますね」
満面の笑みを浮かべるルクバットと、はにかむように笑うシェアト。
そんなシェアトに、アウラは可笑しそうに言う。
「敬語は無しって、最初に言っただろ?友達なんだから」
「アウラ……。そうだね、ごめん」
そう謝る彼女は、いつも見る、シェアトの顔だ。
アウラがうん、と頷くと、隣にいたアルマクがふう、と大きく息を吐いた。
「さて。これで一つ、肩の荷が降りました。記憶も戻ったようですし、ヴァーユ王の脅威もひとまず去りました。皆さん、今日はさぞかしお疲れの事でしょう。王宮に戻って、ゆっくりと休養なさい。大したもてなしは出来ませんが、ここよりは遥かに寛げますから」
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